惚れた弱みの心理＆やりがちな行動！弱みを利用されないための対処法

「惚れた弱み」の意味

片思いしている期間が長かったり、恋愛の相手がモテモテであったりすると、相手に執着する気持ちが強くなり、逃したくない気持ちになるでしょう。
惚れた弱みとは、相手のことを愛しすぎて嫌われるのが怖くなり、何でも言うことを聞いてしまうような、何でも相手の言いなりになってしまうことを言います。

恋愛の相手が良い人だと特に問題はないのですが、惚れた弱みにつけこむ男だった場合は、都合の良いように利用されてしまう場合があります。
いわゆる「尽くす女」と自覚がある場合には注意が必要です。

惚れた弱み…女性がやりがちな行動

とことん好きになった相手にしてしまいがちなことをまとめてみました。

1. 浮気を許す
2. 相手の好きにさせる
3. 邪険にされても怒らない
4. お金を貢ぐ
5. 相手の意見に流される
6. 彼を庇う
7. 世話を焼く
8. ご飯をおごる

項目ごとに女性がやりがちな行動をくわしく紹介します。

行動①：浮気を許す

交友関係が広く、様々な女性との浮気の噂が絶えない男性が彼氏だった場合、何度も浮気をされることがあるかもしれません。
惚れた弱みで、辛いけれどもすぐに許してしまうことはないでしょうか。

傷ついていることを伝えたり、気分が悪くて怒ったりすると彼に嫌われるのではと思って強い態度に出られない女性も多いです。
簡単に浮気を許すと相手はつけ上がるので、隠さずに平気でするようになります。

行動②：相手の好きにさせる

人前で非常識な態度を取る男性がいた場合、惚れた弱みでひいき目でみてしまい、たしなめもせずにいる女性もいます。
相手の好きなまま気の向くままに行動させて、周囲から考え直した方が良いのではと忠告されることもあるかもしれません。

いけない所があるにも関わらず、注意できなくて放ったままにしているということは、彼氏に対して遠慮があるからです。
惚れた弱みがあると、嫌な顔をされたくないのでできないという女性も多いです。

相手の方が立場が上になり、対等な関係なように感じられません。

行動③：邪険にされても怒らない

彼氏に人前で思いやりのない態度を取られたり、馬鹿にされるような発言をされた場合、怒りの気持ちで一杯になり、喧嘩にまで発展することがあります。
別にそのような状態になっても当然でしょう。

しかし、惚れた弱みで必死で彼にしがみついている関係の場合は、邪険にされてもひたすら我慢をして、機嫌を取ることが多くなります。
周囲からは、なぜあのような人間味のない男性に熱を上げているのかと不思議に思われているでしょう。

行動④：お金を貢ぐ

女性の惚れた弱みにつけこむ卑劣な行動として、彼女をATM代わりにしてどうにかお金を引き出そうとする男性もいます。
経済力があって姉御肌の女性や、彼氏よりも年上の女性がしがちな行動です。

仕事で使う物やデートで使う物がどうしても必要、彼女に贈り物をしたいけれどもお金がないのでできないなどと口先で上手く言いくるめて、上手く理由をつけてお金を要求して貢がせようとします。
十分な経済力がある場合、遊ぶ相手に適当だから承知していて、自由にさせているという女性も多いです。

基本的には怠け者か詐欺師ですので、毅然と別れを告げた方が良いでしょう。

行動⑤：相手の意見に流される

彼氏のことだけをひたすら聞いてしまう女性も、惚れた弱みにつけ込まれているタイプです。
自分なりの意見があっても、彼に反対されると途端に引っ込めてしまい、彼に従うそぶりを見せます。

友人の言うことも、家族の言うことも耳に入らず、好きになってしまった男性の意見を聞いて彼氏好みの女性になりきろうとしています。
趣味でも好みでも彼の意思に沿った物を選ぶため、他人からからみると洗脳されているようにも見えるでしょう。

行動⑥：彼を庇う

好きになった男性のことを庇うのは当然のことです。
しかし、不注意で他の人を怒らせるようなことをして、明らかに彼氏の方が悪かったとしても庇うのはやりすぎです。

惚れた弱みで、彼氏のことが中心となり、全て彼が正しいように見えることがあります。
明らかにおかしいことでも、「でも、本当は良い人だから」と、支離滅裂な理由でそのようなそぶりを見せると、周囲の人が離れていってしまうでしょう。

行動⑦：世話を焼く

好きな人を独占しようと、好きになった男性に対して母親か姉のように振る舞う人もいます。
あれこれと世話を焼き、彼氏自身ができることを彼女が先回りしてやってしまうこともあるでしょう。

