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長すぎた春…期間は?

長すぎた春のときを刻んだ時計

結婚を決めたカップルの交際期間は、1~2年が多く、次に5年以上となっています。
年齢的には、25歳前後から35歳未満のゾーンで結婚を決めるというのが多数派です。

3年を超えると、長すぎた春という言葉がちらつくようになります。
5年を超えて結婚に進まなければリセットして、結婚を現実的なものにしたいと考えるのが一般的な考えだと言えるでしょう。

社会に出てから交際した相手と、30歳くらいまでに結婚を考えている場合、5年付き合ったあとでは新しい相手との結婚チャンスが減ってしまいます。
次の交際に1~2年かけると結婚が35歳を超えるかもしれませんし、出産と仕事のタイミングも気になるのではないでしょうか。

長すぎた春カップルがいつまでも結婚しない理由

長すぎた春カップルの結婚

30代で2年以上付き合っている彼がいると、長すぎた春にならないか心が揺れます。
長すぎた春カップルがいつまでも結婚しない理由をみていきましょう。

男性

仕事に自信が持てて経済的に安定するまでは、結婚が決断できないという男性は多いものです。
また、社交的でいろいろな女性と付き合ってみたい気持ちが収まらず、長すぎた春を続けてしまう男性もいます。

女性

付き合っている期間が長くなると、相手の欠点が目につくようになり、このまま結婚してもよいのか悩むことがあります。
好きだけれど、この先何十年も一緒にいる相手として選んで良いのか現実を考えると踏み切れずに、長すぎた春が続いてしまうのです。

長すぎた春になりやすいカップルの特徴

長すぎた春になりやすいカップル

では、長すぎた春になりやすいカップルにはどんな特徴があるのでしょうか?
以下の長すぎた春になりやすいカップルの4つの特徴をご紹介します。

  1. 結婚を意識せずにいる
  2. 金銭感覚が違う
  3. 縛られるのを嫌う自由人
  4. 実家との折り合いつかない

特徴①:結婚を意識せずにいる

20代前半は、仕事になれることや、自分の時間を楽しみたい気持ちが強く、恋愛が「結婚相手探し」と直結していない人も多いものです。
人生の経験値をあげるステージだとも言える時期ですし、結婚を意識せず気楽に付き合い始めます。

一生一緒に生きていく相手だと確信する瞬間がくるまで、心地よい関係のままで、結婚に結びつかないまま長すぎた春を過ごすことになります。

特徴②:金銭感覚が違う

結婚となれば、お互いの生き方を受け入れ、現実的な問題に力を合わせて対処していかなければなりません。
恋人としては最高なんだけど貯金ができないなどの問題が目につくことが出てきます。

金銭感覚の違いや価値観が合わない相手とは、結婚の決断がしにくいものです。

特徴③:縛られるのを嫌う自由人

実生活の暮らしを回していくことに無頓着だったり、責任を負う心の準備ができていない人からは、「夢追い人」という印象を受けます。
「自分のために苦労をさせられない」「責任に縛られずに夢を追いたい」という気持ちを持っている間は結婚に踏み切れません。

特徴④:実家との折り合いつかない

結婚は、本人たちの恋愛感情だけでなく、実家同士の結びつきや関係が関わってきます。
両親に紹介して、お互いの家族や親類からも祝福されるよう、段取りを踏まなければなりません。

面倒なことをクリアしながら結婚に進めるエネルギーが必要です。
場合によっては反対されて前に進むことができないケースもでてくるでしょう。

もう疲れた…長く付き合うカップルが終わりを迎える理由

永すぎた春からの失恋

では、長すぎた春に決着をつけるきっかけにはどんなものがあるのでしょうか?
以下、長く付き合うカップルが終わりを迎える3つの理由をご紹介します。

  1. 遠距離になってしまう
  2. 浮気が明らかになった
  3. 将来をイメージできない

理由①:遠距離になってしまう

一緒にいられる時間が減ってしまいますし、今の環境を捨てて彼についていくか悩む女性も多いものです。
転勤をきっかけに、プロポーズということもあるでしょう。

ただ、お互いの気持がそこまで盛り上がっていない場合には、遠距離をきっかけに別れを決断するカップルもいます。
長すぎた春が終わる瞬間です。

理由②:浮気が明らかになった

長すぎた春を過ごしていると、新鮮さがなくなってきます。
他の相手に目移りして、何となく良い雰囲気になってしまうということがでてくるでしょう。

浮気が明らかになって、徹底的に話し合った結果、絆が強くなるケースもありますが、いったん信頼を失えば別れる事になってもしかたありません。

理由③:将来をイメージできない

「なんの相談もなく転職を繰り返す」「ギャンブルにハマっている」「約束しても破られる」こんな出来事が繰り返されると、将来をイメージできません。
結婚や出産を想像した時に、「このままで大丈夫?」と思うのではないでしょうか。

