情緒不安定な女の特徴5個!身体・精神的な原因&心のコントロール法
女性特有なタイプとして情緒不安定な人がいるでしょう。 女性の身体はホルモンの周期なので絶えず変化しています。 そこで、情緒不安定について見ていきます。 情緒不安定になりやすい女性とはどのような人なのか、また、その原因や主な症状。 そして、情緒不安定になっている女性が傍にいた時の対処法も見ていきましょう。
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情緒不安定の意味
ちょっとしたことがきっかけでイライラする、または、強い不安を感じてパニックになったりすることです。
つまり、感情のコントロールが自分でできない状態です。
心が安定せずそれによって身体的支障をきたしてしまう事もあります。
そして、情緒不安定の状態が長く続くと人間関係が上手く築けない、仕事が続けられないなど生活にも支障が出てくる場合もあります。
また、女性ならば恋愛、男性ならば仕事が上手くいかないことで情緒不安定に陥る人もいるでしょう。
情緒不安定な女性の症状
症状①:感情に左右される
情緒不安定な女性はその時の感情が顔や態度に出てしまいます。
朝起きて機嫌が悪ければ会社で挨拶してもムッとした表情をしていたり、機嫌が良ければやたらと話しかけて来たりと周りが振り回されることも多いでしょう。
また、急に怒りだしたと思ったら、急に泣き出したりして、感情を自分でコントロールできない状態でしょう。
その時に周りが慰めてものれんに腕押し状態で手をつけられないのも情緒不安定な女性の特徴的な症状です。
症状②:何もやる気が起きない
無気力になってしまうのも情緒不安定の症状のひとつです。
仕事に対してやる気を見いだせない、友達と出掛けるのが億劫など、何かをする気が起こらなくなります。
酷くなると生活することさえ面倒になってしまい、女性なのにお風呂に何日も入らない、休みの日は一日中パジャマのままでいる、家事をさぼって家の中がゴミ屋敷状態など、生きる気力さえなくしてしまうこともあります。
症状③:感情が制御できない
感情のコントロールができないのもそうですが、感情をセーブすることもできなくなります。
例えば、何かをきっかけに怒りを感じたりします。
しかし、それが街中や人が見えている前ではある程度怒りを抑えるでしょう。
しかし、情緒不安定な女性はどんな状況であろうと怒り狂います。
それによって周りの人にジロジロ見られても関係ありません。
また、一度泣くと止まらなくなり、何時間でも泣き続けたりするでしょう。
そして、ネガティブな感情だけではなく、ハイになる時も極端です。
気分が高揚した時に大騒ぎしたり、時間を考えずに友達に電話して嬉しかったことを報告したりします。
症状④:ネガティブになる
何事に対しても悲観的な考えをしてしまいます。
ちょっとしたことでどうせ私はと考えて絶望したり、何かを始める時にもやっていないうちからどうせ上手くいくわけがないと思っていたりします。
それを見ていた友達は一生懸命励ましますが、それらが情緒不安定な女性の耳に届くことはないでしょう。
症状⑤:孤独が耐えられない
情緒不安定な女性が落ち込んだりした時に一人では居たくないと助けを求めるでしょう。
そのため、時間を考えずに友達に連絡したり、恋人に会いに来てほしいと頼んだりします。
情緒不安定な女性は誰かに依存する傾向があるので、一人でいて寂しいと思うと自分で寂しさを紛らわせることができないのです。
とにかく誰かにこの状況から救ってほしいと思い周りの人に依存してしまいます。
症状⑥:突発的な行動をする
情緒不安定な女性は予測できない行動や言動をするでしょう。
よくあるのは急に泣き出す、急に怒りだすなどです。
他には、友達と皆で食事していても突然帰ったりすることもあるでしょう。
また、職場で仕事が忙しくて追い詰められていたとします。
普通の人ならば誰かに手伝ってと要請するでしょう。
しかし、情緒不安定な女性は仕事を放棄して帰ったり、書類を投げたりと前触れがないので周りは驚きます。
情緒不安定になりやすい女性の特徴
情緒不安定に陥りやすいタイプを見ていきます。
- ストレスに対する耐性が弱い人
- 不規則な生活をしている人
- 繊細な人
- コンプレックスが強い人
- 周囲の評価が気になる人
具体的に見ていきましょう。
特徴①:ストレスに対する耐性が弱い人
生きていると様々なストレスがあるでしょう。
学校や職場、人間関係など悩みは尽きません。
しかし、人はそれぞれそのストレスをうまく解消しながら生きています。
また、ストレスに強い人、弱い人がいて、同じストレスがかかっても平気な人と病んでしまう人がいるのです。
特に、情緒不安定な女性はストレスに弱いと言えます。
そのため、色々悩み、我慢してしまい、ストレスを溜めてしまうのです。
特徴②:不規則な生活をしている人
情緒不安定な女性に多い原因のひとつにホルモンバランスが崩れていることもあります。
そのため、不規則な生活を送っている人は情緒不安定になりやすいでしょう。
