好きでたまらない気持ちになる原因と抑えきれない気持ちのコントロール方法

好きでたまらないとはどんな心理状態？

「何をしていても相手のことを考えてしまう」「相手のことを考えるだけでドキドキしてしまう」「気がつくと相手と過ごすことを妄想してニヤニヤ」というとき、好きでたまらない心理状態になっています。
大好きすぎて、恋愛中心の思考になっているので、感情の起伏が激しくなり、コントロールに悩むケースが多くなるのです。

思いが通じているときや、これから会えるというときは、気持ちが上がりすぎてふわふわした感じになり、思いが受け入れないときは苦しく、拒絶されるとひどく落ち込みます。
好きでたまらない気持ちに支配されていると、自分が自分でない感覚になるほど、感情のコントロールがきかなくなるのです。

彼女が好きでたまらない男性の行動あるある

では、彼女が好きでたまらない男性の場合、どんな行動の特徴が現れるのでしょうか？
以下、彼女が好きでたまらない男性の行動あるあるを6つご紹介します

1. スキンシップが増える
2. そわそわして落ち着かない
3. いいところを見せようとする
4. 甘えられると拒否できない
5. 二人の時間にこだわる
6. 急に怒り出す

あるある①：スキンシップが増える

好きでたまらない気持ちになると、「そばにいたい」「触れたい」「抱きたい」という気持ちが高まってきます。
手をつないだり、髪の毛や頭に触れたり、ハグしたりというスキンシップが増えるのです。

好きでたまらない気持ちが、性衝動に結び付くこともありますが、相手を大切に思うほど、相手の気持ちを考えてセックスまでに時間がかかることもあります。

あるある②：そわそわして落ち着かない

感情の起伏が激しくなりますし、心が落ち着かなくなります。
好きでたまらない気持ちで心のコントロールを失ってしまうからです。

相手によく思われたい、嫌われたくないという気持ちから、緊張していることが多く、冷静さを失ないやすくなっています。
相手に対する好きでたまらない気持ちが純粋なほど、落ち着きを失いやすくなるのです。

あるある③：いいところを見せようとする

好きでたまらない相手に、受け入れられたい、認められたいという気持ちが高まり、いいところを見せようします。
失敗できないという気持ちとは、裏表のようなものですから、緊張感が高まるのです。

慌てて、いつもはしないようなミスを連発することがあるでしょう。
それも、好きでたまらない気持ちがあるからなのです。

あるある④：甘えられると拒否できない

何をせがまれても、好きな人の言うことはかなえてあげたくなってしまいます。
好きでたまらないと、甘えられると拒否できないのです。

高価なものをねだられる、ホテルデート、休暇をとって時間を作るなど、ムリをしてしてしまうことがあります。
好きでたまらないので、嫌われることが怖くなってしまいます。

あるある⑤：二人の時間にこだわる

好きでたまらない相手とは、二人の時間を大事にしたいですし、他の人に邪魔されたくないと思います。
グループで遊ぶよりも、二人きりで過ごしたいですし、自分だけのものであって欲しいと願うようになるのです。

好きでたまらないからこそ、急に不安になったり、相手を疑ってしまうこともあります。
誰にも渡したくない、自分だけを愛してくれる存在でいて欲しいと思うのです。

あるある⑥：急に怒り出す

理由がわからないほど些細なことで怒り出したり、無口になることがあります。
好きでたまらないときには、感情の起伏が激しくなっています。

男性の場合、プライドが傷つけられる、嫉妬心があおられると、怒り出したり無口になるのです。
冷静になるのを待って、優しくフォローするのが良いでしょう。

カッとなっているときに刺激すると、逆効果なので気をつけましょう。

彼氏が好きでたまらない女性の行動あるある

では、彼氏が好きでたまらない女性の場合、どんな行動の特徴が現れるのでしょうか？
以下、彼氏が好きでたまらない女性の行動あるあるを6つご紹介します。

1. つい妄想してしまう
2. 彼氏に誘われたら断れない
3. ちょっとだけ束縛されてみたい
4. 彼と密着していると安心する
5. 不安になると突然落ち込む
6. 彼の行動をチェックする

あるある①：つい妄想してしまう

好きでたまらない相手とは、ラブラブになって、そのまま結婚し、家庭をもつことを妄想する女性は多いです。
一緒にいて幸せを感じられる時間が永遠につづくと想像します。

つい、結婚を想定した発言をしたり、ライフプランに関わる夢を持ったりします。
かけがえのない相手であり続けて欲しいと願うほど、好きでたまらないからです。

あるある②：彼氏に誘われたら断れない

彼氏の申し出を断ったら嫌われてしまうのではないかと思って、何もかも言いなりになってしまうことがあります。
彼のことが大好きだけれど、合うたびにセックスしたいとは思わない場合でも、誘われたら応じてしまう女性は多いものです。

