【韓国メイク】目のタイプ別アイシャドウの塗り方＆オルチャンになるコツ

韓国メイクは「アイシャドウ」が決め手！

出典：17kg

日本人のアイメイクは「まるくてかわいい」を意識したものが多く、マスカラで縦幅を広げたりアイラインをアーモンド型やたれ目に入れたりするのが主流です。
韓国メイクは「横長でかっこいい」がテーマと、日本人のアイメイクとはちょっと違いますね。

横長のかっこよさはアイシャドウで演出し、さらにグラデーションを作ることで流れるようなまぶたの美しさを作り出します。
キラキラとしたアイシャドウで立体感を作ったり、色を加えて明るい印象にするのも韓国メイクの特徴です。

韓国メイクにピッタリなアイシャドウの色

特に使いやすくて日本人の肌ともよく合う韓国メイクにピッタリなアイシャドウの色をご紹介します。
「エチュードハウス ルックアットマイアイズ」のイエベ・ブルベに似合わせカラー表とあわせてチェックしてみてくださいね。

①：オレンジ

韓国メイクのアイシャドウといえば「オレンジ」と言っても過言ではないほど、韓国の女の子たちがみんなつけている色。
フルーツのようにフレッシュで爽やかな色合いは、顔全体をみずみずしく鮮やかに彩ってくれます。

オレンジのアイシャドウはまさに韓国の最新トレンド。
元気いっぱいな韓国メイクに仕上げたいときには間違いなくおすすめです。

②：ブラウン

スモーキーな印象が作れる「ブラウン」は大人っぽい韓国メイクにピッタリ。
グラデーションを作ってまぶたの立体感を作り、自然なホリの深さを演出します。

ブラウンは他のアイシャドウとも組み合わせやすいカラー。
明るいオレンジに合わせて「大人ポップ」を作ったり、後ほど紹介するかわいらしいピンクと合わせて「大人ガーリー」を作ったり印象の変化がつけやすいのも魅力的です。

③：ピンク

かわいくてガーリー、甘い雰囲気の韓国メイクを作るなら断然「ピンク」がおすすめ。
日本でもガーリーメイクにはピンクが鉄板ですし、今はトレンドのカラーでもありますよね。

韓国メイクでは季節ごとにピンクの色味を変えるのが定番で、春夏はフレッシュなパステルピンクや青みピンクが大人気。
秋冬はローズピンクやショッキングピンクなど濃いめの色をよく使用します。

アイシャドウを生かした韓国アイメイクのやり方

韓国メイクにおけるアイメイクではアイシャドウをうまく使って印象的な瞳をつくりあげるのがポイント。
編集部で実際にメイクをして、簡単にできるオルチャンメイクのやり方をご紹介します。

＼使ったのは「エチュードハウス プレイカラーアイズ」／

1つのパレットで10色のカラー、異なる質感を楽しめる韓国の人気ブランド・エチュードハウスの「プレイカラーアイズ チェリーブロッサム」のカラーを使いました。

①：まぶた全体にアイシャドウを塗る

まず上まぶたの全体にアイシャドウを塗っていきましょう。
韓国メイクではしっかり色がついて発色がよく、薄めのものを使用します。

例えばオレンジなら爽やかな明るいコーラルオレンジ、ブラウンならライトブラウン、ピンクならピーチピンクがおすすめです。
付属のチップ、もしくはアイシャドウブラシでムラなく広げましょう。

②：濃いめのアイシャドウを目のキワに細く入れる

目のキワに沿って濃いめのアイシャドウを細く入れていきます。
アイラインを描くイメージで行うのがうまく入れるポイントで、最初に入れたアイシャドウよりも濃い色を選びましょう。

オレンジやピンクのアイシャドウを使ったのなら、あえてここでブラウンのアイシャドウを取り入れるのもかわいくておすすめ。
最初のアイシャドウとの境界線を指でなぞってぼかし、グラデーションを作ります。

