消極的の意味とは?消極的な人の特徴や恋愛傾向&性格を改善する方法4つ
あなたは消極的な性格と積極的な性格のどちらに当てはまるでしょうか? このようなな性格が悪いわけではありませんが、仕事や恋愛、人間関係において何かと損をすることが多いでしょう。 そんな人は、消極的な性格を直して自分を変えたいと思っているのではないでしょうか。 そこで今回は、消極的な人の特徴や恋愛傾向、性格を改善する方法について解説していきます。
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「消極的」の意味とは?
「消極的」とは、「自分から進んで行動しないこと」「引っ込み思案なこと」といった意味がある言葉です。
この言葉の反対は「積極的」ですが、消極的な人間と積極的な人間のどちらの印象が良いかと言われれば、積極的な人間の方が良いと答える人が多いでしょう。
消極的な人の特徴・心理
では、消極的な人の特徴・心理をみていきましょう。
- 自分から行動しない
- 自分に自信がない
- 周りの人から嫌われたくない
- 言い訳をして自分を正当化する
- 向上心がなく保守的
- 姿勢が悪い
続いて、消極的な人の特徴・心理を、それぞれ詳しくみていきます。
特徴・心理① 自分から行動しない
消極的な人は、誰かから指示されない限り、自分からは行動しようとはしません。
これは、もし自分から動いて失敗したらどうしようと不安になったり、まだ起きてもいないことをあれこれと悪い方向に妄想してしまうから。
こういった人は、ネガティブ思考で何事も悪い方向に考えてしまう癖があるので、どうしても自分から行動しようと思ってもその一歩を踏み出せずに躊躇してしまうことも。
一方、誰かから指示されて行動した場合は、仮に失敗するようなことがあっても自分に指示を出した人に責任を擦り付けることができるのです。
ただ、指示待ち人間というのは職場での評価も悪いですし、恋愛面においても自分から行動できなければ恋のチャンスを逃してしまうことに繋がるでしょう。
特徴・心理② 自分に自信がない
自分に自信がない人は、消極的な性格になってしまいがち。
自分に自信がないと、自分と他人を比べては「あの人に比べて自分は…」「自分はダメな人間だ」と言って強い劣等感を抱いてしまいます。
そのため、自分が積極的に出たところで周りの人から否定されてしまうと考えてしまうのです。
これにいより、周りの人と自分の意見が違う時に自分の意見を主張できず、多数派の意見に合わせようとしたり、好きな人から話しかけられなかったり、告白できずに受け身のままでいてしまうのが特徴。
逆に、自分に自信を持っている人は、他人から否定的な意見を言われたとしても、それに屈することなく自分の意見や考え方を貫き通すことができます。
また、自分の強みもそうですが弱みもきちんと理解して自分のことを好きでいられるので、自分よりも優秀な人が目の前に現れても「自分はダメな人間だ」と思うことがないのです。
特徴・心理③ 周りの人から嫌われたくない
消極的な人は、周りの人から嫌われたくないという心理が強く働いています。
そのため、自分の思っていることをそのまま言えず、周りの人全員に良い顔をする八方美人になってしまいがち。
ただ、八方美人というのは最初は印象が良いかもしれません。
しかし、人によっては相手によって意見や態度がコロコロと変わる人だと気が付かれてしまい、それによって信用を失ってしまうことも。
こういった人は、周りの人から嫌われたくない、人に不快な思いをさせたくないという気持ちで気を遣っているのに、それによって信用されなくなったり、嫌われてしまうとしたら本末転倒ですね。
特徴・心理④ 言い訳をして自分を正当化する
消極的な人は、言い訳をして自分を正当化してしまいがち。
例えば、「今日は体調が悪いから」などといって自分から行動しなかったり、仕事でミスをした時には、「だって〇〇さんにそう言われたから」「ああしていれば良かったんだ」といって他人のせいにしたり、結果論であーだこーだと言い訳してしまうことも。
こういった人は、自分が失敗したことで周りの人から責められたり、自分のプライドが傷つくことを恐れているから、頑なに自分の非を認めようとせず自分を正当化するのに必死になってしまうのです。
ただ、言い訳ばかりしていても、失敗から何かを学ぶこともないので結局何も成長しませんし、それによって自分に自信を持つこともできません。
その結果、率先して行動できない消極的な人間になってしまうのです。
特徴・心理⑤ 向上心がなく保守的
消極的な人は、向上心がなく保守的で、「もっと自分を成長させたい」「より良い暮らしをしたい」という気持ちよりも「失敗したくない」という気持ちの方が強いです。
そのため、新しいことに挑戦したり、引っ越しや転職によって環境がガラっと変わるなど、変化に対してものすごいストレスを感じてしまいます。
基本的に保守的な人というのは、危機意識が非常に高いのでハイリスクな物事に手を出すことはありません。
したがって、今の現状に少し不満があったとしても、環境をガラっと変えたことでさらに現状が悪化したらどうしようと考えてしまうので、それなら現状維持の方がマシだと考えてしまうことが多いよう。
