目の下のシワをなくす方法|原因別の解消法&おすすめの化粧品
年齢を重ねていくとともに増えていく目の下のシワ。 目の下にシワがあると実年齢よりも老けて見えてしまうので、どうにかして隠したいものですよね。 では、目の下のシワを解消するためにはどのような対処法をとれば良いのでしょうか。 そこで今回は、目の下のシワの原因や原因別の解消法、おすすめの化粧品について解説していきます。
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目の下のシワの原因
では、目の下のシワの原因をみていきましょう。
- 目の下が乾燥している
- 強い刺激を与えている
- 目が疲れている
- 加齢による筋力の衰え
続いて、目の下のシワの原因を、それぞれ詳しくみていきます。
原因①:目の下が乾燥している
「ちりめんジワ」と言われる細かなシワは、主に目の下が乾燥していることが原因です。
目の下は皮膚が薄くて皮脂も少ないので、水分を抱え込む力が弱く、うるおいが逃げてしまいやすいという特徴があります。
目の下が乾燥して水分量が減少してしまうと、ドライフルーツのようにしぼんでハリが落ちてしまい、目の下に細かなシワがいくつもできてしまう原因に。
そのため、乾燥が原因で目の下にシワができているのであれば、スキンケア化粧品を使って目の下を丁寧に保湿することが大切です。
原因②:強い刺激を与えている
目の下は皮膚がとても薄いので、洗顔やクレンジングの際に強い刺激を与えてしまうのは禁物。
目の下に強い刺激を与えてしまうことで、角質層が傷ついてしまい、それによって乾燥を招いてしまいます。
そうなると、目の下のハリが失われてシワができてしまうことに。
特に、目の下は目の動きやまばたきによって皮膚が伸び縮みすることが多く、ただでさえ肌に大きな負担がかかっているもの。
そのため、目の動きやまばたき以外でなるべく目の下に刺激を与えないことが大切。
原因③:目が疲れている
長時間パソコンやスマホなどの電子機器を使っていると、目が疲れてきてしまい、それによって血行不良を引き起こしてしまいます。
目元の血行が悪くなってしまうと、老廃物が排出されずに溜まってしまったり、十分な栄養が目の下まで行き届かなくなってしまうことで目の下にシワができてしまう原因に。
また、目が疲れていると目を細めて見るようになり、眉間やおでこに力が入ってしまいます。
そうなると、目の下だけではなく眉間やおでこにも深いシワが刻まれる原因になるので注意して下さい。
原因④:加齢による筋力の衰え
年齢とともに肌の機能や筋力が衰えてしまうのは仕方のないことですが、それが原因で目の下にシワができてしまいます。
美容液でケアしたり、フェイシャルエステに通っても年齢には勝てないのが現実。
しかし、日ごろからきちんと目元をケアしておくことで、少しでも老化を遅らせてシワを予防したり、改善していくことは十分可能。
そのため、スキンケアを丁寧に毎日行い、目の下をマッサージするなどして筋力を鍛えておくようにしましょう。
目の下のシワをなくす方法
では、目の下のシワをなくす方法をみていきましょう。
- シワに効果のある化粧品を使う
- コラーゲンを増やす食事を取り入れる
続いて、目の下のシワをなくす方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:シワに効果のある化粧品を使う
目の下のシワは、加齢によるコラーゲンの減少や乾燥によって引き起こされるもの。
そのため、日ごろ使っているスキンケア化粧品を見直し、シワに効果のある化粧品を使うことが大切です。
なお、効果のある成分は「ビタミンC誘導体」や「レチノール」、保湿効果の高い成分は「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが挙げられます。
方法②:コラーゲンを増やす食事を取り入れる
目の下のシワは、加齢によるコラーゲンの減少もひとつの原因。
なお、食べ物や飲み物からのアプローチでもコラーゲンを増やすことができます。