睡眠不足が続いている、食事をバランスよく取っていない、間食ばかりしているなど、そういう生活が続くと疲れが取れず、ストレスも発散できません。
そして、ホルモンバランスが崩れて情緒不安定な女性になっていきます。
特徴③:繊細な人
いつも人の事を気遣って、嫌な事があるとその感情を引きずってしまうような女性です。
人に言われたことも気になって、どういう意味だったのかをウジウジ考えてしまい悩みが尽きることがありません。
そのため、睡眠が浅かったり、食欲がなかったりと些細なことでも影響を受けてしまいます。
特徴④:コンプレックスが強い人
コンプレックスを抱えていて、自分に自信がない女性です。
そういう人は自分に対して劣等感を抱いており、自分が中心になるようなことは避けようとします。
そのため、自分の言いたいことを言えない、やりたいことができないなど、欲望を抑えつけるように生きています。
そうなると鬱憤が溜まってしまい、次第に情緒不安定になっていくでしょう。
特徴⑤:周囲の評価が気になる人
人の目が気になる人は常にストレスにさらされてしまいます。
友達と話していても「失礼な事を言っていないかな」と考え、洋服を買っても「変に思われないかな」など、常に周りの声ばかりに気がいってしまい自分の思った通りにできずにいます。
そして、自分がやりたいことではなく、人に褒められることや喜ばれることばかり優先してしまい、ストレスが溜まってしまうでしょう。
女性が情緒不安定になる原因
身体的な原因
原因①:生活習慣
生活習慣が乱れると様々な症状が出て日常生活に支障をきたします。
睡眠不足や過食、女性ならば無理なダイエット、昼夜逆転の生活など、生活習慣から情緒不安定になるケースが少なくありません。
身体の疲れが取れていない、質の良い睡眠が取れていない、栄養が足りていないなど、身体の疲れからメンタルに悪影響があるのです。
また、運動不足もよくないので、規則正しい生活をするだけで改善されるケースも多いでしょう。
原因②:ホルモンバランスの変化
女性ホルモンのひとつにエストロゲンという物質があります。
このエストロゲンが低下するとうつ状態になったり、気持ちが沈んだりと様々な影響があるでしょう。
特に、女性は生理前になるとホルモンの変化によりPMS(生理前症候群)になり、イライラしたり気持ちが落ち込んだりすることもあるでしょう。
そして、生理周期だけではなく女性なら年齢が高くなるだけでホルモンのバランスが悪くなり情緒不安定になる原因になります。
原因③:環境の変化
引っ越しや転勤、転校、転職など、環境の変化によって精神に負担がかかり情緒不安定になることもあるでしょう。
女性ならば出産や初めての育児が原因になることも。
これは、新しい環境に順応するまで身体が慣れない、ストレスを受ける、緊張で精神的に休まらないなど、様々な事が関係しています。
また、新しい人間関係を一から構築するのはストレスがかかりますし、神経をすり減らす作業です。
そのため、慣れた環境から急激に環境が変化すると情緒不安定になりやすいでしょう。
原因④:複数の要因
情緒不安定になる時には、様々な要因が絡んでいることも多いでしょう。
例えば、ホルモンバランスの乱れがあっても、少しのことならやり過ごせます。
しかし、ホルモンのバランスが崩れた時に、新しい職場に変わったなど、いくつかの条件が重なってしまう事で情緒不安定になるでしょう。
特に、女性は恋愛や友人関係が複雑と言われているので、その問題が起きた時に環境が変わったりすると情緒不安定になりやすくなります。
精神的な原因
原因①:精神疾患
心に問題を抱えている時に情緒不安定になるでしょう。
例えば、うつ病や不安障害、双極性障害、自律神経失調症など、メンタルが何らかの病になってしまうと、それが原因で情緒不安定になってしまいます。
特に、身体の病気はすぐに発見しやすいですが、精神的な病気は自覚のないことが多く、放置している間に進行してしまい、周りが気付くほどの情緒不安定になることもあるでしょう。
原因②:ストレス
ストレスがかかる環境で長い間いることで情緒不安定になります。
例えば、職場で長い期間、上司からパワハラを受けている、家庭内で旦那にDVを受けている、人間関係が上手くいかず孤立しているなど、人によって異なりますが、ストレス状態が長く続くことで精神的に追い詰められて情緒不安定になってしまいます。
そして、そのストレスに自覚がないことで症状が強く表れることも。
自覚があれば回避しようとしますが、知らない間にストレスが溜まっているケースもあります。
原因③:抑圧された感情の噴出
人は悲しい時に泣いたり、腹が立った時に怒ったりしますが、それを素直に表現できない女性が情緒不安定になることもあります。
このように感情を表に出すことである程度のストレス発散が可能です。
しかし、これらを我慢してしまうと鬱積されたストレスが噴出してしまうことがあるでしょう。
今まで押さえつけられていた感情が噴出してコントロールできなくなるのです。
情緒不安定な女性の改善方法
どのようにすれば改善するのかを見ていきます。
- ストレスの発散方法を見つける