また、何もトラブルに巻き込まれることもなく無難に収めたいという気持ちが強いので、仕事でもプライベートでも現状維持を続けてほとんど変化がないので、周りの人から消極的だと思われてしまうのです。
特徴・心理⑥ 姿勢が悪い
消極的な気持ちになっていると、顔が下向きになって視線も下向きになり、自然と姿勢が悪くなってしまいがち。
また、姿勢が悪くなってしまうと声のボリュームも小さくこもりやすくなるので、自分の言っていることを正確に聞き取ってもらえず、たびたび「えっ?」「もう一回言って」と聞き返されることも。
そうなると、ますます人と会話することに苦手意識を持ってしまい、自分から人に話しかけに行けなくなってしまいます。
消極的な人の恋愛傾向
では、消極的な人の恋愛傾向をみていきましょう。
- 自分からアプローチすることができない
- 優柔不断でいつも相手まかせ
- 短期間でお付き合いが終わりやすい
続いて、消極的な人の恋愛傾向を、それぞれ詳しくみていきます。
恋愛傾向① 自分からアプローチすることができない
こういった人は、ただでさえ自分から話しかけに行くことができないので、それが好きな人になればなおさら自分から話しかけに行くのは難しいでしょう。
そのため、自分から連絡先を聞きに行ったり、自分から話しかけたりすることができず、常に好きな人からアプローチを待っているだけの状態が続くのです。
しかし、自分からアプローチしに行かなければ、自分の気持ちに好きな人が気づくはずもないので、常に恋人がいない状態で文句を垂れてしまうことも。
恋愛傾向② 優柔不断でいつも相手まかせ
こういった人は、優柔不断で自分の意思で行動したり、自分の意見をはっきりと主張するのが苦手。
そのため、仮に恋人ができたとしても決断をいつも相手に委ねてしまい、相手から「どこに行きたいの?」「何食べたいの?」と聞かれても「任せるよ」「何でも良いよ」と言って自分の考えがはっきりしません。
相手からしてみれば、そんな優柔不断で人任せな態度に「もっとはっきりしてよ」とイライラしてしまうことでしょう。
恋愛傾向③ 短期間でお付き合いが終わりやすい
こういった人の恋愛は長続きすることが少なく、短期間でお付き合いが終わってしまう傾向にあります。
確かに、主体性がなくていつも人任せな人間と一緒にいてもお付き合いが長続きしないのは当然のこと。
特に、男性の方が消極的だと、「男らしくない」と女性から思われて愛想を尽かされやすいと言えるでしょう。
もしも、こういった人が長くお付き合いするとしたら、恋人の方も自分と似たような消極的な人間である場合がほとんどです。
消極的な人が損すること
では、消極的な人が損することをみていきましょう。
- 人間関係を築きにくい
- 仕事で評価されない
- 恋のチャンスを逃しやすい
続いて、消極的な人が損することを、それぞれ詳しくみていきます。
損すること① 人間関係を築きにくい
このような性格だと、人間関係を築きにくいというデメリットがあります。
こういった人は、人見知りしてしまいやすく、自分から話しかけに行けないので、相手から話しかけてもらうのを待ち続けることに。
また、人と会話する機会が少ないのでコミュニケーション能力に自信がなく、会話を続けるのが苦手で盛り上がりに欠けてしまいます。
そのため、上辺だけの会話を少しするだけで終わってしまい、親密な人間関係を築いていくのが難しくなってしまうのです。
実際、初対面の人でも人見知りせずに自分から積極的に話しかけに行ける人は友達が多く、逆に人見知りしてしまいがちで自分から話しかけに行けないという人は友達が少ない傾向にあります。
損すること② 仕事で評価されない
このような性格だと、人に言われたことしかできない指示待ち人間になりやすく、向上心が低くて現状維持を望みがち。
そのため、仕事面でも評価されることが少なく、昇進や昇給にも影響を及ぼす可能性も。
もちろん、与えられた仕事をきちんとこなしていればそれなりに評価されるかもしれませんが、消極的な人よりも積極的な人の方が評価されるのは事実なのです。
損すること③ 恋のチャンスを逃しやすい
相手が自分に一目惚れでもしてくれない限り、両想いになるためには自分から積極的にアプローチをする必要があります。
しかし、このような性格だと自分から好きな人にアプローチすることができないので、恋のチャンスを逃しやすいというデメリットも。
特にお互いにこのような性格だと、お互いに自分からアプローチしに行ったり、告白することができません。
そのため、たとえ両思いであったとしても、関係を深めることができないまま恋が終わってしまって後悔してしまうというケースも。
消極的な性格を改善する方法
では、消極的な性格を改善する方法をみていきましょう。
- 他人と比較しない
- 失敗を恥ずかしいと思わない
- 自分の頭で考えて行動する癖を身に着ける
- 堂々とした人を演じる
続いて、消極的な性格を改善する方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法① 他人と比較しない
自分の容姿や能力が他人から見てどのように映るのか、誰だって多少なりとも気になってしまうはず。
しかし、このような性格の人は自分に自信がないので、他人の目に敏感になりやすく、自分と他人を比べては優劣をつけ、優秀な人を見ると強い劣等感を抱いてしまいがち。