③：ラメアイシャドウを黒目の上にたっぷりのせる

韓国メイクで大切な瞳の立体感を作るために欠かせないのがラメアイシャドウ。
黒目の上に縦長にアイシャドウを入れていきます。

こうすることでまぶたの中心が盛り上がったようになり、自然な立体感を手に入れることができるのです。
さらに瞬きするたびラメがキラキラと輝いて、周囲の視線も集めることができますよ。

④：下まぶたにもラメアイシャドウを載せて涙袋をつくる

ラメアイシャドウは上まぶただけでなく下まぶたにも使うのが韓国メイクの特徴。
下まぶたになぞるように載せて、ぷっくりとしたかわいい涙袋を作りましょう。

このとき涙袋の立体感が足りないなと感じたら、アイブロウパウダーやブラウンのアイシャドウで影を作るのもテクニック。
指でポンポンと馴染ませれば、自然な涙袋が完成します。

⑤：ペンシルアイライナーでまつげの隙間を埋めながらくの字に囲む

韓国メイクでは、目をリキッドアイライナーで囲まないのが鉄則。
瞳の印象を際立たせるために、優しい印象の出るペンシルアイライナーを活用します。

ただしまつげの隙間を埋める程度の使い方をするのがポイント。
まつげの根元が密集しているように見えて、ナチュラルにデカ目効果をゲットできます。

目尻はくの字に囲み、下まぶたの目尻側にもちょっとだけペンシルアイライナーを書くようにします。
ただし色がつくかつかない程度の雰囲気で十分です。

⑥：目尻だけにリキッドアイライナーでアイラインを書く

リキッドアイライナーが登場するのはほんの1部分、目尻側のアクセント。
横長でかっこいいアイメイクが特徴の韓国メイクを作るために、横に流れるようなアイラインをリキッドアイライナーで書き足します。

普段より少し長めで、目尻の延長になるよう細く書きましょう。
こうすることで目の横幅が広がり、立体的なアイシャドウともうまくマッチしてくれます。

⑦：ロングマスカラを上まつげだけに塗って完成！

アイシャドウに重点を置く韓国メイクでは、マスカラは「長さを伸ばす程度」のナチュラルさが基本。
上まつげだけにロングマスカラを塗るようにしましょう。

ビューラーであげるときも優しくカーブする程度にして、極力まつげの印象は抑えるようにしてください。
つけまつげをしたいときは目尻のみ、束が細くて短めなものを目の横幅が広がるようにつけるがポイントです。

【目のタイプ別】韓国メイク×アイシャドウの使い方

人それぞれ目の形って違いますよね。
一重や奥二重そして二重など、目のタイプによっても韓国メイクとアイシャドウの使い方が変わっていきます。

うまく使いこなすことで自分の目の形をより活かすことができますよ。
韓国メイクとアイシャドウの使い方を詳しくチェックしていきましょう。

一重さん

韓国メイクでは一重のメイクがかなり一般的で、そのミステリアスで儚げな雰囲気が重宝されることもあるほど人気。
一重さんの韓国メイクは、とにかくブラウンやオレンジを使って知的な印象を作り上げてあげましょう。

ガーリーなピンクは使わないのがポイント、リップの印象をはっきりさせた韓国メイクで顔全体にメリハリを作ってあげます。
そして一重さんのアイシャドウは、二重さんよりも目尻側にアクセントを置くようにするのがコツ。

韓国メイクのとき、奥二重さんはアイシャドウで横幅を作ってあげましょう。
最初に全体に塗っていた色をまぶたの目尻側半分に載せ、さらに薄い色をまぶた全体に塗るようにするのがポイントです。

奥二重さん

二重の幅が狭い奥二重さんは、かわいらしい印象がありつつもクールな雰囲気。
韓国メイクではナチュラルでうるうるとした、素肌感を演出してあげるのがポイントです。

色をふんだんに使うよりも柔らかいベージュやブラウンで落ち着いた雰囲気に仕上げるのがコツ。
アイシャドウは色を控えめにして、アイラインも目立ちすぎないようにちょこんと目尻に書いてあげます。