また、借金の申し出も断れずに、結果、貢いてしまうこともあります。
好きでたまらないと冷静な判断を失いやすくなってしまうので注意が必要です。

あるある③：ちょっとだけ束縛されてみたい

付き合っているのに、お互いの影響があまりにも薄いと不安になる場合があります。
好きでたまらない人から束縛されると、相手にとって特別なポジションにいると実感できて安心できるというタイプの女性もいます。

束縛によって相手からの愛情を測るタイプは、恋愛に依存するケースが多く、お互いを縛り合って、人生の選択を狭めることがあります。

あるある④：彼と密着していると安心する

好きでたまらなくなると、自分と相手の距離が近づくほど安心できると感じるようになります。
体を寄せて密着していると、それだけで満たされて幸せな気分になります。

精神的にも相手の気持ちが自分の気持ちと重なって、なんでもしてあげたいと思うようになります。
ときには、好きでたまらない気持ちに押し流されて、自分を見失ってしまう事があるでしょう。

あるある⑤：不安になると突然落ち込む

付き合っていると、好きでたまらない彼氏の気持ちの動きに敏感になります。
愛が冷めてしまったのではないか、浮気しているのではないかと不安になった途端、ひどく落ち込んでしまうのです。

感情の振れ幅が激しくなり、冷静でいられなくなることがあります。

あるある⑥：彼の行動をチェックする

相手のことを思えば思うほど、愛情がいつまで続くのか不安になるときがあります。
疑いを持てばキリがないのですが、確かめなくては気持ちが落ち着きません。

行動をチェックして、好きでたまらない彼氏が、自分のことを大事にしてくれているという確信が欲しいのです。

好きでたまらない気持ちになる原因

では、好きでたまらない気持ちになる原因にはどんなものがあるのでしょうか？
以下の好きでたまらない気持ちになる7つの原因をご紹介します。

1. 相手の容姿がタイプ
2. 相手の人間性や人格が魅力的
3. 他の人に見せない魅力を知っている
4. 会えるときが限られている
5. ライバルがいて自分だけのものでいて欲しい
6. 障害があって特別感が増している
7. 理由などなく好きすぎる

原因①：相手の容姿がタイプ

イケメン、高身長、ファッションセンスなど、一目惚れの要素で強く惹かれて、好きでたまらなくなることがあります。
実際に付き合うかどうかは別にして、アイドルや芸能人に対する、好きでたまらない感覚に近いこともあるでしょう。

原因②：相手の人間性や人格が魅力的

「優しくしてくれる」「自分を受け入れてくれる」「尊敬できる」「面白い」など、魅力的だと感じる人間性や人格を持っていて、好きでたまらなくなることがあります。
なにか突出した才能やスキルを持っていることに惚れ込むこともあるでしょう。

原因③： 他の人に見せない魅力に気づいてしまった

ギャップ萌えという言葉があるように、ちょっと見た目ではわからない意外性に惹かれることがあります。
特に、彼氏が他の女性には見せない姿を知ったとき、好きでたまらなくなったという人は多いです。

原因④：会えるときが限られている

特別だという限定感が好きでたまらない気持ちを後押しすることがあります。
「遠距離で会えるときが限られている」「社内恋愛でヒミツ交際している」「不倫で表立って会えない」など、事情があると好きでたまらない気持ちが燃え上がってしまうことがあります。

原因⑤：ライバルがいて自分だけのものでいて欲しい

魅力的な男性は、狙っている女子が多く、ライバルが多い傾向があります。
競争率が高い男性に恋をして、振り向いてもらいたいと思うときや、付き合ったけれどライバルがいるという状況は、好きでたまらない気持ちを強くさせるでしょう。

原因⑥：障害があって特別感が増している

二人の間に障害があって恋愛成就が難しいときに、好きでたまらない気持ちが高まる傾向があります。
「彼女持ちの男性を好きになってしまった」「相手が上司」「相手が外国人」「このまま好きになると不倫になってしまう」などです。

原因⑦：理由などなく好きすぎる

好きでたまらないなってしまうことに理由などなく、感情が止められないという場合もあります。
本能や直感に訴える魅力を感じているからです。

ただし、「自分の自信のなさや空虚感を恋愛で埋めている」といった、恋愛依存の傾向がある人は一人の人と長く続かず、熱しやすく冷めやすい恋愛が多くなります。

好きでたまらない気持ちが引き起こすNGな行動

好きでたまらない気持ちが、むしろ相手の気持ちを冷めさてしまうことがあります。
以下、好きでたまらない気持ちが引き起こすNGな行動5つをご紹介します。

1. 連絡がなくて不安だからとしつこくLINEを送り続ける
2. 浮気を疑って事細かく行動を問いただす
3. 相手の都合を無視してつきあわせる
4. 自分にも原因があるのに冷たい態度に逆ギレを起こす
5. 好きすぎて相手を束縛してしまう

