お支度ボードの作り方!おしゃれなアイデア集&100均グッズをチェック
子どもと一緒の朝は、なかなか思うようにいかないことも多く、バタバタとあわただしい毎日を過ごしているママも多いでしょう。 3歳も過ぎると、徐々に自分の身支度を自分でできるように練習もさせないといけません。 そんな時に一目で今何をすればいいのかがわかるお支度ボードは、小さな子どもでも楽しく身支度を整えることができると話題になっています。 ここでは、お仕度ボードのつくり方や、使うと便利な100均グッズを紹介していきます。
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「お支度ボード」とは?
お支度ボードとは、3歳から小学生くらいの子供に合わせて、朝の登園・登校前の身支度が一目でわかるようにサポートしてくれるボードです。
時計の見方がわからない子や、何から始めればいいのか戸惑ってしま子も、これさえあれば何をして何ができていないのかがすぐにわかるようになります。
ボードにはするべき身支度の項目が書いてあり、マグネットを裏返したり、場所を移動させて完了を確認していくんだとか。
中にはマスキングテープを使った方法もあります。
ぐずぐずしていつも時間ギリギリになってしまう子にこそ、お支度ボードで視覚化し、てきぱきと朝の用意を完了させてしまいましょう。
お支度ボードを作るメリット
では、お支度ボードを作るメリットにはどんなものがあるでしょうか?
- 一目で何をすればいいかわかる
- ママがイライラしなくて済む
- 子どもも楽しみながら朝の支度ができる
次に、お支度ボードを作るメリットを詳しく見ていきましょう。
①一目で何をすればいいかわかる
多くの作業を並行しながら行ったり、途中で中断してしまったりすると、子どもは何をしていたのかわからなくなってしまいます。
また、どこまで作業をしていたのかわからなくなってしまって、手中力をなくしてしまうこともあるでしょう。
お支度ボードがあれば、一つ一つを丁寧にこなすことができるうえ、きちんと何が終わって何が終わっていないのかを一目で確認していくこともできます。
今何をすればいいのかがわかれば、子どもも自分で動きやすくなり、朝の準備もスムーズになるはず。
②ママがイライラしなくて済む
登園までの時間が迫っているのに、子どもが一向に言うことを聞いてくれなかったり、いつまでもだらだらと過ごしていると、ママにイライラは募るばかりです。
どうしてこんなに言うことを聞いてくれないのかと、頭を抱えたくなってしまうかもしれません。
お支度ボードはそんな悩みを一発で解消してくれる素敵なアイテム。
ママがどれだけ注意しても動かなかった子も、不思議と進んで支度をこなしていくようになります。
③子どもも楽しみながら朝の支度ができる
マグネットをひっくり返したり、隣の場所に移動したりとお支度ボードにはギミックがたくさんあります。
中にはマグネットを裏返すとメッセージが現れるものや、完了した、マグネットをカバンのイラストの中に入れていく工夫がされているものも。
一つ一つクリアするたびに、それが明確になるため、子どもも達成感を味わうことができるはず。
すると、自信もつき、楽しく朝の支度を続けることができるのです。
【基本】お支度ボードの作り方
用意するもの
①ホワイトボード
100円均一で簡単に手に入れることができるホワイトボードを使って、ベースを作っていきます。
簡単に書いたり消したりができるので、項目をすぐに追加することもできるはず。
外枠が真っ白のものだけでなく、木枠になっているものなど種類は様々。
後からマスキングテープを使ってお支度ボードをデコレーションもすることができます。
②カットマグネット
好きな形にカットすれば、すぐにマグネットシートとして使うことができます。
こちらも100円均一ですぐに手に入れることができるようです。
上から油性ペンで項目を書き足していくだけなので、手間もかけずにどんどん新しい項目を作れるはず。
両面貼り付けることもできるので、裏表に書いて使用することもできます。
③油性ペン
毎日決まった項目があるのであれば、消えないように油性ペンを使って書いていきましょう。
水性ペンを使ってしまっては、何度か使ううちにすぐににじんでしまったり、こすれて汚くなってしまいます。
毎日欠かさず使うものだからこそ、項目が変わらないのであれば、油性でしっかりと書き足してください。
作り方の手順
①票を作る
まずはホワイトボードに、朝の支度で必要なものを書いていきましょう。
やる順番がわかりやすいように、並べていくのがおすすめ。
また、隣の位置に、でき終わったらチェックできるスペースもお支度ボードに合わせて作っておきましょう。
②カットマグネットで項目づくり
カットマグネットを表に合わせてカットします。
トイレ、顔を洗う、着替え、朝食、など朝の支度に必要なものを切り終えたカットマグネットに油性ペンで書いていきましょう。
まだ文字が読めない子ども用には、イラストやシールを使ってわかりやすくなるように工夫をしてください。
一目で楽しくなるように、色を付けてあげてもいいかも。
③できたよシールを作る
カットマグネットを再びカットして、今度は朝の支度を終えた後に春「できたよシール」を作っていきます。
テンションが高まるように、お気に入りのキャラクターを書いてあげたり、花丸をかいてあげましょう。
色違いのマグネットに文字を書き込んでそのまま使用するのもらくちんでおすすめ。
子どもたちが自ら進んで「もっと貼りたい」と思えるような楽しいシールを目指してください。
④ボードの飾りつけ
ボードはそのままでも十分使うことができますが、毎朝楽しんで使ってもらえるようにカラフルにかわいく飾りつけしていきましょう。
マスキングテープを使えば、汚れることなくあっという間にかわいくリメイクが可能です。
ほかにも、子どものお気に入りのキャラクターのシールを張り付けたりしても喜ばれます。
おしゃれなお支度ボードのアイデア集
では、おしゃれなお支度ボードのアイデア集にはどんなものがあるのでしょうか?
