仮氏って何？彼氏との違い＆仮氏を作るメリット・デメリット

仮氏とは？

仮氏（かりし）は、彼氏の役割をする男性のことで、普通のカップルのようにデートをしたり肉体関係を結びます。
体だけが目的ではなく、食事や会話を楽しむことに重点を置く間柄と言えるでしょう。

文字通り仮の彼氏で、本命の彼氏とは違い心まで仮氏に染まることはありません。
恋愛が苦手な女性が、本命の彼氏を前に緊張すると言った場合、仮氏を作って練習したいのです。

恋愛をする場合、男性との会話や行動が分からないと失敗の原因となりますが、仮氏を作っておくことで心に余裕ができ、本命の彼氏が表れた時にスムーズに交際が進みます。

仮氏がいる女性の割合

仮氏がいる女性は少ないのが現実で、約半数以上の女性が仮氏の意味を理解していません。
仮氏持ちの女性が少ないのは、仮氏という言葉が知れ渡っていないのも理由に挙げられます。

約10％程度の女性が仮氏持ちで、何人かの仮氏と交際する女性が約5％、仮氏がほしい言う女性は約40％近くを占めます。
仮氏に興味はあっても作り方が分からず、出会いがないと作ることは難しいと言えます。

「彼氏」と「仮氏」の違い

彼氏と仮氏の二つの違いを聞かれた時、あなたは答えられますか？
彼氏は一人の男性と真面目な交際をし、交際中は身も心も彼氏一筋で、デートや肉体関係は彼氏一人としかしません。

彼氏を信じて愛おしく思うので、他の異性と遊ぶのは浮気になると考えがあるためです。
仮氏は気軽に交際できる関係で、デートをしたり肉体関係を結んでも特定の彼氏ではないので浮気にならず、罪悪感を感じません。

彼氏は一人の人と交際するのに対して、仮氏は複数の男性と付き合っても問題ないと考えています。

仮氏のメリット

では、仮氏を作る良い面を見ていきます。

1. 恋愛が楽しめる
2. 疑似体験が可能
3. ストレス解消
4. 自分磨き
5. 縛られない
6. 複数の仮氏と交際できる
7. 自信が持てる

続いて、仮氏を持つ良い面について詳しく解説します。

メリット①： 恋愛が楽しめる

デートをしたり、抱きしめられる感覚など恋愛には醍醐味があります。
交際中の仮氏がいるだけで、心が満たされ本当の恋をしている気持ちになり、仕事や私生活に張り合いが出るのも良い点と言えるでしょう。

寂しい時は相手を呼び出して食事を楽しんだり、慰めてもらえ、彼氏と変わらない交際ができるのも良いですね。

メリット②：疑似体験が可能

仮氏を通して、本命の彼氏との付き合い方を学ぶことが可能です。
仮氏なら「これをしたら嫌われるかな？」という心配は少なく、思った通りに行動できます。

行動した事が失敗した時は「これはしない方が良い」と、反省して今後の恋愛に活かすことができますね。
彼氏とこういうことがしたいという事も、仮氏なら躊躇せず思い切って行動できるのも良い点と言えるでしょう。

メリット③：ストレス解消

仕事や人間関係など、ストレスは多いものです。
辛い時や悩みを聞いてほし時は、仮氏を呼び出して愚痴や不満を聞いてもらい、ストレスを発散することが可能です。

どんな話も嫌がらずに、優しく慰め励ましてくれるので、元気が出てきます。
仮氏の場合、愚痴っても「不満ばかりで嫌われたら嫌だな」と、心配する必要がなく、愚痴や不満の連発が原因で、別れを告げられても受け入れるのも難しくはありませんね。

メリット④：自分磨き

仮氏でも異性と会っていることに変わりはないので、いつも綺麗でいたい気持ちなります。
異性の前では美しくありたいので、男性を意識した自分磨きができます。

エステ通いでお肌を整えたり、お洒落をして相手から「綺麗だね」と褒められると嬉しいですし、自信に繋がります。
綺麗のレベルを保つためにも、仮氏の存在は欠かせません。

メリット⑤：縛られない

一人の人に縛られることがないのが良いですね。
何をしてもうるさく言われる必要はありません、我がままを言ってもある程度は許されるでしょう。

彼氏の場合、行動を監視されたり反対に彼氏が何をしているのか気になって、ヤキモキすることがありまよね。
女性によっては複数いるので、それぞれの仮氏を気にしている余裕はありません。

自由気ままに行動できるのも、良い点のひとつです。

メリット⑥：複数の仮氏と交際できる

彼氏の場合、複数の男性と付き合うと男女のトラブルに繋がりますが、仮氏は複数でも問題ないので、トラブルになることは少ないと言えます。

複数の仮氏をキープして、予定の空いている仮氏と会うことが可能で、寂しい思いをせずにすみます。
他の仮氏と会う時もコソコソ会う必要がなく、バレても喧嘩に発展する確率が少ないと言えます。

他の仮氏と会っているのを見つかっても面倒な事になる確率が低いのも、仮氏の良い点です。

メリット⑦：自信が持てる

仮氏と実際に恋愛をするので、男性と付き合うのが苦手な女性にとって付き合い方が学べ、自信が持てるようになります。
彼氏がほしいけど、交際できないのはデート中にどのような会話をして、どうすれば良いのか分からなくなるためで、仮氏を作って練習することでコミュニケーションの方法が分かり、本当に好きな人ができた時も悩まずにすみます。

男性経験が少ない女性は、自分を表現するのが苦手な場合や、上手に気持ちを表すことができず、誤解を招く恐れがあります。
仮氏を作れば男性に少しずつ慣れるので、本命の彼氏ができた時も過度に緊張せずに済みます。

