黒タイツはいつからいつまでOK?月×デニール目安&履くか決める方法
素足で過ごすことに抵抗がある人に便利なのがタイツやストッキング。 特に黒タイツは様々なコーディネートに合わせやすいうえ、種類も豊富なので愛用者も多いですよね。 そんな黒タイツですが、一年の中で履ける期間はいつからいつまでなのでしょうか。 今回は「黒タイツはいつからいつまで履けるのか」についてお話しします。 月別におすすめのデニールも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
人気のおすすめ記事
黒タイツはいつからいつまで履ける?
黒タイツはいつからいつまで履くものなのでしょうか?
一般的に黒タイツを着用するのにおすすめの時期は、10月~3月です。
季節でいつからいつまでかと言うと、秋が深まった頃から春先までですね。
黒タイツは防寒の要素も大きいアイテムなので、一番活躍するのは冬です。
黒タイツは厚みによってデニール別に分かれています。
デニール数が少ないほど生地が薄く、色に透明感があります。
反対にデニール数が多いほど、生地が厚くなり透明感がなく、色が濃くなります。
もし、10月~3月以外の時期に黒タイツを履きたい場合は、生地が薄く透明感が高い黒タイツを選ぶようにしましょう。
黒タイツをいつから履くか決める方法
黒タイツをいつから履けば良いのか迷ってしまう人は多いはずです。
そこで、ここでは「黒タイツをいつから履くか決める方法」について紹介します。
- 気温で決める
- 服装で決める
- 街の人を観察する
- ファッション誌をチェック
- デパートの売り場を見る
それでは「黒タイツをいつから履くか決める方法」について、ひとつずつ紹介していきます。
これを見れば、黒タイツをいつから履けば良いのかが分かりますよ。
方法①:気温で決める
最も分かりやすいのが、気温で黒タイツをいつから履くかを決める方法です。
黒タイツをいつから履くか決める時、目安にしたい温度は20度です。
秋に入り、気温が20度を下回るようになったら、30~40デニールくらいの薄地で透け感のあるタイツを履き始めるのがおすすめです。
また、春に入って気温が15度以上になってきたら、厚地のタイツから薄地のタイツにシフトするようにしましょう。
さらに暖かくなって20度を上回るようになったら、ストッキングか素足にするか、タイツでも極薄の20デニール以下のものを着用するのが良いですね。
季節によって黒タイツをいつから履くのかを決めるのは、分かりやすいですよね。
方法②:服装で決める
着る服で黒タイツをいつから履くか決めるのもおすすめです。
まずタイツを履くかどうかを決める前に服装を決めてみましょう。
服を着た後に姿見などでコーディネートを確認して、服装が黒タイツに合うかどうかをチェックしてみましょう。
たとえば、夏のTシャツや薄地のカットソーは、黒タイツとミスマッチでコーディネートが不自然です。
逆に秋冬のニットは、色さえ合えば黒タイツとよく馴染みます。
服を先に決めて、その服装に黒タイツが馴染むかどうかで、黒タイツをいつから履くか決めるわけです。
いつから黒タイツを履くのかは、コーディネート次第というわけです。
方法③:街の人を観察する
黒タイツをいつから履くかで意外と使えるのが、外で周りの人を観察する方法です。
街の中や電車の中で、黒タイツを履いている人がどれだけいるのかを観察するのです。
東京の表参道や代官山のように、コーディネートに気を配っている人が多く集まる街でチェックすれば間違いないですね。
そのような場所ではなくても、自分から見てお洒落だなと思う人の脚をチェックしてみましょう。
お洒落な人達の多くが黒タイツを履いているのであれば、黒タイツを履くのにふさわしい時期だということです。
街にどれだけ黒タイツがいるのかで、黒タイツをいつから履くのか決めるのです。
方法④:ファッション誌をチェック
黒タイツをいつから履くかで間違いのないのは、ファッション誌をチェックする方法です。
ファッション誌には流行が詰まっているので、参考にすればコーディネートの常識から外れることはありません。
おすすめなのが、ファッション誌でよく特集されている「一ヵ月着回しコーディネート」をチェックしてみることです。
一ヵ月間のコーディネートが載っているので、その中で黒タイツが出てくるかを見てみましょう。