食事でコラーゲンを増やすためには、コラーゲンそのものを食べるというよりも、コラーゲンの生成を助けてくれる栄養素を補うことが大切。
ちなみに、コラーゲンの生成を助けてくれる栄養素は以下の通りです。
- イソフラボン:主に豆腐や味噌、納豆などの大豆製品に含まれており、エストロゲンの作用によってコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促してくれる栄養素
- ナイアシン:主にたらこや明太子、まぐろ、豚肉などに含まれており、肌のターンオーバーをサポートして、シミやシワ、肌荒れを防いでくれる栄養素
- ビタミンC:主に緑黄色野菜や果物に含まれており、強い抗酸化作用によって老化を防ぎ、コラーゲンの合成に必須となる栄養素
- アミノ酸:主にまぐろや豚肉、鶏肉、卵、チーズなどに含まれており、コラーゲンの材料となる栄養素
目の下のシワ取りに効果的なアイクリームの役割
では、目の下のシワ取りに効果的なアイクリームの役割をみていきましょう。
- 目元を乾燥から守る
- シワやクマなどをケアできる
- マッサージの際の摩擦を抑える
続いて、目の下のシワ取りに効果的なアイクリームの役割を、それぞれ詳しくみていきます。
役割①:目元を乾燥から守る
目の下のシワは、主に目元の水分が蒸発して乾燥していることが主な原因。
目元の皮膚は頬の3分の1程度の厚みしかないので、それだけ水分を抱え込むことができず、すぐに水分が蒸発してしまうので乾燥を招きやすいのです。
アイクリームはデリケートな目元の皮膚にしっかりと密着して保湿できるように作られているため、アイクリームを使うことで目元を乾燥から守ることができます。
役割②:シワやクマなどをケアできる
アイクリームは、肌を保湿してくれるだけではなく、シワやクマなどのエイジングサインに対してケアしてくれる商品がほとんどです。
ただ、商品によって配合されている成分が微妙に異なるので、例えばシワを改善したい時にはシワの改善を得意とするアイクリームを使用するのがベスト。
役割③:マッサージの際の摩擦を抑える
目の下のシワを改善するためにマッサージを行う女性も多いですが、何もつけずにマッサージをしてしまうと強い摩擦によって、シワがさらに深く刻まれてしまう恐れもあります。
そんな時には、アイクリームを目の下に塗ってからマッサージをすることで、マッサージの際の摩擦を抑えてくれる効果もあります。
目の下のシワに効果的なアイクリームの選び方のポイント
では、目の下のシワに効果的なアイクリームの選び方のポイントをみていきましょう。
- シワに効く成分が配合されているものを選ぶ
- 保湿効果が高いものを選ぶ
続いて、目の下のシワに効果的なアイクリームの選び方のポイントを、それぞれ詳しくみていきます。
ポイント①:シワに効く成分が配合されているものを選ぶ
目の下のシワをアイクリームで改善するためには、当然シワに効く成分が配合されているものを使わなくてはなりません。
シワに効く成分はたくさんありますが、特におすすめしたい成分は以下の3つです。
- ビタミンC誘導体:美白効果、皮脂抑制
- レチノール:肌の水分量を保持
- ナイアシン:美白効果、血行促進
また、アイクリームのパッケージや本体に「シワを改善する」「乾燥によるシワを目立たなくする」といった表記がされているものは、シワへの効果が国に認められたことを示しています。
そのため、アイクリームの成分表、パッケージや本体の表記をきちんと確認してからアイクリームを選んで下さいね。
ポイント②:保湿効果が高いものを選ぶ
目の下のシワというのは、主に乾燥によって引き起こされることが多いです。
そのため、目の下に使うアイクリームを選ぶ際には、なるべく保湿効果が高いものを選ぶのがポイント。
目の下をきちんと保湿してあげることで、皮膚に溝や隙間ができにくくなり、シワを予防することができます。
また、シワを予防する他にくすみなどの他の肌トラブルを防いでくれたり、ハリやツヤを生み出してくれる効果もありますよ。
なお、おすすめの保湿成分は、「セラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」などが挙げられます。この中でも特におすすめなのが「ヒト型セラミド」と呼ばれるもの。
