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生涯孤独の女性の割合

彼氏がいるけど生涯独身女性

日本政府が統計を取っている資料の中に「生涯未婚率」というものがあります。
これは、50歳という年齢になった時に、一度も結婚を経験していない割合を表しています。

2015年の「生涯未婚率」の統計では、男性は23.4、女性は14.1となっています。
1970年の数字場男性が男性1.7、女性は3.3なので、いかに増えているかがわかるでしょう。

都道府県別にみると、トップは女性の場合東京都の19.20、次に北海道の17.22、そして、大阪府の16.50です。
今後もこの生涯未婚率という数字は増加していくと言われています。

生涯独身な女性の特徴

結婚しない生涯独身女性

では、生涯独身な女性にはどのような特徴があるのでしょう。
生涯独身な女性には、以下の特徴があります。

  1. 仕事優先
  2. 経済力がある
  3. 一人が好き
  4. 理想が高い
  5. 恋愛に興味がない
  6. 結婚にメリットがない
  7. 子供が欲しくない
  8. 自己中心的
  9. 好きな人がいない
  10. 自信がない
  11. 独身主義
  12. 不倫している

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴①:仕事優先

生涯独身女性の中にはバリバリと仕事をしている人が多いのです。
管理職についていたり、中には会社の役員になっている女性もいます。

また、自分で会社を興して経営している女性もたくさんいることでしょう。
そういう女性は仕事を一番に考えています。

そのため、結婚に対しては二の次で、逆に結婚が仕事の邪魔になるという考えもあるようです。
なぜなら、結婚してしまうと女性には家事の負担や育児の負担がのしかかってきます。

そうなると、仕事の時間は奪われますし、家庭に労力を使わなければなりません。
また、中には家庭を優先してほしいという男性もいますので、結婚には二の足を踏んでしまうのです。

特徴②:経済力がある

確たる仕事を持っている独身女性は経済力もあります。
女性の中では結婚したい理由に経済的に安定したいという人もいて、それは自分に経済力がないから、男性に頼ろうという考えです。

しかし、経済力のある女性は誰にも頼らなくても自分の力で生活できるので、その必要性がありません。

また、経済力があるがゆえに、自分よりも収入の低い男性との結婚は望まない人が多く、結婚する男性への収入の条件も高くなりがちです。

特徴③:一人が好き

一人の時間を有意義に過ごせる女性は独身が多いでしょう。
趣味を持っていたり、友人と旅行に出かけたり、一人でも充実した時間を過ごせれば、彼氏は必要ないと考えます。
その上、彼氏が出来ることによって、自分の好きな時間が少なくなってしまうと思うのです。

また、性格的に誰かといるのが苦痛だったり、気をつかうから面倒と思う女性も多く、そうなると他人と一緒に生活する結婚は躊躇するでしょう。
この場合、結婚できないのではなく、どちらかというと結婚しない生涯独身女性と言えます。

特徴④:理想が高い

結婚するならこんなタイプが良いと考えることありませんか。
女性ならば何となく理想があるでしょう。

その理想の条件が高過ぎると言うのが生涯独身女性の特徴です。
年収が1000万以上、次男、都会暮らし、優しいなど、全てをクリアするような男性がいないのではないかと思うほどです。

そうなるとなかなか見つからないのは当然でしょう。
その理想を追い続けていたら、気付いたら生涯独身になっていたという女性もいます。

特徴⑤:恋愛に興味がない

そもそも、恋愛自体に興味がなくなっている女性もいます。
別に恋をしてこなかったわけではなく、たくさんの恋愛をしてもう充分という人もいれば、とんでもない男性と付き合って、恋愛に懲りているという女性もいます。

そして、30代、40代になってきて恋愛する気力もなくなるという人もいるでしょう。
そうなると、結婚以前に恋人を作ることもしなくなります。
だから、生涯独身女性になっていくのです。