スカートのコーディネートが多いのに、黒タイツを履いている日がないのなら、黒タイツを履くのにふさわしくない時期だということになります。
メディアのチカラを借りて、黒タイツをいつから履くべきなのか知るのです。
方法⑤:デパートの売り場を見る
デパートのストッキング売り場をチェックするのも、黒タイツをいつから履くか決めるひとつの方法です。
デパートの売り場の一番目立つ場所には、その時期にふさわしい商品が並びます。
黒タイツを履くのにふさわしい時期ならば、数多くの黒タイツが売り場に並んでいるはずです。
売り場をこまめにチェックしてみると、その月によって黒タイツでも多く並んでいる商品のデニール数が異なります。
セール品の棚には、時期外れの商品が並んでいることも多いので、チェックするのは一番目立つ定価のコーナーにしましょう。
デパートにはトレンドが詰まっています。
デパートに行けば、どんな黒タイツをいつから履くべきなのかが分かるはずです。
【月別】黒タイツのデニール目安
いつからどのくらいの黒タイツを履けば良いのか、意外と悩むものです。
次に、月別におすすめの黒タイツのデニール数を紹介します。
これを参考にいつから何デニールを履くのか決めてみてくださいね。
8月
一年の中で最も暑い月である8月に黒タイツを履く人はほとんどいないでしょう。
ですが中には、素足や肌色のストッキングに抵抗がある人もいますよね。
8月に黒タイツを履く場合は、20デニール以下のかなり薄地のタイプを選びましょう。
黒は太陽の熱を集めるので、濃い黒のタイツを履いてしまうと、かなり暑い思いをします。
暑い季節には、透明感の強い極薄タイプの黒タイツを履くようにしましょう。
9月
暦では秋ですが、9月は気温が高い日がほとんどです。
9月に黒タイツを履く場合も、20~30デニールくらいの薄地のタイプがおすすめです。
暦の上では秋になるので、9月に入れば服装に秋の色が入ってきますよね。
透明感のある薄地の黒タイツとカーキやボルドーの秋色カットソーを合わせて、コーディネートに少しずつ秋をプラスしていきましょう。
8月とほぼ同じデニールになりますが、服装の色味を変えることでコーディネートの雰囲気がガラッと変化します。
10月
10月は9月ほど気温が高くはありませんが、まだ暖かい日も多いですよね。
そんな10月におすすめの黒タイツは30~40デニールのものです。
10月はまだ気温が高めですが、服装はだいぶ秋らしくなっています。
濃い色味が特徴の秋の服装には、30~40デニールくらいの程よい透明感があるタイツがよく合います。
年によっては10月の後半になると、グッと冷え込む日もあるでしょう。
そんな時は気温に合わせて60デニールくらいのタイツを履いても良いでしょう。
11月
11月に入って秋も本番になり、黒タイツが活躍するシーズンになってきました。
外の気温もだいぶ涼しくなってきた11月におすすめのタイツは、40~60デニールのものです。
11月くらいになれば、着る服もニットやカーディガンなどの厚めの生地のものになってきます。
ニットやカーディガンには、少しだけ透け感があるタイプのタイツが似合います。
11月に80デニールくらいの厚いタイツを着用すると、この後の冬が辛くなるので、60デニールくらいに抑えるようにしましょう。
12月
12月に入れば気温がグッと低くなり、タイツなしでは辛い季節になりますね。
黒タイツは寒さを防ぐイメージがあるアイテムなので、冬になれば厚いものを着用しても違和感はなくなります。
12月におすすめの黒タイツは60~80デニールのものです。
冷えに弱い人は、この時期から110デニールくらいの黒タイツを履きたいところですよね。
ですが、12月は雪が降ることも少なく、冬の中ではまだ気温が高い方です。
この後の1月と2月に備えて、80デニールくらいまでにしておくのがおすすめです。
1月
年も明け、気温がさらに低くなる1月におすすめの黒タイツは80~150デニールのものです。
1月になれば、雪が降ることもあり、足元の冷えが辛い時期になります。
スカートを履くことが多い人は脚が出る部分が多いので、100デニールを超える厚い黒タイツを履いて、冷えから脚を守りましょう。
暖かい季節に厚いタイツを履くと暑苦しいですが、寒い季節に薄い透明感があるタイツを履くと寒々しい印象になります。
寒い季節には、厚めのタイツがよく似合います。
2月
2月は冬の中でも最も冷え込む傾向があります。
ですが春が近いということもあり、気温が少し高くなることもあるのが2月の特徴です。