セラミドにはいくつか種類がありますが、「セラミド1」「セラミドNP」のように英数字が付くものを「ヒト型セラミド」と呼びます。
これは、保湿成分の中で最も保湿効果が高いので非常におすすめ。
目の下のシワに効くおすすめの化粧品
では、目の下のシワに効くおすすめの化粧品をみていきましょう。
おすすめ①:資生堂 アルティミューン パワライジング アイコンセントレート
「資生堂 アルティミューン パワライジング アイコンセントレート」は、過酷な環境で生き抜く微生物から発想を得た独自成分を配合することで、なめらかでハリのある美しい目元に導いてくれる目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
400回にも及ぶ試作から生み出された使い心地は非常になめらかで、肌に溶け込むような肌馴染みの良さが特徴。
おすすめ②:エリクシール シュペリエルエンリッチド リンクルクリーム
「エリクシール シュペリエルエンリッチド リンクルクリーム」は、薬用有効成分の「純粋レチノール」を配合することで、ヒアルロン酸の産生を促進して、硬くなった肌を柔らかくしてシワを改善してくれる目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
乾燥肌の女性でも長時間肌がうるおうとの声があるほど保湿効果が非常に高く、アクアフローラルの心地良い上品な香りで心も癒されます。
おすすめ③:ONE BY KOSE ザ リンクレス
「ONE BY KOSE ザ リンクレス」は、真皮と表皮にアプローチする有効成分の「リンクルナイアシン」を配合することでシワを改善し、年齢を感じさせない若々しい目元に導いてくれる目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
シワの溝に塗り込むように使うことで速やかに肌に馴染み、角層の奥までふっくらと柔軟にケアをして、シワが伸ばされたようなハリ感が持続します。
やや硬めのクリームですが伸びは非常に良いのでデリケートな目元に刺激を与える心配もありません。
おすすめ④:ホワイトラベル 金のプラセンタ もっちり白肌濃シワトール
「ホワイトラベル 金のプラセンタ もっちり白肌濃シワトール」は、保湿効果の高い国産100%のプラセンタを贅沢に配合することで、シワなどの肌悩みをケアして透明感のある肌に仕上げてくれる目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
プラセンタの他にも保湿や美白効果に優れた「レチノール」「ヒト型セラミド3種類」を配合しているので、乾燥によって引き起こされる目の下のシワを改善することができます。
エイジングケアに特化した化粧品でありながら、1,000円前後のプチプラ価格で購入できるのも魅力のひとつ。
おすすめ⑤:エトヴォス セラミドスキンケア モイスチャライジングセラム
「エトヴォス セラミドスキンケア モイスチャライジングセラム」は、「セラミド1」「セラミド2」「セラミド3」「セラミド5」「セラミド6II」の、5種類のヒト型セラミドをたっぷりと配合した目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
5種類のヒト型セラミドの効果によって肌をしっかりと保湿することができます。
なお、肌の内側にあるセラミドと同じ「ラメラ構造」をしたセラミドが配合されているので、肌馴染みも非常に良く、浸透力も抜群。
おすすめ⑥:ポール&ジョー アイ トリートメント バーム
「ポール&ジョー アイ トリートメント バーム」は、エモリエント効果に優れた多種の美容オイルを贅沢に配合することで、目元の角層にスッと入り込み、目元のうるおいとハリを長時間保つことができる目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
固形油は使わず、美容オイルをはじめとした液状油のみで仕上げているので、しっとりとトロけるような心地良い感触が特徴。
