どこからが不倫?男女の意見&法的な不倫のラインと認められないケース
あなたは不倫のボーダーラインはどこからだと思いますか? 不倫の定義は人それぞれ違っていますが、法的にはきちんと定められています。 では、法的に認められる不倫とはどのようなケースなのでしょうか。 今回は不倫について詳細に解説していきます。
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どこから不倫?一般的な男女の意見
男性の場合
男性視点の不倫のボーダーラインどこからでしょうか。
男性は、手をつないだり、キス以上のスキンシップを持った時点で不倫とジャッジしています。
やはり、身体的な接触は配偶者以外とするものではないという意見が多いようです。
確かに、異性同士の友達であっても、手をつないだりキスしたりといったスキンシップをすることは、非常に稀なことです。
しかし、それは男性側から配偶者に対する不倫のボーダーラインです。
実際、男性側がする側に回ったときは、肉体関係が無ければ不倫とはいえないと主張する男性が多い傾向があります。
配偶者には身体的接触がボーダーラインでも、自身のボーダーラインは肉体関係なのです。
女性の場合
では、女性視点の不倫のボーダーラインどこからでしょうか。
女性は、恋愛っぽい連絡を取っていたら不倫とジャッジするようです。
ビジネスの付き合いもあるので、女性と二人で食事に行くことに関しては、ぎりぎり寛容です。
ですが、ハートマークがついたり親しげに名前で呼んでいるようなメールやLINEは黒とジャッジします。
また、スマホにロックをかけているのも、怪しい振る舞いと見なされロックオンします。
どこから不倫かは、男性は身体的接触を重視、女性は精神的接触を重視する傾向です。
不貞行為と「不倫」「浮気」の違い
不貞行為とは?
不倫とネットで検索すると「不貞」というワードよく出てきます。
「不倫」と「不貞」はどこから違うのか理解できていますか?
不貞行為は裁判所で「配偶者を持つ者が、自由な意思に基づいて配偶者以外の異性とセクシャルな関係をも結ぶこと」と定義しています。
世間で周知の不倫は、どこから見てもこの不貞行為に当てはまるようです。
ただし、キスやハグなどはセクシャルな関係に当てはまりません。
また、最近流行のセカンドパートナーのように、どこから見てもカップルだけど、セクシャルな関係は無い精神面だけの関係においても、問われないようです。
不倫と浮気の違い
不倫と浮気は、どちらもパートナーを裏切る面では同じものです。
では、どこから不倫と浮気の分かれ道なのでしょう。
一般的には入籍しているか否かで使い方が分かれています。
結婚済みの場合は不倫、結婚がまだなカップルが浮気と区別されています。
不倫は人の道に外れた行為・許されざる恋愛の意味、浮気は、文字通り「心が浮つく」意味で使われており、軽い意味合いでも使えわれます。
ただし、結婚していても不倫を浮気と表現して使用することもあるのです。
法的に認められる不倫のライン
法律学的には配偶者以外とのセクシャルな関係が不貞行為とされています。
法律学的に定められた不倫のラインを見ていきましょう。
- 酔った勢いでの不倫
- 一度きりの不倫
- 断れなかった不倫
- 不倫された仕返しの不倫
- 別居中の不倫
- 事実婚での不倫
不倫①:酔った勢いでの不倫
法律学的にジャッジされる不倫はどこからなのでしょうか。
よくあるパターンで、アルコールに酔った勢いでするパターンがあります。
アルコールの影響で理性的なジャッジが出来ず、つい本能的に振舞ってしまい、配偶者以外とセクシャルな関係を持ってしまった場合も不倫と法律核的にジャッジされます。
ただし、相手に無理やりお酒を進められ、酩酊状態に陥り抵抗もできない状態でのセクシャルな関係は準強姦罪が適用されます。
準強姦罪が適用された場合は、法律学的に不倫とはジャッジされません。
異性とアルコールを飲む場合、拒める自信が無いのなら二人きりで飲むのは避けてください。
不倫②:一度きりの不倫
どこから法律学的にジャッジされるのか考えたとき、一度きりのパターンが思いつくかもしれません。
たった一度、配偶者以外とセクシャルな関係を持ったけれど、それ以降は関係をないとします。
例え、一度でもセクシャルな関係になってしまえば、法律学的にジャッジされる不倫となってしまうのです。
ただ、裁判所が離婚請求を認めるか、裁量棄却するかにあたり、「一度きり」と言うポイントは考慮されます。
ですが、裁判所が許してくれても、配偶者の許しはどこから頑張っても、得ることは難しいでしょう。
