理解力がない人の特徴11個!理解力をUPする方法&考える力を鍛える本
理解力がない人は、周りにいる人に対して「イライラさせているんじゃないか」と悩んでいるかもしれませんが、その原因には大人の発達障害という病気の可能性も否定できません。 そこで、理解力がない人の特徴や原因を探っていきましょう。 理解力を高めるために効果的な方法をご紹介します。
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そもそも「理解力」とは?
理解力とは物事の意味や重要性を理解する能力、あるいは結果的に取得した知識のことを言います。
例えば英語の文章を読んでいく場合には、英語の言語をわかっていることが大前提ですよね。
さらに一つ一つの文章の意味・文章全体の構造や流れ・登場人物の微妙な心理の変化などを把握する必要があります。
つまり理解力とは、基礎となる知識や経験の積み重ねによって物事の本質を知る力と考えられるでしょう。
理解力がない人の特徴【性格編】
では、理解力がない人はどのような性格をしているのでしょうか?
以下の性格6つをご紹介します。
- 自己中心的
- 深く考えるのが苦手
- プライドが高い
- 一人でいるのが楽
- 傲慢
- 視野が狭い
性格①:自己中心的
理解力がない人によく見られるのは自己中心的なタイプです。
「自分が犠牲になって誰かのために何かをしよう」という意識が薄く、「周りが自分のために動くのが当たり前」と思っている部分が強いため、人が話をしていても耳を傾けようとしません。
相手を困らせるためにわざと聞かないようにするわけではなく、「自分がわかるように説明してくれるのが普通のこと」と思っているのです。
そのため、わざわざ自分が努力をして「相手の話を理解しよう」という気持ちにはならないのでしょう。
性格②:深く考えるのが苦手
理解力がない人は深く考えることを苦手としています。
簡単に言うと教養がないので物事に対する考え方が浅く、これから問題が起こるかもしれない先のことを想像するという概念がありません。
教養とは人間性を豊かにすると共に、社会で生きていく上で役立つ幅広く深い知識のこと。
社会人としての情報や知識が著しく不足した状態なので、表面的な部分をサラッと読み取るだけで精一杯なのです。
性格③:プライドが高い
理解力がない人にはプライドの高さも見られます。
知識が不足しているため文章を読んだり人の話を聞いたりしてもあいまいなことがたくさんあるのですが、「今さら聞くのはみっともない」「これくらいのことも知らない自分を認めたくない」という強い思いがあるのでしょう。
理解しようとチャレンジした場合、万が一できなかったらプライドが傷ついて立ち直れなくなるため、最初から理解しないと決めるのです。
性格④:一人でいるのが楽
理解力がない人は一人でいるのが楽と思っている傾向があります。
自己中心的な性格なので、基本的に他人に対しては興味がありません。
興味がない人とは一緒にいること自体面倒なので、極力人付き合いを避けたいのです。
そのため人が話し始めると「早くこの場から去りたい」という思いばかりがどんどん強くなり、話の内容が全く耳に入って来ない場合もあります。
性格⑤:傲慢
理解力がない人には傲慢なところがあります。
何の根拠もなく「自分の考えこそが正しい」「自分と違う意見は間違っている」と思い込んでいて、誰から何と言われようと自分のミスは頑なに認めようとはしません。
その結果、肝心なところを全く把握していないにも関わらず「自分はわかってる」と信じて疑わないのです。
傲慢な人は、「もう既に把握済みなのだからこれ以上話を聞く必要はない」と考えているのでしょう。
性格⑥:視野が狭い
理解力がない人は視野が狭いということもあります。
興味関心があるのは自分に関係があって、ごく身近で起こっている事柄だけ。
それ以外の話をされても受け入れようとは思えないため、教養が備わっていない状態で小さな世界に閉じこもった人生を送り続けていくのです。
理解力がない人の特徴【言動編】
では、理解力がない人はどのような言動をするのでしょうか?