①：連絡がなくて不安だからとしつこくLINEを送り続ける

愛情を伝えたいから連絡を取りたくなるのですが、しつこいと思われては冷めてしまいます。
存在を思い出させる程度の頻度が、負担を感じさせず、相手からアクションを起こさせる気持ちを失わせません。

②：浮気を疑って事細かく行動を問いただす

彼氏のことが好きでたまらないと、いつも自分だけを見ていてほしいという気持ちでいっぱいになります。
「連絡が取れない」「何をしていたかわからない時間がある」というだけで、尋問のように事細かく行動をチェックするのはNGです。

③：相手の都合を無視してつきあわせる

いくら好きでたまらない相手でも、仕事のじゃまをする、大切にしたい一人の時間を無視するのはNGです。
お互いに好きでも、それぞれの人格は違いますし、合わせてくれないから愛情がないという気持ちが強いのは視野が狭く、関係が深まらないでしょう。

④：自分にも原因があるのに冷たい態度に逆ギレを起こす

好きでたまらないからこそ、不要な嫉妬、猜疑心が働くことがあります。
相手のプライドを傷つけるようなことをしたのに、逆ギレして、「好きでたまらない気持ちを拒否された」と主張することが続くと、気持ちが冷めて行くでしょう。

⑤：好きすぎて相手を束縛してしまう

「いつも彼のことを考えている」「いつも彼に愛されていたい」というとき、好きでたまらない相手を束縛してしまうことがあります。
相手を支配することで愛情を確認して満足する恋愛は、自分本位で長続きしません。

恋愛は、お互いがそれぞれを必要として成立します。
好きでたまらないという気持ちだけで突っ走るのではなく、相手の視点でものをみる思いやりが必要です。

感情に任せてグイグイ押すだけでは長続きしません。
思いやりをもって気持ちのコントロールができるカップルは、熱愛期を持続させられるのです。

好きでたまらない彼氏との熱愛期を持続するコツ

二人の仲を長続きさせるためには、好きでたまらない気持ちの伝え方に工夫が必要です。
好きでたまらない気持ちが、「わがまま」「しつこい」「束縛」「疑われている」ととられることがあります。

両思いのカップルの場合、自分が好きでたまらないのだから、相手も同じように思っているという思い込みがあります。
24時間いつでも、何通でもメッセージが入るたびに喜ぶとは限りません。

また、彼氏のことが気になりすぎて、行動を細かくチェックしてしまい、疑っているのかと思われることがあるでしょう。
好きでたまらない恋人同士だと思っていたのに、迷惑に感じて冷める原因になってしまう場合があるのです。

「これぐらいいいだろう」という甘えは禁物です。
好きでたまらないからこそ、相手の迷惑にならないように、気持ちをコントロールする必要があります。

好きでたまらない気持ちのコントロール法

では、好きでたまらない気持ちをコントロールするにはどうしたらいいのでしょうか？
以下、好きでたまらない気持ちをコントロールする10の方法をご紹介します。

1. スポーツやジムで体を動かす
2. 熱中できる趣味で紛らわせる
3. 自分磨きになることを探してトライ
4. 妄想で自分を満足させる
5. ヨガや瞑想で心を落ちつける
6. 相手の立場を思いやる
7. おまじないで気持ちを落ち着かせる
8. 彼に認めてもらえることを頑張る
9. 彼を信頼する
10. 好きだという気持ちを抑えない

コントロール法①：スポーツやジムで体を動かす

気持ちのもやもやは、運動で発散させることができます。
体を動かしていると、好きでたまらない気持ちに支配されずに済むのです。

スポーツやジムで体を動かすとシェイプアップにもなって、健康的な魅力も増します。
また、掃除や片づけなどで体を動かすのも有効です。
作業が気持ちを紛らわせてくれるだけでなく、部屋が片付いて行くことが、心の整理にも役立つのです。

コントロール法②：熱中できる趣味で紛らわせる

楽器演奏やバンド、カラオケ、パン作りなど、熱中できることをしている間は、恋愛から気持ちが離れてラクになれます。
好きでたまらない気持ちにとらわれて、心が苦しくなってしまうと時は、熱中できる趣味で紛らわせてみましょう。