また、美容オイルがうるおいの膜で肌をラッピングするので、水分の蒸発を防いで長時間うるおいをキープ。
おすすめ⑦:アスタリフト ジェリー アクアリスタ
「アスタリフト ジェリー アクアリスタ」は、「ヒト型ナノセラミド」「アスタキサンチン」「リコピン」「コラーゲン」などのうるおい成分を贅沢に配合した目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
ぷるんと弾むような赤いジェリーが水のように滑らかに伸びて浸透していき、みずみずしくハリと輝きに満ちた目元や肌に導いてくれます。
また、その後に塗る化粧水や美容液の浸透力もアップするので、化粧水や美容液の効果を最大限に引き出してくれるでしょう。
おすすめ⑧:オルビス アンチサインズエッセンス
「オルビス アンチサインズエッセンス」は、安定性を高めた「持続性レチノールカプセル」が肌の上で少しずつ溶け出すことで、ハリと弾力感を支える肌の土台に働きかけてくれる目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
植物性保湿成分との相互作用によって肌荒れなどの悩みをケアし、ハリのある目元や口元を実現。
また、香料や着色料、酸化しやすい油分、合成界面活性剤は使われていないのも嬉しいポイント。
おすすめ⑨:ラ ロッシュ ポゼ レダミック R エッセンス
「ラ ロッシュ ポゼ レダミック R エッセンス」は、2種類のレチノールを配合することで、コラーゲンやエラスチンの生成に働きかけ、ハリと弾力のある引き締まった肌に導いてくれる目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
「アデノシン」や「カブリロイルサルチル酸」の整肌成分が不要な角質細胞に働きかけて肌の代謝をサポート。
また、パラベンフリー、アルコールフリーで肌に優しく作られているので、敏感肌の女性でも安心して使えます。
おすすめ⑩:エスティローダー アドバンス ナイト リペア アイ SR コンプレックス
「エスティローダー アドバンス ナイト リペア アイ SR コンプレックス」は、独自の3つのテクノロジーを採用することで、目元を一日中たっぷりと保湿しながら、若々しい目元に導いてくれる目の下のシワに効くおすすめの化粧品です。
オゾンやマイクロダスト、PM2.5などの大気汚染物質、紫外線、ブルーライトなどの様々な環境要因から肌がダメージを受けるのを防ぐことができます。
目の下のシワに効果的なアイクリームの塗り方
では、目の下のシワに効果的なアイクリームの塗り方をみていきましょう。
塗り方①:アイクリームを指先で温める
まずは、100円玉くらいの大きさのアイクリームを手に取って指先で温めましょう。
こうすることで、体温がアイクリームに伝わって伸びが良くなり、肌への浸透力もアップします。
塗り方②:アイクリームを点置きする
アイクリームを指先で温め終わったら、次は目の下にアイクリームをポンッと点置きします。
なお、アイクリームを置く時に力が入りすぎないよう、人差し指ではなく中指や薬指を使うのがポイント。
塗り方③:力を入れずにマッサージする
アイクリームを点置きしたら、次は指の腹を使って、円を描くようにくるくるとマッサージしていきます。
そそして、目尻から目の下を通ってアイクリームを馴染ませるように優しく伸ばしていきましょう。
この時に強くこすったりして刺激を与えてしまうのは禁物ですので、力を入れずに優しくマッサージすることを心掛けて下さい。
塗り方④:肌を手で抑える
アイクリームで目の下をマッサージし終わったら、最後にアイクリームが肌に馴染むように、手で優しく抑えてしっかりと肌に吸収させていきましょう。
なお、アイクリームが肌に吸収されるまでにかかる時間は約15分。
そのため、他のスキンケアやメイクを行うのは15分待ってから行うようにして下さい。
目の下のシワを増やさないようにする方法
では、目の下のシワを増やさないようにする方法をみていきましょう。
- 洗顔で皮脂を取りすぎないようにする