以下の言動5つをご紹介します。
- 人の話を聞いているふりをする
- 落ち着きがない
- 思い込みが激しい
- わからないまま先へ進む
- ミスが多い
言動①:人の話を聞いているふりをする
理解力がない人は人の話を聞いてるふりをすることがよくあります。
理由は「人付き合いが面倒だから早くこの場を去りたい」「話の意味がよくわからないから教えてと言ったら自分の評価が下がるかもしれない」といったもの。
話は聞きませんが、相手には「ちゃんと聞いてくれてるね」と思われたいので「はい」「私もそう思います」などと反応するのです。
その様子は端から見ると、真剣に話を聞いて理解しているような好感が持てる反応なので、聞いてるふりをしている事実に気付く人はほとんどいません。
言動②:落ち着きがない
理解力がない人には落ち着きのなさが目立ちます。
「話の要点さえわかればいい」と思っているので、それ以外の情報は聞く必要がないと決めて途中で話を終わらせようとするのです。
あるいは「自分が興味のあるジャンルだけに集中したい」と考えるタイプなので、興味を引かれない話のときは頭の中で全く別な想像をして何かを気にしていたり、他の作業をしながらとりあえず耳だけ相手に向ける場合もあります。
言動③:思い込みが激しい
理解力がない人には思い込みが激しいところがあります。
固定観念や自分自身の経験・知識に囚われてしまっているため、まだ話の途中なのに「きっとこういう話に違いない」と勝手に解釈し、結論づけるのです。
その結果、本人なりの解釈がどんどん進んで事実とは異なる受け取り方をすることになります。
言動④:わからないまま先へ進む
理解力がない人の多くには、わからないことを放置して先へ進む癖があります。
「このくらいわからなくても何とかなるはず」と物事を安易に捉えすぎていて、放置したことによって失敗する恐れもあるという発想がないよう。
もしくは相手との関係を上手く築けておらず、「聞き返したら怒られそう」と不安を抱えている場合もあるのです。
そのためわかろうとする努力を諦め、あたかも「自分は理解していますよ」という態度で作業を続行してしまいます。
言動⑤:ミスが多い
理解力がない人は、伝えられた情報の中にあやふやな部分があったとしても放置しますから、当然ミスも多くなります。
そしてそのミスの大半は作業がある程度進んでから発覚するので、周りの人を大きく巻き込む重大な問題になったり、全員が振り出しに戻って最初からやり直しせざるを得ない状況になったりするのです。
理解力がない原因
では、なぜ理解力がないのでしょうか?
以下の原因5つをご紹介します。
- 理解する必要性がわからない
- 心に余裕がない
- 知識や情報の不足
- 柔軟に対応できない
- 発達障害
原因①:理解する必要性がわからない
根本的に理解する必要性をわかっていないと、「なぜ自分が把握しなければいけないの?」「自分には関係のないことだから理解しなくていいよね」と思ってしまいます。
最初から理解しようとする意識自体が欠落しているため、本人は「私は理解力がないんだ」と自覚できません。
原因②:心に余裕がない
理解力がないのは心に余裕がないためでもあるしょう。
大きな悩みや不安を抱えていたり、心を深く傷つけられてショックを受けていたり。
他には急ぎの仕事に追われているというケースも考えられます。
この場合、本人の中の問題が取り除かれれば理解できるようになるはずです。
原因③:知識や情報の不足
理解力がないのは、知識や情報が不足しているためでもあります。
経験値が浅く、目の前の課題を正しく読み取るのに必要な材料が揃っていないのです。
でも本人は材料が不足しているとは思っていないので、「私には理解力がないのかな」と疑問を持つことさえありません。
原因④:柔軟に対応できない
理解力がないのは、柔軟に対応できないためでもあります。
人の話を理解しようとする気持ちはあるのですが、教わった情報をかみ砕いて吸収できないため一つの知識を最初に教わった方法でしか使えません。
そのため次に同じような課題が出てきたとしても、前に教わったことを応用して活用できないのです。
原因⑤:発達障害
理解力がない原因としては、発達障害という病気も考えられます。
発達障害は子どもだけの病気ではないため、「社会生活が生きづらい」と感じているなら大人の発達障害かもしれません。
大人の発達障害には様々な症状があります。
例えば仕事に集中できない・ケアレスミスが多い・詳しく説明してもらわないと行動に移せないなど。
しかし、知的レベルに問題がない場合は周囲が「この人は病気なんだ」気づくことが非常に困難なので「ただ理解力がないだけ」といとも簡単に評価されてしまうのです。
理解力が高い人の特徴
では、どのような人が高い理解力を持っているのでしょうか?
