プライドを捨てると楽になれる!高すぎるプライドを捨てる方法13選
仕事やプライベートが上手くいっていないと悩んでいますか? もしかしたらそれは、プライドが邪魔をしているのかもしれません。 高すぎるプライドを捨てると、不思議なほど楽になれます。 ですが、プライドを捨てるのが難しいと感じる人は少なくありません。 覚えておきたいプライドを捨てる方法やコツをご紹介します。
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「プライド」とは?
「プライド」と聞くと悪いイメージを抱くことが多いかもしれません。
そもそもプライドとは「自尊心・自負心」を意味する英語です。
自分の人格を大切にする心や、自分の才能や仕事に自信と誇りを持つ心のことを指します。
プライドの元々の意味は決して悪いものではなく、誰しも持っているべきものと言えますね。
それなのに捨てるべきという悪いイメージがついているのはなぜでしょうか?
それは、プライドを過度に持つと「思い上がり・うぬぼれ」に繋がってしまうからです。
多くの人がプライドが高い人とは距離を置きたいと考えるのはもっともなことでしょう。
なので、高すぎるプライドは捨てるべきだと言えます。
プライドを捨てることができない人の特徴
周囲の人に煙たがられるプライドはすぐに捨ててしまいたいところですが、そうできない人も多いですよね。
プライドを捨てることができない人にはどんな特徴があるのか、チェックしてみましょう。
- 承認欲求が強い
- 自信がない
- 負けず嫌い
- 体裁を大事にしすぎている
- 自分の弱さを認められない
- 威圧的な性格
- 頑固で融通が利かない
- 素直に感謝・謝罪ができない
特徴①:承認欲求が強い
プライドを捨てることができない人は、自分の優れたところを他人に認めてほしいという承認欲求が、人一倍高い傾向にあります。
承認欲求は誰にでもあるものですが、強すぎると自分を良く見せることにばかり意識が向いてしまうんです。
そのため、自分を偽ってしまいがち。
そんな自分が認めてもらえないと、「こんなにできるのに」と自尊心ばかりが強くなってしまい、余計に承認欲求が強まってしまいます。
プライドを捨てることができないと、仕事でも恋愛でも他人から面倒くさがられてしまうことも多いでしょう。
特徴②:自信がない
プライドを捨てることができない人は、自信のなさが影響している場合もあるかもしれません。
自信のなさは弱味となるので、自分の弱いところを見せたくないという気持ちが強くなってしまいます。
必要以上に強がる傾向にあるので自分でハードルを上げてしまいますが、実際の能力が伴わないために周囲からうんざりされることも。
また失敗して傷つくのが怖いため、あえて自虐的にふるまって布石を打っておくという人も少なくないでしょう。
とはいえ、そういう人にとってプライドは自信のない自分を守るための鎧のようなものなので、簡単には捨てることができません。
特徴③:負けず嫌い
プライドが高くて捨てることができない人には、負けず嫌いな人が多いと思いませんか?
