「精悍」の読み方と意味とは?精悍な顔つきの9つの特徴
「精悍」は「せいかん」と読みます。 「精悍な横顔」とか、「精悍な印象」など主に男性を形容する時に使う言葉です。 では、「精悍」の意味はどのようなものなのでしょうか。 また、どのような顔つきを「精悍な顔つき」というのでしょうか。 ここでは、「精悍」と「精悍な顔つき」の特徴をまとめてみました。
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「精悍」の読み方と意味とは?
「精悍」は「せいかん」と読みます。
「精」は、「魂」「ひたすら」「すぐれている」「汚れがなく美しい」などの意味を持つ漢字で、「悍」は「猛々しい」「勇ましい」「荒い」「気性が激しい」などの意味を持つ漢字です。
この二つの漢字を合わせた「精悍」は、容姿などに勇ましい気性が現れていて頼もしい様子を意味する言葉です。
「精悍な横顔」とか、「精悍な体つき」などと使いますが、主に男性の見た目や顔立ちなどを褒める言葉として使われています。
では、具体的にはどのような顔つきを「精悍」だと言うのでしょうか。
「精悍な顔つき」のビジュアルについて少し詳しく見ていきましょう。
精悍な顔つきの特徴
「精悍な顔つき」を直訳すれば、「勇ましく鋭い男らしい顔つき」ということになるでしょう。
しかし、実際に「精悍な顔つき」とか「精悍な顔立ち」などと使われる場合には単に男らしく鋭いだけではないようです。
また、「精悍な顔つき」と「イケメン」とは必ずしも同じではなく、「精悍な顔つき」は整ったハンサムな顔である必要はありません。
どちらかと言えば、単に「ハンサムな男性」よりも「精悍な顔つきの男性」の方がその見た目だけではなく、内面も含めて褒めている場合が多いでしょう。
では、その「精悍な顔つき」にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは「精悍な顔つき」の客観的な特徴についていくつか挙げてみましょう。
- 贅肉がない
- 日焼けして浅黒い肌
- 眉尻が上がっている
- 口元が引き締まっている
- 鼻筋が通っている
- 寡黙な印象
- アゴのラインがシャープ
- 首が太い
- 目力が強い
特徴①:贅肉がない
「精悍な顔つき」の印象を一言で表すなら「シャープな印象」でしょう。
そしてシャープな印象の顔には無駄な肉、つまり贅肉がありません。
ぽっちゃりとした頬やむくんだ目元の人は「精悍な顔つき」だとは言えません。
とくに頬は顔の面積の多くを占めているので、そこにたっぷりと肉がついていると、顔全体の印象が丸く柔らかなものになってしまいます。
頬が引き締まってスッキリとしていることが精悍な顔立ちには必要です。
しかし、痩せすぎて頬がコケていると精悍な顔立ちとは言えません。
精悍な顔つきには健康的な男性らしさ、たくましさが必要です。
特徴②:日焼けして浅黒い肌
精悍な顔つきの人が全て浅黒い肌の色をしているわけではありませんが、精悍な顔立ちの人は、かなりの確率で健康的に日焼けした浅黒い肌をしています。
少なくとも青白く疲れた顔色だったり目の下にクマがあったりでは、精悍な顔つきだとは思えないでしょう。
日焼けした浅黒い肌の色は、アクティブで健康的なイメージがあり、勇ましく頼もしいことを意味する「精悍な顔つき」にはピッタリです。
特徴③:眉がしっかりしている
人の顔の印象は、まず目元で決まると言われています。
精悍な顔つきの人の目元の共通した特徴として、眉が濃くしっかりしていることがあります。
薄く細い眉毛では、優しい印象になってしまい、たくましく精悍な印象にはなりません。
そして眉の形も大切です。
眉尻が横に真っ直ぐ一文字になっているか、上がり気味であることが必要です。
眉尻が八の字に下がっていると精悍というよりは優しい印象になってしまいます。
特徴④:口元が引き締まっている
いくら目元がキリッとしていて、頬のラインが引き締まっていたとしても、口元が緩んでいると精悍な顔つきとは言えません。
唇の形、厚みなどはそれほど重要ではなく、どんな口の形をしていても、口角がしっかりと引き締まっていることが大切です。