以下の特徴5つをご紹介します。
- 情報処理能力が高い
- わかりやすい表現への置き換えが可能
- 決断・実行が速くて正確
- 洞察力が鋭い
- 知識・経験が豊か
特徴①:情報処理能力が高い
理解力が高い人は 情報処理能力も高いと考えられます。
情報処理能力とは一定時間内に様々な情報をインプットして必要な部分だけを選び、自身の中で処理を加えて記憶したり必要なときに的確に取り出す能力のこと。
情報処理能力が高い人はこの一連のサイクルをスピーディーに実行できるため、理解力がない人とは逆にわずかな情報を聞くだけでも相手の言いたいことを瞬時に読み取れるのです。
特徴②:わかりやすい表現への置き換えが可能
理解力が高い人は、難しい言葉や専門用語に対してわかりやすい表現への置き換えが可能です。
知らないワードが出てくると、自らが吸収できるところまで意味を掘り下げて調べるため言語の本質や仕組みがわかるようになります。
一方理解力がない人は、ワードそのものを表面的にしか捉えることができません。
言わば丸暗記状態なので説明を求められても答えられませんし、時間が経つと記憶から抜けていくのです。
特徴③:決断・実行が速くて正確
理解力が高い人は物事の決断・実行が速くて正確です。
やるべき課題が山積みになっていたりトラブルが起きたりしても、持ち前の情報処理能力を使って物事の優先順位を決め、効率良く作業を進めることができます。
でも理解力がない人は「何をどうやって処理したらいいの?」と戸惑うばかりで、前に進むことができません。
特徴④:洞察力が鋭い
理解力が高い人には鋭い洞察力が備わっています。
洞察力とは目に見えるものを手掛かりに、その裏にある目に見えないものを推測する力のこと。
物事を深く考える習慣が身についているため、事実に隠れた背景や奥行きといった本質を見抜いてしまいます。
一方理解力がない人は視野が限られていて、物事の正面しか目に入りませんから「その裏には何があるのだろう」という発想自体生まれないのです。
特徴⑤:知識・経験が豊か
理解力が高い人は知識・経験が豊かです。
物事の本質を見抜く力に長けているため、重要な情報があると知識としてどんどん取り込みます。
また決断して実行するまでのスピードが速いので、一定期間で他の人よりも多くの経験を積むことになります。
そして理解力がない人はというと、本質を見抜けないので決断するにも実行するにも時間を要し、知識・経験が乏しい状態になってしまうのです。
「理解力のない人」は卒業!理解力をUPする方法
では、理解力がない自分を卒業して理解力をUPするためにはどうしたらいいのでしょうか?
