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「煮え切らない」とはどんな状態?

言うことがコロコロ変わる煮え切らない男と女性

自分の意見や意志が定まっておらず、どっちつかずになっている状態。
主に恋愛上で「煮え切らない」態度などと使う場合は、はっきりとした意見を言わなかったり、いまいち盛り上がりに欠けているような態度に対して表していることが多いです。

また、その場その場で態度を変えることもあり、煮え切らない男と対面した方はイライラしたり、信頼することが難しくなることもあります。
本人に悪気はなくても、相手を傷つけてしまうこともあるようです。

煮え切らない男性の心理

煮え切らない男性に不満を持つ女性

それでは、煮え切らない男性ってどのような心理状態なのでしょうか。
煮え切らない男性の心理を5つ詳しく見ていきましょう。

  1. 覚悟ができない
  2. 縛られたくない
  3. 傷つけたくない
  4. 気を引きたい
  5. 責任を負いたくない

心理①:覚悟ができない

恋愛面において、特に煮え切らない男性ってなんだか一緒にいて不安になることがありますよね。
煮え切らない男性自身も、はっきりと決断したり自分の意志を示すことに不安を感じていることが多々あります。

例えば、長年付き合ってきているのに結婚に煮え切らない男性の場合は、結婚後の生活などに対して不安を感じているため、熟考したいがために煮え切らない態度をとっていることもあるようです。

心理②:縛られたくない

特に男女の関係において、煮え切らない男性は、自分がハッキリとした態度をとることによって女性に束縛をされたり行動を制限されたりすることが嫌*なのかもしれません。
煮え切らない男性との関係が「恋人同士」でなく、「友達」であれば、束縛をされたりすることもないですし、自分の好きなように行動を取ることが出来ますよね。

煮え切らない男性は、どっちつかずな態度をとることで自分の逃げ道を確保しておこうという心理が働いています。

心理③:傷つけたくない

煮え切らない男性の中には、自分がハッキリとした意思表示をしてしまうことで相手が困ってしまうのではないか、傷ついてしまうのではないかと考えている方もいます。
例えば、女性から告白をされた後、その返事で期待をもたせるような曖昧な返事をしてしまうのもこのタイプ。

はっきりと自分の意志を伝えることで、相手が傷つくのではないかと余計な心配をしてしまっているため煮え切らない男性になってしまっています。

心理④:気を引きたい

いろんなタイプの煮え切らない男性がいますが、中には、どっちつかずな態度をとることで、女性の気を引き嫉妬させたい男性もいます。
はっきりと自分の意志を示すのではなく、どちらに転んでもいいような態度をとることで嫌われたくないと考えています。

煮え切らない男性は、どっちつかずな態度をとることで、好意を持ってくれる女性や、味方をしてくれる人の周りに増やし、自信のなさを補っているつもりなところがあるのかもしれませんね。

心理⑤:責任を負いたくない

煮え切らない男性の多くが、物事に対して責任を負いたくないと一度は感じたことがあるのかもしれません。
自分がハッキリとした意志で決定してしまうということは、その物事に対して、責任をもつということでもあります。

もし、失敗をしてしまったり間違いに気付いた時に、矢面に立って責任を負うというのはプレッシャーでもありますし、出来ることならば避けたいのです。
煮え切らない男性は、ある意味自分の保身を最優先に考えていると言っても良いのかもしれません。

煮え切らない男性の態度

いつも彼女優先の煮え切らない男性

煮え切らない男性ってどのような態度をとることがあるのでしょうか。
それでは、煮え切らない男性の態度を7つご紹介します。

  1. 「どう思う?」に質問返し
  2. 決定権をいつも彼女にパス
  3. 「どっちでもいいよ」
  4. 「付き合ってるよね」と聞くと曖昧にごまかす
  5. 「そのうちね」が口癖
  6. 食事やデートに誘ってくるが告白してこない
  7. 付き合って長いのにプロポーズされない

態度①:「どう思う?」に質問返し

煮え切らない男性によくあるのが、質問返し
自分の意見を言ってしまうと、責任をとってしまうことになるため、質問されたことをそのまま返すこともよくあります。

「どう思う?」「〇子はどう思ってる?」と質問返しをしてきて、結局自分の意見を言わないということもよくあります。
また、「○子がいいと思ったからいいと思うよ」と自分の意見を全く言わずに、他人に同調するということもあります。

態度②:決定権をいつも彼女にパス

たまにの「好きなの選んでいいよ~」という彼の言葉は優しさも感じられて嬉しいですが、毎回自分で決定せず「任せる」だったり「選んで」だったりする煮え切らない男性もいます。
食事の内容やデートの行き先など、細かいものも全て彼女に委ねる男性は、さすがに煮え切らない態度すぎて女性をイライラさせてしまうかも。

煮え切らない男性としては、相手を尊重して譲っているつもりなこともありますが、逆に迷惑をかけてしまっていることもあります。

態度③:「どっちでもいいよ」

煮え切らない男性の中には、なにをするにも「どっちでもいいよ」と返事をする方もいますよね。
特に、「〇〇と△△どっち食べたい?」と聞いたときなど「どっちでもいいよ」なんて言われてしまうと、言われた方もたまったものじゃありませんよね。

