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「我慢強い」の意味とは?

我慢強いと言われてうんざりする女性

大変なことがあっても耐えて忍ぶ、嫌なことがあっても辛抱し続けるなど、非常に精神的に強い性質を示すのが我慢強いという言葉です。
古来から日本では美徳とされている性質で、人を誉める時に使われることが多いです。

確かに我慢強いことは賞賛されます。
しかし、一方で自身はストレスが溜まりやすく、無理を重ねているイメージがあります。

近年では偏屈や融通が利かないように見られることもあり、短所としても考えられるようになってきているでしょう。

男女200人にアンケート!我慢強い人の割合とは

長所とも短所とも取られる、我慢強い性格。
では、我慢強い人はどのくらいいるのでしょうか?

男女200人に自分が我慢強いと思うか聞いてみました!

Q.あなたは我慢強い?

グラフ_あなたは我慢強い方ですか?男女200人へのアンケート

約7割の人が「自分は我慢強い方だと思う」と回答しました!
あまりはっきりと物事をいう人が少ない日本では、本音を我慢して過ごす人が多いのかもしれません。

次に、我慢強い人の特徴を見ていきましょう。
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我慢強い人の特徴【性格編】

我慢強い性格でうんざりする女性

当てはまる性質を持つ人の目立つ所はどのようなものか例を挙げてみます。

  1. 強い責任感
  2. 人のことを優先する
  3. 言いたいことが言えない
  4. 都合良く振る舞う

それぞれの項目ごとに詳しく説明をします。

特徴①:強い責任感

自分が嫌なことがあってもやり遂げるのは、我慢強い特有の性質です。
通常の人よりも強い責任感を持ち合わせている場合が多いです。

どんなに困難なことがあっても、余程のことがない限り諦めずに最後までし終えるため、多くの人から慕われるでしょう。
ますます頼られて、より面倒で大きな仕事が舞い込むこともあります。

特徴②:人のことを優先する

自分のことは後回しにして、他人のことをおもんぱかる遠慮がちな人がいます。
相手が嫌な思いをしなくて済みますし、誰も文句がなければ状況が上手くいき滞りなく進むでしょう。

我慢強いことから、人のことを思いやれる力が強く、周囲の人から誉められることもあります。

特徴③:言いたいことが言えない

よく、意見を求められてもぐっとこらえて本音を言わない方もいます。
我慢強い人に多く見られます。

自分が意見を言ったり、反論することで場の空気が悪くなるのを避けるのでしょう。
せっかく場の雰囲気に配慮して行動したつもりでも、はっきりしない人であるとか、言いたいことを言わない消極的な人とマイナス評価を受けることもあるでしょう。

特徴④:都合良く振る舞う

自分の意見をはっきりと言わないため、都合の良い方に付くとか、八方美人でどの人にもいい顔をすると誤解される場合もあります。
我慢強い人本人にしてみれば、我慢をしていればその場の雰囲気が良くなるため、本音を言わないようにしているのに過ぎません。

場合によっては、我慢強いので意見が通るまで手を変え品を変え、攻め方を考えて説得する場合もあります。
後で「実は~と考えていた」と言っても、本音がわからないとか、何を考えているのかわからずに理解に苦しむと評価されることもあるので、注意した方が良いかもしれません。

我慢強い人の特徴【言動編】

友達にむかつくことを言われても笑顔で耐える我慢強い人

言動についての特徴を4例挙げます。

  1. 人への思いやりが感じられる
  2. まず相手の都合を聞く
  3. 空気を読んだ発言
  4. 穏やかに話す

例に挙げたことを詳しく説明します。

特徴①:人への思いやりが感じられる

他人を気遣う言動があるのが、我慢強い人によく見られます。
○○さんはどう思う?」と、あまり発言する機会のない人に対して、何か意見があるか、感じていることはあるかと、言いやすいように促してくれます。