特徴⑥:結婚にメリットがない

結婚に対してメリットを感じていない女性は生涯独身を貫きます。
仕事の邪魔になる、子供に興味がない、家事をしたくないなど理由は様々でしょう。

そして、結婚に対するリスクも考えています。
もし、うまくいかず離婚することになったら嫌だ、相手の両親と上手くいくか心配などです。

また、結婚する相手がいつ病気になるかもわかりませんし、失業や会社が倒産といったリスクもあります。
そういうことを考えると生涯結婚はやめておこうとなるのです。

特徴⑦:子供が欲しくない

女性が結婚したい理由に子供が欲しいからというのが大きいでしょう。
しかし、それは女性が皆そう思うわけではありません

中には、子供に全く興味がない、子供を産むのは考えられないという人もいます。
そうなると、結婚する意味もあまり感じられませんし、結婚してしまうと、相手が子供を望んだ時に困ります。

まして、相手の両親が孫を望んだ時に、とても「子供はいらない」とは言えなくなるでしょう。
それならば、初めから結婚をしないで生涯独身で過ごそうと考えるのです。

特徴⑧:自己中心的

生涯独身女性の中には自己中心の性格の人がいます。
全ての事を自分中心に考えていて、他人に対して興味もない人です。

そのため、誰かのために何かをするということが考えられません。
結婚生活とは、相手のために何かをすることが多いのです。

例えば、家事もそうですし、親戚との付き合いや夫の友人との付き合いがそうです。
このように人のために何かをするのが耐えられないと考えます。
それならば、一人で自由に暮らした方が楽だと思うのです。

特徴⑨:好きな人がいない

結婚はしたいけど、結婚したいと思えるような人が現れなくて生涯独身女性になってしまう場合もあります。

彼氏は出来ても結婚まで至らなかったり、結婚しようとまで思う相手がいなくて、気付いたら独身だったパターンです。

好きな人は作ろうと思って出来るものではありません。
縁もありますし結婚はタイミングもあります。
そういうのに恵まれなかったと言えるでしょう。

特徴⑩: 自信がない

結婚に対してどこか不安を抱えています。
頭で考え過ぎて結婚に躊躇してしまっているのです。

例えば、結婚してうまくいくのか、親戚づきあいは出来るのか、子供は育てられるのか、生活はやっていけるのかなどです。

また、友人や会社の人が離婚したり、子供を抱えて苦労しているのを見るとますます自信をなくしてしまうのでしょう。

その上、恋愛していても自分自身にも自信がないため、本当に彼氏は自分のことが好きなのだろうかと考えたり、激しく嫉妬してしまい、関係もギクシャクしてしまいます。
いつしか彼氏を作るのも怖くなってしまい生涯独身となっていくのです。

特徴⑪:独身主義

彼氏はいたとしても結婚する気がないという女性も多いことでしょう。
いわゆる「独身主義」です。

特に最近では自分の姓を変えるのが嫌だという女性も増えています。
仕事をしていたりして名前を変えるのは不便だったり、相手の姓を名乗るのに対して違和感を感じている人です。

そのため、長く付き合っている相手がいても事実婚を選んだり、籍を入れずに過ごすカップルも増えています。

実態としては結婚生活と何も変わりませんが、表向きの調査にはのってこない数字と言ってよいでしょう。
また、女性が生涯独身主義じゃなくても、相手の男性が生涯独身主義という場合もあります。

特徴⑫: 不倫している

付き合っている男性がいるけど結婚できない相手の場合、生涯独身になることがあります。
一番多いのは不倫の関係です。

男性に奥さんがいるために結婚という形をとれないのです。
中には、夫婦関係が破綻していても、奥さんが籍を抜いてくれないという場合もあります。

そうなると、いつまでも結婚という形が取れないのです。
また、好きになる人がいつも既婚者の場合もあります。
そのため、誰とも結婚できずに、気付いたら生涯独身女性になっているのです。

生涯独身の女性のメリット

自由な生涯独身女性

メリット①

生涯独身の一番のメリットは自由でしょう。
その中でも大きいのがお金の自由や時間の自由です。

結婚してしまうと生活にお金がかかります。
男性が生活費を出したとしても、男性に何かあった時や、大きな買い物をする時には女性のお金も必要になるでしょう。

また、時間の自由も大きなメリットです。
結婚すると家事や育児に時間を取られます。

しかし、独身ならば自分の時間は自由に使えます。
夜遅くまで飲みに行っても良いですし、休みの日は朝寝坊しても大丈夫です。
しかし、誰かと生活するとそういうわけにはいきません。

