年の差婚の離婚率は?離婚率が高い理由や離婚を回避する方法
年齢の差の壁を乗り越えて結婚に至った年の差婚は年齢にこだわらない愛を感じステキですよね。 ただ、結婚して時間がたってくると不安になるのが離婚です。 年齢の近い結婚よりも離婚率が高そうでもあります。 実際の年の差婚の離婚率とはどれくらいなのか?離婚を回避するためにはどうしればいいか?について紹介します。
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年の差婚の離婚率
年齢差の少ない一般的な夫婦の離婚率はおよそ30%といわれています。
そして年の差で結婚した夫婦の離婚率はおよそ70%と倍以上に高い離婚率になってしまうというのです。
分母が少ないため1カップルが離婚したら離婚率が大幅に上がってしまうことも要因ですが、やはり年の差婚ではそうでない結婚よりも離婚率は高くなってしまうのでしょう。
もちろんカップルによって違いますが、それでも不安になってしまいますよね。
結婚はしたものの、年齢を重ねていくことで年の差が原因になってしまうようなわだかまりができてしまうのかもしれません。
男女別!年の差婚の離婚率が高い理由
男性が年上
理由①:加齢臭に耐えられない
年の差婚の離婚率が高い理由に加齢臭が耐えられないというものがあげられます。
年齢を重ねれば出来てきてしまうのが加齢臭です。
それでお別れなんて男性からするとかなり切ないものですね。
年が近くても旦那さんの加齢臭が嫌!といった人も多いでしょう。
一緒に年をとっていけば女性でも少しは加齢臭がでてきます。
歳が近ければ、臭うけどお互い様だし理解もできることが多いのでしょう。
年齢が離れていることで加齢臭というものに理解できず耐えきれなくなってしまうこともあるのです。
理由②:夫の友達家族と話が合わない
夫の友達やその家族と話が合わず、疎外感を感じてしまって離婚率があがるということもあるようです。
夫と年が離れていれば、その友達家族とも年が離れているということでしょう。
結婚すれば家族付き合いも多くなっていくので、その交友関係も大切にしていく必要がありますよね。
年齢によるギャップで話が合わず、孤独感を感じてしまうことが年の差婚の離婚率を上げる理由にもなるでしょう。
本人も年の差の交友関係に疲れますが、周りの人も年下すぎて付き合い方がわからずに遠巻きにしてしまうことも孤独感の原因ですね。
理由③:下に見られている
年の差婚の離婚率が高い理由には下に見られていることへの不満というものもあるでしょう。
年齢が下だとつい偉そうにしてしまいます。
結婚当初はそれが頼りになる、と感じていても時を重ねていくと見下されているようでイライラもつのってくるでしょう。
保護者目線で妻をあれこれ注意していると、女性からしたら何を偉そうに!と感じてしまうのです。
支配が強くなってくると、モラハラを受けている心理状態にもなってしまい離婚時にモラハラで訴えられる恐れもありますよ。
理由④:夫の定年退職からの不安
夫が上で年の差があれば夫の定年退職も早々にやってきます。
夫が定年になれば自分が働かないと家計が成り立たないというプレッシャーによる不安が離婚につながることもあるでしょう。
定年をきっかけに将来の経済的不安や、旦那の老後の世話をやらないといけない心配を考えてしまうとことも多いのです。
自分だけなら十分生活していけても旦那まで、となったら嫌になってしまうでしょう。
仲のいい夫婦であれば問題はなくても、旦那が偉そうで不満を抱いていた奥さんなら夫の定年退職を機に離婚になってしまうことも多いのです。
理由⑤:夫の親の介護がストレス
年の差婚の離婚率の高さには夫の親の介護がストレスによることも多いでしょう。
夫の年齢が高ければその親の介護も早いものになりますね。
長く寄り添っていた夫婦であればその親にも情が湧くでしょう。
結婚してすぐに夫の親の介護となればそのストレスは絶大なものになってしまいます。
