グロスカラーとは?知っておきたいメリット・デメリット&ヘアカタログ
ヘアカラーをしている人で、髪の毛のダメージに悩んでいる方は少なくないでしょう。 カラーをする事でダメージを与えてしまう、と感じている方におすすめなのがグロスカラー。 髪の毛へのダメージが少ないヘアカラーの事です。 今回はそんなグロスカラーについて、魅力からヘアスタイルなど色々とご紹介しますね。
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グロスカラーとは?
手触りが良く普通のヘアカラー剤よりも比較的髪の毛に優しいのが、グロスカラー。
名前の通り、髪の毛にキレイなツヤを生み出してくれるヘアカラー剤なんですよ。
美容院によって変わってきますが、基本的に髪の毛に優しいトリートメントなどを混ぜて、髪にツヤを出すヘアカラー剤の事をグロスカラーと言います。
グロスカラーのグロスというのはリップグロスのグロスと同じ意味。
今までのヘアカラー剤よりもクオリティが高いカラー剤で、カラーやパーマなどで受けたダメージを上手くカバーしてくれるヘアカラー剤なんですよ。
グロスカラーのメリット・デメリット
メリット
グロスカラーの最大のメリットは、ヘアカラーによるダメージが従来のカラー剤よりも少ないという事。
髪の毛にダメージを与えにくい酸性のカラー剤を使っている美容院が多いんですよ。
カラーを繰り返す事でダメージを受けてしまう髪の毛。
そのダメージを抑えて、ツヤのあるキレイな髪の毛にしてくれるのがグロスカラーなんです。
デメリット
グロスカラーのデメリットは、従来のヘアカラー剤よりも色が髪の毛に入りにくい事。
また、美容院によって使っているグロスカラーのカラー剤が違うので、グロスカラーで髪を染める時にはどのようなカラー剤を使っているのか美容師さんに聞いてみるのが良いでしょう。
染めたい髪色の仕上がりやイメージについても、事前にしっかりと話して伝えておく事が大切になりますよ。
グロスカラーがおすすめな人
グロスカラーは傷んだ髪にも優しいヘアカラー剤なので、カラーを繰り返して痛んでしまった髪の毛の人に特におすすめです。
髪の毛が痛んでパサパサとしてしまっていると、美しい髪の毛とは言いにくいですよね。
グロスカラーは髪の毛に優しいだけでなく、髪の毛にキレイなツヤを与えてくれるので、ヘアカラーをして髪の毛がパサパサと生気のない状態になってしまうのが嫌な人にもおすすめです。
【レングス別】グロスカラー×おすすめヘアスタイル
ショートヘア
おすすめ①:シンプルストレート
ショートヘアの定番である、頭のトップの部分をふんわりとボリュームを出したスタイル。
髪色を明るめのブラウンに染めています。
ヘアカラーが明るすぎたり、カラーによって痛んだパサパサの髪では、髪の毛のお手入れをしていないように見えてしまいますが、グロスカラーは髪の毛にツヤを与えてくれるので、髪の毛を染めるだけで、黒髪から印象を変えられて、しっかりとお手入れしている髪の毛を作り出してくれるのが嬉しいところ。
おすすめ②:パーマプラスピンクで春感ヘア
ヘアカラーとパーマを合わせておこなうと髪の毛へのダメージはとても大きなものになりますよね。
しかし、グロスカラーならばそんな心配は要りません。
こちらのヘアスタイルは、グロスカラーで明るいピンク系の色に髪の毛を染めて、全体に小さくパーマをかけています。
髪の毛にパーマをかけて動きを出す事で、軽やかさが生まれていますね。
明るい髪色と合わせて、動きのある髪の毛が春のような軽い印象を作り出してくれています。
おすすめ③:エアリーショート
ショートヘアは切りっぱなしでは少しボーイッシュな印象になりがちですが、髪の毛に流れを作って空気感を与える事で、軽やかな女性らしさをプラスする事ができます。
髪の毛に動きがあって軽やかに見えるので、フェミニンな洋服などにも合いますね。
グロスカラーで染めた髪の毛なら、プラスして髪の毛にパーマをかけるのも、髪の毛へのダメージを心配しなくて済みます。
おすすめ④:ラベンダーカラーで外ハネ
