信心深いの意味とは？信心深い人の特徴8つ＆成功者が多い理由

「信心深い」の意味とは？

「信心深い」とは神や仏の存在を信じて、強い信仰心があることを意味しています。
ただ単に神や仏の存在を信じているだけでは信心深いといいません。

信じている神や仏を日々どんな時でも信仰心を持っていることをいいます。
信心深い国で有名なのが、フィリピンです。
フィリピンでは、約90％以上の人が神や仏の存在を信じ信仰しています。

次いで、チリやアメリカも信仰心が強い国です。
色々な宗教がある中でも興味深いのが、全世界の約半分がキリスト教徒だという事実です。

確かにそう考えてみると、日本でもキリスト教の教会をあちらこちらで目にしますよね。

信心深い人の特徴

信心深い人の特徴どのようなものがあるのでしょう。
その特徴には、以下の8つがあります。

1. 感謝の気持ちを常に持っている
2. 先祖を大切にしている
3. 空間を綺麗にしている
4. 悪口をいわない
5. 人を信じる気持ちが強い
6. 愛情深い
7. 自然や植物に尊敬の気持ちを持っている
8. 差別をしない

特徴を、それぞれ詳しくみていきます。

特徴①：感謝の気持ちを常に持っている

信心深い人は、感謝の気持ちを常に持っているのが特徴です。
自分が持っているものや得ているものに常に感謝をしています。

普通の人なら考えないような、住む家があることや仕事があること、今日一日を無事に過ごせたことに感謝をしています。
食事をする時にも、食べ物を供給してくれた動物や植物、そして作ってくれた人々に感謝をしてその命をいただくと考えるのです。

信心深い人にとって日々を平和に過ごせることは、とてもありがたいことなのです。
食べるものに困る人たちもこの世ではたくさんいます。

そんな中で今日も一日が平和であったことが最も感謝するべきことだと考えているのです。

特徴②：先祖を大切にしている

信心深い人は、先祖を大切にしているという特徴があります。
今の自分があるのは、先祖がいたからこそだと考えるからです。

先祖が常に見守ってくれている、先祖は自分の基礎となる人物だから大切にするのです。
そのため、お墓参りや仏壇の掃除などもきちんとおこないます。

お墓参りは、お盆やお彼岸にするものと思いがちですが、感謝を伝えたい時や報告がある時、気持ちを穏やかにしたい時にもお墓に訪れます。
そして、お墓で報告をした後には必ず「見守ってくれていてありがとうございます。」と伝えるのです。