給料はもらえずに、ほぼ他人の介護をするなんて!と不満を抱えてしまうでしょう。
そして介護を手伝わず、奥さんの気持ちのフォローもしなければ離婚されてもおかしくありませんね。
女性が年上
理由①:子供を作れない
女性が年上だと一番の不安は出産の問題です。
子供を作れないからというのが年の差婚の離婚率をあげることになってしまうでしょう。
結婚する前から出産は難しいとわかっていても男性が年を取ると子孫を残したい気持ちになるのです。
やっぱり子供が欲しいから離婚したいという身勝手な理由が多いのが現実です。
特に日本は血のつながりを重要視する人も多数なので、自分の血のつながった子供が欲しいとなるのでしょう。
理由②:親戚付き合いが苦痛
年の差婚では親戚家族の付き合いが苦痛となり離婚率を高めいています。
特に息子に子供を、と望む夫の親からはそもそも結婚が歓迎されない事も多いでしょう。
親が良い顔をしないけど、結婚してしまえばこっちのものと思っても、親との付き合いは、結婚してからももっと増えるのです。
相手の親の息がかかっている親戚にも冷たく当たれる恐れがあるでしょう。
そんな夫の親や親戚からの風当たりが辛くなり、離婚に至ることになってしまうのです。
理由③:夫が子供扱いに耐えられなくなった
年の差婚の離婚率が高い理由に夫が子供扱いに耐えられなくなったというものがあります。
女性が年上だと、夫を子供扱いしがちなのです。
元々、女性の方が精神年齢が高めで現実主義な傾向があり、同じ年齢の男性に自分より幼さを感じる事も多いでしょう。
それが10歳以上下の男性となれば大きな子供扱いが強く出てしまいます。
男性からしてみれば、そんな子供扱いに嫌気がさして別れるきっかけとなるでしょう。
子供扱いはバカにされているようにも感じ、プライドの高い男性の自尊心も傷つけているのです。
理由④:若さの衰えが早い
年の差婚で女性が年上だと若さの衰えが早いことも離婚率上昇の一因になってしまいます。
結婚した当初は美しくても、夫に比べればかなりのスピードで年とっていくように見えてしまうのです。
それをわかって結婚をしたとしても、見た目に分かるほどパートナーの老いを感じると女性としての魅力を感じなくなる恐れもあります。
特に、結婚する前はスキンケアを頑張っていても結婚して落ち着いてしまうと自分磨きもやめる事も多くなるでしょう。
ケアしなくなると更に衰えが目についてしまうのです。
女として見れなくなって離婚に至ることになってしまうでしょう。
理由⑤:ジェネレーションギャップに疲れた
年の差婚ゆえのジェネレーションギャップに疲れてしまう事も離婚率が上がる理由です。
付き合っている時は気になっていなくても、結婚して生活を共にする事でジェネレーションギャップを強く感じてしまうのでしょう。
子供の頃の教育のされ方にも世代が違うと異なる事が多いのです。
両親に厳しく育てられるのが一般的な世代と、両親と友達のように接する若い世代とは目上の人に対する接し方にも変化が出るでしょう。
年上の人にフランクに接することに常識がないと感じたり、相手の世代へ歩み寄ろうと合わせるとストレスが溜まっていってしまいます。
その溜まったストレスが離婚率をあげてしまうのでしょう。
年齢差が20歳以上ある年の差婚のメリット・デメリット
メリット
年齢差が20歳以上もある年の差婚のメリットは、精神的にも経済的にも余裕を持てることでしょう。
どちらかが20歳も上なら経済的にはかなり余裕があることが期待できますね。
たとえば20歳と40歳の結婚としたら、40歳は働き盛りで稼ぎ時の経済的魅力も十分です。
たとえ20年後に40歳と60歳になり、片方が定年したとしても40歳の若いほうが働き盛りとなるので収入には困りませんね。
20歳の年齢差があればそれだけ経験の差もあるということです。
どちらかが人生経験が豊富であれば、不安も少なく結婚しても精神的余裕も持つことができるでしょう。
