「なんか」が口癖の人の性格と心理!口癖を直す方法&嫌われる口癖一覧
他人の癖に敏感に気付く人もであっても、自分の癖にはなかなか気付きにくいもの。 口癖も、他人に指摘されて初めて気付くという人も多いでしょう。 人とコミュニケーションを取る中で「なんか」という言葉を会話中に挟んで来る人は意外と多いもの。 今回は、「なんか」の口癖の裏に隠された心理について、みていきましょう。
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「なんか」が口癖の人の性格・心理
では、「なんか」が口癖の人の性格・心理について、以下をご紹介します。
- 腑に落ちていない
- 不服がある
- 注目されたい
- 見下している
- 特に意味はない
- 気に掛けて欲しい
- フラストレーションが溜まっている
- 話の主導権を握りたい
- 自分の意見に自信を持てない
- 存在をアピールしたい
- 事を穏便に済ませたい
- 幼稚である
- 関心がない
- 悲観的である
- 面倒くさがり
性格・心理①:腑に落ちていない
「なんか」が口癖の人は、人の意見が腑に落ちていないことを表します。
人からの意見に異議がなければ「なんか」という口癖を挟むことはなく、意見に同調するもの。
自分の意見と食い違っていて、人から意見されて腑に落ちていない状態のときに、「他にベストな案があるのではないか」などと考えてます。
意見に納得することができずに、それを直接伝えるのでなく、「なんか」と言うことで自分が言いたい事を言えない状態であることを示しているのです。
「なんか」という口癖がある人は、自分の意見を率直に言えない性格をしていることが多いと言えるでしょう。
性格・心理②:不服がある
「なんか」が口癖の人は、他人の意見に対して不服がある場合につい使ってしまうことが多いです。
「なんか」という口癖を挟むことで、他人の意見に対抗するための意見を考えていたりします。
不服がある場合に「なんか」と言う口癖を放ってしまう人は、「なんか」の後に続けて「それは違う」という具合に否定形の言葉を使いたいと思っているのです。
日常的にマイナスのことばかりに目がいってしまいがちな人ほど、「なんか」が口癖になってしまいがちにあります。
性格・心理③:注目されたい
自分の意見を率直に述べるのが苦手な人が、自分の意見を言う際に「なんか」と言って、注目を集めようとしている場合があります。
話し始める際に、「なんか」と前置きを置く事で、視線を集めて自分の意見を述べるのです。
「なんか」が口癖になっている人は、誰かに気付いてもらいたいという心の奥底の叫びに気付いていることも多いもの。
また、注目されたいというだけでなく、「話に耳を傾けて欲しい」という願望も秘めているのです。
性格・心理④:見下している
「なんか」が口癖の人の中には、人を見下しているというケースもあります。
プライドが高く、人からの意見を素直に聞き入れることができない人は「なんか」という言葉を使って、抵抗しようとするのです。
上から目線で言葉にトゲがあるような人に「なんかさー」と自分の意見を否定されると、不快に感じてしまうことがあるでしょう。
「なんか」が口癖になってしまっている人は、状況によっては相手を不愉快な気持ちにさせてしまうことがあるので、注意を払わなければなりません。
性格・心理⑤:特に意味はない
コミュニケーションを取る中で、無意識的に「なんか」という言葉を発してしまう人がいます。
「なんか」を使うことで、間接的に不服であることを示したりする場合もありますが、これと言って特に意味もなく口にしている場合もあるのです。
「なんか」という言葉を接続詞として用いることで、沈黙を避けようとしているといった心理が働いています。
相手の意見を聞いてから自分の意見を述べる際に、考えがまとまっていないときなどに「なんかー」と語尾を伸ばすことによって、考えをまとめていたりするのです。
性格・心理⑥:気に掛けて欲しい
「なんか」が口癖になっている人は、寂しがり屋な性格をしている人が多いです。
話始める前に「なんか」という前置きを置く事で、「これからどんな話をするのだろう」と相手に興味を湧かせることができます。
これといって中身のない話であったとしても、話し始めの前に「なんか」と言うことで、「重大な話を話し始めるのではないか」と相手に錯覚させることができるのです。
性格・心理⑦:フラストレーションが溜まっている
「なんか」が口癖になっている人の多くは、日頃からストレスを抱えやすい人が多いです。
不平や不満を口にする際に、話の前置きとして「なんかさー」と、すぐに口にしてしまいます。
基本的に「なんか」という口癖は、否定形などネガティブな話の前置きとして使われることが多いということを覚えておきましょう。
性格・心理⑧:話の主導権を握りたい
「なんか」が口癖の人は、自己主張が強く、自分が一番じゃないと満足いかないタイプの人であることが多いです。