信心深い人はお墓で先祖にお願いをすることはありません。

特徴③：空間を綺麗にしている

信心深い人は、空間を綺麗にしているのも特徴です。
空間を綺麗にすることは、自分自身の心の汚れや悪い気持ちを浄化するものと考えています。

掃除して空間を綺麗に保つことで、常に身の回りを浄化しているのです。
空間を綺麗にしている理由は浄化だけではありません。

自分が今持っているものを大切にしている行動でもあります。
汚れやほこりがつかないように、自分が持っているものをいつくしんでいるのです。

心が清らかであるように、そして身の回りのものを大切にする気持ちが強いため、自然と空間を綺麗に保っています。

特徴④：悪口をいわない

信心深い人は、他の人の悪口をいわないのが特徴です。
どんな人でも悪い部分もあれば良い部分もあると考えています。

相手の言葉で嫌な気持ちになった時には、悪い言葉で人を傷つけてしまう人を気の毒に思っています。
信心深い人にとって悪口は、口から毒を吐くようなものです。

いったことは必ず自分に戻ってくると信じています。
自分が悪口をいわれた時には、自分はまだまだ至らない部分が多いと考えるのです。

悪口をいうくらいなら、相手の人にハッキリ伝える方が相手のためになると思っているため、必要な場合は相手に意思をしっかり伝えます。

特徴⑤：人を信じる気持ちが強い

信心深い人は、人を信じる気持ちが強いのが特徴です。
基本的に人を疑いません。

そのため、だまされてしまうことも多々ありますがそれも社会勉強だと思っています。
人をうたがって疑心暗鬼になるよりも、信じてだまされる方がマシだと考えるのです。

自分が忙しくても悩んでいる人や困っている人を放っておけないのも特徴です。
悩んでいる人や困っている人に親身になって相談にのります。

その行動が報われなくても構わないのです。
いつでも誰かのために役に立つことが喜びでもあります。

そんな人間性を持っているので人を癒すことがとても上手です。

特徴⑥：愛情深い

信心深い人は、愛情深いのが特徴です。
常に愛情を持って人と接します。

どんなに憎らしい人でも大きな罪を犯してしまった人にも愛情を持って接するのです。
よくいう「罪を憎んで人を憎まず」のフレーズがピッタリ合います。

人を傷つける人をみれば、その人がどうしてそうなったのか、人を傷つける人になった原因がどこにあるのかを考えます。
愛情を持って接することで必ずどんなに心が歪んだ人でも、いつかは素直な人に戻ると信じているのです。

人に愛されることよりも愛することを好みます。
すべての人は平等に神に愛されているという思いをベースにしているため、愛情を注ぐことこそが人を救う道だと考えているのです。

特徴➆：自然や植物に尊敬の気持ちを持っている

信心深い人は、自然や植物に尊敬の気持ちを持っているのが特徴です。
豊かな自然があるからこそ、人が生きていける、食べ物として最初に供給してくれるのは植物であり、植物があるからこそ酸素やオゾン層があること日々感じながら生きています。

普段、忘れていることですが、地球に植物がなかったら呼吸できないですよね。
そして、植物を私たちは毎日食べています。

お米だけでなう、パンやうどん、パスタなどすべて主食は植物です。
あまりに当たり前すぎて考えないことも信仰心が深い人は常に心に置いて生きているのです。

自然と共存していることを常に実感している人なのです。

特徴⑧：差別をしない

信仰心が深い人は、差別をしないのが特徴です。
人種差別はもちろんですが、性別の差別も、人以外の生き物すべてに生きている意味があると考えています。

差別をすることは、自分を相手よりも上にみている証拠です。
人の上に人は作らずの言葉のように、人にも生き物にも上下はないと思っています。

確かに、生物多様性であるからこそ今いる地球は豊かですよね。
そうやって、子どもの頃に学校で教わりましたが、大人になるとそんなこと忘れてしまっているのが普通です。

自分と違う考え方の人や生き物を差別するのは、確かにおかしなことなのです。

信心深い理由

信心深い理由にはどのようなものがあるのでしょう。
その理由は、以下の3つがあります。

1. 九死に一生を得たことがある
2. 身近な家族を亡くしている
3. 信心深い家庭で育った

理由を、それぞれ詳しくみていきます。

理由①：九死に一生を得たことがある

信心深い理由として多いのが、九死に一生を得たことがあることです。
大きな事故や災害に巻き込まれて「助けて！神様！」と願ったら助かったという人が信心深くなります。

それまではあまり神や仏を信じていなかったけれど、奇跡的に助かった時にやはり神様はいるのだと思うようになります。
特に信じていなかった人程、助けてもらった気持ちを強く感じるのです。

よく三途の川の向こうで手招きしていたけれど、後ろから「まだいってはいけない」と声が聞こえて戻ってきたという体験談を耳にしますよね。
そんな経験をした人たちの信仰心が強くなるのです。

特徴②：身近な家族を亡くしている

身近な家族を亡くしている人も、信心深くなります。
特に仲が良かった家族を失ったあとに、存在は消えてしまったのではなくあの世に逝ったのだと考えるようになるのです。

あの世の存在を信じていなかった人も、自分の大切な家族を失ったあとにお坊さんからあの世の話を聞くことで、消えてなくなってしまったのではなく、魂は他の場所に存在するのかと思うようになります。
確かに自分の大切な家族が消えてなくなったら悲しいですよね。