①モノトーンがおしゃれなブラックボード
お部屋の雰囲気を変えたくないという方は、ブラックボードをベースに作ってみるのもおすすめ。
モノトーンでシックな雰囲気があるので、ごちゃごちゃしないでインテリアの邪魔にもなりません。
大きめのブラックボードなら、今日やることだけでなく、お手伝い表やこれからの予定も合わせて視覚化できます。
コロンとした丸いマグネットもとても素敵。
②支度ができたら文字が浮かび上がる
朝の支度がわかりやすくイラストで描かれているお支度ボードの下には、完成すると一文字貼り付けられる仕組みになっています。
すべての支度が完成すれば、朝は「いってきまーす」の文字が完了するみたい。
さらに夜の支度を完成させれば「おやすみなさい」の文字が完成します。
楽しい仕掛けが、子どもをさらにやる気にさせるはず。
③完了した項目を横にスライドする
朝の支度で必要な項目を、あらかじめお支度ボードに乗せて置き、完了すれば横にずらしていく方法です。
一目で今から何をすればいいのかがわかるうえ、小さな子供でも簡単に完了のチェックをすることができるでしょう。
帰宅後や寝る前に必要な項目も別のボードに準備しておけば、子どものタイミングに合わせて、すぐにボードが活躍してくれるでしょう。
④時計を見ながら考える
朝やらなくてはいけないことをイラストかしてわかりやすくしているお支度ボードです。
イラストの横には時計の絵も添えてあり、まだ時計が読めない子どももいい勉強になるはず。
イラストは、ひっくり返したり、洋服を着せたりして遊びながら官僚のチェックをしていくことができます。
⑤マグネットをひっくり返す
マグネットの両面にイラストが描いており、項目を完了出来たらぺらっとひっくり返してチェックします。
子どもは裏面にどんなことが書いてあるのかわくわくしながらチャレンジできるでしょう。
たまには、ご褒美の一言を添えてあげれば子どもはさらにやる気を出してくれるはず。
⑥持ち物の入れ忘れを防ぐ
お支度ボードは、その時にやらなくてはいけないことだけをチェックするものではありません。
当日の忘れ物を防ぐために活用するのもおすすめ。
必要な持ち物をイラストにして視覚化してあげれば、それを見ながらカバンに詰めていくことができるはず。
⑦項目の上にマグネットを重ねる
お支度ボードもより楽しんでもらうために、1枚のイラストのように季節感たっぷりに仕上げています。
入園直後であれば、春らしいサクラのイラストがピッタリ。
そこにいくつか項目を描き、同じイラストのマグネットも用意します。
準備が終われば同じイラストに重ねてマグネットを張り付けていくので、すべてが完成すれば、素敵な絵が出来上がります。
⑧どこに何を入れるかもわかりやすく
カバンごとに入れるものが違うと、子どもは混乱してしまうこともあります。
カバンのイラストにテグスをつけて、入れるべき持ち物をぶら下げていきましょう。
何をどこに入れればいいのかがわかりやすく、実際にカバンに入れるのと同じように、マグネットも貼り付けられます。
⑨フックにひっかけ使う
ブラックボードやコルクボードにフックを挿しておきます。
項目を書いたシートをラミネートして、パンチングしておきましょう。
穴をフックに通せば、それだけで何をすればいいのかがわかるようになります。
終わった項目は裏返していけば、チェックすることも簡単。
⑨マスキングテープに直接書き込む
ホワイトボードにマスキングテープを貼って、その上に直接やらなくてはいけないことを書き込んでいく方法もあります。
いちいちカッティングシートを購入するのが面倒なら、それでも十分わかりやすいお支度ボードを作ることができるはず。
貼って剥がすこともできるので、いらない項目はすぐに新しいものに取り換えることができます。
上からマグネットを貼って、完了チェックをしていきます。
100均で買えるお支度ボードグッズ
では、100均で買えるお支度ボードグッズにはどんなものがあるのでしょうか?