自分以外の人が注目されていることを不愉快に感じ、人の話を遮るように「なんか」という言葉を用いて、話題をすり変えたりすることもあります。
あるいは、自分の意見と違う意見を持つ人に対して、「あなたの意見は間違っている」ということを気付かせるために「なんか」という言葉を用いることもあるでしょう。
相手の話を遮ったり、不服であることを示す際に「なんか」という口癖を用いられると、相手に不快感を与えてしまうことが多いです。
性格・心理⑨:自分の意見に自信を持てない
「なんか」が口癖の人の中には、引っ込み思案で自分の意見に自信を持てない性格をしている人も少なくありません。
「なんか」には、「申し上げにくいことなのですが」というようなニュアンスが含まれることがあります。
自分の意見に自信を持てない人が「なんか」という口癖を用いることが多いです。
しかし、ビジネスシーンなどの意見を求められる場面で「なんか」という口癖が無意識的に使ってしまうと、あまり良い印象を与えることができません。
自分の評価に直結するようなシーンでは、「なんか」という口癖を使わないように意識しましょう。
性格・心理⑩:存在をアピールしたい
「なんか」という口癖を用いる人は、自分の存在をアピールしたいという心理が隠されていることも多いです。
前置きなく、いきなり話を始めるよりも「なんか」という前置きを置く事で、相手の耳のシャッターを開きやすくさせる効果があります。
そのため、自分の意見にしっかりと耳を傾けて欲しいという表れとして、「なんか」という口癖をとっさに使ってしまうのです。
性格・心理⑪:事を穏便に済ませたい
「なんか」という口癖には、否定をするニュアンスが含まれるとお伝えしました。
自分の意見と異なる相手の意見に対して、物申したいときにいきなり自分の意見をストレートに発言すると、言い争いが勃発する可能性があります。
しかし、「なんか」という口癖を前置きとして使う事で、相手と異なる意見を述べる際に、「あなたを敵に回すつもりはありません」という意思表示をすることができるのです。
必要に応じて、「なんか」という言葉を用いることはあっても、頻繁に用いるのは避けるようにした方がいいでしょう。
性格・心理⑫:幼稚である
「なんか」が口癖になっていて頻繁に使う人は、精神的に幼い印象を与えることもあります。
特に「なんかー」というように語尾を伸ばしがちな人は、その傾向が強いです。
子供っぽい印象を与えてしまいがちなことから、自分の立場や相手によって使う場面を選ぶようにした方がいいでしょう。
性格・心理⑬:関心がない
相手に興味関心がないときに、「なんか」という言葉を口にする場合もあります。
意見を求められて、これといって自分の意見がなく、他人任せにしがちなときに「なんか」という言葉を使ってしまうのです。
性格・心理⑭:悲観的である
「なんか」が口癖になっている人は、悲観的で内向的な性格をしている人も少なくありません。
悲観的なイメージを与える「なんか」に似ている口癖として、「どうせ」などが挙げられます。
ネガティブ思考な人は、「どうせ私なんか…」と考えてしまいがちで、捻くれた性格をしていることも多いもの。
「私なんか」と考える裏には、実は構って欲しいという心理が隠されています。
性格・心理⑮:面倒くさがり
「なんか」が口癖となっていて日常的に使う人の中には、面倒くさがりな性格をしている人もいます。
はっきりと自分の意見を持ち合わせていないことも多く、人任せになってしまいがちです。
基本的に面倒くさがりなので、上手い具合に相手にリードしてもらいたいと考えていることが多いでしょう。
「なんか」という口癖を治す方法
では、「なんか」という口癖を治す方法について、以下をご紹介します。
- 口癖があることを自覚する
- 話し始める前にワンテンポ置く
- なりたい人を意識する
方法①:口癖があることを自覚する
「なんか」を無意識的に使ってしまう人の中には、この口癖を治したいと考えている人も多いもの。
こちらの口癖を改善するには、まず「なんか」が口癖になっていることを自覚することが大切です。
人によっては、「なんか」が口癖になっていて頻繁に使う人のことを「うざい」と感じる人もいます。
親しい友人や家族に、あなたに口癖があるかどうか聞いてみましょう。
方法②:話し始める前にワンテンポ置く
「なんか」という口癖を使う際には、基本的に話し始める前であることが多いです。
そのため、話し始める前に一旦、一呼吸置くようにしてみましょう。
そうすることで、「なんか」という言葉を発する機会を徐々に少なくすることができます。
方法③:なりたい人を意識する
口癖を改善したいのであれば、あなたが憧れている人をイメージするのもおすすめです。
あなたが憧れる人をイメージしてみてください。
憧れのあの人は、どのような振舞いをしていて、どんな言葉を使っているでしょうか?