2月には150デニールくらいの極厚のものから、60デニールくらいの少し薄めのものまで、幅広く黒タイツを用意しておくと良いでしょう。
大雪の日も、春が覗く日もあるのが2月です。
どんな陽気の日でも対応できるように、様々な厚みの黒タイツを準備しておきましょう。
3月
3月は暦の上では春ですが、まだまだ気温は低い日が多いです。
3月におすすめの黒タイツは、前半は60~80デニールで、後半は40~60デニールです。
3月の前半は2月と同じくらいの気温の日も多く、冷えをしっかり防ぐ必要があるので、80デニールくらいの厚いタイツが活躍します。
ただ3月は暦の上では春なので、100デニールを超える極厚タイツは暑苦しい印象になります。
3月後半には桜の開花も近づき、春らしさも増してくるので40~60デニールくらいのタイツにシフトしていきましょう。
4月
新年度に入る4月は、春らしい明るい服装で迎えたいですよね。
そろそろ黒タイツを脱ぎたい時期です。
4月に黒タイツを履く場合は、20~40デニールくらいのものを選びましょう。
4月は出かける状況に合わせて、黒タイツの厚さを変えるのもおすすめです。
昼間の外出の時に服装で春らしさを演出したいのなら、20デニールくらいの透け感のある黒タイツが良いですね。
お花見などで夜に外で過ごす時は、40デニールの少し厚めのものを履きましょう。
黒タイツをいつから脱ぐべきなのかも、迷いどころですよね。
4月に入ったら、そろそろ黒タイツをやめることも頭に入れておくのがおすすめです。
黒タイツを履くメリット
いつから黒タイツを履くのかについてお話ししていますが、黒タイツのメリットについて考えたことはありますか?
ここでは「黒タイツを履くメリット」を紹介します。
メリット①:脚がきれいに見える
黒タイツを履く一番のメリットは脚がきれいに見えることです。
黒色には引き締め効果があるため、素足やストッキングの時よりも脚が細く長く見えます。
普通の黒タイツでも脚がすっきりして見えますが、着圧効果があるタイツなら、さらに脚長効果が期待できます。
また、黒いことで脚の傷やあざが全く見えなくなるのもメリットです。
ムダ毛処理に失敗して傷ができてしまったとしても、きれいに隠すことができるのは助かりますよね。
メリット②:冷えを防止
ほとんどの人の黒タイツを履く目的は、冷えを防ぐことでしょう。
冷たい空気は下に下がり、温かい空気は上に上がります。
そのため、体の中でも下半身は冷えやすいです。
特に女性は冷え性の人が多く、暖かい季節でも脚が冷えている人がいるほどです。
黒タイツはそんな冷えから女性の脚を守ってくれます。
黒は最も太陽光の熱を集める色なので、黒タイツを履けば脚に太陽の恩恵を浴びることができます。
最近は発熱効果があるタイツも多いので、極厚の発熱タイツを履くことで冷えをだいぶ防ぐことができますよ。
メリット③:コーディネートになる
黒タイツは防寒だけではなく、コーディネートの一部としても使うことができます。
スカートやショートパンツを履く場合、脚の出る部分が多いため、何を着用するかでコーディネートの雰囲気が大きく変わります。
黒タイツを上手く取り入れれば、魅力的なコーディネートを作ることができます。
黒タイツをコーディネートとして使う場合は、極厚で真っ黒なものよりも、少し透け感のある黒タイツがおすすめです。
また、黒タイツの上下にあるスカートや靴に、黒や白のモノトーンを持ってくるときれいに馴染みます。
黒タイツを取り入れたコーデ例
次に、黒タイツのコーディネート例を紹介します。
どんな黒タイツをいつから履けば良いのかの参考にしてくださいね。
例①:ベレー帽×黒タイツ
可愛いけれどコーディネートが難しそうなベレー帽ですが、ベレー帽には黒タイツがよく合います。
ベレー帽は一歩間違えると、かなり個性的な印象になってしまうので、躊躇する人も多いですよね。
ベレー帽に黒タイツを合わせれば、まとまりのあるコーディネートになります。
写真のようにスカート以外を黒で統一することで、キュートさと大人っぽさが光るコーディネートに仕上がります。
例②:ショートパンツ×黒タイツ
脚が露出するショートパンツには抵抗がある人も多いですが、そんな時には黒タイツの出番です。
黒タイツは脚を細長く見せてくれるうえに、傷などの粗も隠してくれます。
また、ショートパンツは素足で合わせるよりも、黒タイツを合わせた方が上品さが出ます。