また、自分の意見がまとまらない人に対しても辛抱強く接し、言いたいことをくみ取って手助けをする所があるでしょう。
自分の意見は二の次にしても、多くの人がうまく行くように心がける所があります。

特徴②:まず相手の都合を聞く

我慢強い人は自分の都合を優先しません。
会合や打ち合わせをする時、友人同士で遊びに行く時など、「いつ頃だったら都合が良い?」「空いていそうな日を教えていただけますか?」と相手のスケジュールを先に尋ねて調整してくれます。

本来なら自分の用事を優先したい所ですが、我慢強いと自分を犠牲にして振る舞う所があります。
相手がそのような性格だと感じられるなら、相手に無理させている可能性が高いので、たまには自分が譲った方が良いかもしれません。

特徴③:空気を読んだ発言

我慢強い性格の場合、意見を求められた時に物の言い方について慎重にする場合があります。
「~に賛成だ」というよりも「~だと思うのだけど、あなたはどう?」のように、相手に疑問を投げかけるように尋ねることもあるでしょう。

まどろっこしいと感じたり、はっきり言えば良いのにと思ったりする方もいるかもしれません。
本人は空気を読んで、相手が傷ついて嫌な気持ちがしないように物を言っていると考えられます。

特徴④:穏やかに話す

相手の意見に賛同できない場合にも、我慢強い人は柔らかい口調で話をします。
「~しなさい」、「言うとおりにしていれば良い」と押さえつける言い方ではなく、「~すると良いのでは」、「○○さんの気持ちはわかるけれど、~という方法もある」という持って行き方をすることもあるでしょう。

口調はソフトではあるけれど、我慢強い人は時間をかけても辛抱強く意見を譲らない所があるため、粘り強く交渉できます。
相対した人は、結局根負けすることも多いです。

男女200人に調査!我慢強い人の心理とは

我慢強い人はなかなか本音を見せないので、どう思っているのか本音が気になりますよね。
そこで男女200人に、我慢強く耐えている時の心理を教えてもらいました!

Q.我慢強く耐えている時の心理を教えて

男性のコメント

ここで言い返したら負けだと思う。反撃できる所まで我慢する。 (25歳)

自分が理不尽な状況でも、耐えて感情的にならずに乗り切ればこの場は上手くいくと感じて我慢する。 (23歳)

余計な言葉を発すると違うとらえ方をされてしまうために、周りの人間に配慮し自分のやりたいことを抑えて我慢する。 (36歳)

何も考えずに時が経つのを待って、踏ん張ります。 (21歳)

わざわざ思っていることを口に出して、これ以上問題を大きくしたくない。 (26歳)

女性のコメント

意見が言いたくて仕方ないが、言ったら場が悪くなると思って我慢している。 (28歳)

辛いのは今だけと言い聞かせながら、大丈夫なフリをして痛みを紛らわしている。 (30歳)

いつかは状況が変わる、わかってくれる人が現れると、他力本願になっている。 (23歳)

頭のなかでは耐えなければならない物事や人を徹底的に破壊したり言い負かしている。 (33歳)

この嵐が過ぎれば、必ず晴れになると思いながら、理不尽なことの理由を追求せず、受け入れるのではなく受け流し、感情をできる限り殺して、私は貝なのだ、反応する必要はないのだ、頷くことも首を横に振ることも今はしない、今の私は流れる川のようにしなやかなのだ、と思い込みながら、ひたすらに我慢します。 (39歳)

「自分が我慢すればうまくいくと思っている」「なにも考えず、じっと耐えている」という意見が多くみられました!
場を荒立てたくないがために、自分が我慢をする人が多いようです。

我慢強い人は、自分よりも周りの状況を見て、気を遣ってしまう人が多いのかもしれません。
ではさらに、我慢強い人の心理を解説します!