誰かが褒められているのを見てあえてけなすようなことを言ったり、過去の自分の功績を自慢したりして、常に相手より優位に立ちたいと思っています。
多くの場合、その相手は自分と同レベルの人が対象で、絶対に敵わないような人とは張り合おうとしません。
しかもプライドを捨てる人は弱いと思っているふしがあります。
周囲からするとどうでもいいことで張り合ってムキになっているので、うっとうしいと思われているかもしれません。
特徴④:体裁を大事にしすぎている
プライドと体裁は結びついています。
プライドを捨てることができない人は、周囲にどのように見られているかという体裁を大事にしすぎている人です。
体裁が人の価値を決めると考えていて、自分を大きく見せるためにブランド品を集めて自分の価値を上げようとすることが多いです。
そして自慢することで体裁とプライドを守ろうとする傾向にあり、余計にプライドを捨てることが難しくなっていきます。
ブランド品を持つ自分と持っていない他人を比べて、見下すことによって自分が優位に立っていると感じて自尊心を満たしています。
特徴⑤:自分の弱さを認められない
自分の弱さを認められなら、プライドを捨てることはできません。
自尊心が強いので自分を守ることを重視していて、失敗した時も認めないでしょう。
むしろその失敗を周囲の関係ない人に押し付けて、自分の失敗をなかったことにしようとします。
弱い部分を指摘されると、馬鹿にされたと感じてかっとなって怒り出す人も。
それがパワハラやモラハラに繋がることもありますが、本人は自分が原因になっていることに気づいていないんです。
特徴⑥:威圧的な性格
人の上に立つ人は、ある程度プライドを持っていて、決断力があって頼りがいがあるでしょう。
ですがプライドが高すぎると、周囲の人に威圧的な態度で接するので、やがて愛想を尽かされます。
自分を優秀だと思っていて、立場に関係なく主導権を握りたがることも。
他人に仕事や決断を任せることも苦手で、ますますプライドを捨てることができません。
他人を否定することも少なくないため、プライドを捨てるまで周囲の人を無作為に傷つけていき、孤立していくことになるでしょう。
特徴⑦:頑固で融通が利かない
特に男性がプライドを捨てることができない理由に多いのは、理想やこだわりが強いという傾向のためです。
理想を高く持つことやこだわりがあること自体は良いことですが、それに固執して頑固になってしまうと、プライドを捨てることも難しくなります。
自分の考えが一番正しいと考えているので、予想外の出来事にすぐに対処できません。
1つのことが上手くいかないと何もかもだめになると感じる場合が多く、融通が利かないために本当に上手くいかなくなってしまいます。
アドバイスや忠告をしてくれる人がいても、相手より自分の方が上だと思っているので聞く耳を持たず、余計に自分の考えにしがみついてしまいます。
特徴⑧:素直に感謝・謝罪ができない
愛嬌のある女性は誰からも愛されるものですが、プライドが捨てることができないと素直に感謝や謝罪もできないので、愛嬌があるとは言い難いです。
感謝をしたり謝罪することは、他人を評価したり自分ができなかったことを認めることになると考えています。
また、周囲の人が自分にしてくれることを当たり前と感じている場合もあります。
たとえば男性に奢ってもらっても感謝しない女性は、男性が奢るのが当然と考えていて女性としてのプライドを捨てることができない人です。
自分の非が明らかでも意地になって謝らなかったり、上から目線の謝り方になっていると、人間関係を悪くしてしまいます。
プライドを捨てるメリット・デメリット
メリット
①:自分に正直に生きられる
プライドを捨てると、周囲の目がさほど気にならなくなり、こうあるべきという自分に課した制限を取り払うことができます。
そのため、自分を偽る必要がなくなり、自分に正直に生きることができるでしょう。
過度に他人と比較することもなくなるので、嫉妬の気持ちに駆られてストレスを感じることも少なくなります。
様々なことを心から楽しんでできるようになるので、プライドを捨てるだけで世界も広がりますよ。
頑固だった考え方も柔軟になり、新たなひらめきの機会に恵まれる人になれます。
②:堂々とした振る舞いができる
プライドを捨てるなら、本来の自分と向き合うことができるようになります。
そうなれば、失敗を恐れて萎縮したり自虐的になる必要もなく、堂々とした振る舞いができるんです。
堂々としている人は、周囲の人が頼りにしたくなる人ですよね。