口角がだらりと下がっていたり、ポカンと口が開いていると精悍な顔つきだとは言えません。
また、口を「への字」にしてムッツリと不機嫌な印象を与えることと精悍な顔つきであることは全く別のものです。
精悍な顔つきの人の口元は、キリッと引き締まっています。
特徴⑤:鼻筋が通っている
精悍な顔つきの男性は、強く逞たくましい男性のイメージでしょう。
そして顔のパーツの中でも「鼻」は、男性のたくましさが現れる箇所です。
必ずしも鼻が高いことは必要ありませんが、少なくとも鼻筋が通っている方が意志の強さが現れていて精悍な印象を受けるでしょう。
また、鼻の穴が正面からポッカリと見える顔は、温かさを感じる顔立ちになってしまいます。
できれば鼻の穴は下を向いている方が精悍な顔つきには近いと言えるでしょう。
特徴⑥:寡黙な印象
男らしく、荒々しく鋭い印象のある「精悍な顔立ち」の男性には、おしゃべりなイメージはありません。
どちらかと言えば、口数が少なく余計なおしゃべりはしない寡黙な印象です。
でも、実際には必ずしも無口である必要はなく、ウィットに富んだ会話は魅力を増すこともあります。
ただ必要以上に「おしゃべりな男性」は精悍な顔の特徴があっても、イメージ的に「精悍」とは遠くなってしまいます。
また、無口で無愛想なことと寡黙なことは意味が違います。
ムッツリと黙りこくって近寄りがたい印象を作れば精悍な顔つきに見えるわけではありません。
特徴⑦:アゴのラインがシャープ
精悍な顔立ちの特徴として、アゴのラインがシャープでスッキリしていることがあります。
顔の形が四角であっても、卵型であってもあまり関係はありませんが、二重アゴだったり、アゴと首の境のわかりにくいほど太っている人は精悍な顔立ちとは言いにくいでしょう。
頬からアゴにかけて、無駄な肉が無く下アゴの骨がしっかり浮き出ているくらい、筋肉質でキリっとしていることが精悍な顔立ちの特徴です。
特徴⑧:首が太い
太くたくましい首は男らしさの象徴です。
精悍な顔つきには、この首の太さが必要なのです。
顔から首、そして肩への筋肉質で力強いラインは、荒々しく男らしいイメージを意味する精悍な顔立ちのイメージにはピッタリです。
スッキリとしたアゴのラインに続く太い首は精悍な顔立ちをより際立たせることになるでしょう。
特徴⑨:目力(めじから)が強い
精悍な顔立ちだと感じるためには男性らしい強さやたくましさ、若干の荒々しさなども必要です。
そして人の印象は「目」で決まると言われています。
精悍な顔立ちを印象付ける場合にも、やはり「目」が大きな役割を果たしています。
しかし、目の形や大きさなどはあまり関係なく、必要なのは「目力(めじから)」の強さでしょう。
目力の強さが目をシャープに感じさせ、顔立ちを精悍にします。
ただし常に鋭い目つきをしていると、たくましさを通り越して怖さを感じさせてしまいます。
精悍な顔つきには、フッとした瞬間に見せる目力の強さがあれば十分です。
目に強い力があることはその人の強さや逞しさを印象付け、精悍な顔立ちだと感じさせます。
精悍な顔立ちになる方法
精悍な顔立ちに憧れる人も多いのではないでしょうか。
本来は内面的な部分も必要なのですが、ここではビジュアル的に精悍な顔つきになる方法を見てみましょう。
精悍な顔立ちにはいくつかの共通点があり、そこを押さえれば精悍な顔立ちに近づくことができます。
ここでは、いくつかのポイントをご紹介しましょう。
- シェイプアップする
- 鍛える
- 日焼けする
- 表情に気を付ける
方法①:シェイプアップする
人は、その人のイメージを全体的な印象で決めます。
全身がポッチャリとした人に精悍な人のイメージを持つことはなかなか難しいものです。
もしポッコリしたお腹、ポッチャリしたお尻など、体に贅肉があるなら、まずシェイプアップすることが先決です。
体がシェイプアップされれば、それに伴って顔の贅肉もなくなり精悍な顔立ちに近づくことができるでしょう。
方法②:鍛える
全身の余分な脂肪が無くなったら、同時に筋力トレーニングをしましょう。
それほどマッチョになる必要はありませんが、やはりたくましさには程よい筋肉は必要です。
ピシッと引き締まったボディは精悍な男性の必須条件です。