我慢強い人の心理

相手への怒りを抑える我慢強い女性

忍耐力がある人の考え方について、例を挙げてみます。

  1. 周囲の人がよい思いをするようにと気遣う
  2. 自分が控えめにすれば丸く収まると考える
  3. 1つのことを長く続けるのが美徳だと思う
  4. 自己主張が強い人は苦手
  5. 皆で和やかにがモットー
  6. 一目置かれる
  7. 嫌っていても態度に出さない

それぞれの項目ごとに、心理状態を説明します。

心理①:周囲の人がよい思いをするようにと気遣う

我慢強い人は皆が納得できて、よい思いができるように配慮しようと努力します。
多くの人にとって不利益になったり、不満が残ったりするような状況に心を痛めます。

周囲に気遣いをしても、独りよがりになることもありますが、基本的には平和主義で皆ができるだけ満足できるように粘り強く物事にあたるでしょう。

心理②:自分が控えめにすれば丸く収まると考える

意見が対立した時に、我慢強い人はあえて考えを言わないようにする場合もあります。
自分が意見を飲み込んでいたり、控えめに行動したりすると状況が丸く収まると感じて、反論しないこともあるでしょう。

我慢強いとストレスを溜めがちですし、鈍感な人は気づかないこともあります。
また、我慢強い人のことを認めている人は「我慢する必要はない」と歯がゆく思うこともあります。

気遣いが通じない相手については、日和見で意見が多数になる方に付いていると白い目で見られることもあり、損してしまうこともあるでしょう。

心理③:長く続けるのが美徳だと思う

こつこつと息が長く続けられるのは、我慢強い人の特徴です。
転職もせずに1つの職場で長く働き、稽古ごとでも何年もやり続けていることがあるのではないでしょうか。

深く追求してこつこつと努力して、持続させることをとても素晴らしいことだと考えている所があります。

心理④:自己主張が強い自分勝手な人は苦手

自分の好きなように意見を述べて、思い通りに振る舞って人を自分の意に従わせる相手を我慢強い人は苦手にします。
回りのことに気を配らずに、勝手が強い人に怒りを感じることもあるでしょう。

我慢強い性格の人ができないことで、うらやましい気持ちもあると思われます。
「こちらがこんなに我慢しているのに、人の気も知らないで」と苦々しい気持ちでいることもあります。

心理⑤:皆で和やかにがモットー

我慢強い人に取っては、人の和を乱すことが一番許せないことでしょう。
個人的な付き合いでも、職場でも仲良く円満にが最も大切なことと考えています。

攻撃的な物言いをしたり、反対意見を言って突っかかってきたり、人の和を乱すような人とはわかり合えないと感じています。
表面上は波風を立たせないように我慢強いですが、本音では深入りしたいとは考えていないでしょう。

心理⑥:一目置かれる

いつも冷静で努力家の一面を持つ我慢強い人は、多くの人から一目置かれる存在です。
難しい局面でも諦めずに物事に取り組むところから、目上からも同僚からも後輩からも慕われる人が多いでしょう。

リーダー格に推薦されることもあり、人望も兼ね備えています。
粘り強く落としどころを探して意見を取りまとめたり、集団でバラバラになりがちな個々の人の調整もできたりするため、なくてはならない重要な人物として重んじられることもあります。

心理⑦:嫌っていても態度に出さない

どんなに相手が嫌な人だとしても、我慢強い人は感情を表に出さないように注意しています。
自分が嫌うことで、周囲がぎくしゃくして仲が悪くなるのを避けたいためです。

嫌いであっても話をして仲間はずれにしないように気を配ります。
相手を嫌だと思う感情をださないように、用心深く振る舞うこともあるでしょう。

相手は嫌われていることに気づかず、ますます図に乗った態度を取っても穏やかに接します。
我慢強い人が耐えられずに怒り狂った時には、相手が相当ひどい態度を取ったと考えても良いでしょう。