ギャルっぽさが出やすいショートパンツですが、写真のように黒タイツと柔らかい色のトップスを合わせればキュートに仕上がりますよ。
例③:チェック×黒タイツ
品の良さが出るチェックのスカートには黒タイツが似合います。
チェックが持つ上品さをより引き出してくれるのが黒タイツです。
丈が短いスカートでも、黒タイツを合わせれば清楚さが出るので、デートにもおすすめですね。
少し透け感がある黒タイツを選ぶことで、学生っぽさが出ずに大人コーデに仕上ります。
写真のようにスカートをハイウエストで履くことで、脚をさらに長く見せることができますよ。
例④:ニットワンピ×黒タイツ
カジュアルなニットワンピも黒タイツを合わせれば、高級感のある大人コーデに仕上がります。
ニットワンピは素足で合わせると、部屋着のようにカジュアルダウンし過ぎる傾向があります。
ニットワンピの色をネイビーやダークグレーなどでシックに抑えて、黒タイツと黒パンプスで合わせれば上品なお出かけコーデになります。
ニットワンピの色をタイツと同じ黒にする場合は、パンプスにボルドーなどの差し色を持ってくるようにしましょう。
例⑤:涼しげワンピース×黒タイツ
黒タイツで涼しげなコーディネートを作ることもできますよ。
夏に黒タイツを合わせたい時におすすめなのが、グレーコーデです。
黒タイツに白を合わせると、コントラストで黒が目立ってしまい重たい印象になります。
グレーは黒とよく馴染むうえ、黒よりも色が軽やかなので、涼しげなコーディネートを作ることができるのです。
写真のようにタイツ以外のアイテムを全てライトグレーで合わせれば、統一感のある涼しげ大人コーデに仕上がりますよ。
おすすめの黒タイツ
いつからどんな黒タイツを履けば分かったところで、実際におすすめの黒タイツが知りたいですよね。
ここでは、おすすめの黒タイツを紹介します。
おすすめ①:ATSUGI 黒 40デニール
美しい黒色にこだわりたいのなら「ATSUGI黒」がおすすめです。
一般的な黒タイツはまず白い糸で縫製してから黒色に染めるのですが、「ATSUGI黒」は最初から黒い糸で縫製します。
そのため「ATSUGI黒」は黒色に美しい深みあり、まさに漆黒ですね。
漆黒のタイツは、それだけでクールで洗練された雰囲気があり、コーディネート作りに一役買ってくれます。
40デニールのほかに25デニールと80デニールがあるので、季節に合わせて選ぶことができますよ。
おすすめ②:グンゼ サブリナ暖か引き締め美脚 120デニール
寒い季節に暖かさだけではなく、脚の美しさも手に入れたい人におすすめなのが「グンゼ サブリナ暖か引き締め美脚」です。
足首、太もも、ヒップのそれぞれに合った着圧効果で、足首からヒップまでを美しく引き締めてくれます。
素材にマイクロファイバーナイロンを使用していているので、通常の着圧タイツよりも柔らかくなめらかな履き心地なのが特徴的です。
マイクロファイバーナイロンは柔らかいだけではなく暖かい特徴があるので、冬の寒い季節にはぴったりですよ。
タイツに椿オイルとスクワランが配合されているので、冬の乾燥肌にもおすすめのタイツですね。
おすすめ③:17デニール オールスルー シアータイツ
暖かい季節におすすめなのは、17デニールの「オールスルーシアータイツ」です。
透明感が出る編み方をしているタイツなので、春や夏に着用しても暑苦しさが出ません。
通気性が高く、涼感仕様となっているため、足が蒸れにくいのが嬉しいです。
UV加工されていて紫外線を予防してくれるので、まさに暖かい季節におすすめのタイツです。
つま先や太ももに切り替えがないオールスルータイプなので、ショートパンツやオープントゥの靴にも合わせやすいですね。
いつからどんな黒タイツを履くのかでお洒落が決まる
今回は「黒タイツはいつからいつまで履けるのか」についてお話ししました。
いつからいつまで黒タイツを履けば良いのか、いつからどんな黒タイツを履くべきかを知らない人は多いはずです。
寒さを防ぐことばかりを考えてしまうと、いつからどんな黒タイツを履くべきかなんて忘れてしまいがちですよね。
その時期に合った黒タイツを履くことは、快適に過ごせるだけではなく、コーディネートの上達にもなります。
これを機会に、いつからいつまで黒タイツを履くべきか考えてみませんか。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。