ショートヘアでは髪の毛のスタイリングで遊ぶ事ができない、と感じてしまいますが、毛先を内巻きにするか外ハネにするかで印象は大きく変わります。
また、このヘアスタイルでは髪の毛をラベンダーカラーで染めています。
挑戦的な色に感じるかもしれませんが、とても馴染んでいますね。
グロスカラーなら、髪の毛を染めるのもダメージを気にせずに新たなカラーを挑戦できそうです。
一見するとシンプルな髪色ですが、光を浴びた時などに見えるラベンダーカラーは視線を集めそうですね。
おすすめ⑤:耳かけショート
前髪があるヘアスタイルもかわいらしさを作り出してくれますが、このヘアスタイルでは前髪をあえて作らず、耳にかけるスタイルに。
大人っぽく、デキる女性に見えるヘアスタイルですね。
グロスカラーでブラウンに髪を染めているので、髪の毛に重さを感じさせないところもポイント。
ふんわりと後頭部が丸い形に仕上がっているところも素敵です。
ミディアムヘア
おすすめ①:外ハネぱっつん
切りっぱなしのように髪の毛をぱっつんにして、外ハネのスタイルにしているこの髪型。
髪の毛が痛んでパサパサとした状態では、ただのズボラなヘアスタイルに見えてしまいますが、グロスカラーで染めた事で、髪の毛にツヤ感が出てキュートな印象になっていますよね。
ダークな色で染めているので、幼くなりすぎていないところもポイントです。
おすすめ②:ふわっとボブ
ボブヘアは暗い髪色で内巻きにしてしまうと重たい印象を与えてしまう事もありますが、グロスカラーで紫をミックスしたブラウンカラーで染める事で、髪色の重さが無くなっています。
また、髪を内巻きと外巻きでミックスして毛先を動かしているので軽いイメージ。
前髪も量を少なく、おでこが透けるほどにカットしてあるところも、ヘアスタイルの軽さを強調していますよね。
眉上でぱっつんと切った前髪が少し幼さを出してくれて、かわいらしい印象です。
おすすめ③:王道ボブ
ミディアムヘアのヘアスタイルの王道であるボブ。
グロスカラーを使って染めれば、うるツヤな髪の毛を作る事ができます。
暗めの色で染めても、髪の毛がツヤっとしていると印象が重くなる事はありません。
また、指通りの良さそうな髪の毛はついつい手を伸ばしたくなってしまいますよね。
明るすぎない髪色が落ち着いた印象を与えてくれるヘアスタイルです。
おすすめ④:大人ハイライト
ハイライトは髪の毛に入れる色味によっては、やんちゃな印象を与えてしまう事もありますが、ダークな髪色に少し明るいブラウンを入れる事で、大人な女性のおしゃれ感を作り出しているこのヘアスタイル。
グロスカラーで髪の毛を染める事でツヤ感も増して、髪の毛へのお手入れも忘れずおこなっているデキる大人女子になる事ができますね。
ツヤっとしたハイライトの入った髪の毛は動くたびに周囲の視線を集めそうです。
おすすめ⑤:毛先一巻きスタイル
グロスカラーで髪を印象的なパープルカラーに染めて、毛先を一巻きしているこのヘアスタイル。
髪の毛の広い範囲にパーマをかけたりしなくても、毛先に動きを作り出すだけで人に与える印象は大きく変わります。
髪色で少し遊んでいますが、毛先のカールが上品さを演出してくれているヘアスタイルですね。
ロングヘア
おすすめ①:上品アッシュ
明るいアッシュの髪色は派手に見えがち。
さらに、髪の毛が痛んでいると印象が良くないですよね。
グロスカラーで染めたこちらのアッシュヘアは、比較的明るい髪色ですが、ユルっとパーマをかけて髪の毛をカールさせている事に加えてグロスカラーのツヤ感で上品にまとまっています。
明るい髪色で毛先がパサパサとしてしまっているとダメージがとても目立ちますが、グロスカラーならばそんな心配も要りませんね。
おすすめ②:ワンカラーでグラデーション
従来のヘアカラー剤よりも色が入りにくいと言われているグロスカラーですが、ピンクのカラーもこんなにキレイに入ります。
このヘアスタイルは、髪の毛の長さを生かしてピンクのワンカラーでグラデーションを作っていますね。
毛先に向かっていくにつれて暗くなっていく髪色も、ナチュラルな印象に仕上がっています。