我慢強い人の長所

和を乱さない我慢強い女性

耐える性格の人の良いところを考えてみます。

  1. 物事を諦めない
  2. 努力家である
  3. 人間関係を円滑に調整する

我慢強い人の長所について詳しい説明をします。

長所①:物事を諦めない

通常の人は困難なことや面倒なことは少しやって諦めたり、やる前から避けたりすることがほとんどでしょう。
我慢強い性格をしている人の場合は、自分の気になることであればやってみようと思い、いったんやり始めると簡単には諦めずにやり遂げる性質があります。

頼まれた仕事はしっかりと責任を持って引き受けるため信頼が置けますし、評価も高いでしょう。
ただ、面倒なことを押しつけようとする要領の良い人がいると、全てをやらせようとするので注意が必要です。

長所②:努力家である

我慢強い人は粘り強くやり遂げる人とも言えるでしょう。
慣れないことでも努力を重ねて、通常なら投げ出しかねないことでも自分でやり方を編み出して工夫しながら進められます。

物事に対して諦めずに分からない所は人に尋ねながら、時間がかかってもし終えられます。
自分の知識や技術として身に付けることができ、尊敬されるでしょう。

長所③:人間関係を円滑に調整する

人との付き合いを上手くいかせるように骨を折るのが我慢強い人の特徴でしょう。
個性豊かな人が多い職場ほど、意見のぶつかり合いが多く、争いが絶えない場合があります。

我慢強い人はそれぞれの意見や気持ちを受け止められるため、間に入って人間関係の調整をこなせます。
スムーズに意思の疎通が図れるので、職場などの団体の場では欠かせない存在となるでしょう。

我慢強い人の短所

何を考えているか分からないと文句を言われた我慢強い女性

それでは逆に直した方が良いところはどこか考えてみます。

  1. 真意がどこにあるのかわかりにくい
  2. 二面性があると勘違いされる
  3. 極端なアイディアを嫌う

我慢強い人の短所について詳しい説明をします。

短所①:真意がどこにあるのかわかりにくい

我慢強いのは良いのですが、あまり自分の意見を言わないため、本当はどのようなことを考えているのかがわかりにくいです。
本音が見えてこないため、周囲としてはどのように付き合ったら良いか図りかねます。

ポーカーフェイスで冷静なために取っつきにくい場合もあるでしょう。
周囲に波風を起こさないように我慢強い態度を取るのもほどほどにする必要があるでしょう。

気の置けない人には、本音を出すことも大切です。

短所②:二面性があると勘違いされる

ポーカーフェイスで本音を出さないことにも関係していますが、二面性があって有利な方に付こうとしていると誤解を受ける心配もあるでしょう。
本当の所は、日和見で都合の良い意見に従うという気は全くないと思われます。

人の和を乱さないようにする配慮が全然違う憶測を呼んで、周囲の人からの信用をなくして孤立する可能性もあります。
あちらこちらを立てようとするのは考えものです。

どちらの意見を持つ人からも信用されない状況を招くこともあるので、正しいことは正しい、間違っていることは違うと意見を述べるのも大事でしょう。

短所③:極端なアイディアを嫌う

突然のひらめきで行動する人極端で斬新な意見を言う人を、我慢強い人は嫌う傾向にあります。
我慢強い人は、何度も考えを重ねて試行錯誤しながらアイディアを出草とします。

深い考えもなしに、思いつきを実行しようとする人をせっかちな人と考えて嫌うことがあります。
面と向かって意見を否定したり、嫌う態度を取ったりすることはありません。

ほんの思いつきでも使えるアイディアもありますので、全てを毛嫌いせずに少しずつでも取り入れるようにした方が良いかもしれません。

我慢強い人の見分け方

彼女と喧嘩して何とか耐える我慢強い男性

知り合いが我慢をしがちな性格かどうか、見分けるポイントを挙げてみます。

  1. 意見があっても言わずに飲み込んでしまう
  2. 平気で発言できる人を好まない
  3. 自分を犠牲にして他人に合わせる
  4. 体調が悪くても休まない

我慢強い人の見分け方について詳しく説明します。

見分け方①:意見があっても言わずに飲み込んでしまう

周囲の人から意見を言うように促すと当たり障りもないことを言うような人がいれば、我慢強い人である可能性があります。
意見があったとしても、何も言わずに飲み込んでつい我慢をしてしまいます。