そして奥二重さんが韓国メイクで特に意識したいのが涙袋。
アイシャドウや他のメイクが薄い分、キラキラのラメをたっぷりのせて立体感のある涙袋を作るのがナチュラルな韓国メイクをうまく取り入れるテクニックです。

二重さん

はっきりとした目力がある二重さんは、オレンジやピンクのはっきりとした色を取り入れて元気いっぱいな韓国メイクを作りましょう。
アイシャドウ・チーク・リップの色を統一してあげると、顔全体の雰囲気を作り変えることができます。

アイメイクの印象がはっきり出るので、チークやリップは控えめにするのがバランスを取るコツ。
チークは大きなブラシでふんわり色づく程度に、リップはしっかりぼかして目立ちすぎないように心がけます。

ナチュラルな韓国メイクに仕上げたいとき、アイシャドウはライトベージュ×ピンクやオレンジでもおすすめ。
化粧も濃く見えず、色がはっきりと際だつので今風の韓国メイクを作れます。

韓国メイクにおすすめのプチプラアイシャドウ

出典：17kg

韓国メイクにおすすめのアイシャドウを実際に編集部でお試し。
おすすめカラーをスウォッチしてご紹介します。

どんなアイシャドウを買うか悩んでいる方はぜひチェックしてくださいね！

エチュードハウス／プレイカラーアイズ

韓国の人気ブランド・エチュードハウスの「プレイカラーアイシャドウ チェリーブロッサム」のカラーは、ピンクやブラウンなどを貴重とした10色パレット。
ラメ入りのアイシャドウはもちろん、マットなアイシャドウも入っているので、その日の気分に合わせてアイメイクの雰囲気をガラリと変えられます。

＼塗ってみるとこんな感じ！／

エチュードハウス／ピクニックエアームースアイズ

エチュードハウスの人気単色アイシャドウ「ピクニックエアームースアイズ」。
プニプニとした触感でテクスチャーはやわらかく、さらっとした付け心地。

ザクザクとしたラメがまぶたをキラッと輝かせます。

＼塗ってみるとこんな感じ！／

エチュードハウス／ルックアットマイアイズ

エチュードハウスの定番人気の単色アイシャドウ「ルックアットマイアイズ」は、サラサラとした粉質で一番はじめにのせる土台のアイシャドウにおすすめです。
「OR210」のカラーはイエベ春さんに特におすすめのカラーで、目元をやさしく見せてくれます。

＼塗ってみるとこんな感じ！／

アディクション／ザアイシャドウ

アディクションの「ザ アイシャドウ」はカラバリがとにかく豊富。
質感もラメやシマーなどさまざまで、単色はもちろんグラデーションづかいも楽しめます。

韓国メイクに特におすすめなのはピンク系のアイシャドウ。
繊細なラメで上品なオルチャンメイクが叶います。

＼塗ってみるとこんな感じ！／

リンメル／プリズム パウダーアイカラー

リンメルから発売されている「プリズム パウダーアイカラー」の008は、ビビッドなピンクがかわいい人気の単色アイシャドウ。
はっきりとしたカラーで発色がよく、青っぽい繊細なラメがぎゅっと入っているので、ブルベさんのオルチャンメイクにおすすめです。

＼塗ってみるとこんな感じ！／

アイシャドウと統一感をだす韓国メイクのコツ

アイメイクの中でもかなり印象的なアイシャドウは、他のメイクと統一感を合わせることでより今風の顔に仕上がります。
韓国メイクでは統一感も大切。

覚えておきたい7つのコツを紹介していきます。

1. オレンジアイシャドウ×オレンジリップで統一感を演出
2. 太めの平行眉はで柔らかい印象を出す
3. アイラインを長めに書いて幅広アイを作る
4. 涙袋はぷっくりキラキラがポイント
5. 派手色リップはマットなボリュームタイプが相性抜群
6. カラコンは小さめブラウンでキュートに
7. チークは薄めにしてアイシャドウを引き立たせる