仮氏のデメリット

では、仮氏にはどのような悪い面があるのか、見ていきます。

デメリット①：曖昧な関係

仮氏がいると言う安心感から、ダラダラとした関係が続く可能性が考えられます。
好きな時に会って、束縛されることがないので、居心地が良いと感じて本当の恋が遠のいてしまいます。

本命の彼氏がいる場合、仮氏と「恋愛の練習」を言い訳に告白する勇気が出ないことも。
仮氏の存在が邪魔になり、本当の恋愛が難しくなります。

デメリット②：周囲の目

仮氏を作ることで、女性として磨かれたり、男性との交際術を学ぶ利点はありますが、複数の仮氏と会っているのを目撃され悪い噂を立てられる可能性が出てきます。
ひがみっぽい女性の場合、複数の仮氏がいるのを妬ましく感じて、「軽い女」と言われてしまいます。

噂は他の男性の耳にも入り、真剣に交際を申し込まれる確率が低くなる恐れがあります。

仮氏の作り方と注意点

仮氏をどのように作れば良いのでしょうか。
仮氏を作る時の注意点も併せてお伝えします。

1. 誘いは受け入れる
2. 爽やかさを心がける
3. 関係を曖昧にする
4. 公にしない
5. 結婚願望がない人を探す

続いて、仮氏の作り方や注意点を詳しく説明します。

作り方・注意点①：誘いは受け入れる

出会いのある場所に出向くようにして、たくさんの男性と出会うことが大切です。
「来るものは拒まず」の精神で、男性から声をかけられたら誘いを受け入れ少しずつお付き合いするようにします。

親しくなっても、恋人関係にならず友達関係を続けることが大切です。
相手を上手にコントロールして、仮氏の状態を保つようにしましょう。

作り方・注意点②：爽やかさを心がける

さっぱりした性格の女性の方が、男性から声がかかる確率が高くなります。
甘えた女性も可愛いですが、愛おしい印象を与えてしまい、本命の彼女に考えられてしまうことがあり仮氏にすることができません。

さっぱりしてい女性なら肉体関係を持っても、後から責められることがないと考え男性も安心です。
甘えたタイプの女性の場合、一夜を共にして恋人になるのを責められたり、責任を追及されるのが嫌なので、後腐れがない性格の女性を好みます。

作り方・注意点③：関係を曖昧にする

声がかかっても、仮氏の関係を続けたい時は、特定の恋人として付き合わないように注意します。
そのまま何となく交際するようにして、できるだけ自分のペースでデートや食事に誘うようにします。

相手のペースに引き込まれると、好意を持っていると受けとられ、告白されてしまい仮氏の関係が続けられません。

作り方・注意点④：公にしない

人前で「仮氏募集中です」と言う人はいないと思いますが、作る時は公にしない方が良いでしょう。
また、職場や友人関係など身近な所で出会いを求めてしまうと、複数仮氏を作った時に、トラブルの原因になるので要注意です。

遊び人と言われ評価を落として、会社にいずらくなる恐れもあります。
遠く離れた街コンや会社以外の友達の紹介など、良く考えてから人選しましょう。

信用できるインターネットの出会い系サイトやアプリでも、出会うのは可能なので、ネットサービスを利用して出会いに繋げましょう。

作り方・注意点⑤：結婚願望がない人を探す

結婚したいと考えている人を、仮氏に持つと後で面倒な問題になるので、結婚願望がない人か確認しましょう。
自分は仮氏で付き合おうと思っても、相手は真剣な交際を申し込む可能性もゼロとは言えません。

交際中に結婚を匂わせるような発言や、行動が見られた時は、速やかにお別れした方が良いと言えます。
ズルズル付き合っても、相手に失礼ですし、お互いのためとは言えませんよね。

既婚者仮氏との付き合い方

既婚者との仮氏との交際には要注意です。
自分は仮氏と交際しているつもりでも、見つかった場合、不倫と勘が違いされ悪い噂になる恐れがあります。

相手には家族がいるので、迷惑になる行為は大人の付き合いとは言えませんね。
デートをする時は、お互いの行動範囲から離れた場所で会い、食事を楽しむ程度の方が良いと言えます。

既婚者の魅力に惹かれてしまうと、自分が傷つくだけで、本来の目的から離れた行動になってしまいます。
本気になりそうなら距離を置いたり、思い切って別れてしまった方がお互いの為と言えます。

仮氏との上手な別れ方

本命の恋人ができた時や何かのきっかけで仮氏と別れたい時が来るはずです。
相手を傷つけたり、トラブルにならないためにも注意が重要です。

「あなたは仮の彼氏だった」と伝えるのだけは避けるようします。
理由として最適なのは、「仕事が忙しくなった」「夢に向かって頑張りたい」と、恋愛を匂わせるような発言をしないようにしましょう。

人によっては「応援するよ」と言ってくれるかもしれませんが、「恋愛すると集中できなくなる」と言い、丁寧に断ると親切ですね。
仮氏であっても、交際してくれたことに感謝の気持ちを込めて、別れを告げるのが大人のやり方です。

仮氏ってどういう意味？彼氏との違いや仮氏と上手な付き合い方

ドラマなどメディアの影響で新しい言葉が作られますが、仮氏は彼氏の代わりとなる別の男性の意味です。
仮氏を作ることで、恋愛に前向きに取り組め、さまざまなシミュレーションができ、本命の彼氏と上手くいく確率が高くなると言えます。

仮氏がほしい女性は、積極的に出会いを求めて声をかけてもらえるように女磨きを怠らないようにします。
仮氏であっても恋人のように交際してくれたのですから、別れる時は感謝の言葉を忘れずに、思いやりの心を持って別れましょう。