そうした振る舞いを続けていると内面も強くなっていくので、期待に応えることもできるようになっていきます。
プライドを捨てると自分に自信がつくようにもなり、積極的な行動がとれる人になれるでしょう。
③:良い人間関係が築ける
プライドを捨てる人は自分の弱さを理解しているので、他人の弱さにも寛容になれます。
欠点を見つけても見下したり否定したりせず、むしろ良いところを見つけようとするものです。
周囲の人に支えられていることに気づけるため、失敗した時はすぐに謝罪ができ、してもらったことには感謝する死持ちが持てるようにもなります。
気取らず自然体なので、集まってくる人たちも気を遣わず楽しく接することができ、それを見てさらに人が集まってくるでしょう。
誰でもそんな人と親しくなりたいと感じているので、プライドを捨てるなら人間関係は自然と良いものになっていきますよ。
デメリット
①:向上心が弱まってしまう
プライドを捨てるとメリットばかりのようですが、人によってはデメリットになることもあります。
その1つに、向上心が弱くなることが挙げられます。
プライドが高い人は野心があることが多く、裏を返せばより高みを目指そうとする向上心がある人とも言えるかもしれません。
そんなプライドを捨てると、責任ある立場を得たいという向上心はどんどん弱くなっていきます。
それどころか責任を任されると自由な時間がなくなるという理由で、せっかくの機会を手放すこともあるでしょう。
②:妥協しやすくなる
プライドがある人は責任感が強い人でもあります。
ですが、プライドを捨てることであったはずの責任感を失って、妥協しやすくなるという面もあるんです。
それなりの結果で満足するようになると、より良くすることよりもその程度の結果を維持するようになります。
少し手を抜いた仕事でも、それが受け入れられると「これで良いんだ」と手を抜いた仕事が当たり前になっていくでしょう。
そうなると、仕事を任せたいと思ってくれる人はいなくなります。
③:尊敬されにくくなる
プライドが高い人の方が尊敬されない場合が多いですが、プライドを捨てることで結果的に尊敬されなくなった人もいることでしょう。
それは前述したように、向上心が弱くなったり妥協しやすくなったためです。
そのような人は、時間やお金にルーズになりやすい傾向にあります。
「このくらいなら大丈夫だろう」と考えてしまうということです。
プライドを捨てることで周囲の目を全く気にしなくなり、他人に迷惑がかかっているのに気づかなくなるなら、尊敬される人にはなれません。
捨てるべきプライドと守るべきプライド
捨てるべきプライド
捨てるべきプライドというのは、うぬぼれや自意識、虚栄心や傲慢といったものと関係があります。
つまり、過度に自分を良く見せようとしたり、自分は優秀だと思い込んでしまうということです。
こういうプライドがあると、自分本位に考えてしまうので周囲に目を向ける余裕がありません。
目を向けたとしても、それは比較のためであって、思いやりを示すことはできないでしょう。
こんなプライドを持ち続けていると、やがて周囲から相手にされなくなり、孤独になってしまうのですぐに捨てるべきです。
守るべきプライド
反対に、守るべきプライドとは、仕事への誇りです。
質の高い仕事をしよう、良い結果を残そうというプライドがあるなら、手を抜かずに仕事に打ち込むので良い結果がついてきます。
また、自分の人生における高い志というプライドも大切です。
このプライドがあれば、自分自身の役割を理解でき、自分の信念を大切にしているので周囲に対して善意の心で行動できるでしょう。
無駄なプライドを捨て、守るべきプライドを培うなら、自然と人が集まる尊敬される人になれますよ。
プライドを捨てる方法
無駄なプライドを捨てるにはどうすればいいのでしょうか?
プライドを捨てる方法と捨て方のコツをまとめました。
- 自分のだめな部分を認める
- 恥をかく
- ありのままの自分をさらけ出す
- 積極的に行動する
- 新しいことにチャレンジする
- 「できない」と言ってみる
- ミスをしても言い訳をしない
- 甘え上手になる
- 小さなことでも感謝する
- 現在の話をする
- 自分よりレベルの高い人と接する
- 海外旅行に行く
- 名言に触れて視野を広げる
方法①:自分のだめな部分を認める
プライドを捨てるためには、まず自分のだめな部分を認めましょう。
プライドによって目を背けていた弱さを自覚することで、本来の自分を知ることができます。
