やっちゃった!固まったマニキュアを復活させる方法&正しい保存方法
久しぶりにマニキュアを塗ろうと思ったら「ドロドロに固まっていた」ということはありませんか? 気分転換やおしゃれのために、せっかく塗ろうと思ったのに、これでは塗ることができません。 しかし、捨ててしまうのはもったいないですよ。 一度固まったマニキュアを復活させる方法を正しい保存方法を紹介します。
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マニキュアが固まる原因
まずは、固まる原因について見てみましょう。
- 蓋の閉め方が甘かった
- 購入してから何年も経っている
- ボトルネックに汚れが蓄積していた
原因①:蓋の閉め方が甘かった
原因の1つ目として挙げられるのが、蓋をきちんと閉めていなかったことによるものです。
マニキュアは乾きやすいという性質があるのは、想像つきますよね。
そのため、蓋がきちんと閉められていない状態で放置してしまうと、どんどん乾いていってしまいます。
もちろん、塗っている間にもどんどん乾いていくので、できる限り手早く塗るのが固まりにくくするためのポイントになります。
原因②:購入してから何年も経っている
使用年数が決まっているアイテムではないため、購入後、何年も保管している人も多くいるでしょう。
しかし、購入後、何年も経ってしまっていると固まった状態になっていることがほとんどです。
使用回数にもよりますが、一度でも開封している場合、おおよそ2年~3年程度で固まってしまいます。
お気に入りのボトルだからインテリアとして取っておくというのは、良いと思いますが、使いたくて買ったのであれば、早めに使い切ることをおすすめします。
原因③:ボトルネックに汚れが蓄積していた
ボトルネックとは、ボトルの口の部分をいいます。
固まってしまうことが原因で蓋が開かないといったことはありませんか?
蓋が開かないという事態があるということは、逆に、ボトルネックに付着したマニキュアが原因で蓋を閉めているのに浮いてしまうという事態もあるのです。
そのため、原因の1つ目と同様に乾いてしまうことでドロドロになってしまいます。
ドロドロに固まったマニキュアを復活させる方法
固まったからといって捨ててしまうのは、もったいないことです。
ドロドロに固まったマニキュアを手近にあるもので復活させる方法を紹介します。
- 湯煎する
- 目薬を使う
- 化粧水を使う
方法①:湯煎する
固まったことが原因で蓋が開かないときや底のほうがドロドロしてしまっているときに効果的なのが、湯煎です。
「少し熱いかな」程度のぬるま湯に瓶ごと20秒ほど入れれば、ドロドロが軽減されます。
マグカップに水を張ってレンジで軽く温めるのもOK。
いちいち鍋で温めるよりも手軽にできるうえ、温めすぎてしまうことがありません。
固まったマニキュアをボトルごと入れて温める方法なので、やけどしないよう、取扱にはくれぐれも注意してくださいね。
方法②:目薬を使う
手元にあるものでドロドロを薄めることができる便利アイテムが、目薬です。
目薬は先端が細くなっているので、ボトルの中に落とすのも簡単というメリットもあります。
ボトルの中に数滴落として、ゆっくり混ぜるだけでサラサラに戻すことができます。
ただし、マニキュアによっては目薬と相性が悪いものもあるので、様子を見ながら入れていってみてくださいね。
目薬も使い切れず残ってしまうことがあるアイテム。
すぐに捨てずに取っておくと、固まったときの復活アイテムとして再利用できますよ。
方法③:化粧水を使う
ちょっと、入れづらくはなりますが、化粧水を数滴入れてゆっくり混ぜても、復活させることはできます。
おそらく、女性であれば誰しもが持っているであろう化粧水なので、手軽に実践できるのは化粧水を使うことでしょう。
しかし、ボトルの中に入れるのは、スポイトがあれば別ですが、かなりの技術が必要になります。
また、目薬と同様に化粧水にもマニキュアと相性が悪いものがあります。
様子を見て入れる量を調節しましょう。
固まったマニキュアを復活させたい!薄め液の選び方&使い方
すぐに実践できるアイテムを使って復活させても、また固まった状態になってしまうでしょう。
もともとの商品のようにしたいのであれば、薄め液が最適です。
固まったときの復活に最適な薄め液の選び方と使い方を紹介します。
選び方
薄め液は、ドラッグストアや100円均一などで手軽に購入することができます。