惚れた弱みで誰かに取られるのが怖いため、自分から離れていかないように必死で世話を焼いているように見えるでしょう。
あまりにも程度がひどいと、男性に煙たがられるようになります。

行動⑧：ご飯をおごる

惚れた弱みにつけこむ男性に見られることですが、自分のお金はできるだけ出さずに済ませようとする場合があります。
外食などご飯を食べたい時に、財布やカード、スマートフォンを忘れたふりをして女性にご飯代を全て出させるように仕向けることもあるでしょう。

現在では、男性におごってもらうだけでなく、恋人同士で割り勘にすることも増えています。
惚れた弱みで女性が言うことを聞くので、ご飯をおごらせても何も言わないと考えているでしょう。

惚れた弱みを見せることのメリット

相手に恋心をさらけ出した場合に効果があるポイントについて、例を挙げます。
言うことを聞いてくれる女性がタイプの男性を落とす際にも効果があるかもしれません。

1. 本気だと伝わる
2. 相手が喜ぶ
3. 大事にしてもらえる
4. ピュアでかわいらしい
5. 心理的な結びつきが強くなる

それぞれの惚れた弱みを見せると効果がある所について、詳しく説明します。

メリット①：本気だと伝わる

相手に自分の気持ちが伝わると、好きだということを分かってもらえるでしょう。
片思いでどのように思いを伝えたら良いか悩む場合に、惚れた弱みを見せることで本気だということが相手に通じやすくなります。

本命の男性も好意を持ってくれていた時に、自然と付き合おうかという流れになり、両思いになりやすくなるでしょう。

メリット②：相手が喜ぶ

惚れた弱みは恋心につきものです。
全面的に相手の言いなりになるような態度でいると、自分を立ててくれる控えめな女性に思えて喜ぶ男性もいると思われます。

女性を守る気持ちが強く、黙ってついてきてほしいと考える昔気質の男性に多く見られます。
また、年上の男性や素直で従順な女性がタイプという人にも好まれるでしょう。

メリット③：大事にしてもらえる

惚れた弱みを見せると、相手から大切に扱ってもらえることもあります。
好意や愛情だけでなく、すっかり惚れきってしまって尽くそうとすると、男性の方でありがたく感じて彼女を大事にすることもあるでしょう。

一生懸命彼氏の言うことを聞く彼女を性格が良い女性だと思い、自分に尽くしてくれるのをいじらしく思うかもしれません。

メリット④：ピュアでかわいらしい

彼氏のためにかいがいしく言うことを聞く彼女について、男性は純粋で可愛らしい子だと感じる場合があります。
何かある度に彼に同意を求めたり意見を求めたりして、あどけない子供のような感じに愛しく思われるでしょう。

同年代よりも少し年が上の男性に好まれるでしょう。
しっかりした性格の同年代や年下の男性であれば、女性を守ってあげたいと考えるタイプに好まれます。

メリット⑤：心理的な結びつきが強くなる

惚れた弱みを見せることで、彼に愛しいとか可愛らしいと思わせたりして、自分がいなければ彼女を守る人はいないのではという気持ちになる男性もいます。
お互いに好きだという心の結びつきが強くなるでしょう。

自立心の強い男性の場合は、彼女をしっかりと守りたいという気持ちになって、場合によっては結婚まで結び付くかもしれません。

惚れた弱みを見せることのデメリット

反対に相手に対して悪く作用することについて、例を挙げます。

1. 相手の負担になる
2. わがままになる
3. 甘く見られる
4. 強く出られる
5. 面倒くさいと感じる

それぞれを項目ごとに詳しく解説します。

デメリット①：相手の負担になる

惚れた弱みをありのままに出すのは、自分の恋心を隠さずにいることにもなります。
度を超していると、相手が「重い」と感じて距離を置かれる場合があるでしょう。

彼との温度差がある時に、引かれてしまうことがあります。
片思いが叶っても相手の男性がまずは友達からと考えていた時に、惚れた弱みをさらけ出すと、まだそこまで深い付き合いをするつもりはなかったのにとうんざりされます。

「やっぱりお付き合いをやめる」と言われかねません。

デメリット②：わがままになる

あまりにも彼のことが好きで、全部言いなりになると彼がわがままを通すようになる恐れがあります。
惚れた弱みで、別れたくないという思いでいっぱいになるのは分かりますが、全て彼の言うことを聞くのは間違っています。

相手への理解がある彼氏の場合は、全てに従ってくる彼女だと物足りなさを感じるでしょう。
わがままに振る舞うようになる彼氏の場合は、常識的でない意見を押しつけてくるようになるかもしれません。