自分のだめな部分が分かったら、落ち込むのではなく笑ってみましょう。
「こんなだめなところがあるのも自分だ」と考えられるようになると、プライドで自分を偽るよりも、前向きに改善点を見つけられるはずです。
もしだめな部分が自分で分からないなら、正直に答えてくれる家族や友達に尋ねてみると良いですね。
方法②:ありのままの自分をさらけ出す
プライドを捨てるために、ありのままの自分をさらけ出してみてください。
それまで周囲の目を気にして隠していた考え方や好きなものをオープンにすると良いでしょう。
プライドが高い間は「ありのままの自分では認めてもらえない」と思っていたとしても、他人は案外気にしていないものです。
むしろ同じ考え方の人がいることに気づけたり、共通の趣味で盛り上がることができるかもしれません。
自分のキャラに合った発言ではなく、自分自身が感じたことを率直に言葉にしてみることをおすすめします。
方法③:恥をかく
プライドを捨てるには、思い切って恥をかくことも良い方法。
大人になると恥をかくような場面を避けるのが上手くなりますが、あえて自分から恥をかきにいってみましょう。
たとえば忘年会や新年会などの楽しい席での余興に参加することも、自分の殻を破る良い機会になるはずです。
周囲の人はきっと笑って流してくれるはずですし、一度恥をかけば「恥をかかないようにしなければ」という思いから解放されてすっきりします。
もしその恥を繰り返し話題にして馬鹿にするような人がいれば、その人こそプライドが高い人なので放っておきましょう。
方法④:積極的に行動する
プライドを捨てる人は、積極性が身につきます。
そのため、間違ったり失敗したりすることを恐れず、とりあえずやってみることが大切です。
今までなら避けていたことでも、積極的にやってみると自分に合っていることに気づけるかもしてません。
だれかがやってくれるのを待つのではなく、自分から行動を取るようにするなら、その姿勢は必ず評価されます。
仕事でも人間関係でも、物事を上手く動かすコツは積極性にありますよ。
方法⑤:新しいことにチャレンジする
プライドを捨てるために、新しことにチャレンジしてみるのもおすすめ。
新しいことはできるかどうか分からないものですが、それに挑戦するなら自分を広げることができます。
成功したなら、正しい自尊心を培うことができるので満たされた気持ちになり、もっと色んなことにチャレンジしてみたくなるでしょう。
もし失敗したとしても自分を責めたりせず、より自分に合うものを模索してみてください。
果敢にチャレンジできる人は、会社で「この人に仕事を任せてみたい」と思ってもらえる人になれます。
方法⑥:「できない」と言ってみる
プライドを捨てると、余計な責任感を背負わなくて良くなるので、気持ちが楽になります。
そのためには、できないことは正直に「できない」と言ってみましょう。
プライドが高いと自分を大きく見せたがるので、「できない」と言うことを恥ずかしく考えがちです。
ですが、安請け合いしてできなかったときに迷惑がかかるのは周囲の人です。
自分の能力を正しく見極め、できることは積極的に行ない、できないことには正直であるようにしてください。
方法⑦:ミスをしても言い訳をしない
プライドが高いと失敗したときに謝罪ができないだけでなく、つらつらと言い訳を並べがち。
プライドを捨てるために、言い訳をしないよう心がけましょう。
何でも完璧にできる人はいませんし、大なり小なりミスをしてしまうものです。
それは誰でも理解していることですが、言い訳ばかりして自分を正当化していると、何もできない人だと思われてしまいます。
自分のミスを素直に認めて謝り、言い訳の言葉よりもどうすれば改善できるかを考える前向きな気持ちを持ちましょう。
方法⑧:甘え上手になる
他人に頼ることが苦手だと感じている人は、プライドを捨てるために甘え上手になりましょう。
自分にできないことや手一杯になっているとき、周囲の人を頼ってみてください。
もちろん、上から目線で丸投げするような仕方ではなく、相手への信頼を示しつつ手伝ってもらいたい気持ちを率直に伝えると良いですね。
そうして甘え上手になると、周囲の人の得意なことや良いところをより知ることができ、信頼関係も強まります。
自然と頼れて相手も快く受け入れてくれるようになっているなら、プライドを捨てることができたと言えるでしょう。
方法⑨:小さなことでも感謝する
プライドを捨てる上で、感謝することはとても重要です。