今の彼との将来を、子育てや親との付き合いを含めてイメージできないと気付いたとき、長すぎる春を過ごすのはムリです。

長すぎた春がもたらす悪影響

長すぎた春に傷心の女性

長すぎた春カップルは、関係がマンネリして、トキメキが失われたまま惰性で付き合いが続きがちです。
気持ちが冷めているのに、慣れているからこそ別れたあとに心のバランスを保つのに苦労するのが怖くて、関係を続けてしまう一面があります。

お互いの気持ちが固まっていて、環境を整えるために時間がかかっているのなら、見通しは明るいでしょう。
ただし、慣れが判断力を奪っているとしたら、あとで不満を抱えることになってしまいます。

惰性で付き合っていると、「出産や家庭をもつことが先延ばしになる」「結婚のチャンスが奪われる」などと感じてしまうでしょう。
自分で選び取った人生の選択だという意識が薄いので、困難にあったときに気持ちが弱くなってしまうのです。

長すぎた春カップルが結婚するきっかけ

手を握る長すぎた春カップル

では、結婚を決断した長すぎた春カップルは、何をきっかけに結婚へ進んだのでしょうか?
以下の長すぎた春カップルが結婚するきっかけを3つご紹介します。

  1. 転勤や就職での環境の変化
  2. 妊娠がわかった・子どもが欲しい
  3. ケンカから関係を見直した

きっかけ①:転勤や就職での環境の変化

遠距離でお互いの気持を保つには苦労がつきものです。
「離れてみて本当の気持ちに気付いて結婚を意識した」「離れるくらいなら結婚でけじめをつけたい」と、結婚を決断するカップルもいます。

環境の変化をきっかけに、本当の気持ちと向き合って結論を出したという気持ちにスイッチがはいるのです。

きっかけ②:妊娠がわかった・子どもが欲しい

「何となく結婚生活への自信がない」という理由で決断を先送りしていたカップルも、子どもを持つことで結婚を決断します。
子育ては、それほど夫婦の協力が必要ですし、子どもは二人の愛や絆を強くしてくれる存在です。

「子供のためならと考えると頑張れる」という人は多いものです。
守りたいと思う人、大事にしたい人がいると人は強くなれるというのは本当かもしれません。

きっかけ③:ケンカから関係を見直した

長すぎる春カップルは、お互いがそばにいることが当たり前になってしまって、結婚はしてもしなくても変わりない感覚になっていることがあります。
ちょっとした危機、環境の変化が刺激になって、二人の絆を再確認したことが結婚のきっかけになるのです。

「長すぎた春の不安をぶつけて、ケンカになって距離をおいたけど本当の気持ちに向き合えた」という場合があります。

長すぎた春を回避する方法

長すぎた春を乗り越えた二人

では、長すぎた春を回避するにはどうしたらいいのでしょうか?
以下の長すぎた春を回避する3つの方法をご紹介します。

  1. 結婚の意志をはっきりさせる
  2. 自分の本当の気持ちと向き合う
  3. 共感できなければ切る勇気をもつ

方法①:結婚の意志をはっきりさせる

結婚を意識するまで、1~2年かかるカップルは多いものです。
長すぎた春を回避したいなら、この頃に結婚したい気持ちがあることを伝えましょう。

中にはちゃんとしたプロポーズまで、告白のセリフをとっておきたいというロマンチストな彼もいるかも知れません。
受け入れる心の準備ができていると伝えておくことが大事です。

方法②: 自分の本当の気持ちと向き合う

長すぎた春になりやすいカップルは、居心地の良さを優先して、結婚準備でクリアしなければならない課題をあとまわしにしている傾向があります。
なかには、「自分じゃなきゃこの人を支えられない」という思いでズルズル関係を続くケースもあり、自分の気持に向き合えていないかもしれません。

将来を見据えて、自分と向き合ってみましょう。
占いやカウンセリングを利用して、本当の気持ちに気づく場合もあります。

方法③:共感できなければ切る勇気をもつ

何となく自由でいたい男性は束縛を嫌い、自由にさせてくれる女性と気楽に過ごしがちです。
そんな男性との長すぎる春カップルの関係は、ズルズルと続くことが多いものです。

彼の生き方に共感して長すぎた春を受け入れられますか?
共感できないなら一度離れる勇気を持ちましょう。

本当に結ばれる運命にある相手なら、復縁のチャンスが訪れるはずですし、不要な縁を一度切ることで、新しい出会いに恵まれる事もあります。

長すぎた春に不安を感じるなら別れる勇気も大事

長すぎた春に決別

長すぎた春を不安に感じているのは、「今のままではいつ結婚するかわからない」からではないでしょうか。
同棲している場合には、惰性で関係が続いているからかもしれません。

彼の生き方に共感できず不安を抱えているのなら、気持ちをぶつけてみることをおすすめします。
行動を起こす勇気があなたを幸せに導いてくれるかもしれません。

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ライター
noel編集部

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