その場合、周囲に人がいないような状況の時に腹を割って話せるように心がけるといいでしょう。
思わぬ本音を聞かせてくれる場合があります。

ただ、我慢強い人は自分からおおっぴらに公表するのは好みません
二分して和を乱すことがあることが予想されると、人前で「○○さんは実はこのような考えです」と言っても否定することもあるので慎重に意見を取り入れられるように注意しましょう。

見分け方②:平気で発言できる人を好まない

平気で自由な発言ができる人を見ると、普段は見せないような表情でいらついているように見えるのであれば、我慢強い人かもしれません。
自分が我慢をしているのに、人のことを考えずに好き勝手なことを言う人が信じられないという心境になっていると思われます。

我慢強い人が無理をせず発言できる環境を整えて上げる必要があります。

見分け方③:自分を犠牲にして他人に合わせる

いつでも自分よりも相手を優先して合わせるタイプの人は、我慢強い人の可能性があります。
自分が折れておけば早く日程が決まったり、物事が手早く進んだりするので、楽で合意的な面もあります。

しかし、相手とトラブルが発生するのを避けたい思いが根底にあるのでしょう。
人の都合に合わせてばかりだとストレスを溜め込む可能性が高いので、あまり無理をさせないようにさせる必要があります。

我慢強い人に「そちらの都合はどう?」と聞いて、たまには合わせるように気遣ってあげられると相手のストレスも軽くなると思われます。

見分け方④:体調が悪くても休まない

我慢強い人は、自分の体調のことも人に漏らさず無理しがちになります。
顔色が悪く、だるそうにしている場合でも仕事を休まないで続けたり、断らずにスケジュールをこなしに来る場合は、我慢強い人に当てはまると考えられます。

体調が悪い時には休むことが大切だと言い聞かせましょう。
人に迷惑をかけたくないと考えるタイプの我慢強い人であれば、風邪などの病気を移したり、具合の悪い人を助けたりさせてしまうことで、かえって迷惑をかけると言い聞かせるといいでしょう。

かわいそうではありますが、「人に迷惑をかける」という言葉が我慢強い人には効果的な場合があります。

我慢強くなる方法

人の話にじっくりと耳を傾ける我慢強い人になる練習をする女性

我慢できるようにするにはどのようにしたら良いか例を挙げます。

  1. 1つでも1日に必ずやるべきことを作る
  2. 集中力が切れそうになっても5分だけ作業を続ける
  3. 人の話に口を挟まずじっくりと耳を傾ける
  4. 苦手なことに挑戦して続けてみる

それぞれの項目について詳しく説明をします。

方法①:1つでも1日に必ずやるべきことを作る

ちょっとした習慣で構わないので、何かやるべきことを1つだけ作ると良いでしょう。
毎日続けようとするので、少しずつ我慢強くなることができるでしょう。

例えば最初は、寝る前に日記を付けるとか、毎朝普段よりも5分~10分ほど早く起きるなどの習慣をつけていきます。
簡単なことを習慣として続けられるようになってきたら、だんだん他の難しいことも挑戦していくのがおすすめです。

方法②:集中力が切れそうになっても5分だけ作業を続ける

何か作業をしていた時に、疲れて集中力が切れてくることがないでしょうか。
疲れを感じても後5分ほど頑張って作業を続けてみましょう。

たった5分かもしれませんが、毎日続けることでだんだん我慢強くなってくる場合があります。
あまりにも疲れている時には難しいかもしれませんが、仕事などの作業でトイレ休憩や飲み物などを取る前に、5分だけ頑張ってみると良いでしょう。