しかし、それでは他人と比べるたびに一喜一憂するだけになり、そのたびに自信が湧いてきたり失ったりして精神的に不安定になります。
そして、自信を失ってしまうたびに消極的になってしまうのです。
そのため、他人といちいち比較しないで自分の中で絶対的な基準を設けて、それに沿って自分で自分を正しく評価することが大切なのです。
方法② 失敗を恥ずかしいと思わない
消極的な人は、失敗することを恥ずかしいと思っていて、失敗を極度に恐れている人が多いです。
そのため、失敗を恐れるあまり、少しでも失敗してしまう可能性のあることから避け続けてしまい、積極的に行動に起こすことができなかったり、新しい物事にチャレンジしないまま終わってしまうことも。
そして、必然的に逃げ腰の態度が身についてしまい、同じような状況に立たされた時に積極的に行動することができずに逃げてしまうのです。
そのため、消極的な性格を直すためには、失敗を恥ずかしいと思わないことです。
そして、失敗を恐れずにとにかく行動に起こすことが大切。
そもそも人間は誰だって失敗するものですし、行動に起こして失敗するよりも、行動を起こさないで逃げることが最大の失敗ですよ。
方法③ 自分の頭で考えて行動する癖を身に着ける
消極的な性格を直すためには、自分の頭で考えて行動する癖を身に着けて下さい。
消極的な人というのは、誰かから指示されないと行動することができない、いわゆる「指示待ち人間」が非常に多いです。
そのため、自分の頭で物事を考える時間が他の人に比べて少ないのです。
そのため、自分の頭で考えて行動する癖を身に着けて主体性を育てる必要があります。
自分の頭で考えて行動するのは難しいと思ってしまうかもしれませんが、自分の考えを持つためには、物事に対して「なぜ?」と自問して自分なりに考えて答えを導き出すだけで良いのです。
したがって、日常生活の中でふと不思議に思ったことがあれば「なぜ?」と自問してみましょう。
そして、これを繰り返していくことで、世の中にあふれているあらゆる情報を深く考える癖が身に付きます。
あとは、自分なりに考えて導き出した答えに沿って、行動に反映させていけば良いのです。
方法④ 堂々とした人を演じる
消極的な人は、他人と目を合わせるのが苦手で顔がうつむきがちになり、必然的に姿勢も悪くなってしまいます。
しかし、姿勢が悪いとますます性格も暗くなってしまうので、まずはしっかりと前を向いて目線を上げて、姿勢を正して見た目だけでも堂々とした人を演じるようにしましょう。
なお、人と会話する時にいきなり相手の目を見るのは難しいでしょうから、まずは相手のおでこや鼻を見て会話する癖を身につけ、それに慣れてきたら相手の目を見て会話するようにしましょう。
消極的な男性にアプローチする方法
では、消極的な男性にアプローチする方法をみていきましょう。
- 自分から積極的に話しかける
- 共通のことや相手の好きなことに関する話題を振る
- 小さなことでも褒めてあげる
続いて、消極的な男性にアプローチする方法を、それぞれ詳しくみていきます。
方法① 自分から積極的に話しかける
消極的な男性にアプローチする場合は、まずは自分から積極的に話しかけに行くのが重要。
こういった男性は、自分から女性に話しかけに行くことができないので、こちらも消極的になっていては一向に相手との距離を縮めることができません。
しかし、こちらから積極的に話しかけることで、相手も次第に心を開いてくれるようになり、自然と会話してくれるようになっていきますよ。
方法② 共通のことや相手の好きなことに関する話題を振る
消極的な男性は、本心では「女性と会話したい」「親しくなりたい」と思っていても、実際に会話するとなった時にはどのように女性と話していいのか分からず無口になってしまうことも。
そのため、共通の話題や相手の好きなことに関する話題を振って会話をするのが効果的。
こういった男性でも、自分の好きなことや趣味のことになると積極的に話し始めることがあります。
方法③ 小さなことでも褒めてあげる
消極的な男性は、自分の容姿や能力に自信を持っていないことで、積極的に女性に話しかけに行くことができません。
そのため、相手のことをよく観察してどんなに小さなことでも褒めてあげるのが効果的。
女性から褒めてもらえれば男性も少しは自信がつきます。
また、あなたに対して好感を持つことができ、心を開いてくれるかもしれませんよ。
ただ、ここでむやみやたらに褒めてしまうと、「誰にでも同じようなことを言っているのでは」と不審に思われて逆効果になってしまうことも。
そのため、「〇〇君の〇〇なところが素敵」といって、具体的な言葉で的確に褒めることが重要。
消極的な性格を改善して積極的になりましょう!
消極的とは、自分から進んで行動しないことや引っ込み思案な性格や言動のことを指します。
このような性格だと、恋愛でも自分から積極的にアプローチしないことで恋のチャンスを逃してしまったり、指示された仕事しかできずに職場で評価されなかったりと、色々と損をすることが多いでしょう。
もしも、消極的な性格を直したいと思っているのであれば、自分の頭で考えて行動する癖を身に着け、失敗を恥ずかしいと思わないようにするなど、自分の考え方や言動を変えようと意識して実行に移すことが大切です。
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