①ブラックボード
お支度ボードにカフェ風の雰囲気を出したいのであれば、ブラックボードを使ったアレンジがおすすめ。
白のペンを使えば簡単に手書き風の項目も作っていくことができます。
ナチュラルで温かみのあるボードに仕上がるので、子どもも抵抗なくチャレンジできるでしょう。
②フック
100円均一に売っているフックをうまく使ったお支度ボードのつくり方です。
フックにキーリングをひっかけ、項目が見えるようにしています。
完了したら裏返してチェックするだけ。
コルクボードに画鋲でさせるタイプのフックも活用できますよ。
自分のアレンジ次第で様々なお支度ボードが作れるのでチャレンジしてみましょう。
③マグネット
最近では100円均一でもかわいいマグネットがたくさん販売されています。
子どもが喜びそうなかわいらしいものを用意して、そのまま活用してもいいかも。
無地のものを選んで、一言添えて使うのも喜ばれます。
④クリップ
マグネットを使わなくても、うまくお支度ボードの項目を作っていく方法はあります。
イラストやシールをクリップで挟めば、ボードに使う項目が完成するのです。
クリップは輪がついているものを選べば、そのままフックに通して使うことができるはず。
かわいらしいカラーや柄物でさらい気分を上げていきましょう。
⑤マスキングテープ
絵を描いたり、色を塗ったりするのが苦手という方でも、マスキングテープがあればすぐにかわいらしくデコレーションしていくことができます。
単色のものや柄物を組み合わせて、自分だけのお支度ボードを作りましょう。
また、マスキングテープは上から文字もかけるので、そのまま項目をかいて使っていくこともできるでしょう。
一度貼ってもまた剥がして使うことができるのもうれしいです。
お支度ボードを活用するときの注意点
では、お支度ボードを活用するときの注意点にはどんなものがあるのでしょうか?
- 最初は一緒に確認しながら行う
- 子どもの目につきやすい場所に置く
- 欲張って項目を増やさない
- 子どもがやる気を出し過ぎる場合もある
- たまに補強が必要
次に、お支度ボードを活用するときの注意点を詳しく見ていきましょう。
①最初は一緒に確認しながら行う
お支度ボードは確かに、子どもの朝の身支度をスムーズにしてくれる優れものですが、最初からすべてボードに任せてしまうのはよくありません。
年齢が小さければ小さいほど、ボードを見てもどのように使うのかわからなくなってしまうでしょう。
まずは、一緒にママと楽しみながら使ってみましょう。
楽しさがわかれば、子どもは自然と進んで行うようになるはず。
最初は出来なくても怒ったり、責めたりせずに、余裕をもって行いましょう。
②子どもの目につきやすい場所に置く
ママだけがお支度ボードを確認していても意味がありません。
一緒にいつでも確認できる場所に設置することで、子どもにも自覚が生まれるはず。
特に朝は今から何をしなくてはいけないのかを分かってほしい時。
リビングなどすぐに目に入る位置に置き、いつでも触れるように子どもの目線に合わせておきましょう。
③欲張って項目を増やさない
朝の支度をすべて自分一人でやってくれればいいなぁと思うかもしれません。
しかし、最初から欲張ってあれもこれもと項目に書き加えてしまっては、子どもがやる気を失ってしまいます。
最初は最低限の項目だけで十分。
様子を見て、楽しそうに行えているのであれば、少しずつ増やしていきましょう。
④子どもがやる気を出し過ぎる場合もある
どれだけ急いでいても、お支度ボードを使う以上、子どもはすべて自分でやりたいものです。
今回はやらなくていい、ということは通用しなくなってしまうかもしれません。
いつもいつも中断されていては、当然やる気はなくなってしまうはず。
子どものやる気を尊重するのであれば、ぎりぎりになるのを防ぎ、余裕を持って行動しましょう。
⑤たまに補強が必要
子どもが毎日使うものだからこそ、徐々に劣化してしまうこともあります。
特に紙タイプのボードは、端から弱っていきます。
そのまま使っていくと見た目も悪くなり、子どもも雑に扱うようになるかも。
早めに補強してください。
お支度ボードを上手に使って朝の時間を有効利用しよう
朝はなかなか子どもが言うことを聞いてくれなくてイライラが募る時間でもあります。
毎朝起こり過ぎてしまい、反省することも多いかもしれません。
そんな悩める日々も、お支度ボードを導入するだけでスムーズに支度を終えることができるんだとか。
今までどんなにママが言っても動かなかった子どもも、遊びながら進んで準備し始めるようです。
作り方も、100円均一で購入できるものだけで簡単に作ることができます。
是非、子どもとの朝を楽しく過ごすためにも、お支度ボードを作っていきましょう。
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