方法③:人の話に口を挟まずじっくりと耳を傾ける

人がしている話を最後まで聞くのは苦痛に感じるものです。
自分が言いたいことを言えないとストレスが溜まるでしょう。

難しいですが、人の話をさえぎって口を挟まずにじっくりと聞いてみるクセを付けるようにすると、我慢強くなる練習ができます。
とにかく聞くことに徹し、頃合いを見て相手が更に話しやすくするように相づちを打って話の先を促すようにするのがおすすめです。

相談話や相手にとって重要な話で合った場合は、良く話を聞いてくれたと感謝されることもあります。
また、自分の方は全く話をしていないのにも関わらず、相手は会話が盛り上がったと錯覚して、「あなたはずいぶん話し上手ですね。楽しくお話ができて嬉しいです。」と見当違いのお礼を言われることもあるでしょう。

人の話をよく聞くことで、自分が話をしている時にもじっくりと耳を傾けてくれる人が増えてくることもあります。
ただ、注意したいのは悪口だったり、噂話だったり人に迷惑をかけるネガティブな話の場合は、自分が話に加わったと誤解されないように、早く切り上げてその場から逃げた方が良いでしょう。

方法④:苦手なことに挑戦して続けてみる

自分に苦手な分野があってそれでも挑戦してみたいことがあれば、続けてみると我慢強い性格に近くなってくることがあります。
例えば、ダイエットが気になるのであれば、ウォーキングを始めてみたり、栄養バランスを整えるために自炊やお弁当作りを心がけてみたりすると良いでしょう。

毎日続けるのが難しいのであれば、1日おきや1週間に2~3回程度というようにやる日を決めておくのもおすすめです。
もし、雨天や残業などでできなかった場合は足踏みや踏み台昇降でカロリーを消費したり、栄養バランスが整った料理をコンビニやスーパーの総菜で用意したりすることで、続けられるように工夫できるでしょう。

我慢強い人におすすめのストレス解消法

ストレス解消に散歩をする我慢強い人

ストレスを溜め込んでしまう方のために、解消する方法について例を挙げます。

  1. ゆったりと散歩
  2. 寝る前に瞑想
  3. ヨガ
  4. 嫌な人の名前をいらない紙に書いてちぎって捨てる
  5. コロリアージュ(ぬり絵)

我慢強い人がストレスを解消できる方法について、それぞれに分けてくわしく説明します。

解消法①:ゆったりと散歩

ゆったりとした速度で、自分が歩きやすい歩幅で無理をせずに散歩すると良いでしょう。
人とお付き合いする中で我慢強い人は、自分の思い通りにならずにストレスを溜めがちです。

気の向くまま、足の向くままに近場を歩くのも良いですし、スーパーや本屋、カフェなど、目標にしやすい店舗に向かってなるべく自然が一杯の所を歩いてみると新しい発見があるかもしれないでしょう。
自分だけで気楽に歩くのも、気を使わずに歩きやすいペースで動けますのでおすすめです。

解消法②:寝る前に瞑想

我慢強い人の場合、その日にあったことを思い返すと色々とモヤモヤすることや、頭にくることもあるでしょう。
辛いことがありなかなか寝付けないこともあると思われます。

寝る前に5分間だけで良いので、正座をして目を閉じてひたすら何も考えずに瞑想するのがおすすめです。
実際には時間の計測が難しいので、スマホのアプリなどを使ってタイマーをかけたり、目覚ましの機能を使って5分後に時間がわかるようにセットしたりすると良いでしょう。

その日にあったことや嫌なことを次々思い出すでしょうが、「今自分は○○のことを考えた」と心の中でつぶやいて考えを追わないようにします。
ある程度嫌な記憶や思いをリセットできて、ぐっすり眠れるようになるでしょう。

