薄っぺらい人の特徴・心理!深みのある人との3つの違いとは
会話をしていても内容がなかったり、感情を感じられないような薄っぺらい人もいます。 薄っぺらい人たちは、相手に不信感を抱かせてしまうことも多く、仕事やプライベートにもその影響が出てしまうようです。 ではそんな薄っぺらい人の特徴や心理にはどのような共通点があるのでしょうか? さらに、深みのある人との決定的な違いとは何なのかも調べてみました。
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「薄っぺらい人」とは?
薄っぺらい人とは、中身がなく口先だけで行動が伴っていない人のことを指します。
口では偉そうなことを言っていたり、かっこつけているものの、実際には経験したことがなくネットや本による知識のみでしゃべっていることが多いです。
また、自分の意見がほとんどなく、いつも周りに流されていて決断力のかけている人を指すこともあります。
絶対に曲げることができないものや、自分らしさがなく、ふらふらと中途半端な状態が続いている人が多いんだとか。
そのため、仕事も長続きしない場合があり、転職を繰り返してしまったり、責任感のない行動が目立ちます。
薄っぺらい人の特徴・心理
では、薄っぺらい人の特徴・心理にはどんなものがあるでしょうか?
- 中身がない
- 楽しくないと飽きる
- 知識は深めない
- 人の気持ちに鈍感
- 我慢が苦手
- 誰かの真似をしたがる
- 責任を取りたがらない
- 想像で物事を語る
- 自分と違う意見は拒絶する
- 他人の意見を気にする
- 善悪をはっきりさせないと気が済まない
- 軽い言葉で済まそうとする
次に、薄っぺらい人の特徴・心理を詳しく見ていきましょう。
①:中身がない
薄っぺらい人の特徴はなんといっても中身がないということです。
人生を長いスパンで考えることができず、とにかく今が楽しければいいという浅い考え方を繰り返しています。
そのため、他の人が成長している中でも焦ることなく、ただただ楽しい誘惑にばかり引き寄せられて行ってしまいます。
これから起こりうることを想像することは放棄してしまっているので、未来に備えることはしません。
そのため、実際に何か問題が起こったとしても、原因は自分で見つけることができず、解決することもできないでしょう。
②:楽しくないと飽きる
何かを成し遂げようとして一度はチャレンジしてみたとしても、薄っぺらい人はすぐにあきらめてしまいます。
努力は苦労の末に実るものだということを理解することができません。
辛いことが起こったり、楽しくないと感じればすぐにあきらめたくなってしまうのです。
そして、我慢する意味も分からないので、周りに遠慮もなく簡単に「もうやめたい」「あきらめよう」と言って志気を下げることもあるでしょう。
③:知識は深めない
ネットや雑誌、テレビなどで見た知識を、さも自分だけが知っている特別なものとして、自慢げに周りに吹聴する傾向があります。
しかし、そこで得た知識はそれだけで満足し、それ以上に知識を深めようとする気持ちはありません。
そのため、相手がさらに深い質問をしてきたり、話題を広げられてしまうとお手上げです。
たとえ、周りが当たり前に知っていることだとしても、それを調べることすらしないために誇らしげに周りに離し始めることもあるかも。
聞いている側は、「なんで今更この話」とうんざりしてしまうでしょう。
④:人の気持ちに鈍感
誰かと話していても、その人の口調や表情、手ぶりなどから感情を読み取っていくことができません。
どんな気持ちで自分に何を伝えたいのかがわからず、的外れな回答をしてしまうこともあるでしょう。
そのため、薄っぺらい人と話していると、話が伝わっているのかがわからず、イライラしてしまう人も多いんだとか。
薄っぺらい人は感受性が乏しく、人だけでなく、日常的な変化や幸せなどにも気づきにくくなっているのです。
⑤:我慢が苦手
我慢をすることは人が成長するうえで欠かせないことです。
我慢は辛いものですが、だからこそ成し遂げた後の喜びや達成感は計り知れません。