洗脳されているような状態になる前に、いったん本当に正しいのかどうか考えてみるべきです。
恋愛は互いに平等でないと、無理が生じてしまいます。

デメリット③：甘く見られる

惚れた弱みを相手に感じられるようになると、軽んじられることがあります。
どうせ何でも許してくれるからと彼に思われ、浮気をし放題になったり、都合の良い女として手ひどい扱いを受けることもあるでしょう。

もはや彼女と思われているかどうかも分からず、他に本命ができても、いろいろと便利だからお付き合いをしているだけという事態を招くこともあります。
男性の方で軽蔑して周囲に彼女の悪口を言う、彼女に聞こえるように嫌みを言ってストレス解消する場合もあります。

他にもっと良い男性がいるので、別れた方が良いでしょう。

デメリット④：強く出られる

相手にすっかり惚れきった状態でいると、相手が高圧的に強く出るようになることがあります。
男性側では、惚れた弱みですっかり参っているのがわかるので、女性に強く命令しても反発されることはないと見くびっている状態です。

君主と奴隷のような関係になりがちです。
嫌なことははっきりと断るようにした方が良いでしょう。

デメリット⑤：面倒くさいと感じる

男性側の愛情が冷めかけてきた時や、もともと打算的なお付き合いだった場合に、彼女との関係が面倒と感じることがあります。
女性の惚れた弱みや、自分に対しての恋心があると感じても、話すのも顔を合わすのもうんざりしている場合があります。

あまりにも惚れた弱みで、強く干渉し過ぎると相手に嫌がられてしまいます。
友達以上恋人未満の関係で、自分は恋人に昇格したいと思っても行き過ぎた行動は避けた方が良いでしょう。

惚れた弱みを抱える人の心理

好きな相手に対しての思いについて考えてみましょう。

1. 恋愛が最優先
2. 好きでたまらない
3. 独占欲が強い
4. 振られたら困る
5. 自分に自信がない
6. 怒らせたくない

それぞれの心理状態について詳しくみていきます。

心理①：恋愛が最優先

生活していく上で恋愛を最優先している女性の場合、自分がこんなに好きなのに彼に嫌われたらどうやって生きていけば良いのか、と思い詰めてしまうことがあります。
惚れた弱みで彼に執着する気持ちが強くなり、別れを切り出されたら後がないと考えているのかもしれません。

彼を逃したくない一心で、何でも言いなりになっている可能性もあります。

心理②：好きでたまらない

彼のことがとにかく好きで仕方がないという女性もいます。
あまりにも愛情があふれ過ぎて、離れたくない気持ちが勝ることもあるでしょう。

惚れた弱みで、周りのことが見えなくなっている状態でしょう。
好きでたまらないことから、“あばたもえくぼ”という慣用句の通り、彼の欠点も長所に見えて全てを許せるようになってしまいます。

彼の悪い部分が魅力的に映る場合は、熱が冷めるまで待つしかないでしょう。

心理③：独占欲が強い

相手のことを誰にも渡したくない気持ちが強い場合、惚れた弱みで彼に従ってしまう場合があります。
モテモテの男性の彼女の場合は、特に独占欲が強くなる傾向があり、彼を独り占めしようと、言いなりになってしまうこともあるでしょう。

浮気をするわけでなくても、女友達や姉妹にも嫉妬深くなることがあります。
二人とも熱々の時期は良いのですが、彼氏の方が気持ちが冷めてくるとか、彼の周りの彼女の独占欲の強さについて忠告するようになると、うっとうしくなることもあるでしょう。

彼の気持ちが冷める程、ますます彼の言うことに逆らわないようになって、強くしがみついてこようとします。

心理④：振られたら困る

心の中で、失恋したら困るという考えに取り付かれている女性もいるかもしれません。
惚れた弱みを見せるのは、彼のことを心底好きだからだと考える方も多いでしょう。

しかし、女性のプライドが高く、振られたら周囲の人の反応が気になったり、みっともないと感じる方もいると思われます。
彼の言いなりになり、おとなしく従ってしまうのは、他の女性に乗り換えられるとか、相手にその気がなくなって別れを切り出されるという状況が耐えられないと考えているからかもしれません。

真の恋心ではなく、相手の条件が良いと考えていてお付き合いしている人に見られる心理状態です。

心理⑤：自分に自信がない

惚れた弱みで彼の言うことに反論しない、何でも彼の言うことが正しいという、つい譲ってしまうという女性は、自分に自信がないのかもしれません。
普通は自分で考えたり行動したりします。

それができない状態になっているのは、自分の考え方や能力に自信を持てず、相手に選択させているのにすぎません。
彼に言い負かされて、自分はだめな人間と思い込んでいる場合もあります。

少しずつでも良いので、自分を認めていけるようにしないと、いつまでも相手の言いなりになったままでしょう。

心理⑥：怒らせたくない

大好きな彼がすぐにかっとなる性格の場合、惚れた弱みで怒らせたくないと考える女性もいるでしょう。
反論したり、頼まれたことを断ったりすると烈火のごとく怒り出す彼氏がいると、辛い気持ちになります。