コツ①：オレンジアイシャドウ×オレンジリップで統一感を演出

アイシャドウにオレンジを使用したのなら、リップもオレンジにして顔全体の統一感を演出してみましょう。
全体的にフレッシュな雰囲気が出来上がります。

最新の韓国メイクでは、オレンジがかなり流行中。
チークにも健康的なオレンジを取り入れることで、元気いっぱいでポップな印象の韓国メイクを作ることができますね。

コツ②：太めの平行眉はで柔らかい印象を出す

韓国メイクでは太めの平行眉が一般的。
自眉の毛の流れを生かし、極力自然に仕上げることでアイシャドウの立体感とうまくバランスを取ることができます。

眉山は眉尻に近い方に作るのがポイントで、黒目の目尻側から斜め上に伸ばしたラインと眉毛の上のラインが交わるところに作ってあげましょう。
しっかりブラシで梳かして、毛の流れを整えてあげてくださいね。

コツ③：アイラインを長めに書いて幅広アイを作る

アイシャドウの印象をよりはっきり引き立たせるためにも、長めのアイラインはかなり大切。
跳ねあげたりたれ目のアイラインにするのではなく、目の横幅を広げるイメージで横に書いてみましょう。

幅広アイを作ることで、アイシャドウがより引き立ちます。
韓国メイクのときは普段のメイクよりも「アイラインを長く書く」と意識してみて。

コツ④：涙袋はぷっくりキラキラがポイント

韓国メイクでは、とにかく涙袋をキラキラさせること！
小粒のキラキラとしたラメを載せることで、光に当たってぷっくり盛り上がった涙袋を作ることができます。

ラメを載せるとき、かわいい印象を引き立たせたいのならゴールドラメを選びます。
かっこいい印象を引き立たせないのならシルバーラメ。

ラメの雰囲気でも涙袋のぷっくり感に変化が訪れるのでしっかりこだわりたいポイントですね。

コツ⑤：派手色リップはグラデーションにするのがトレンド

赤などの派手色リップでは顔が明るく華やかになると大人気。
韓国メイクと統一感を出すためには、べったり唇に乗せるのではなくグラデーションを作ってあげるのがトレンドです。

唇の印象がふんわり優しげになるので、印象的なアイシャドウとのバランスも抜群。
唇がふんわり小さく見えると若くて元気な印象にも見えます。

コツ⑥：カラコンは小さめブラウンでキュートに

今やメイクに欠かせないコスメとなったカラコン、韓国メイクでは小さめブラウンを選ぶのがマスト。
キュートな印象を作ることで、アイシャドウの立体感をそのまま活かすことができます。

薄づきチークやふんわりリップとも相性がいいので、とにかくナチュラルな黒目作りを心がけてみて。
目力はカラコンではなくアイシャドウで作りましょう！

コツ⑦：チークはふんわりと入れてアイシャドウを引き立たせる

韓国メイクでチークを入れる際は、アイシャドウの色味と合わせてあげるのが統一感を出すポイント。
大きめのブラシでふんわりとチークをとったら、頬骨にそってふんわり優しく入れてあげます。

濃いめに入れるとアイシャドウとぶつかり合い、メイクが濃くなってしまうので要注意。
ポット薄く色づく程度がかわいいので、クリームチークよりパウダーチークがおすすめです。

アイシャドウの塗り方を覚えて韓国メイクを取り入れよう！

韓国メイクではアイシャドウの使い方がとにかく大切。
横長に見えるよう立体感を意識したり、オレンジやピンクの色を使って雰囲気自体を変えたりと日本人のメイクとはまた違うテクニックがたっぷり詰まっています。

一重さんや奥二重さん、二重さんでも絶対に似合う韓国メイクはどんな女性でもかわいくなれる優秀なメイク。
プチプラのアイシャドウでも気軽に挑戦できるから、今風の韓国メイクを手軽に取り入れてみてくださいね。