身体が引き締まれば、顔の皮膚や筋肉も引き締まり精悍な顔立ちになることが可能です。
方法③:日焼けする
色白でか細い人には、たくましく勇ましい男性だというイメージは持てません。
実際には男らしくたくましい人が必ずしも日焼けした浅黒い肌をしているわけではないのですが、ビジュアル的に浅黒い肌の男性の方がたくましく勇ましく見えるのも事実でしょう。
精悍な顔つきの男性とは、たくましく勇ましい男性を意味するので、それらしく見せるには日焼けして浅黒い肌にすることも一つの方法です。
よほど見た目が弱々しい人や可愛らしい印象の人でなければ、健康的なたくましさを象徴する浅黒い肌にすることで、精悍な顔立ちのイメージに近づくことができるでしょう。
方法④:表情に気を付ける
顔の造りはともあれ、表情で精悍な顔立ちに見せることも可能です。
精悍な顔立ちで大切なのは、目と口元です。
目は、ぼんやりとしないでキリッとした印象になるようにしっかり開くように心がけます。
そして口は、唇を閉じて口角を横に引きます。
アゴを引き気味にして、耳を後ろに引くイメージで顔全体を引き締めます。
ヘラヘラとした愛想笑いを控え、軽く眉間を寄せるような表情も素敵です。
鏡を見ながら、自分に合った精悍に見える表情を研究してみるのもよいでしょう。
表情に気をつけることで精悍な顔立ちを印象付けることができますよ。
精悍な顔立ちを作るための筋トレ法
精悍な顔立ちになるためには引き締まった筋肉を作ることが大切です。
では、その方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
精悍な顔立ちをつくるための簡単な筋トレ法をいくつかご紹介しましょう。
方法①:頬の筋肉を引き締める
顔の贅肉は、主に頬のまわりについています。
そこで、頬を引き締めれば顔全体がスッキリとシャープな印象にすることができます。
日常の暮らしの中で、顔の筋肉を大きく動かすことはそれほど多くありません。
とくに太っていなくても、筋肉がタルんで顔のしまりがなくなってきます。
頬の筋肉を意識的に動かし筋力アップすることができる方法を動画でご紹介しましょう。
方法②:アゴのラインをスッキリさせる
頬の次に贅肉が付きやすく、たるみやすい部分がアゴです。
ぽってりとした二重アゴを解消して、精悍な顔立ちに不可欠なシャープなアゴのラインを作ることができる簡単なトレーニング動画をご紹介しましょう。
方法③:むくみを解消ストレッチ
とくに太っているわけではなくても顔のむくみが原因でぼんやりした印象になっている場合が意外に多く見られます。
まず顔全体のむくみを取り、スッキリさせることで小顔になれるストレッチを試してみましょう。
ストレッチで顔の筋肉の柔軟性を増やすことで表情が豊かになり、精悍な顔立ちに必要な表情も取りやすくなります。
ここでは簡単な顔ストレッチの動画をご紹介しましょう。
方法③:目力アップ目元の筋トレ
精悍な顔立ちになるには、スッキリした目元と、意志の強そうな目力が必要です。
逆に目元がスッキリと涼しげであれば精悍な顔立ちに手っ取り早く近づけることにもなります。
ここでは、上下の瞼のむくみやたるみを取ることのできる表情筋のトレーニング動画をご紹介しましょう
引き締しまった心身が精悍な顔立ちを作る
精悍な顔立ちであることは、目鼻立ちが整ったイケメンであることではありません。
顔の一つ一つのパーツの造りよりもその人の生き様や心がけのような精神的なものが顔つきに現れた結果だと言えます。
頬やアゴのラインが引き締まっていることなどビジュアル的な面は必要なので、ご紹介したような簡単なエクササイズには効果があるでしょう。
また、精悍な顔つきを目指して努力する前向きな姿勢も精悍な顔立ちに近づく一歩だと言えます。
前向きな努力を続け、精神的に逞しく雄々しくなってくれば自然にビジュアルも備わってくるものでしょう。
引き締まった心身が精悍な顔立ちを作るのです。
持って生まれた顔かたちではなく、その人の生き様そのものが表れるのが精悍な顔立ちだと言えるでしょう。
気持ちの持ち方次第で誰でもなれるのが精悍な顔立ちなのです。
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