また、「どっちでもいいよ」とは言うものの後になって「こっちが良かった」なんていうツワモノの煮え切らない男性も。

態度④:「付き合ってるよね」と聞くと曖昧にごまかす

あまり考えたくないですが、女性の扱いに慣れていたり、モテる男性の中には、二人の関係を明確にしない煮え切らない男子もいるかもしれません。
例えば、「付き合ってるよね」と聞いたら「何いってんだよ~」なんて笑ってごまかされたり、話をすり替えられたり

煮え切らない男性の中には、口がうまかったりする方も多いので気をつけておきたいですよね。

態度⑤:「そのうちね」が口癖

煮え切らない男性がよく使う言葉が、「そのうちね」だったりすることってよくありますよね。
自分の意見をハッキリと言うことを避けるため「そのうち」だったり、「考えておくよ」と先延ばしにしています。

一見優しそうな男性の態度に見えてしまうことがありますが、よくよく考えてみると、相手のことを考えておらず、自分の事ばかりになっていることがあるため注意が必要です。

態度⑥:食事やデートに誘ってくるが告白してこない

ぱっと見付き合っているような素振りを見せてきたり、デートや食事、こまめな連絡を入れてきたりとするのですが、なかなか告白をしてこない煮え切らない男性に悩んでいる方も多いかもしれません。
なぜ告白してこないかはその男性やお二人のシチュエーションにもよりますが、煮え切らない男性自身が、二人の関係を深いものにしたくなかったりするのかもしれません。

また、現状を維持しつつ身体だけの関係を求めているということもあるようです。

態度⑦:付き合って長いのにプロポーズされない

煮え切らない男性の態度の中でも、特にハッキリしてほしいのが、結婚に対してのことだったりしますよね。
付き合って長いのにプロポーズをしてくる兆しが見えないと、いくら気の長い女性でも不安になってしまうこともあります。

二人で決めることではありますが、自分がどう思っているかぐらいは態度でしっかり示してほしいですよね。

煮え切らない男性への対処法

煮え切らない男性に意見を伝える女性

それでは、煮え切らない男性にはどのように対処していくと良いのでしょうか。
煮え切らない男性への対処法を5つご紹介します。

  1. 「〇〇君はどう思う?」と聞く
  2. 少し距離をおいてみる
  3. 相手が自発的に動くまで放置
  4. 軽く嫉妬させる
  5. 自分の気持ちを全て伝える

対処法①:「〇〇君はどう思う?」と聞く

煮え切らない男性の中には、自分の意見を言うのが苦手という方もいます。
それでも、なかなか自分の意見を言ってこないのならば、はっきりと名指しして聞いてみるのもオススメ。

名指しで聞かれることで、自分に対して聞かれていることをより意識することができます。
名前を呼ばれて質問をされたら、無視をしたりごまかすといったことが難しいので、少しずつ意見を伝えてくれるようになるかもしれません。

対処法②:少し距離をおいてみる

煮え切らない男性との関係にもよりますが、二人の恋愛においてあまりにもはっきりしない態度を取り続けているのであれば、少し距離をおいてみることが良いのかもしれません。
相手は、あなたとの関係に慣れてしまい、居心地がよくなっていることで現状を出来る限り維持したいはずです。

しかし、少し距離をおいて突き放すことで彼から余裕を取り上げて、しっかりと意思疎通をしてもらいましょう。

対処法③:相手が自発的に動くまで放置

優柔不断な性格や、煮え切らない男性の中には、周囲にしっかりした性格の方が多いため、その環境に甘えてしまっているという方もいるかもしれません。
そんな周囲の環境に甘えてしまっている環境のままですと、いつまでたっても煮え切らない態度を取り続けてしまいます。

本人に、自分から動かないとヤバイと感じさせることが必要です。
距離を置くこともそうですが、自発的に動くまで相手に干渉しないことも大事なのではないでしょうか。

対処法④:軽く嫉妬させる

恋愛関係にあるような男性だと、彼に嫉妬させて競争心を煽るというのもおすすめ。
例えば、他の男性の影をチラつかせてみたりすると、彼女が取られるかもしれないと焦ることで、煮え切らない態度を改めるかもしれません。

対処法⑤:自分の気持ちを全て伝える

対処法としてはすこし荒業になってしまいますが、煮え切らない男性の中には自分が何を求められているのかしっかりわかっていない方もいるのかも。
そのため、自分が何をどうしたいから相手にどうして欲しいといったことや、自分の気持ちをすべて相手に伝えて、相手からの行動を促すことが大事です。

「煮え切らない態度をとっているから、わたしはこういう風に感じているよ」と伝えてみると良いかもしれませんね。

煮え切らない男性を動かすセリフ

煮え切らない男性と付き合っていきたい女性

それでは、煮え切らない男性を動かすことのできるセリフってどのようなものがあるのでしょうか。
煮え切らない男性を動かすことの出来るセリフを4つご紹介します。

セリフ①:「〇〇までに教えて」

煮え切らない男性は、その環境に甘えていてなかなかぬるま湯から出ることが出来ません。
〇〇までと、予め締切期限を用意しておき、その時までと時間制限をつけてしまうのが良いのかもしれません。