解消法③:ヨガ

体を動かして我慢強い人がストレス解消したいなら、ヨガもおすすめです。
布団の上でできるヨガもありますので、試してみると良いでしょう。

自律神経のバランスを整えたり、体を動かすことで歪みを矯正したりする効果があると知られています。
ゆったりした動きで精神的に落ち着く場合もあり、周囲の人のわがままな言動や自分が我慢しなくてはいけないイライラを軽くすることも可能です。

解消法④:嫌いな人の名前をいらない紙に書いてちぎって捨てる

どうしても対人関係で耐えられないことがあったら、我慢強い人でも相当なストレスが溜まるでしょう。
ぶち切れて相手をこてんぱんにするのが難しいのであれば、嫌なことをされた相手の名前をいらない紙などに書いて、ゴミ箱にちぎって捨てることを勧めます。

根本的な解決にはならないかもしれませんが、どうしても逃れようがなく辛い場合には試してみましょう。
後は相手のことを考えないようにし、また頭にきたときにはやってみると良いでしょう。

解消法⑤:コロリアージュ(ぬり絵)

意外にも色とりどりの色鉛筆を使って、コロリアージュをするとストレスが解消されると言われています。
コロリアージュは西洋で開発された大人向けのぬり絵のことで、綺麗な花のイラストやマンダラ、著名な画家の絵画作品に色を塗って付けていく物です。

子供向けの単純な絵柄ではなく、ある程度細かく綺麗な色を塗り分けられる図柄がおすすめです。
綺麗な色合いで満足できるのと、色々な色をそのまま単純に塗っていく作業が、頭の疲れを癒やしてくれると言われています。

本屋の頭の体操の売り場コーナーなどで販売されています。
自分の好みの図柄が載ったコロリアージュの本(ぬり絵の下絵)を選ぶと良いでしょう。

我慢強い人に向いてる仕事

我慢強い性質の営業職の女性

忍耐力がある人は以下に挙げる仕事が向いていると見られます。
詳しく詳細を述べます。

向いてる仕事①:営業関連の職業

顧客に物やサービスを勧めて販売する営業職は我慢強い性格の人に向いていると言われています。
粘り強く交渉することと、お客の立場に立って考えてニーズに合わせた提案ができることから、我慢強い人におすすめの職業と言えるでしょう。

顧客のことを思って提供できるため、上手く行くと充実した気分になれます。

向いてる仕事②:教師や講師

教師や講師など、知識を教えたり、根気よく指導したりする仕事にも我慢強い人が向いています。
興味がある人に熱意を持って自分のもてる能力を使って教え導くのはもちろん、興味を感じない方で仕方なく講座に参加している人にも興味が持てるように根気よく教える必要があります。

我慢強い人でなければ、なかなか相手に興味を持たせて能力を付けさせるのは難しいです。

向いてる仕事③:介護ヘルパーなどの福祉関連の仕事

介護や福祉に関する仕事も、ある程度我慢強い人でないと仕事を続けるのが大変でしょう。
体が動きにくい方や、お年を召した方の介護は自分の思う通りに行かず、個々の人に合ったやり方をする必要があります。

言うことを聞いてもらえないのは日常茶飯事で、時には相手からイライラをぶつけられることもあります
介助者の方の介護の愚痴や相談にも対応しなくては行かないので、非常に大変です。

我慢強い人であれば、他人に寄り添った介護アドバイスができるので、相手からも頼りにされます。
やりがいも感じられるでしょう。

我慢強い人は皆から頼られる尊敬される性質

努力が認められた我慢強い女性

嫌なことがあっても顔に出さずに頑張れる人は、難しい人間関係を調整できる貴重な人です。
我慢強い人は、自分の意見を後回しにして周囲の関係を乱さずに上手く取り仕切れます。

1つのことを集中して長く取り組める努力家なので、多くの人から尊敬されるでしょう。
我慢強い人は、イライラを溜め込んでしまいやすいので、ほどほどにストレス解消に努めることをおすすめします。

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ライター
noel編集部

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