メリット②

生活のペースを守れるのが独身メリットです。
仕事が遅くなっても慌てて帰る必要もなければ、いつ寝ても、いつ起きても構いません。

しかし、結婚生活は相手の起床時間や食事時間などを考えて生活しなければなりません。
それを窮屈に感じる人も多いでしょう。

メリット③

結婚とは一人の男性とするものではありません。
実際にはその男性の兄弟や両親、親戚、友人、会社関係の人など、一気についてきます。
だから、何かあった時には付き合いしなければいけないですし、気を使わなければいけません。

もし、そういう付き合いがない人であっても、夫が病気になったり、亡くなったりすると必ず影響を受けるのが妻です。
独身ならばそういった誰かによる影響がありません。

生涯独身の女性のデメリット

老いてしまった生涯独身女性

デメリット①

バリバリ仕事をしていても、自分が病気になった時は不安でしょう。
若い時ならば両親も健在ですし、面倒見てくれるかもしれません。
しかし、自分が年齢を重ねていくと、誰もいないという事態が発生する恐れがあります。

また、病気もすぐに治る病気ならばまた仕事に復帰すればよいですが、仕事に復帰できない身体になってしまった時には、生活するお金が不安になってくるでしょう。
結婚してれば助け合いができるので、そのあたりがデメリットとなるでしょう。

デメリット②

老後の不安は生涯独身女性の問題のひとつです。
高齢で一人暮らしをしていると、孤独死したり、子供がいないので頼る人がいないという不安もあります。

また、仕事を引退してしまうと、人づきあいが一気に減ったりして、寂しいという思いになるかもしれません。

今まで会社で誰かとランチしていたのが、一人でご飯を食べるようになると、誰かいればなと思う可能性もあるでしょう。

デメリット③

結婚生活で面倒なのが親戚づきあいでしょう。
義両親もそうですし親戚との付き合いも大変です。

お祝いしたりお葬式に行ったりと何かと付き合いが増えてしまいます。
そして、一番のデメリットは相手の両親の面倒も見なくてはならないことです。

もしも、高齢で同居することになると介護ということにもなりかねません。
これが生涯独身ならばそういう心配もいらないのです。

生涯独身を決めた女性に必要な覚悟と貯金額

生涯独身女性の預金

自分自身が生涯独身で生きていこうと考えた時に必要な備えを見てきます。

覚悟

生涯独身の女性でも自ら選んだ人、自然とそうなった人がいることでしょう。
しかし、理由かは違っても、必要なお金は同じです。

一人で暮らしていくということは、ある程度の経済力が必要になります。
もし、将来独身で生涯過ごすかもと思ったら、その備えをしておきましょう。

貯金額

一番重要なのはお金でしょう。
では、どのくらいのお金が必要なのか見ていきます。

もしも、60歳まで働いて、それ以降90歳まで生活するとします。
一か月の生活費を家賃や食費、その他光熱費や雑費で20万円必要だと、20万円×12カ月×30年で、7200万必要です。

しかし、60歳以降年金が出るとします。
年金額は個人によって異なるので、平均的な数字として、月々12万円支給があると仮定します。
そうすると、年金だけで12万円×12カ月×30年で4320万。

つまり、7200万から4320万を引けば必要な老後資金は2880万となります。
ざっくりとした計算になりますが、そのくらいはあった方が安心でしょう。

しかし、バリバリと仕事している女性ならば、賃貸ではなく分譲マンションや家を購入しているかもしれません。

そうなると、家賃負担もありませんし、退職金なども見込めるので不安材料は減るでしょう。
どちらにしても、備えは多い方が安心できるので、収入がきちんと確保できる仕事を目指しましょう。

生涯独身の女性にならないためには?