ある意味、自分自身を癒すためにそう思い込んでいる人もいます。
そこから、信心深くなる人も少なくないのです。

特徴③：信心深い家庭に育った

信心深い家庭に育った人も信心深くなります。
どんな環境で育ったかはその人に大きくかかわってきます。

もともと、神や仏を信じて先祖を大事にしている家庭で育てば自然と信心深い人になるのです。
その逆に、死んだら無になると教えられて育ったら、信仰心は沸いてきません。

育った環境が大きくその人に影響しているのです。
多くの人が、もともと家族がキリスト教を信仰していた、仏教を信仰していたなどの環境的要因があるのです。

成功者には信心深い人が多い？

成功者に信心深い人が多いといわれています。
その理由として、人や物を大切にするためだといわれています。

成功者はどの人も自分と関わってくれる人たちを大切にします。
人の力が集まってこそ多くの新たな考え方が生まれて成長していくことを知っているのです。

神や仏の存在もそうです。
成功者は、神や仏が常に守ってくれると信じて信仰しています。

そのため、小さなチャンスに気がつきやすいのです。
神や仏も信頼されて大切にしてもらえば、その人へ恩恵を与えたいと思うのは当然ですよね。

成功者に信心深い人が多いとされる理由

成功者に信心深い人が多いとされる理由にはどのようなものがあるのでしょう。
その理由には、以下の3つがあります。

1. 人とのつながりはすべて縁
2. チャンスを察知する能力が高い
3. インスピレーションを信じている

理由を、それぞれ詳しくみていきます。

理由①：人とのつながりはすべて縁

成功者には信心深い人が多い理由は、人とのつながりはすべて縁だと感じていることです。
自分にとって良い影響を与える人も悪い影響を与える人も自分にとって必要な縁なのだと考えています。

それは自分が成長していくために神や仏がつないでくれたものだと確信しているからです。
そのため、どんな人とでも関係をつなぎ、大切にしていきます。

その人との縁を大切にする姿勢が、実際に成功への道に繋がっているのです。
過去も今も未来も自分に関わってくれる人はすべて必要な縁で結ばれているありがたいものと感謝しています。

理由②：チャンスを察知する能力が高い

成功者に信心深い人が多い理由は、チャンスを察知する能力が高いことです。
普通の人なら見逃してしまうようなことでも、成功者はすぐ掴みます。

それは、普段から人を傷つけないように、困っている人がいたらいつでも手を差し伸べられるように気をつけているからです。
信仰心が深いため、傷つけられる人や困っている人を助けたいと思う気持ちが周囲の空気を敏感に読み取ります。

誰も気がつかないようなことを思いついて行動に移すのも成功者ならではです。
そんな部分を指摘されると、神のご加護があってチャンスを掴んだとどの成功者もいうのです。

理由③：インスピレーションを信じている

成功者に信心深い人が多い理由は、インスピレーションを信じているからです。
信心深い人目に見えない第六感やテレパシーなどを信じています。

そのため、自分が感じたインスピレーションは間違いのないものだと確信しています。
インスピレーションを信じることは成功する上でとても重要となります。

感じたものを気のせいだと思ってしまうとそこで飛躍が止まってしまいます。
自分が感じているインスピレーションは何にもかえがたいこれからの人生に大きな意味をなすものなのです。

その部分を信じているからこそ成功者となったのです。

信心深い人との上手な接し方

信心深い人との上手な接し方にはどのようなものがあるのでしょう。
上手な接し方には、以下の6つがあります。

1. 考え方を否定しない
2. 理解しようとしてあげる
3. 話をしっかり聞く
4. 困った時に助けてもらう
5. 不要なことはハッキリ断る
6. 宗教についてあえて触れない

上手な接し方を、それぞれ詳しくみていきます。

接し方①：考え方を否定しない

信心深い人との上手な接し方は、考え方を否定しないことです。
誰でも信じていることを否定されると嫌な気持ちになります。

信心深い人は、考え方を否定されるとそこから理解してもらおうとしません。
この人は、理解できない人だから無理をさせないようにしようと考えるのです。

神や仏を信じていない人にいくら存在の大きさを伝えてもそれは相手に苦痛を与えるだけだと考えてしまうのです。
それよりも自然と受け入れられるようになるまで見守っていようと思うようになるため、自分の考えをあなたに伝えなくなってしまいます。