種類もいろいろとありますが、おおまかに分けるとノズルから直接ボトルに注げるタイプと付属のスポイトで吸い取ってからボトルに注ぐタイプの2種類になります。
どちらのタイプでも、自分にとって使いやすければ問題ありませんが、できるだけノズルの形状が使いやすいタイプのものを選びましょう。
特に、マニキュアと同ブランドの場合は、ボトルの口とノズルの形状が一致するように作られているので、使いやすいですよ。
使い方
薄め液は、2~3滴ほど入れれば固まった状態から復活させることができます。
足りないような気がして入れすぎてしまうと、薄まりすぎてしまいます。
ボトルの中に2~3滴ほど入れたら、ボトルをくるくると優しく回して混ぜ合わせましょう。
このとき「固まったままだな」と感じたら、1滴ずつ足していきます。
面倒でも、この工程を繰り返してくださいね。
マニキュアが固まったらどうする?間違った対処法
固まったマニキュアの間違った復活方法も紹介します。
うっかりやってしまわないように注意しましょう。
- 水を入れる
- 除光液を入れる
- とにかく振りまくる
間違った対処法①:水を入れる
固まった液体に対して水を入れれば良いという発想は、マニキュアに対してNG。
混ざるどころか分離してしまうので、使えなくなってしまう可能性も出てきます。
ネイルをした手で水を触っても混ざることがないように、ボトルの中に注いだところで、決して混ざることはないので入れないようにしましょう。
間違った対処法②:除光液を入れる
マニキュアを落とすアイテムである除光液を入れてしまったという人もいるでしょう。
しかし、これは大変危険な行為です。
除光液は気化しやすい液体のため、ボトルの中に入れてしまうと破裂する恐れがあります。
また、除光液では一時的に使えるようになるだけで固まった状態を解消できているわけではありません。
これまで大丈夫だったとしても、次も大丈夫とは限らないので、即刻やめるようにしましょう。
間違った対処法③:とにかく振りまくる
ブンブンと振り回していたらサラサラになるような気がしますよね?
しかし、マニキュアに気泡ができてしまう振るという行為は、さらに空気に触れる部分を増やしてしまうことになり、さらに固まりやすい状況を作ってしまうことになります。
固まった状態から液状化させるどころか、さらに固まりやすくしてしまっては、意味がありませんね。
マニキュアの正しい保存方法
固まった状態にしないための正しい保存方法を紹介します。
- 冷蔵庫に入れる
- 直射日光が当たらない涼しい場所に置く
- ボトルネックを都度きれいにする
方法①:冷蔵庫に入れる
冷蔵庫の中は、温度や湿度が一定に保たれています。
固まったマニキュアの多くは乾燥が原因なのですから、乾燥しにくい冷蔵庫は最適な保管場所なのです。
また、冷蔵庫で冷やされることで伸びがよくなり、さらに、温度差によって乾きが早くなるというメリットもあります。
ベースコートやトップコートなど、ネイルアートに必要なマニキュアを一式をセットにして入れておくと使いやすいですよ。
方法②:直射日光が当たらない涼しい場所に置く
直射日光というのは、乾きを促進させてしまうため、ドロドロの原因になります。
インテリアとして飾る分には問題ありませんが、ネイルを楽しむために購入しているのであれば、直射日光を避けて保管しましょう。
最適な保管場所は冷蔵庫ですが、食品を入れる冷蔵庫にマニキュアを入れることに抵抗を感じる人もいます。
そのようなときは、直射日光が当たらない涼しい場所に保管しましょう。
できれば気温差が少なく、湿度が一定に保つことができるところがおすすめです。
方法③:ボトルネックを都度きれいにする
固まったことにより、蓋が開かなくなってしまったり、蓋がきちんと閉められなくなってしまったりする原因の多くはボトルネックの汚れです。
使ったあとは、毎回、きれいに拭いてからしまいましょう。
キッチンペーパーなどに除光液を染み込ませて拭くだけで、簡単にきれいにすることができます。
ただし、コットンを使うと繊維が付着してしまう可能性があるので、おすすめできません。
固まったマニキュアは薄め液で復活させよう
湯煎・目薬・化粧水と、どれも復活させる方法として使うことができますが、もっとも良い方法は薄め液を使うことです。
固まったマニキュアを使うたびに、湯煎・目薬・化粧水の復活方法を行うのは面倒に感じてしまうでしょう。
薄め液で復活させて、お気に入りのマニキュアを使いやすくしましょう。
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