プライドが高くて感謝ができなかったなら、これからは小さなことでも「ありがとう」と伝えるようにしてください。
素直に感謝が言える人に対しては、「この人のために何かをしてあげたい」と思うものですよね。
感謝することを習慣にすると、周囲のことにも気を配れるようになるので、自分も感謝される人になれます。
思っているだけでは伝わらないため、積極的に言葉にして感謝を伝えるよう心がけましょう。
方法⑩:現在の話をする
過去の功績は聞かれて話すのに留めて、自分からは現在の話をするようにするべきです。
そうするなら前向きな気持ちを持てるので、プライドを捨てることができます。
過去の話ばかりしていると自分の気持ちまで過去に取り残されてしまい、いつまで経っても自信を持つことができません。
現在取り組んでいることやここ数日間での成功体験、または失敗談を話していると、自分に何ができて何ができなかったのかが明確になり、成長できます。
周囲の人もきっと感化され、話してくれたことからためになる情報を得るという機会も増えていくでしょう。
方法⑪:自分よりレベルの高い人と接する
プライドを捨てるということは、周囲の人の価値を認めるということです。
特に自分よりレベルが高い人と接すると、視野が広がるので無駄なプライドを捨てることができます。
能力が同程度の人が相手だとついライバル心を持つことがあるので、良いアドバイスをもらったとしても反発してしまうかもしれません。
尊敬できると感じるレベルの高い人と触れ合うなら、自分に対する客観的な見方でき謙虚な気持ちを育めます。
まずは身近にいる信頼できる先輩や上司、他にもレベルが高い人と知り合う機会があるなら、積極的に良いところを吸収していきましょう。
方法⑫:海外旅行に行く
「自分探しの旅」と聞くことがありますが、プライドを捨てるのにも海外旅行は良い方法です。
海外にはその土地特有の文化があり、自分の価値観や文化は通用しません。
そういう環境に身を置くと、自分がこだわっていたことがとても小さなことだったと気づけます。
新しい見方ができるようになり、柔軟な発想と寛容さが身につくでしょう。
旅行が難しい人は、語学教室で語学を学ぶのもおすすめですよ。
方法⑬:名言に触れて視野を広げる
プライドを捨てるにはかなり勇気が必要になるという人もいることでしょう。
確かに自分だけでは難しいですが、先人の言葉が手助けしてくれることがあります。
名言を残した人も悩んだり苦労していた人であり、様々な経験を経てその考えに至った人です。
そうした人の名言は説得力があり、思ってもみないような考え方や成功への糸口を教えてくれたりします。
プライドを捨てる後押しになる名言をたくさん見つけて、一歩踏み出すための自分の糧にしてください。
プライドを捨てる後押しになる名言
名言①:恩を仇で返されたと感じる時に
「施して報を願わず、受けて恩を忘れず。」
政治家であり教育者としても尽力した大隈重信の名言です。
他人に親切に振る舞ったとしても、お返しを願うようであってはいけません。
そして親切にしてもらったときの恩を忘れてはいけない、という意味があります。
「自分はこうしてあげたのに」と感じる場合、自分は日頃の感謝を示せているだろうかと自問してみてください。
見返りや感謝を求めて行動するのではなく、「自分がしたいからこうした」という気持ちを持つなら、プライドを捨てることも難しくないでしょう。
名言②:成功・失敗した時に
「いいことはおかげさま、わるいことは身からでたさび。」
詩人・相田みつをの有名な名言の1つです。
良い結果になったら自分ではなく誰かのおかげだという感謝の気持ちを持ちましょう。
また、できなかったことがあったら自分の努力不足だと考えるようにするべきです。
「あの人のせいで」と頭をよぎるとしても、自分にできることはなかったかと考えてみると、プライドを捨てることができてステップアップに繋がるはずです。
精一杯努力したのに結果が出なかったなら、「そんな時もある」と次に目を向けると良いでしょう。
名言③:自慢したくなる時に
「ふりむくな、ふりむくな、うしろには夢がない。」
歌人・寺山修司の「さらばハイセイコー」の一節です。
どんなに過去が素晴らしいものでも、振り返ったそこに夢はありません。
夢があるのは未来であり、未来は「今」の先にあるものだ、ということです。
プライドを捨てるということは、未来のために荷を軽くすることと言えるかもしれません。
余計なしがらみは捨て、大事な今や未来にひたむきであるようにしたいですね。
名言④:周囲の評価が気になる時に