肯定まではしなくても良いので、考え方を否定しない返事をしましょう。

接し方②：理解しようとしてあげる

信心深い人との上手な接し方は、理解しようとしてあげることです。
まったく理解できないと心で思っていても、理解しようとしてあげることはとても大切です。

相手も自分の気持ちを全て理解してもらおうとは思っていませんが、あなたが理解しようとする気持ちを嬉しく感じます。
あなたも自分が好きなものや大切にしている気持ちを理解する努力をしてくれたら嬉しいですよね。

理解できなくても構いません。
理解しようとしてあげる言葉や態度が相手に安心感を与えるのです。

「その考え方わかる」といってあげましょう。
それだけで、あなたとの関係も良くなります。

接し方③：話をしっかり聞く

信心深い人との上手な接し方は、話をしっかり聞くことです。
話しも聞かず拒否するのはよくありません。

その人にはその人なりの考え方があるのです。
話をしっかりと聞いてもらうことであなたを信頼してくれます。

自分と違う考え方ならなおさら、あなた自身にはなかった新たな思考を発見できるチャンスでもあります。
自分には信心深さはないからと最初から壁を作るよりも、まずは話を聞いてみましょう。

意外とためになる話をたくさんしてくれる可能性大です。
あなたにとっても価値ある情報がたくさんあるかもしれません。

接し方④：困った時に助けてもらう

信心深い人との上手な接し方は、困った時は助けてもらうのがおすすめです。
信心深い人は困った人を放っておけません。

おせっかいだとわかっていても、手を差し伸べずにはいられないのです。
困った時には助けて欲しいとお願いしてみましょう。

一生懸命、あなたを助けてくれます。
それが信心深い人の喜びでもあるのです。

あなた自身も助かるだけでなく、相手も役に立てたと喜んでくれるのでお互いに利益があります。
困った時の救世主だと思っていれば、あなた自身の気持ちも楽になります。

ほんの些細なことですが、上手な接し方としておすすめの方法です。

接し方⑤：不要なことはハッキリ断る

信心深い人との上手な接し方は、不要なことはハッキリ断ることです。
宗教の集まりや同じ信心深い人同士の集まりに誘われて、困った時はハッキリと「すみません、私は遠慮します」と断りましょう。

うやむやにしていやいやながらいつの間にか宗教に入ってしまい抜けられない人も少なくありません。
あなたに不要だと思うのであれば、断ることも相手のためです。

それでもしつこく誘ってくるようなら「宗教のことはなしで仲良くして欲しい」と自分の意思を伝えるのがベストです。
信用できないことを無理に信用する必要はありません。

自分がいきたいと思える日がきたらいけば良いのです。

接し方⑥：宗教についてあえて触れない

信心深い人との上手な接し方は、宗教についてあえて触れないことです。
信仰心も宗教もその人個人が良くてやっていることです。

信仰心が深い人の中には、一緒にやって欲しいと思う人もいれば、人に強要するものではないと思っている人もいます。
後者の場合は、あまり人に自分の信仰心について話をしたがりません。

宗教の話をして微妙な空気になるよりも、その話は一切しない方がお互いのためです。
その人と上手に接していきたいなら、あえてこちらから話を持ち出さないのがおすすめです。

もし相手が話をしてきたら、まずは話を聞いて興味がないことをさりげなく伝えるのが優しさです。

信心深い心が成功を引きよせる

信仰心が深い人の中には、他の人とその気持ちを共感したい人と、わかってくれる人とだけわかり合えれば良いというタイプに分かれます。
信仰心について興味があるのであれば、話を聞きながら自分が取り入れたい部分だけを生活に入れていきましょう。

信心深い心が成功を引き寄せることもありますので、成功したい人は考え方を取り入れてみるのもおすすめです。