- 目の下にうるおいを与えて保湿する
- 日焼け止めをしっかりと塗る
- 目元の筋肉に力を入れすぎない
続いて、目の下のシワを増やさないようにする方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法①:洗顔で皮脂を取りすぎないようにする
目の下のシワを増やさないようにするためには、洗顔で皮脂を摂りすぎないようにするのがポイント。
皮脂を取りすぎてしまうと肌が乾燥してしまいます。
なお、目の下の皮脂が通常の状態に戻るまで一日以上かかるといわれているので、その間乾燥が続いてしまうと、目の下にシワができやすくなってしまうのです。
そのため、洗顔をする際には強い力でゴシゴシとこすらないようにし、汚れや皮脂を取りつつも、必要以上に皮脂を取りすぎないように、優しく丁寧に洗顔することが大切です。
方法②:目の下にうるおいを与えて保湿する
洗顔をした後は肌が急速に乾燥していくので、乾燥している状態を長引かせないためにも、スキンケア化粧品ですぐに保湿ケアを行うことが大切。
なお、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」といった保湿効果の高い成分が贅沢に配合されているスキンケア化粧品を使うことをおすすめします。
また、お風呂で洗顔してしまうと、保湿ケアするまでに時間が空いてしまうので、洗顔はお風呂から出た後に洗面所で行うようにして下さい。
方法③:日焼け止めをしっかりと塗る
目の下のシワはコラーゲンの減少によって引き起こされるものですが、コラーゲンの減少は加齢や乾燥の他に紫外線によるダメージも大きな原因のひとつです。
そのため、スキンケア化粧品を使ってエイジングケアや保湿をするだけではなく、外出する時には必ず日焼け止めを塗るようにして、紫外線から肌を守るようにして下さい。
なお、日焼け止めは夏しか使っていないという女性も多いですが、紫外線は一年中浴びるものなので、夏だけではなく一年を通して日焼け止めを使うようにしましょう。
方法④:目元の筋肉に力を入れすぎない
目の下のシワは、目元の筋肉に力を入れすぎるクセがあることで作られてしまうことも。
特に、パソコンやスマホなどの電子機器を長時間使う人は、目の疲れを引き起こしやすく、それによって目元の筋肉に力が入りやすくなってしまいがち。
そのため、パソコンやスマホを長時間使うのは避け、ホットアイマスクなどで目元を温めてリラックスするなどして、目元の筋肉を緩めるようにして下さい。
目の下のシワを目立たなくするマッサージのやり方と注意点
やり方
目の下のシワを目立たなくするマッサージのやり方ですが、まずは、親指と人差し指を使って目尻のシワの終点をつまみ、目頭の方に向かって表皮を動かしていき、この動作を3回~5回ほど繰り返していきます。
次に、親指と人差し指を使って眉全体をつまみ、目尻からこめかみ、髪の生え際に向かって眉を引き上げながらほぐしていきましょう。
最後に、アイクリームを目頭側からこめかみに向かって馴染ませていき、目の下のシワを人差し指で1分~2分ほど押し込めば終了。
注意点
目の下のシワを目立たなくするマッサージを行う際の注意点ですが、まず目の下の皮膚は薄くデリケートなので、優しく皮膚をなでるようにマッサージするようにして下さい。
また、早くシワを改善したいと思って必要以上にマッサージを繰り返し行うのは禁物。
マッサージのやりすぎは逆に乾燥を招いて目の下にシワを作ってしまう原因になるので、必ず決められた回数を行うようにしましょう。
目元のシワに効くツボ
攅竹(さんちく)
場所・効果
「攅竹」とは、眉頭の端にある大きくへこんだ部分のことを指します。
「攅竹」というツボを押すことによって目元周辺の血行を改善し、老廃物の排出を促進したり、栄養を十分に行きわたらせることで、目元のシワや顔のくすみ、疲れ目を改善する効果に期待できます。
ツボの押し方
「攅竹」は、親指の腹を使って下から上へ持ち上げるようにツボを押していきます。
そして、左右同時に「5秒押して離す」という動作を3回ほど繰り返していけば終了。
