ツイッギーのレトロファッションが可愛い!ミニスカの女王に学ぶコーデ術
60年代、70年代に流行したツイッギーファッションが、最近またひそかに人気を集めています。 「ミニスカの女王」とも呼ばれたツイッギーのファッションは、いったいどのようなものだったのか。 その特徴を紹介するとともに、現在のファッションに取り入れやすいポイントやオススメコーディネートも合わせてご紹介します。
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「ツイッギー」とは?
ツイッギーとは、イギリス生まれの世界トップモデル兼女優の名前です。
本名はレズリー・ホーンビーと言うそうですが、小柄で華奢な体系から「ツイッギー(小枝)」という愛称で親しまれていました。
「ミニスカートの女王」とも呼ばれたツイッギーのファッションやヘアスタイルは60~70年代に大流行し、特に大胆で華やかなミニスカスタイルはツイッギーの代名詞にもなったほどです。
バブル期が過ぎてしばらくは下火になっていたものの、ここ数年はツイッギースタイルの派手さとレトロさがウケて再び流行り始めています。
ツイッギースタイルの特徴
バブル期の日本のファッションとも違うし、今ときのナチュラル系ファッションとも大きく異なるツイッギースタイルには、大きな特徴があります。
当時誰もが憧れたツイッギーのファッションスタイルには、次のような特徴があります。
- Aライン&ミニスカート
- ビビットカラー
- 大柄ワンピース
- ショートヘアー&前髪
- ビッグモチーフピアス
- ガッツリつけまつげメイク
レトロなツイッギーファッションにはどんな特徴があるのか、ひとつずつ画像付きで紹介していきます。
特徴①:Aライン&ミニスカート
ツイッギースタイルと聞いて一番にイメージするのは、このAライン&ミニ丈のワンピースではないでしょうか。
体型をあえて隠さず着こなしていく様子は、バブルの雰囲気を感じさせます。
身体のラインを綺麗に見せてくれるAラインワンピースをミニ丈で着こなす女性、当時は街にあふれていたそうです。
女性がオシャレを楽しんでいる様子が伝わってきますね。
特徴②:ビビットカラー
原色を中心としたビビットカラーの派手めスタイルも、ツイッギーファッションの特徴のひとつです。
単色づかいはもちろん、複数の原色カラーをうまく組み合わせたコーディネートもツイッギーの写真では多く見られます。
ツイッギーの派手カラースタイルは、今でいうサイケデリックファッションに近くなっています。
欧米らしい、主張の強いコーディネートが印象に残りますね。
特徴③:大柄ワンピース
派手なビビットカラーと合わせて、柄も大きめをあしらったワンピースが60年代には大流行しました。
凝った絵柄のものよりは、シンプルでカッチリ見える絵柄が多く取り上げられました。
60年代ファッションを代表するグレンチェックや大柄ドット、また上の画像のような絵柄をそのままプリントしたワンピースもツイッギースタイルの特徴になります。
特徴④:ショートヘアー&前髪
前髪は9:1くらいでカッチリと横に流すスタイル、そしてボーイッシュなショートヘアーもツイッギーのトレードマークとなり大流行しました。
顔が小さく見え、シャープな印象になりますね。
日本のバブル期にはパーマヘアーやボブスタイルが流行りましたが、それと比べるとかなりボーイッシュでサバサバした雰囲気になっています。
茶髪の時期もありましたが、金髪の期間が長くその印象が強いですね。
特徴⑤:ビッグモチーフピアス
ショートヘアーと合わせるピアスは目よりも大きく、鼻くらいの大きさのあるモチーフが流行りました。
顔まわりを華やかに見せ、かつ小顔効果も狙えるアイテムになっています。
大き目モチーフのピアスやイヤリングは常にある程度の人気がありますが、ツイッギーが愛用していたピアスのモチーフはそれよりも一回りから二回りほど大きいサイズです。
モチーフの他に石タイプのものもよくつけていましたね。
特徴⑥:ガッツリつけまつげメイク
とにかくアイメイクに力を入れた、ガッツリメイクも特徴的です。
上まつげだけでなく下まつげにもしっかりつけまつげを付け、マスカラやアイラインもしっかり入れます。
ビビットカラーの多い派手な服装に大き目モチーフを合わせていても、ここまで目力の強いメイクならばうまくバランスが取れています。
レトロ感ただよう雰囲気は、今の原宿系メイクにもその面影が残っています。
現代に取り入れたいツイッギーファッション集
30年の時を経て、再び流行しているツイッギーファッション。
決して今どきのファッションに馴染むわけではありませんが、レトロな雰囲気に惹かれる女性が多発しています。
いま取り入れるならどんなスタイルが良いか、オススメをご紹介します。
①:グレンチェック×ミニスカート
ツイッギーファッションと言えばミニスカートということで、ぜひ膝上スカートに挑戦してみましょう。
台形スカートやプリーツ入りスカート、またワンピースでもひざ上丈のものならばツイッギーファッションの仲間入りです。
60年代を代表するアイテムであるグレンチェック柄のスカートなら、よりレトロ感も出てツイッギースタイルに近くなります。
寒い季節ならぜひ、足元には原色を使ったカラータイツをあしらうのがオススメです。
②:カラーワンピース
ポップなカラーのAラインワンピースは1枚でコーデの主役を担ってくれます。
タイトめのラインのものを選べばレトロなツイッギースタイルの完成です。
色を使いすぎずメインカラーを決めて、それ以外は同系色または落ち着いたカラーを合わせれば派手過ぎずに済みます。
なお生地は薄めのものではなくしっかりした厚手のものを選んだほうが、ツイッギースタイルに近くなります。
③:黒メインのつけまつげメイク
ここ最近はナチュラルメイクが流行っていますが、その中であえてガッツリメイクをしてみましょう。
つけまつげは上下にしっかりと付け、まゆげは太めに、そしてアイラインも黒でしっかりと描きましょう。
アイシャドウもヌーディなカラーではなく寒色系のカラーで濃いめに入れると、レトロ感あふれるメイクが完成します。
ちなみにドットアイテムも60年代に流行したファッションの一つなので、画像のようにツイッギーメイクと合わせると60年代スタイルとしては完璧です。
④:ツイッギー風ショートヘア
ツイッギーのショートヘアは金髪が多いですが、黒髪や茶髪のままでもショートヘアにするだけで60年代の雰囲気が出ます。
動きのあるエアリーな感じではなく、ピタッとタイトな感じのショートヘアにすればツイッギーファッションの仲間入りができます。
分け目はなるべくサイドに持ってきて、前髪は反対側の耳にしっかり流すのがツイッギー流です。
耳元には存在感のある、大きめモチーフのピアスやイヤリングを合わせたいですね。
⑤:ビビットカラーネイル
服装やメイクでツイッギーファッションを取り入れるのはちょっと…という方は、ネイルならば取り入れやすくてオススメです。
ビビットな原色カラーを中心に、花柄などの大柄デザインのネイルに挑戦してみましょう。
こちらの画像ではツイッギーの顔もデフォルメされていて、ツイッギースタイルがより忠実に表現されています。
現代風ツイッギーファッションを楽しもう
30年以上の時を経て再び流行りだしたツイッギーファッションについて、特徴やオススメコーディネートをご紹介しました。
ちょうどこの記事を読んでいるあなたのお母さんが、若い頃にツイッギーファッションを楽しんでいた頃かもしれませんね。
この記事を参考にしてぜひ、レトロな雰囲気と今っぽい感じをうまく融合させた現代風ツイッギーファッションを楽しんでみてください。
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