「第三者の評価を意識した生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。」
人気プロ野球選手・イチローの名言です。
他人の評価を気にして萎縮したりかっこつけた振る舞いをするよりも、自分に正直に生きることの方が大切という考え方が伝わってきます。
自分自身が楽しんで「精一杯できた」と思える生き方をしたいですよね。
それを邪魔してしまうプライドを捨てるべきなのは当然です。
名言⑤:傷つくのが怖い時に
「若き日に薔薇を摘め。」
尼僧で作家の瀬戸内寂聴の名言です。
美しいバラを摘むとトゲで傷つき血が出ますが、若いうちは舐めておけば治るものです。
傷つくことを恐れず、あえて失敗しそうなことにも積極的に取り組んでみましょう。
プライドも若いうちに捨てるべきです。
そして若いうちにした経験は、やがて自分の価値して見事な花を咲かせるでしょう。
名言⑥:物事が停滞している時に
「あなたの国があなたに何をしてくれるかを求めてはいけない。
あなた自身が国に何が出来るかを問いなさい。」
ジョン・F・ケネディが大統領就任演説で語った名言です。
それぞれの人がそれぞれの立場で今何ができるかを考える必要があるということです。
状況が悪いときや停滞していると思えるとき、「どうしてこうならないんだろう」と思うかもしれません。
ですが他人任せにせず、自分にできることを考えて行動していくうちに物事を動かす力になれますし、自然とプライドを捨てることもできるはずです。
名言⑦:挑戦をためらう時に
「敗北は最悪の失敗ではない。
やろうとしなかったことが本当の失敗だ。」
アメリカの詩人であるジョージ・エドワード・ウッドベリーの名言です。
敗北や失敗は人生の間に何度も経験しては忘れるものですが、やれたのにやらずにいた後悔はずっと胸に残ります。
後悔しながら生きるより、失敗してもいいからやってみる方が経験値になります。
プライドを捨てるのは簡単ではありませんが、思い立ったならすぐに行動を起こすべきです。
名言⑧:プライドを傷つけられたと感じる時に
「他人に愛されたいと望むなら、まず、他人を愛すること。
尊敬を得たいと望むなら、しかるべき行動をとること。」
教育学者のデニス・ウェイトリーの「成功の心理学」の一節です。
他人に何かを求めるなら、まずは自分がそれを受けるに値する人物であるよう努力しましょう。
プライドが傷つけられたと感じるとき、敬われていないとか認められていないと感じているはずです。
そんなときできる努力は、その無駄なプライドを捨てることかもしれません。
自分が接してもらいたいように相手に接するなら、おのずと同じ態度で接してくれるようになりますよ。
名言⑨:他人に嫉妬してしまう時に
「感動することをやめた人は、生きていないのと同じである。」
物理学者・アインシュタインの名言です。
人生は様々な感動であふれています。
ですがその感動を感じられない人は、肉体が活動していても精神は死んでいるようなものだという意味です。
プライドに縛られていると周囲のことが見えず、感動という良いもので心を動かされることがありません。
そんな人生はむなしく味気ないものなので、プライドを捨てることを決意するべきです。
名言⑩:感謝・謝罪ができない時に
「やさしい言葉は、たとえ簡単な言葉でも、ずっとずっと心にこだまする。」
修道女のマザー・テレサの名言です。
優しい気持ちがこもった言葉は、たとえ短くても相手に気持ちが伝わるものです。
たった一言「ありがとう」と伝えるだけで、相手はそのことを喜んでくれるでしょう。
回りくどい言い方や名言を引用する必要はありません。
むしろ率直で簡単な言葉の方が思いが伝わるので、プライドを捨てるためにも自分の気持ちに正直でいるようにしたいですね。
無駄なプライドを捨てると成長できる!
プライドを捨てて生きることは難しいと思えるかもしれません。
ドラマなどではプライドを持つことは大切だと謳っていますし、様々な場面でプライドを持つようにと言われることがあるからです。
ですが、捨てるべき無駄なプライドもあることを理解しましょう。
そしてそのプライドを捨てるなら、人として成長できます。
プライドが邪魔をして物事が上手くいかないと感じているなら、ぜひプライドを捨てる方法を実践してみてください。
そうすれば、自分らしく生きられるので人生はもっと楽しくなるでしょう。
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