瞳子りょう(どうしりょう)
場所・効果
「瞳子りょう」とは、目尻の約1cmほど外側にある目尻のくぼみのことを指します。
「瞳子りょう」というツボを押すことによって、肌の乾燥や肌荒れ、目元のシワやたるみの改善、集中力をアップさせる効果に期待できます。
ツボの押し方
「瞳子りょう」は、中指の腹を使って左右同時にツボを押していきます。
そして、「5秒押して離す」という動作を3回ほど繰り返していけば終了。
絲竹空(しちくくう)
場所・効果
「絲竹空」とは、目尻のキワ、眉の外側にある小さな骨のへこみ部分のことを指します。
「絲竹空」というツボを押すことによって、顔の血行が促進され、シミや目元のシワを予防、顔全体のむくみや疲れ目の改善、頭痛を解消させてくれる効果に期待できます。
ツボの押し方
「絲竹空」は、人差し指か中指を使って気持ち良いと感じるくらいの強さでゆっくりとツボを押していきます。
そして、「ゆっくりとツボを押しては離す」という動作を5回~6回ほど繰り返していけば終了。
目の下のシワを目立たなくするメイク方法
では、目の下のシワを目立たなくするメイク方法をみていきましょう。
方法①:化粧水を染み込ませたコットンをのせる
目の下をメイクする前には、目の下をふっくらさせてメイクのノリが良くなるように、スキンケア化粧品を使って保湿していきます。
目の下のシワを中心にフェイスオイルを顔にのせたら、化粧水を染み込ませたコットンを目の下に置いて3分ほど放置しましょう。
なお、3分以上放置してしまうと乾燥を招いてしまうので、必ず3分で取り除くようにして下さい。
こうすれば、目の下がふっくらしてシワの溝も目立たなくなります。
化粧水を浸透させた後はうるおいが逃げないように、乳液などでしっかりと保湿することが大切ですよ。
方法②:ファンデーションは薄めに塗る
目の下を保湿した後は、次にファンデーションを顔全体に塗っていきます。
まず、ファンデーションを塗る前はメイクが崩れてしまうのを防ぐために、ティッシュを顔全体にあてて過剰な皮脂を取り除いていきましょう。
次に、「ちょっと少ないかも?」と感じるくらいの量のファンデーションを顔全体に塗っていきます。
ちなみに、目の下のシワを目立たさないためには、ファンデーションを厚塗りせずに薄めに塗ることがポイント。
また、目元のシワはファンデーションではカバーしないため、目元を避けてファンデーションを塗っていきましょう。
方法③:目の下のシワにフェイスパウダーをのせる
目元以外にファンデーションを薄めに塗り終わったら、次は目の下のシワにフェイスパウダーをのせていきます。
フェイスパウダーをパフに取り、パフの表面に粉っぽさがない状態になるまで、パフを揉み込んでいきましょう。
次に、目の下のシワにフェイスパウダーを少量のせていきます。
この時にフェイスパウダーを大量に付けてしまうとシワが目立ってしまう原因になるので注意が必要。
方法④:チークや口紅を塗る
目の下のシワにフェイスパウダーをのせたら、目元や唇、頬などにメイクをしていきます。
なお、アイメイクだけしっかりとやってしまうと、目の下のシワに視線が行きやすくなってしまうので、チークや口紅もしっかりと塗って視線を目線の下のシワから逸らすのがポイント。
チークは頬の高い位置に塗るのが基本ですが、目の下のシワにかからないように注意して下さいね。
また、口紅はピンクやレッドのような色のある物を使った方が唇に視線が行きやすくなって、より目の下のシワに目線が行きにくくなります。
目の下のシワを解消してハリとうるおいのある若々しい目元に!
目の下のシワは、乾燥や強い刺激、目の疲れ、加齢による筋力の衰えなどが原因で作られてしまいます。
そのため、目の下のシワを解消するためには、目の下のシワに効くスキンケア化粧品やアイクリームを使って丁寧に保湿ケアして、コラーゲンを増やす食事を取り入れることが大切。
目の下のシワが気になるという女性は、これを機に目元のケアをしっかりと行って、ハリとうるおいのある若々しい目元を手に入れましょう。
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