仕事をする生涯独身女性

では、生涯独身な女性にならない方法をみていきましょう。
生涯独身な女性にならない方法には、以下のものがあります。

  1. 婚活する
  2. 妥協する
  3. 出会いの場に行く
  4. お見合いする
  5. 理想を下げる
  6. 恋愛と結婚を別に考える

続いて、生涯独身の女性にならない方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①:婚活する

結婚するためには結婚するための活動をしなければなりません。
それがいわゆる婚活と言われるものです。

でも、何をしたらよいかわからない人も多いでしょう。
難しく考えずに婚活パーティーに参加してみましょう。

これらのパーティーは結婚を目的にしている男女が集まるので、いわゆる独身主義や既婚者は省かれます。

また、参加する女性も結婚が同じ目的なので馴染みやすいでしょう。
婚活パーティーにもたくさんの種類があるので、結婚に条件がある方はそれを選択します。

例えば、年齢制限や年収、職業などです。
ある程度絞り込めるので、相手を見つけやすいですし、パーティーの主催者も協力してくれます。

方法②:妥協する

恋人ができるのに結婚できないのはある程度の妥協をしないからでしょう。
完璧な相手はこの世にはいないということを認識します。

もちろん、相手もあなたに対して妥協する点はあるということです。
人には必ず欠点があります。
そればかり見ていては結婚相手は見つかりません。

妥協するところはして、良いところを見るようにすれば、恋人も結婚相手として見ることが出来るでしょう。
生涯独身にならないためにも、目をつぶることも必要です。

方法③:出会いの場に行く

結婚するには恋人を作ることが必要になってきます。
恋人を作るには出会いが必要です。

まずは、色々なところに出かけてみましょう。
何か趣味があるならば、サークルや教室に行きましょう。

スポーツをしているならばスポーツクラブや大会にも参加します。飲むのが好きならば、相席ができるお店や立ち飲み屋に出かけてみます。

人とたくさん合えば、それだけ知り合いが増えて、その人の紹介があったりして出会いが増えていきます。
そうすれば、結婚のチャンスは増えていくでしょう。

方法④:お見合いする

男性と付き合って結婚するまでには時間がかかってしまいます。
一番早く結果を出すにはお見合いが良いでしょう。

お見合いはプロフィールを前もって知ることが出来るので安心ですし、相手も結婚したいという気持ちがあるからお見合いをするのです。

もし、気にいったとすれば、結婚前提の付き合いになるので、結婚というゴールが近いのがお見合いのメリットです。

生涯独身女性の中には何十回もお見合いしている人がいます。
恥ずかしがらずにたくさんのお見合いをしてみて、条件の合う人を探しましょう。

方法⑤:理想を下げる

婚活パーティーにも行っている、お見合いもしているというのに相手が見つからないことはありませんか。

それは、理想が高いのが理由かもしれません。
例えば、婚活パーティーで医者や弁護士、年収1000万円の条件にしていませんか。

お見合いで条件ばかりを比べていませんか。
それでは、いくら出会いがあっても結婚までは難しくなります。

相手も高収入であれば、女性に対する条件がきつくなっているでしょう。
それに当てはまる女性ならば良いですが、その自信はありますか。

とにかく、一旦自分の理想を下げてみましょう。
そうすると婚活パーティーの数も増えます、出会いも多くなるでしょう。

方法⑥:恋愛と結婚を別に考える

素敵な恋愛をして、理想のプロポーズをされたいと女性ならば考えるでしょう。
しかし、現実は甘くありません。

生涯独身から脱出したいならば、恋人と結婚相手を別に考えましょう
自然な出会いがあって結婚したいとなると、時間もかかりますし結婚に繋がるかどうかもわかりません。

これを別々に考えることで、結婚も近くなります。
なぜなら、恋愛と結婚を結びつけて考えている人はお見合いは除外になっているからです。

別に考えるとお見合いのチャンスも出てきます。
すなわち、結婚したいならば、恋愛を重視しないということです。

生涯独身の女性も生き方のひとつ

籍を入れない生涯独身女性

世間では生涯独身女性だと「結婚できなかった」「寂しい女性」と言われがちです。
しかし、女性の生き方も多様化されている時代です。

もし、結婚できなくて生涯独身女性なってしまったら、周りから羨ましがられる生涯独身女性を目指しましょう。

仕事ができるキャリアウーマンや趣味を存分に楽しむ華の独身生活を謳歌することで、生涯独身女性に対するマイナスイメージを払しょくするのです。

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ライター
noel編集部

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