何もせずにじっとしていると、好きでたまらない彼のことを考えてしまいます。
友人と、恋愛トーク抜きで楽しめる趣味に熱中すると、感情が安定するでしょう。

コントロール法③：自分磨きになることを探してトライ

好きでたまらない彼のことを考えないようにするため、ムリに他のことに気持ちを向かわせようとしてもうまくいかないことがあります。
そんな時は、「仕事を頑張る」「女子力を磨く」「毎日を丁寧に過ごす」など、彼からの評価が上がる自分磨きに集中してみましょう。

結果的に彼との恋愛が上手く行くかどうかに限らず、自分を磨くことで周囲の評価が上がります。
もし、いま夢中になっている人との恋がうまく行かなくても、新しいチャンスに繋がるのです。

コントロール法④：妄想で自分を満足させる

好きでたまらない気持ちになっているとき、抑え込むよりも、思い切り妄想を楽しんだほうがスッキリできることがあります。
好きでたまらない気持ちを受け入れて、いろいろな恋愛パターンを自分の心の内で楽しむのです。

相手の気持ちも合わせて妄想することで、思いやりの力がアップするメリットもあります。

コントロール法⑤：ヨガや瞑想で心を落ちつける

こだわりが強くで、気持ちの切り替えが上手くいかないときには、ヨガや瞑想がたく立つことがあります。
呼吸を整えて、体をほぐしていくと、気持ちがスッキリして思考パターンがポジティブになっていきます。

体の緊張が取れると、こだわりがリセットされて、違った思考に助けられることがあるのです。

コントロール法⑥：相手の立場を思いやる

「自分は、好きでたまらない気持ちに苦しめられている」という認識に陥ってしまうと、思考が後ろ向きなってしまいます。
付き合っている場合、好きでたまらない気持ちでいてくれることに彼氏も喜びを感じていることでしょう。

でも、「仕事のことを考えたいときに頻繁にLINEで邪魔される」「睡眠時間が足りないときに長電話される」「彼氏が癒やされたい気分のときでも一方的に甘えてくる」などが続くと疲れてしまいます。
思いやりの感覚を磨いて、心地よい関係をつかめるようになると、心のコントロールもしやすくなります。

コントロール法⑦：おまじないで気持ちを落ち着かせる

好きでたまらない気持ちがどうにもコントロール出来ないというときには、おまじないを試してみましょう。
紙に彼氏の大好きなところを20書き出します。

次に、そんな彼にふさわしい彼女の条件を20書き出していきます。
2枚を小さく畳んで枕の下において寝ます。

好きでたまらない彼との理想の未来像が夢にあらわれて、気持ちが救われるでしょう。

コントロール法⑧：彼に認めてもらえることを頑張る

好きでたまらないという気持ちに支配されることを否定ばかりしていると、苦しくなってしまいます。
好きでたまらない気持ちが止められないのなら、「彼に認めてもらえることを頑張ることが、恋愛成就につながる」と考えてみましょう。

「素直に好きでたまらないから、いつも一緒にいる」という直接的な方法よりも、「彼のために頑張る」「彼が喜ぶことをする」と気持ちを切り替えて過ごすと、程よい距離感で付き合うことができます。

コントロール法⑨：彼を信頼する

大好きすぎると、いつも彼のことが心配になってしまいます。
「他の女性に気持ちが向いてしまわないか」「自分のことを嫌いになるんじゃないか」と言う思いは、彼を疑っていることになります。

自分が彼を信じていれば、彼も自分を信頼してくれると考えましょう。
人間関係は、あわせ鏡のようにお互いを写すものです。

コントロール法⑩：好きだという気持ちを抑えない

気持ちをコントロールできない自分を否定的にとらえて、素直な気持ちを抑え込もうとしても難しいことがあります。
その場合には、コントロールできない自分を優しく愛おしい存在だと感じてみましょう。

人は本能や直感で人を好きになってしまうことがあります。
ただ、突っ走るだけで相手が同じ気持ちになってくれるとは限りません。

そのことに気づいて折り合いをつける事ができれば、自然と、思いやりを持った行動ができ、良い関係が長続きする確率が高いです。

好きでたまらない気持ちは生きるエネルギー

好きでたまらない気持ちを持て余してしまうとき、「いつも彼のことばかり考えて自分はいけない人間」「気持ちを抑えるべきだ」だと考えることが多いのではないでしょうか。
けれども、好きでたまらない気持ちは、いろいろな行動を起こすための原動力なっています。

思いやりの気持ちを持って行動することさえできれば、好きでたまらない気持ちをポジティブな行動に活かすことができるのです。
ありのままの自分を受け入れて、自分と彼の関係を一歩引いてみるチャンスを作ってみましょう。