しかし、我慢することが苦手な薄っぺらい人たちは、目の前の誘惑にすぐに惹きつけられてしまい、欲望に打ち勝つことができません。
そのため、成長することもなかなか難しく、周りに置いていかれてしまったり、迷惑をかけることもあるはず。
⑥:誰かの真似をしたがる
自分というものがないために、いつも誰かの真似をしているのも薄っぺらい人の特徴です。
どれだけ年齢を重ねたとしても自分らしさを見つけられないままで、いつも誰かのまねごとをしています。
さらに、こだわりあってのものではないため、対象の人は常にコロコロと変わっていきます。
会うたびに言動が変わっていたり、服や音楽の好みが変わっていることもあるかもしれません。
いつも誰かに流されて、興味も次から次へと移ってしまうのです。
⑦:責任を取りたがらない
薄っぺらい人は責任を取ることが大嫌いです。
自分のメリットになることは誰よりも先に手を伸ばそうとしますが、自分に少しでもリスクがあるのであれば一目散に逃げだします。
誰かのせいで自分が起こられてしまったり、プレシャーをかけられるのは耐えられないのです。
そのため、責任を誰かに押し付けて、自分は気楽な仕事をこなしていきたいと願っています。
⑧:想像で物事を語る
自分自身の経験がないために、誰かに尋ねられた時には想像で物事を語りだすこともあります。
さも、自分自身の目で見てきたかの口ぶりで話し出しますが、実際は先輩や同僚から聞いた話をしているだけです。
または、テレビ番組や本から得た知識を自分のものとして披露していることもあるかも。
自分をよりかっこよく見せたいという気持ちがあり、見栄を張ってしまうこともありますが、深く突っ込まれると当然当事者ではないので答えることができません。
⑨:自分と違う意見は拒絶する
薄っぺらい人は、自分と異なる意見を聞くとすぐに拒絶してしまうところがあります。
しかし、それでは知識の幅を増やすことができず、せっかくのチャンスを無駄にしてしまっています。
大人になれば、自分と考えが違ったとしても、意見を最後まで聞き入れて、自分の中でかみ砕き、さらに自分の意見を出して納得するまで話し合っていきましょう。
そこで、新しい考えを得ることができるはず。
また、薄っぺらい人は、異なる考え以外にも、注意を受けた場合も、同じように拒絶し、素直に聞き入れることができないんだとか。
⑩:他人の意見を気にする
とにかく自分が誰よりも優れていないと気が済まないという子どもっぽい考え方をしているのも特徴です。
自分の中で納得することができず、誰かに認めてもらおうとするところもあります。
そのためには、誰かの邪魔をしたり、他人を蹴落としてやろうと思う人もいるかも。
相手のすごさを認め、素直に称賛することで自分の器の大きさを認めてもらえることに気づくことができないのです。
⑪:善悪をはっきりさせないと気が済まない
大人になるとどちらが悪い、良いとはっきり言うことが難しい問題もたくさんあります。
しかし、薄っぺらい人たちは、そんなことは考えずに常に善悪をはっきりさせようとします。
さらに、深く考えることなく答えを出すために、周りを混乱させたり、迷惑をかけることあるでしょう。
あいまいなままにしておくことや、考え続けることが面倒で、どうにか答えを出したいという気持ちで行動に移ってしまうのです。
しかし、そんなあいまいな部分も物事には必要なことがあるということを知るべきでしょう。
⑫:軽い言葉で済まそうとする
話をしている中で、「大丈夫大丈夫」「平気だよ」「問題ない」など、全く根拠もないのに軽い言葉で流そうとすることが多いです。
相手がどれだけ深刻な悩みを打ち明けていたとしても、関係なく同じトーンで繰り返します。
言葉に対して彼らは全く責任を持つことはなく、そのあとのことについては全く興味を持ちません。
薄っぺらい人たちは、自分たちも深く考えることが苦手で、悩んだ際はすぐに悩みから逃げ出してきたのです。
だからこそ、人と話している時にも、深く考えて言葉を発することができないんだとか。
薄っぺらい人と深みのある人の違い
では、薄っぺらい人と深みのある人の違いにはどんなものがあるでしょうか?