たった一回とタカをくくり、羽目をはずさないようにしましょう。
不倫③:断れなかった不倫
どこから法律学的にジャッジされるのかの焦点は、セクシャルな関係にあるか否かです。
自分が既婚者だからと断っているのに、一向に引き下がる気配が無く、押されてしまい断れず、セクシャルな関係に至ってしまったというのはよく耳にするパターンです。
このパターンももちろん、法律学的にジャッジされます。
執拗な誘いを断ると言うのは、とても骨が折れる振る舞いかもしれません。
しかし、「しつこかった」を盾に、自分の意思で相手を受け入れたことには変わりません。
本気で相手を拒絶するなら、様々な手段があったはずです。
拒絶は、はっきりと意思表示が必要なのです。
不倫④:不倫された仕返しの不倫
配偶者に不倫されたからやり返すのは、法律学的にどこから不倫なのかの定義には当てはまらないと思っていませんか。
この振る舞いは、当然ながら不貞行為とジャッジされます。
ただし、すでに結婚生活が崩壊「後」であれば、見なされないパターンもあります。
しかし、配偶者のせいで結婚生活が崩壊しているとはジャッジされるとは限らないのです。
基準が明確にないため、ジャッジは難しいのです。
気持ちはわかりますが、やり返すのはとてもリスキーな振る舞いなのです。
不倫⑤:別居中の不倫
どこから不倫なのかは、同居中の婚姻カップルが気にすることだと思っていませんか。
何かしらの事情により、別居の不倫でも、法律学的には不倫と見られます。
ですが、結婚生活の崩壊が認定されれば、慰謝料請求も受けることはありません。
ただ、やはり婚姻関係の破綻と言うのは証明が難しいものです。
別居中の振る舞いは調停で不利になることもあります。
もし、どこから不倫かと悩むなら、離婚して晴れて自由になったときに羽を伸ばしましょう。
不倫⑥:事実婚での不倫
不倫はどこからかと悩む人は、入籍済みカップルだけと思っていませんか?
入籍済みカップルだけではなく、未入籍の事実婚のカップルの浮気も、法律学的にジャッジされる不倫になります。
法律上、未入籍でも、世間から見て夫婦の実態があれば法律上の夫婦に準じられます。
事実婚だから、交際カップルと同じで浮気扱いで済むと勘違いしてはいけません。
当然、慰謝料の請求などが認められます。
どこからアウトと考える前に、パートナーを裏切る振る舞いは慎むことです。
不倫とみなされないケース
男女の間でよく論争が起きる男性の「風俗問題」があります。
この風俗問題は配偶者のいる男性が、風俗店でサービスを受けたら法律学的に不倫になるのか否かの問題です。
端から見ればセクシャルな関係といえますが、結論から言えば当てはまりません。
どこから不貞行為かは、肉体関係を結ぶかで決まるのです。
ペニスなどの性器に刺激があるセクシャルなサービスを受けるわので、不貞類似行為とジャッジされます。
ただし、お店の女性は仕事としてサービスを提供しただけなので、女性には慰謝料は請求できません。
慰謝料を請求するのなら、配偶者だけになるのです。
また、レイプを受けた場合は不貞行為にはあたりません。
ですが、レイプした側は自分の自由意志の元でレイプしているので、不貞行為となるのです。
不倫による慰謝料請求の相場・慰謝料の決め方
不倫で請求できる慰謝料の相場は、一般的に50万~300万とされています。
不倫のどこから慰謝料の金額は決められるのか、見ていきましょう。
- 不倫が原因で離婚
- 慰謝料請求はするけど離婚はしない
- 婚姻生活の期間
- 不倫を長期間続けていた
- 不倫を再三、繰り返す
- 子供がいるのに不倫
- 不倫相手またはパートナーの資産が多い
相場・決め方①:不倫が原因で離婚
どこから慰謝料の金額は決定するのでしょう。
まず、離婚に至ってしまったか否かで金額は変わります。
配偶者に不倫され、もうこれ以上結婚生活を続けるのが難しい、関係を修復できないため離婚を選択したケースがあります。
このケースでは、「配偶者が裏切らなければ、離婚は視野に無かった、心に傷を負った」ということになるはずです。
慰謝料は精神的苦痛に払われるものですから、このケースは精神的苦痛が大きかったとジャッジされます。
そのため、慰謝料は減額されることは少なく、相場の50万~300万円を請求できるかもしれません。
相場・決め方②:慰謝料請求はするけど離婚はしない
どこから不倫の慰謝料の金額が変わるのか悩んでいませんか。
慰謝料の金額は、心の傷の大きさによって変動していくのです。
パートナーに不倫されたとき、婚姻関係を継続はするけど慰謝料の請求もするケースでは、相場の50万~300万円の半額以下とされているようです。