怒られるのが嫌なので、相手に迎合することが多くなる場合があります。
我慢を強いられるので、お付き合いの期間が長くなってくると疲れを感じてしまいます。

惚れた弱みにつけこまれないための対処法

つけいる隙を与えないための方法について紹介しましょう。

1. お金は貸さない
2. 浮気したら許さない
3. 人前で馬鹿にしたら怒る
4. デートで全額出さない
5. 自分を大切に
6. 恋人とは適度な距離を置く

それぞれの方法に付いて詳しく説明します。

対処法①：お金は貸さない

惚れた弱みにつけこむ男で金銭面でルーズな性格の持ち主の人は、付き合っている彼女からお金を引き出そうとする傾向があります。
お金を貸したら、高い授業料だと肝に銘じて戻ってこないと思いましょう。

再び惚れた弱みにつけこんで借りようとしてくる男性なら、きっぱりと断ることです。
お金にルーズな人は相手を幸せにしません。

男性で何度も借りようとしている人がいれば、お付き合いをしているのではなく、女性をATMか金のなる木としか見ていません。
文句を言ってきたらつけいる隙を与えずに、さっさと離れましょう。

辛いでしょうが、相手を思いやれるもっと良い男性と出会えるでしょう。

対処法②：浮気したら許さない

他の女性と何度もお付き合いするなど、平気で浮気をしていたら、問い詰めてやり込める必要があります。
惚れた弱みで言い返せない方もいるでしょうが、勇気を持って立ち向かいましょう。

毅然とした態度で、冷静に相手に浮気について聞きましょう。
「おまえが悪いから」と言われたら、惚れた弱みにつけこんで女性に責任を被せようとしていると思われます。

どうせ、許してくれると考えて甘えているなら、女性の側から捨ててやるべきです。
相手が別れたくていて、振ってくれるのを待っているなら、情けない人だと軽蔑しながらぜひ別れてあげると良いでしょう。

対処法③：人前で馬鹿にしたら怒る

惚れた弱みを見せると、相手が図に乗ってくることがあります。
人前で平気で馬鹿にするような態度を見せることもあるでしょう。

あまりに度を超えて傷つくことがあるなら、はっきりと嫌だと伝えて怒るようにしましょう。
相手は彼女が傷ついていることを感じていないかもしれませんし、何も反応しないから言っても気にしないと思って軽く見ているのかもしれません。

それでも態度を改めない場合は別れを告げて、他の男性を探しましょう。

対処法④：デートで全額出さない

ご飯を食べに行くとき、デートをするとき全て彼女持ちで払わせるなら、惚れた弱みにつけこんでいる可能性があります。
何かしらの事情があって、お金がないのを承知している場合は納得できるかもしれません。

けれども、分不相応に高級な所に行こうとするなら、女性が何も言わないので見くびっているのかもしれません。
せめて、割り勘にするようにしましょう。

渋るようなら、お付き合いしない方が良いかもしれません。

対処法⑤：自分を大切に

相手の言いなりになるのではなく、自分を大切にして思うことをはっきりと言い合える関係になれるように努力しましょう。
惚れた弱みがある関係は、自分の思いが一方的になりがちで、相手はそれほど彼女に理解を示していないと思われます。

自分勝手な人と付き合って消耗するよりも、お互いに大事に思い合えるような人とお付き合いした方が幸せです。
自分を大切にできる彼氏を探しましょう。

対処法⑥：恋人とは適度な距離を置く

惚れた弱みをたまに見せながら、お付き合いをすると良いでしょう。
恋愛を一番に考えるのではなく、自分を第一に考えて幸せに生きるようにするべきです。

恋人にべったりとくっついて惚れた弱みを常に感じさせることなく、適度に趣味にいそしんだり、友人との時間を大切に過ごせるようにすると良いでしょう。
四六時中相手のことを思うと、相手も自分も疲れてしまいます。

つかず離れず適度な距離を保って、お付き合いをすると良いでしょう。

惚れた弱みにつけこまれたら負け！

恋愛をすると相手のことを愛する気持ちが強くなり、すっかり彼の魅力に参ってしまうことがあります。
惚れた弱みで相手の言うことにそのまま従ってしまうこともありますが、つけこまれて何でも聞くのは考えものです。

夢中になっているのが分かると、彼も嬉しい気持ちになるかもしれません。
しかし、度を超すと相手がつけ上がり、ないがしろにして惚れた弱みにつけこむこともあります。

一方的に従うのではなく、自分を大切にして互いに大事に思い合える関係を築くと良いでしょう。