デメリット
20歳以上の年の差婚のデメリットは、一緒に過ごせる時間が短いというものです。
20歳というと親ほどの差があるので結婚生活も若い方が取り残されてしまう不安は大きいですね。
そして介護の問題も早々にやってきてしまうこともあります。
年齢が近ければ定年後に二人でゆっくり旅行したり、という夢も持てるでしょう。
年齢差が大きいと、若い方が定年時には相手は80歳になりゆっくり二人の時間を持つ前に介護生活になる心配も出てきてしまいますね。
年の差婚に対する世間のイメージ
女性が年下の夫婦
女性が年下の年の差夫婦では、男性からはうらやましいと思われているでしょう。
特に日本の男性は若い女性を好む人も多いので、若いキレイなお嫁さんを貰うことは日本人男性の夢なのです。
しかし、若さにこだわらない人からしたらロリコンと思われているかもしれません。
20歳近く離れている場合、男性が20歳の時生まれた0歳児と結婚することに違和感を感じ、犯罪に近いというイメージを持たれていることもあります。
女性がすでに成人していても、やはりそんなロリコンに近いマイナスイメージを持つ人も多くなってしまいますね。
ただ、成人した大人同士の恋愛には年齢の壁がないと理解してくれる人も多いでしょう。
女性が年上の夫婦
女性が年上の夫婦だと、本当に愛し合っているんだなというイメージを持つ人も少なくないでしょう。
女性が年上だと出てくる、子供のことや若い美しさのリスクを乗り越えて結婚に至ったと言うことは愛があるから出来ることですよね。
ただ、お金を持った年上の女性だと離婚率高そうだなと見られているでしょう。
男性が年上での年の差婚の玉の輿目当てでも、子供が出来れば添い遂げる事も多いです。
年上の女性のお金目当ての年の差婚だと、子供も難しい場合はお互いを繋ぎ止める絆がないので、離婚率が高そうだと周囲に思われてしまうでしょう。
年の差婚でも離婚とは無縁な仲良し夫婦の特徴
では、年の差婚でも離婚とは無縁な仲良し夫婦の特徴とはどのようなものでしょうか?
以下の年の差婚でも離婚とは無縁な仲良し夫婦の特徴を紹介します。
- 結婚して長い
- 子供がいる
- 2人の教育レベルが近い
特徴①:結婚して長い
年の差婚でも離婚率が低いのは、結婚してから長く一緒にいる夫婦です。
長い結婚生活を送っていれば、些細な事で別れることがない程に相手に情が湧くのでしょう。
歳をとればとるほどに、別れた後の生活に不安を持つ事も多いのです。
老後を一人で過ごすよりも、長く一緒にいた人となら寂しくもなさそうですよね。
長く結婚生活を共にした中には色々な問題もあったことでしょう。
そんな問題を、一緒に解決した事で結婚した時よりもかけがえのない関係になっているのです。
特徴②:子供がいる
離婚率が低い年の差婚は子供がいると言う特徴もあります。
夫婦二人だけだと簡単に別れてしまい、離婚率は上がるでしょう。
子供という存在がいると、カッとなっても踏みとどまれるのです。
子供のために離婚はやめておくとの思いは、年齢の近い夫婦でも同じことですよね。
子供が2人を繋げる絆にもなり、たとえ悪くなった夫婦仲であっても子供がいることで仲直りが出来ることも多いでしょう。
特徴③:2人の教育レベルが近い
2人の教育レベルが近い夫婦は、年の差婚であっても離婚率は低いと言われます。
結婚する前に教育レベルが離れすぎていないことを確認する必要がありますね。
教育レベルとは、勉強が出来る出来ないというよりもモラルの感じ方の違いが大事です。
その人にとっては普通のことでも、他からみれば非常識ということはありますよね。
その常識の線引きが離れていれば、相手に不信感を抱いてしまうことにもなります。
自分の常識と相手の常識が同じだと居心地のいい関係を気づいていけるでしょう。
年の差婚で離婚を回避する方法
では、年の差婚で離婚を回避する方法とはどのようなものでしょうか?