これは、離婚に至るほどあなたの心は傷ついていないと判断されてしまうためです。
離婚をしないということは、関係を修復してやり直していく意思があると見なされるのです。
どう選択するかはあなたの自由です。
慰謝料をもらうことで、ケジメをつけるというのも、ひとつの考え方なのでしょう。
相場・決め方③:婚姻生活の期間
不倫のどこから慰謝料の相場を決める場合、パートナーとの婚姻生活の期間も判断基準となります。
婚姻関係だからといって、まだ1年~2年くらいの婚姻期間のケースでは慰謝料は低くされてしまう傾向があります。
それは短期期間の婚姻生活であれば、精神的なダメージは小さいと思われるからなのです。
反対に、婚姻期間が長期であればあるほど、精神的なダメージは計り知れなく相場の50万~300万より高額になる例もあったようです。
もし、まだ新婚で婚姻期間が短いのであれば、慰謝料もたいした額をもらえるわけではないので、関係を修復する道も考えていいかもしれません。
ですが、許せるボーダーラインはどこからかを決めるのは、あなた自身です。
相場・決め方④:不倫を長期間続けていた
浮気癖のある人は、癖と言うくらいですから、なかなか治らないものです。
不倫をやめるように忠告していたのに、どこからか監視をすり抜け長期間、不倫相手と関係を続けていたケースがあります。
このケースの場合は、不倫の質は極めて悪質だと見られます。
そのため、不倫をしていた期間が長いほど、精神的ダメージは大きいものと判断されるのです。
精神的ダメージが大きい分、慰謝料の金額は相場よりも高額を請求できます。
ただし、詳しい不倫の証拠が無ければ覆されてしまいます。
不倫の証拠を必ず握りましょう。
相場・決め方⑤:不倫を再三、繰り返す
何度いっても、どこからか相手を見つけては不倫を繰り返すケースもあります。
もう浮気はしないと言われたのに、何度も裏切られるのは心が擦り減るものです。
このケースも慰謝料は相場より高額が請求できるはずです。
裏切る回数が多いほど、心に負う傷は大きくなると裁判所はみなします。
相場・決め方⑥:子供がいるのに不倫
どこからか夫婦間に亀裂が入り、パートナーに不倫されたとき、子供がいるケースはどうなのでしょうか。
このケースで離婚に至る場合、「離婚により子供も精神的にダメージを受けた」「離婚して子供を育てていくのは大変になる」と考えられるでしょう。
そのため、不倫による被害者が増えたと判断され、子供がいない人が離婚するよりも高額な慰謝料が請求可能です。
それは、子供の人数が多いほど金額は大きくなるのです。
相場・決め方⑦:不倫相手またはパートナーの資産が多い
不倫でどこから慰謝料の額が決まるかは、不倫相手またはパートナーの資産によっても変動します。
資産が多ければ通常よりも高額を請求しやすいそうです。
また、資産や収入が無いからと慰謝料が減額されるわけではありません。
資産や収入が多い人のほうが、慰謝料を高く払う傾向があると覚えておきましょう。
法的に認められる不倫の証拠
慰謝料を請求する際に必要になる証拠は、法的に認められなければ意味がありません。
どこから法的に認められる証拠か確認していきましょう。
- セクシャルな関係と推測できるメールやLINE
- 性行為やそれに近い写真や動画
- パートナーが不倫を認めた動画や録音
- 探偵などの調査報告書
証拠①:セクシャルな関係と推測できるメールやLINE
証拠集めはどこから始めていいのか戸惑うかもしれません。
まずは、メールやLINEから捜索していきましょう。
パートナーと不倫相手との連絡のやり取りのなかで、あきらかにセクシャルな関係と推測できるものを、自分のスマホで撮影しておきます。
その際、送受信の日時が明確に写っているほうが、夫婦関係が破綻した日を証明しやすいため有利になります。
また、メールやLINEで証拠が出ない場合は、TwitterやFacebookのDMのやり取りも確認してみましょう。
証拠②:性行為やそれに近い写真や動画
どこから証拠を集めようか迷ったのなら、写真や動画に怪しいものが無いか調べて見ましょう。
パートナーと不倫相手の性行為やそれに近い、裸体などの写真や動画があれば言い逃れはできないはずです。
見つけたらそれらの写真や動画も自分のスマホで撮影しておきましょう。
自分のスマホに撮影し、保存しておくことで証拠が万が一消されても、動かぬ証拠になります。
証拠③:パートナーが不倫を認めた動画や録音
証拠をどこからか集める際、パートナーの不倫を認めた音声データも有効となります。
しかし、この音声データを手に入れるのは困難かもしれません。