- 交流の広さ
- 責任感の強さ
- 知識欲
次に、薄っぺらい人と深みのある人の違いを詳しく見ていきましょう。
違い①:交流の広さ
人との交流はそれだけで様々な経験を積むことができます。
人としても深みを増すことができ、コミュニケーション能力も高まっていくでしょう。
同じ職場で長く働いていれば、それだけ多くの人とかかわりを持つことになり、交流も広くなるはず。
しかし、職を転々として一人の世界に閉じこもりがちの人は、他の人との差に気づくことができず、成長する機会を逃して薄っぺらい人間になってしまうのです。
違い②:責任感の強さ
深みのある人は責任感が強く、大きな器を持っている人が多いです。
多くの人を束ね、より良い方向へと導くことができるでしょう。
そして、責任を持つことで得られる達成感や、充実感を経験しているため、自ら責任を課して物事に取り組むこともあるかもしれません。
しかし、薄っぺらい人はただただ辛いことから逃げてばかりで、責任を負うことは避けて通っています。
違い③:知識欲
知識欲の強さにも決定的な違いがあります。
薄っぺらい人は表面的な知識で満足し、それをさらに深めることは面倒に感じてしまいます。
しかし、深みのある人は、自分の知識をさらに深めていきたいと感じているのです。
だからこそ、休みの日に本を読んだり、ネットで調べて多くの人が知らないことも自分の知識として増やしていくことができます。
調べているうちに、派生してさらに多くのことを学んでいくでしょう。
薄っぺらい人が与える印象
では、薄っぺらい人が与える印象にはどんなものがあるでしょうか?
- 口先だけで行動が伴わない
- 自分らしさに欠ける
- 責任を持たない
次に、薄っぺらい人が与える印象を詳しく見ていきましょう。
印象①:口先だけで行動が伴わない
どれだけきれいごとを言っていても、行動が伴っていなければ意味がありません。
薄っぺらい人は、口では偉そうに意見することがありますが、実際には責任感がなく我慢することが苦手な面を持っています。
そうした部分を見て、「口先だけの人なんだな」と感じられ、そのうち話をしていても話を流されてしまうこともあるでしょう。
まずは、偉そうに話をするのではなく、態度で示していくことが大切です。
印象②:自分らしさに欠ける
常に誰かの真似をしていたり、周りに流されてばかりだからこそ、自分らしさを感じられないと思われてしまいます。
常に言っていることがコロコロ変わっているため「何が言いたいのかわからない」と思われてしまうこともあるかも。
都合のいいことばかりを言っているところも薄っぺらい人を印象付ける部分であり、軽率な人に見られてしまいます。
大人になってもいつも誰かの影響ばかりを受けている人を見ると、信用できないと感じてしまうでしょう。
印象③:責任を持たない
常に責任を誰かに押し付けているのも薄っぺらい人の抱く印象です。
失敗したときに誰かに責任を押し付けるのではなく、最初から責任を持たないように回避していくのが彼らによくある特徴です。
仕事では自分が重要なポストにつかないように逃げ回っていたり、誰か別の人を推薦することもあるかも。
また、誰かに相談を受けても、自分に責任がかからないようにあたりさわりのない軽い返事をして聞き流そうとします。
薄っぺらい人への対処法
では、薄っぺらい人への対処法にはどんなものがあるでしょうか?
- できるだけ関りを避ける
- 自慢話は否定しない
- 重要な仕事は任せない
次に、薄っぺらい人への対処法を詳しく見ていきましょう。
対処法①:できるだけ関りを避ける
薄っぺらい人とは、深い話をしてもこちらが損をするだけです。
そのため、仕事上でどうしても話をしなくてはいけないとき以外は距離を置いて接するようにしていきましょう。
こちらから相談をしても、軽い返事ばかりで一向に参考にならないはず。
相談する相手は選び、プライベートでの関りは断つことがおすすめ。
対処法②:自慢話は否定しない
薄っぺらい人からうわべだけの自慢を延々と聞かされて悩んでいる人も多いはず。
しかし、そこで全否定をしてしまっては逆恨みされて、さらに面倒な状況になってしまうこともあるでしょう。
ここでは、適当でもいいので相手をひたすら上げて気分よくさせていきましょう。
気持ちがこもっていなくても、ただ話を聞いてくれればそれで彼らは満足してくれるようです。
そして、あなたが間違いを指摘しなくても、勝手にどこかで恥をかいて自慢話はやむはず。
対処法③:重要な仕事は任せない
もし、あなたの部下に薄っぺらい人がいたとしたら、重要な仕事は任せないようにしましょう。
期限が迫っていても、後先考えずに楽しいことを優先してしまうかもしれません。
また、お客様対応の場合は、思わぬクレームを引き起こす可能性もあります。
本人には責任感がないので、あなたにすべての責任がかかり、大変な状況になる可能性があるのです。
できるだけ余裕がある仕事や、責任の小さな仕事を振り分けていくようにしていくのがいいでしょう。
薄っぺらい人にならないためには?