- 定期的に運動をする
- 規則的な生活習慣を心掛ける
- 生理周期を把握する
- 専門家医療を受診する
具体的に見ていきましょう。
方法①:ストレスの発散方法を見つける
情緒不安定な女性はストレスが原因になっていることも多いでしょう。
そこで、自分に合ったストレス発散方法を探しましょう。
趣味でも良いですしスポーツでも良いですし、すれば気持ちがスッキリするもの、時間を忘れて没頭できるものにします。
また、具体的に趣味がなければ別のことでストレス発散出来れば問題ありません。
例えば、食べること、寝ること、ゆっくりすること、散歩など、ストレス解消できれば何でも良いでしょう。
方法②:定期的に運動をする
身体を動かすことも大切です。
特に、太陽に当たることでストレスが軽減されるので外に出て軽く運動するのが良いでしょう。
運動が苦手な女性は、ウォーキングやハイキングのような軽いものでも構わないでしょう。
また、運動することによりぐっすり眠りに入ることができます。
つまり、睡眠の質が上がるので定期的な運動がおすすめです。
方法③:規則的な生活習慣を心掛ける
規則正しい生活習慣をして体内時計を正しく調整し、休みの日でも同じリズムで生活するようにしましょう。
朝は同じ時間に起きて、食事も出来れば同じ時間に。食生活にも気をつけて間食はできるだけしないようにしましょう。
そうすることで少しの身体の不調にも気付くことが出来ますし疲れも取れやすくなります。
方法④:生理周期を把握する
女性は生理によって身体の調子が変わります。
そこで、特に生理前に起こる様々な不調に対処できるように自分の身体の周期を理解しておきます。
そうすればたとえイライラしたとしても、ホルモンが原因だと認識できるのでそれについて深く考えることもなくなるでしょう。
また、心の準備ができることで対処方法も見えてくるでしょう。
方法⑤:専門家医療を受診する
あまりにも情緒不安定が続くようならば、専門家に見てもらう事も大切です。
メンタルの不調は放置しておくとこじれてしまう事もありますし、早く治療することで治りも早いでしょう。
また、信頼できる人に悩みを打ち明けるのも効果があります。
話すだけでスッキリする人もいますし、そういう相手が存在すると理解することで心が落ち着くでしょう。
情緒不安定な女性への正しい接し方
どのように接すればよいのかを見ていきます。
- アドバイスをしない
- 傍にいる
- 一緒に気分転換する
具体的に見ていきましょう。
接し方①:アドバイスをしない
情緒不安定な女性が友達だったとします。
きっと、愚痴や悩みを聞かされていることでしょう。
しかし、それらを聞いた時に何かアドバイスをしていませんか?
情緒不安定な女性にはアドバイスは必要ありません。
それよりも、その気持ちに寄り添う事がポイントです。
とにかく女友達の言う事に共感する形を取りましょう。
情緒不安定な女性は自分の気持ちに共感してくれることで落ち着きを取り戻します。
アドバイスは時には逆効果になるので要注意です。
接し方②:傍にいる
急に泣き出したりする女性がいれば逃げ出したくなるのは当然。
しかし、仲の良い友達ならば放っておくことはできないでしょう。
そんな時には、何も言わず傍にいるだけで良いでしょう。
無理になだめてもその声は響いていないですし、余計に感情を昂ぶらせてしまいます。
そのため、そっと寄り添うだけで充分です。
そうすることで情緒不安定な女性も落ちついてくるでしょう。
接し方③:一緒に気分転換する
情緒不安定な女性と一緒にストレス発散しましょう。
情緒不安定な女性を一人にしておくと、何をしでかすか分かりません。
それならば、一緒にいて今の気分が紛れるような時間を過ごします。
そうすれば情緒不安定な女性もいつのまにか負の感情から抜け出しているでしょう。
また、楽しい時間を過ごすことが出来れば、それが情緒不安定な女性の趣味に繋がるかもしれません。
情緒不安定な女性にやってはいけないNG言動
とにかく励ますこと、否定することはしないようにしましょう。
情緒不安定な女性は励まされるとそれが出来ない自分を余計に責めてしまいます。
また、頑張れと言われることが逆に辛いと考える女性もいるでしょう。
そして、否定するのもNG。
情緒不安定な女性は自分で良くない状態とわかっています。
特に、周りに迷惑掛けたり、振り回したりしてしまうことに自己嫌悪を感じている人も。
それを否定されると精神的に追い込むことになるので、否定せずに肯定するようにしてあげましょう。
自分に合った対処方法で情緒不安定を乗り越えよう
情緒不安定になる原因は人それぞれ。
しかし、自分がどうして情緒不安定になってしまうのか理由を探ると心当たりがあるはずです。
原因がわかれば対処法も見えてくるので、情緒不安定で他人に迷惑かける前に自分で対処してリラックスするようにしましょう。
情緒不安定な状態では辛いですし、身体に支障をきたす場合も。
早めに処置して生き生きとした人生を送りましょう。
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