以下の方法7つをご紹介します。
- 教養を身につける
- 言葉を聴くことに慣れる
- わからないことはその場で聞く
- 要点をまとめてみる
- 理解したつもりのことを紙に書き出す
- 自分の意見を加える
- 読書を習慣にする
方法①:教養を身につける
理解力がない自分を卒業するために欠かせないのは、教養を身につけることです。
ただ机に向かっているだけでは教養を身につかないので、実際に体験をして様々な経験値を積むことが大切。
例えば美術館や博物館で美術鑑賞、劇場で観劇、あるいはオーケストラの生演奏を鑑賞などによって新たな発見や面白さに気付かされるでしょう。
またどの学問においても必ず歴史がありますから、「歴史をたどろう」という意識を持って国内外の名所や旧跡を中心に旅してみるのもいいですね。
自らの足で回ってその土地の歴史を知ることほど、知識として吸収されることはないのです。
方法②:言葉を聴くことに慣れる
理解力がない人を卒業するなら、ただ何となく聞くのではなく注意して意識的に耳を傾けながら聴くことが大切です。
日常的に見ているテレビ・映画・動画であっても、言葉を聴くことに慣れることで人の話に集中するという能力が高まります。
また多くの年長者と会話して話を聴く機会を作るようにすると、同世代の人との付き合いでは得られない豊かな教養が増えていくでしょう。
方法③:わからないことはその場で聞く
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥ということわざ通り、「わからないから教えてください」と聞くのは恥ずかしいかもしれませんが、そのときに聞かないと聞くタイミングを失い、いつになっても理解力がない自分から卒業できません。
一瞬の恥だけで済むなら、わからないことはその場で素直に聞いた方が理解力を高める一番の近道と言えるでしょう。
方法④:要点をまとめてみる
要点をまとめる練習は理解力UPに有効です。
要点をまとめるポイントは、話し手が本当に言いたいことを見極めること。
文章の場合、話し手が言いたいことはその文章の一部分であり、大半は例え話をしたりわかりやすく言い換えたりしているとされています。
要点を見極めるときは、すなわち・つまりなどの接続詞以降の文章や、まだ多くの人が知らないであろう新しい情報を捉えることがコツ。
理解力がないなら、色々なジャンルの文章を読んだり講話を聞いたりして要約する経験を積んでいきましょう。
方法⑤:理解したつもりのことを紙に書き出す
理解力がない人は頭の中だけで考えようとするため、「本当はわかっていないのにわかったつもり」という思考に陥りやすくなります。
そこで、会話の内容や教わった情報など理解したつもりの情報を一つずつ紙に書き出してみて。
現代社会はパソコンやスマホといった作業効率の良い漢字変換機能を使うことが当たり前になっているので、手書きで何かを記す作業は文字や文章に対する意識を高めてくれるのです。
そして「やっぱりわかってなかった」「あやふやだ」と思ったことは調べる癖をつけると、理解力UPが期待できるでしょう。
方法⑥:自分の意見を加える
何か一つのことを学んだら、自分はそれに対して「どう考えるのか」と自身の意見を加えてみましょう。
理解力がない人でも記憶に一層深く刻みこまれるようになるため、応用力が鍛えられて理解力UPに繋がるはずです。
方法⑦:読書を習慣にする
読書をしているときは「理論的に本の内容を解釈しよう」とする意識が自然に働くため、感情や感覚だけで「何となくそういう感じ」などとあいまいな思考に陥りにくくなります。
そして今まで知らなかった発想に触れることができて知識の幅が広がるのと同時に、自らが思い浮かべている抽象的な情報を言葉にして伝えられるだけの豊かな表現力が身につくのです。
理解力がない人でも読書を習慣にすることで読解力が向上し、理解力UPに着実に近づいて行けるでしょう。
理解力を高めたい!理解力がない人におすすめの本
では、理解力がない人はどのような本を読むと理解力を高められるのでしょうか?
以下の本5冊をご紹介します。
本①:考える・理解する・伝える力が身につく 日本語ロジカルトレーニング
論理的思考力を高めるために、練習問題によって様々なトレーニングを行います。
論理的思考力(ロジカルシンキング)とは物事を整理・分析し、筋道を立てて考える能力のこと。
理解力がない人の中でも論理的思考力が弱い人は「こういう風に考えればいいんだ」と気付けるようになるため、理解力アップが期待できるのです。
本②:脳を鍛える。心が潤う。楽しい!実践「朗読」法
朗読のスキルを学ぶことで理解力を鍛えます。
朗読は人に読んで聞かせることを目的としているので脳や心が刺激され、黙読だけでは解釈できなかった風景や空間を読み取れるようになるのです。
心と言葉を声に乗せるという作業を繰り返すうちに作品の世界観が広がるようになり、理解力アップに繋がるでしょう。
本③:論理的思考力が6時間で身につく本
論理的思考を、とにかくわかりやすく楽しく読めるように絵図をたくさん使いながら解説しています。
物事を単に暗記するのではなく、十分に理解してから自分なりの表現に置き換え、わかりやすく伝えるためのコツを知ることができるのです。
読み終える頃には、理解力がない自分を抜け出す大きな一歩を踏み出せるでしょう。
本④:すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚!独学法
自分の中にある知識をまとめて整理する方法を学ぶことにより、自分らしい言葉を使って話せるようになります。
理解力がない人は、ただ学んでいるだけなので知識が身になっていない傾向にあります。
そんなときに読むと自分の考えや意見がまとまり、わかりやすく人に伝える術を知ることができるので知識がしっかりと定着し、理解力を高めてくれるでしょう。
本⑤:社会人のための読解力トレーニング
読解のルールが身について、ビジネス文書や報告書も楽しく読めるようになります。
どの文章にも正しく読み解くための読解のヒントが隠されているのですが、それを見つけ出せないと理解力がない人と判断されてしまうのです。
そこで、ヒントを探し出す力と文章を読み解く力をトレーニングしていきましょう。
文章をラクラク読めるようになり、理解力が高まりそうです。
理解力がない人にイライラするときの上手な対処法
では、理解力がない人にイライラするときはどうしたらいいのでしょうか?