煮え切らない男性は、彼女はこのままでも許してくれるだろうと彼女の好意に甘えきっているので、時間制限を付けることで重い腰を上げることが出来るはずです。

セリフ②:「私は〇〇して欲しいと思ってる」

煮え切らない男性を動かすには、なぜ自分がそうしてほしいかという理由をしっかりと告げることが有効です。
「〇〇だから、△をして欲しい」としっかりと伝えると、いくら煮え切らない態度の男性でものらりくらりと時間稼ぎをし逃げ続けることが難しくなります。

セリフ③:「決められないなら別れよう」

このセリフを言うには自分にもある程度の覚悟が必要ですが、煮え切らない男性の多くは女性の好意に甘えており、現状維持を強く望んでいます。
また、今までも煮え切らない態度をとっていてもなんだかんだ女性が自分に優しくしてくれたことから、今回もそうだろうと思っているところもあります。

このままでも煮え切らない彼との関係を続けていくことは出来ますが、彼に変わってほしいのならば彼を甘やかさないことも大事です。
心を鬼にして、『次はないぞ』ということを伝えましょう。

セリフ④:「答えてくれるまで待ってるよ」

彼が自発的に動くまでなにもしないというのも一つの手でもあります。
自分の意見を改めて伝えるということは、普段それをしてこなかった人にとって難しいことなので少し時間がかかるかもしれません。

しかし、なかなか彼が動かないからと言って急かしてしまうのはNG
彼の意見を尊重し、彼が伝えてくれるのを根気強く待ちましょう。

煮え切らない男性に結婚を意識させるには?

煮え切らない男性にプロポーズされた女性

煮え切らない男性に結婚を意識させるには、結婚に対する不安をなくすことが大事です。
誰しも、はじめてのことに対して不安に思ったりすることがあります。

結婚をしても不安に感じることがなく、そのままの彼が好きなことを伝えてあげましょう。
また、自分から結婚というワードを使うのではなく、将来は二人で居たいね、などと自然に未来の話に持っていくのがベスト。

煮え切らない女性に対する男性の本音

煮え切らない男性から本音を伝えられた女性

それでは反対に、煮え切らない「女性」に対する男性の本音はどうなのでしょうか。
煮え切らない女性に対する、男性の本音を5つご紹介します。

  1. 面倒くさい
  2. はっきり決めて欲しい
  3. 後からやっぱりと言われるのが嫌
  4. たまには決めて欲しい
  5. 一人で決めるのが大変

本音①:面倒くさい

煮え切らない女性に対する男性の本音は、やはり「面倒くさい」ということ。
相手に対して尊重しているからこそ、はっきりと自分の意見を言って欲しいと考えています。

全て相手任せでいることは楽ですが、たまには自分の意見を言ったりすることも必要です。

本音②:はっきり決めて欲しい

煮え切らない態度をとる女性に対して、はっきりとしてほしいと思っている男性は多く居ます。
例えば、その女性を落としたくてアプローチを掛けているのに、まったく釣れない態度ばかりでいると、男性も次第にアプローチの効果がなかったのかと不満に感じてしまいます。

本音③:後からやっぱり…と言われるのが嫌

「なんでもいいよ」と言ったのに、後になって「本当は嫌だった…」って伝えてきたり、不機嫌になったりする相手に対して、やっぱり不満を持ってしまいます。
特に、食事内容などに対して、「あれが食べたかったのに…」なんて言われてしまうと、それならばハッキリ言ってくれればよかったのにと感じるようです。

本音④:たまには決めて欲しい

ある程度女性をリードすることに慣れている男性でも、常に男性が引っ張っていくような状態だと疲れてきてしまいます。
特に、恋人の関係になったのであればお互いをより深く知るためにも、しっかりと自分の意見を伝えて欲しいと考えているのです。

本音⑤:一人で決めるのが大変

デートスポットや、食事の内容などに対して「なんでもいいよ」だったり「どっちでもいい」だったりが多い煮え切らない態度ならば良いのですが、重大な決断も全て、男性任せにしているのであれば要注意。
重大な決断なども全て彼任せにしてしまうと、彼の負担が大きくなりすぎ潰れてしまうかもしれません。

煮え切らない男性とのお付き合いは根気が必要

煮え切らない男性とゆっくり付き合っていく女性

はっきりと自分の意見を言わなかったり、いつも逃げ腰なことがある煮え切らない男性との恋愛は、少々根気が必要なのかも。
優しく見守っていくことが出来るのであれば良いのですが、彼を甘えさせすぎてしまうといつまでもダラダラと煮え切らない態度が続くこともあります。

現状維持ではなく、彼との関係を発展させたいのであれば女性側がしっかりと動いていくことが大事ですよ。

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ライター
noel編集部

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