ユルっとかかったパーマと相まって、外国人風の髪の毛のように見えてとても素敵です。
おすすめ③:毛先にパーマで軽い印象に
ロングヘアで暗めの髪色だとやっぱり重い印象になりがち。
その髪の毛の毛先がパサパサとしていると、お手入れができていない伸びてしまった髪の毛に見えてしまいますよね。
グロスカラーでダークカラーに染めて、髪の毛にツヤを与えて、さらに毛先にゆるくパーマをかけて髪の毛に動きを出す事で、重たい印象を作りません。
また、グロスカラーでツヤを与えているので天使の輪ができるツヤツヤ髪になっていますよね。
おすすめ④:スモーキーカラー
髪の毛が長くなる程に、重たい印象になってしまいます。
このヘアスタイルでは、超ロングの髪の毛をスモーキーなグレージュにグロスカラーで染めていますね。
髪の毛が長くなるとダメージのケアも大変になりますが、グロスカラーならそんな心配は要りません。
ロングさんだからこそ、ヘアカラーで印象を変えるためにグロスカラーを選びましょう。
ヘアカラーに合わせてパーマをして、髪の毛に動きを出して軽さを作りだしているこのスタイルを参考にしてみて下さい。
おすすめ⑤:シンプルブラウン
グロスカラーは従来のヘアカラー剤よりも色が髪の毛に入りにくいと言われていますが、シンプルな深みのあるブラウンに染める事ができます。
カラーにしっかりとした深みを出して、ツヤを与えてくれるので、まるで地毛のような仕上がりになりますよ。
グロスカラーで髪の毛を染めれば、天使の輪もしっかりとできます。
グロスカラーをするときの注意点
グロスカラーは酸性のヘアカラー剤です。
従来のアルカリ性のヘアカラー剤と違って肌や髪の毛に優しいと言われています。
グロスカラーとひと口で言っても、美容院によって使用しているカラー剤は違うので、どのような物を使っているのか事前にしっかりと確認してみて下さい。
そして、仕上げたい髪色についてもしっかりと美容師さんに伝えておいて、理想の仕上がりになるかどうかを把握しておく事も重要ですよ。
グロスカラーをキレイにキープするのにおすすめのアイテム
せっかく美しくツヤっと染めた髪の毛をキレイにキープしたいですよね。
ここでは、グロスカラーのキープに役立ってくれるアイテムをご紹介します。
おすすめ①:ミルボン ディーセス エルジューダMO
髪質が硬い方におすすめなのがこのヘアオイル。
グロスカラーでツヤっとキレイになった髪の毛の美しさのキープはもちろん、スタイリングの際に動きにくい硬い髪の毛を動きやすくしてくれるアイテムなんです。
自然に髪の毛に働きかけてくれるので、余計なダメージもありません。
おすすめ②:ジョアンジュ オーガニック マタンヘアミルク
洗い流さないタイプのヘアミルクです。
ドライヤーやヘアアイロンなどを使用する事で日々蓄積するダメージからも髪の毛を守ってくれますよ。
ボトルのパッケージもかわいいので、見えるところに置いておきたくなるアイテムですね。
おすすめ③:ジョアンジュ オーガニック グロッシーバーム
ハンドクリームにも使える程に優しいオーガニックのヘアワックス。
グロスカラーでキレイにツヤっと染めた髪の毛をスタイリングしてもっとかわいくしたい、と言う時に必要になるのがヘアワックスですよね。
ヘアワックスも髪の毛にダメージを与えず優しい物を使いたいと感じている方にはとてもぴったりのアイテム。
ヘアスタイリングの際にも髪の毛を労わって、キレイな状態を長くキープしましょう。
グロスカラーで髪の毛美人に
ヘアカラーを重ねていくと髪の毛が痛んでしまうと悩んでいた方におすすめのグロスカラー。
髪の毛を理想の色に染める事ができるだけでなく、ツヤを与えてくれて指通りの良い髪の毛に仕上げてくれるグロスカラーは、髪の毛にも気を使う美容女子には欠かせない物になりそうですね。
天使の輪ができる程のツヤツヤな髪の毛は、テンションを上げてくれること間違いなし。
髪の毛のお洒落を楽しむ幅を広げてくれるグロスカラー、ぜひ試してみて下さい。
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