不倫を素直に白状する人はあまりいないのではないでしょうか。
白状させるには、証拠を突きつけるのも有効な手段です。
そのときにボイスレコーダーなどを忍ばせて、音声データを手に入れてしまいましょう。
ただし、突きつけた証拠が後々、隠蔽されかねないのでバックアップを取っておいたほうがいいかもしれません。
証拠④:探偵などの調査報告書
どこからも証拠が出ない場合、探偵や興信所に依頼するのもひとつの方法です。
どこからも証拠が出なかったり、証拠が弱い場合も、調査依頼をしてみましょう。
パートナーの勤務先や行動パターンを伝えておくと、ホテルに入る写真などを押さえてくれるかもしれません。
ホテルに出入りする写真や調査報告書も有力な証拠として、扱われるのです。
不倫の証拠の集め方
不倫の証拠はどこから集めるのがいいのでしょうか。
証拠の集め方を見ていきましょう。
集め方①:生活習慣の変化を見抜く
不倫の証拠はどこから見抜くことができるのでしょうか。
まずは、パートナーの生活習慣に変化が無いかチェックしてみましょう。
社会人として生活を送ると、生活習慣というのはある程度、パターン化されていくものです。
出勤時間や帰宅時間、休日の過ごし方や飲みに行く回数など一定になっているはずです。
この生活習慣に大きな変化が見られたときは、不倫の可能性が高いでしょう。
例えば、基本的に電車通勤なのに車で出かけることが多くなったときなどはカーナビをチェックしたりするのも、おすすめです。
また、外食が多くなったときは、レシートや領収書、カード明細などもチェックしてみてください。
集め方②:スマホをチェックする
どこから証拠を集めようと考えたとき、まずはスマホを思いつくのではないでしょうか。
スマホには、不倫の重大な証拠か隠されている可能性が高いのです。
もしかしたら、中身に不倫相手との写真や動画、メールやLINEなど有力な証拠を見つけられるかもしれません。
スマホにロックがかけられている場合は、TwitterやFacebookから交際の証拠を見つけられることもあります。
諦めずに証拠をつかみましょう。
知っておきたい法律上の不貞行為と慰謝料の関係
不倫相手に慰謝料を請求される場合は条件を満たしている必要があります。
慰謝料請求できるケースとできないケースではどこから分かれるのでしょうか。
満たすべき条件とは、
・ 不倫相手に「故意・過失」が認められる
・ 不倫相手により、「権利侵害」を受けた
これらの条件を満たしていないと慰謝料請求はできないようです。
不倫の自覚がなくても不貞行為と認められるケース
不倫の自覚が無くても不貞行為とみなされるケースもあります。
どこからが自覚の無い不貞行為となるのでしょうか。
どこからも既婚者と言うことを知らされないで、セクシャルな関係を持っていた場合、本当に知らなくても関係を続けていれば既婚者だと知るチャンスはあったと考えられます。
その場合、既婚者であることを知らなかったことが過失として認められ、不貞行為と認められ慰謝料請求ができるのです。
肉体関係があっても不貞行為とされないケース
セクシャルな関係であっても不倫ではないケースは、レイプなどによって強制的に関係を結ばれたケースです。
関係を結ばされたほうは不倫には問われませんが、レイプ(関係を結んだほう)した方が、既婚者なら不倫に問われます。
慰謝料請求の時効は何年?
慰謝料には時効が存在します。
では慰謝料の時効はどこから定められているのでしょう。
・ 不倫を知った日
・ 不倫により婚姻関係が破綻した日
・ 不倫により離婚した日
これらの日からカウントされ、法律で3年間と定められています。
ただし、浮気相手の顔を知っていても、それ以外どこからも情報が無く、名前と住所が不明の場合はカウント開始されないのです。
また、時効直前に慰謝料を請求したくなった場合は、裁判を起こしたり、内容証明書を送付することで時効停止や期間を延ばすこともできるのです。
どこから不倫か判断するのはあなたの気持ち次第
不倫はどこからなのか定義は人それぞれですが、法的には既婚者がセクシャルな関係を持った時点で、不倫と認めています。
法的に認められる不倫は、パートナーや不倫相手に慰謝料を請求することができ、心についてしまった傷をお金に変換することが可能です。
しかし、パートナーに裏切られた心はいくらお金をもらってもそう簡単には癒せないものです。
目に見えないダメージだからこそ、慰謝料で見える化しているに過ぎません。
法的に関係なく、どこから不倫か決めるのはあなたの気持ち次第です。
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