以下の上手な対処法3つをご紹介します。
- 理解できないことを受け入れる
- 落ち着いてわかりやすい表現で話す
- わからないところを書き出してもらう
対処法①:理解できないことを受け入れる
理解力がない人にイライラするのは、「この人は理解できるはず」という前提を自身の中で作っているからです。
そこで、理解できないという事実を受け入れてみて。
すると先ほどの前提が崩れるため、「どうして理解できないの?」という腹立たしさが薄れていきます。
冷静になったら理解力がない根本の原因を探っていきましょう。
対処法②:落ち着いてわかりやすい表現で話す
相手の理解力がないのは、お互いの知識や経験値に差があるためかもしれません。
この場合、自分の視点で話をしてもわかってくれるはずはありませんから、まずは深呼吸をして落ち着いて。
相手の視点に立ち、相手がわかるであろうわかりやすい表現に言い換えてもう一度話をしてみましょう。
対処法③:わからないところを書き出してもらう
表現を変えても理解してもらえないなら、相手にどこがどのようにわからないのか書き出してもらうといいでしょう。
理解力がない人は、紙に書くことで考えが整理できて「そういうことだったんだ」と気付くことがあります。
またこちらとしても、相手のわからないところが具体的に把握できれば「だから理解できなかったんだ」とイライラを抑えられるはずです。
理解力がない職場の人との接し方
理解力がない上司
①:文書で伝える
理解力がない上司の中には、部下の意見に耳を傾けないタイプがいます。
話を聞こうとする姿勢のない上司にいくら話をしても伝わらないですし、後から「そんなこと聞いてない」と言われてしまうので文書で伝えるようにするといいでしょう。
文書を作成するときは簡潔にわかりやすくまとめると、上司がパッと見ただけで部下の言いたいことを把握できてトラブルが起こりにくくなるはずです。
②:別の言い方で何度も説明する
理解力がない上司に文書で伝えても上手くいかないなら、上司が昔ながらの方法に固執しすぎるあまり、新しいやり方に否定的なのかもしれません。
そこで、別の言い方を使って何度も説明してみましょう。
横文字はわかりやすい日本語に置き換えるなど、上司の年代に馴染みのある表現を取り入れると理解してもらえる確率が上がります。
理解力がない部下
①:理解するメリットを伝える
理解力がない人に教えるのは根気のいることですが、相手が理解しようとする意欲のない部下なら理解することでどれほどのメリットが得られるのかを伝えていきましょう。
「自分にとってそんなメリットがあるんだ」と知れば、理解力がない部下も何とかわかろうと努力するはずです。
②:物事の背景を説明する
わかろうとする意欲はあるけど言葉の意味をちゃんと理解していない部下の場合は、その物事の背景を一緒に説明するといいでしょう。
理解力がない部下でも、目に見えないストーリーを知ると「そういう流れでできた言葉なんだ」と興味が湧いて、一つの知識として吸収できるはずです。
理解力がない自分から抜け出そう!
理解力がない人は自分一人の知識や経験値にこだわるところがあるため、「自分とは合わない」と感じた情報は知ろうとしませんし、知ったとしても理解が追いつきません。
そこで教養を身につけ色々な言葉に触れ、わからないことはその場で聞くことを意識していきましょう。
きっと理解力がない自分から抜け出せるはずです。
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