以下の年の差婚で離婚を回避する方法を紹介します。
- 老いていくことを受け入れる
- 価値観の違いを理解する
- 思いやりを忘れない
- 期待しない
方法①:老いていくことを受け入れる
年の差婚の離婚率を上げないためには、老いていくことを受け入れることが大切です。
年上の相手が先に老いていくことは自然なことでしょう。
そして自分だって老いるのだから人のことなど言えた義理ではありません。
見た目も体力も変わっていきますが、変化を受け入れて楽しむことも人生なのです。
誰しも時間には逆らえませんが、2人で過ごしてきた時間はとても貴重なものとして残っています。
お互いに老いを受け入れれば、若さに固執する事もなく自然体に二人で過ごせますよ。
方法②:価値観の違いを理解する
価値観の違いを理解することも年の差婚の離婚率低下につながります。
ジェネレーションギャップがあったり、教育レベルが異なる相手と結婚しても離婚率を上げないことはできるのです。
それは価値観の違いを理解することでしょう。
そういう考えもあるんだという学びに変換してもいいですね。
価値観の違いを認め、理解することで相手へのイライラも軽減するでしょう。
無理にどちらかが合わせず、お互いが理解することも大切ですね。
方法③:思いやりを忘れない
年の差婚の離婚率を下げるには思いやりを忘れないことも大切です。
思いやりの気持ちは、年の差でなくても離婚率を上げないポイントになります。
いつも一緒にいると感謝の気持ちを伝えることを忘れがちになることも多いでしょう。
たとえ親しい仲でも「ありがとう」の言葉がなければ愛想を尽かすことだってあります。
相手が辛い時は助ける、やってくれたら感謝するなどの思いやりの行動がとても大事なことでしょう。
方法④:期待しない
相手に期待しないことも年の差婚の離婚率を上げないために重要なことです。
なんでこうなの?と相手にイライラすることが溜まって離婚率を上げてしまいます。
なんで!?どうして!?は「こうして欲しいのに」と相手に期待をしているから湧いてきてしまうのです。
はじめから期待しなければイライラも少なくなるでしょう。
期待しないことで、些細な事をやってくれるだけでも「やってくれるんだ!」と喜びにもなります。
喜びがあれば「ありがとう」も言いやすくなるのでストレスフリーになるのと同時に思いやりも相手に伝えられるのです。
年の差婚の旦那と離婚すべきかどうかの判断基準
では、年の差婚の旦那と離婚すべきかどうかの判断基準とはどのようなものでしょうか?
以下の年の差婚の旦那と離婚すべきかどうかの判断基準を紹介します。
判断基準①:経済的に自立できるか
離婚率の高い年の差婚で、離婚すべきかどうかの判断基準は経済的自立出来るかどうかということです。
離婚するとなったら一番の不安は経済的な事でしょう。
自分の給料だけで生活できるか、仕事を辞めていたのなら就職できるか、子供がいるならさらに経済的不安は大きいですね。
冷静になっても離婚すると決めたのなら、それらの不安を時間をかけて解決しましょう。
経済的に自立していけるかどうかを考える事が大切ですよ。
判断基準②:この先再婚できるか?一人でもいいか?
離婚率の高い年の差婚では、離婚した場合、再婚はできるか?一人でもいいか?自分に問いかけてみてください。
離婚するには一人で生きていく覚悟も必要でしょう。
または新しい結婚相手を見つける必要があります。
そのどちらも無理だと感じたら離婚はしない方がいいかもしれません。
相手の本性がDVを振るう人だったり、悪い人間でないなら思い直すことも大事ですよ。
一度は結婚したもの同士、1人になるよりも一緒の方がマシだと感じるなら離婚すると後悔するかもしれません。
判断基準③:結婚生活が続いたとして将来自分が幸せかどうか
離婚率の高い年の差婚を、このまま続けていったとして将来幸せだろうか?と考えてみましょう。
たとえば10年後はどうなっているだろう?と将来を考えるのです。
遠くの未来を考えることは自分を冷静にします。
自分や家庭がどうなって行くか?今はどうなのか?と客観的に見る機会にもなるでしょう。
そうして冷静に客観的に見ることで離婚する事が正しいのかどうかが見えてくるかもしれません。
一時の感情に流されず、落ち着いて将来を考えると正しい結論を出す事が出来るでしょう。
年の差婚でも離婚率に逆らって幸せになりましょう
年の差婚は結婚するまでもハードルが高いですが、離婚率の高さから夫婦関係を続けていくこともハードルが高いかもしれません。
ただ、離婚するもしないも気持ちや行動ででカバー出来ることは沢山あります。
相手を思う気持ちがあれば離婚率など関係ありません。
いつまでもお互いを大切にすれば年の差婚でも末永く幸せになれますよ!
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