では、薄っぺらい人にならないためにはどうすればいいのでしょうか?
- 読書する
- 小さな目標を作る
- 話を大きくしない
- 多くのことにチャレンジする
- 謙虚な気持ちで人に接する
次に、薄っぺらい人にならないための方法を詳しく見ていきましょう。
方法①:読書する
読書をすることを習慣にすれば、簡単にたくさんの知識を吸収して行くことができます。
また、本を読むことで、想像力を高めることもでき、自分が様々な人の立場に立って物事を考える力を養うことができるでしょう。
知識を増やしていくごとに、新たな知識を得ることが楽しくなるはず。
また、いままで上っ面だった言葉にも深みが出て、周りの見る目をガラっと変えていくことができるでしょう。
方法②:小さな目標を作る
我慢強さを粘り強さを培うのはすぐにできるものではありません。
そのため、いきなり大きな目標を立ててしまっては、どう頑張ればいいのかがわからずにすぐに挫折してしまうでしょう。
最初は自分でもクリアできそうな小さな目標を立てて、それに向かって頑張ってみてください。
クリアできたら、新たにまた目標を立てることを繰り返します。
続けるうちに、自分に自信がつき、我慢強さや粘り強さも身についてくるんだとか。
方法③:話を大きくしない
自分をよく見せようとして、想像で話をしてしまったり、実際の話を盛ってしまうこともあるでしょう。
しかし、そんな嘘はすぐに見破られて、ますます薄っぺらい人だと思われてしまいます。
まずは、自分が実際に経験したことや、自ら調べたことをもとに話をするように心がけてみて。
話に深みが出て、あなたらしさも言葉の中から感じられるはずです。
方法④:多くのことにチャレンジする
人間力を高めていくには経験を積んでいくことが大切です。
どんなことでもいいので様々なことにチャレンジしていきましょう。
まずは、今まで興味があってもチャレンジする機会がなかったことや、挑戦する勇気が持てなかったことに挑んでみるのもいいかも。
新しいことを始めることで新しい出会いがあり、そこで新しい価値観が生まれます。
全く異なる意見と触れ合いながら自分を成長させていくことができるはず。
方法⑤:謙虚な気持ちで人に接する
薄っぺらい人は、自分の知識を鼻にかけて周りの人に上から目線で接している部分があります。
また、自分の利益のために、仕事仲間や上司、部下をないがしろにしていることもあるかもしれません。
しかし、それではいつまでも子供っぽく、そこの浅い人のままです。
まずは、周りの人たちに感謝し、尊敬の気持ちをもって接していきましょう。
謙虚な気持ちを取り戻すことで、今までとは違った一面を見出すことができるかも。
周りの人たちから学ぶこともたくさんあり、自分を成長させていくこともできるのです。
薄っぺらい人の特徴や心理を知り、深みのある人になろう
薄っぺらい人は、テレビや雑誌などでちらっと見ただけの浅い知識を自慢げに話したり、自分らしさがなくいつも誰かに影響を受けてコロコロと意見を変えてしまいます。
さらに、責任を負うことを嫌い、誰かに責任を押し付けることもあるんだとか。
周りから見れば、無責任で信用できない人に見えてしまうかもしれません。
そのうちに重要な仕事を任されなくなってしまったり、距離を置かれてしまうこともあるはず。
信頼を取り戻していくためにも、自分のできることから始めてみましょう。
本を読んだり、経験を積んだり、周りの人に感謝をしながら接していくことが深みのある人になるための近道です。
継続して続けていくことで、あなたもきっと人間として深みがある魅力あふれる人になれるでしょう。
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