品のある人や自分の意見をはっきり述べるような人であれば、「なんか」を日常的に用いることはまずありません。
自分の理想像を具体的にイメージして、それに近付くように意識することで、口癖を改善することができるでしょう。
「なんか」ではなく人に好感を持たれる口癖
では、「なんか」ではなく人に好感を持たれる口癖について、以下をご紹介します。
口癖①:「ありがとう」
日常的に「ありがとう」という言葉を多く発する人は、とても好印象ですよね。
「ありがとう」という言葉には、相手に幸福感をもたらすことができると同時に、自分自身も幸せに満たすことができます。
照れくさくて感謝の言葉を口にするのが苦手という人も少なくありませんが、「ありがとう」をたくさん使うようにしてみてくださいね。
口癖②:「すごいね」
「すごいね」という言葉は、相手を褒め称えると同時に、承認欲求や自尊心を満たしてあげることができます。
また、男性を褒めることで、男としてのプライドを満たしてあげられるのです。
男性に限らず、相手の言葉を「すごいね」と受け入れることで、好感を持たれやすくなります。
口癖③:「素敵だね」
「素敵だね」という言葉を普段から意識して使うことで、人から好印象を抱かれやすくなります。
ネガティブ思考な人であっても、ポジティブな言葉を口癖のようにして意識して使うことで、次第に考え方も変えることができるでしょう。
相手に好印象を与えるだけでなく、自分自身の考え方を変えたいという人にとっても、人が前向きになれる言葉を積極的に使うことのはおすすめです。
「なんか」以外で人を不快にさせたり嫌われる口癖
では、「なんか」以外で人を不快にさせたり嫌われる口癖について、以下をご紹介します。
口癖①:「どうせ」
口癖の中には、相手に良い印象をもたらす口癖とそうでない口癖に分けることができます。
悲観的な口癖の一例として、「どうせ」という言葉は、相手に不快感を与えてしまいやすいです。
ネガティブな言葉を使う人に対して、好印象を抱く人はまずいないでしょう。
「どうせ私なんか…」というように、自虐的になってしまいがちな人は、このような言葉を口にしないようにしてくださいね。
口癖②:「でも」
人からのアドバイスを素直に聞き入れることができない人などは、よく「でも」という言葉を口にしてしまいがちです。
自分から人にアドバイスを求めておきながら、「でも自分には無理」というようにすぐに否定的になってしまいます。
行動を起こす前から無理と諦めてしまったり、すぐに否定してしまうのはよくありません。
自分の可能性を狭めてしまうだけでなく、相手にも不快感を与えてしまいかねないのです。
口癖③:「だって」
こちらの言葉が口癖になっている人は、言い訳がましいことが多いです。
また、自分の非を認めることが苦手で、すぐに言い訳を考えてしまいます。
「だって」という言葉を用いて言い訳をする前に、自分の非を認めて、同じ過ちを犯さないように反省すべき点は反省するようにしましょう。
「なんか」以外の口癖からわかる性格の特徴
理屈っぽい性格の人の口癖
口癖①:「基本的に」
理屈っぽい性格の人の多くは、話の前置きに「基本的に」と述べることが多いです。
この言葉が口癖になっている人は、人に説明をしたりするときなどに、論理的に説明しようと一生懸命であることが多いもの。
「基本的に」という言葉が口癖になっている人は、自分の考えを押し通しがちで、他人からの意見を素直に聞き入れることが苦手とすることが多いです。
また、上から目線で話し方によっては、鼻につくこともあるでしょう。
口癖②:「逆に」
「逆に」という言葉をよく使う人も、理屈っぽい印象を与えやすいです。
自分とは異なる相手の意見を聞き入れたうえで、自分にとっても相手にとってもベストな案を提案する際に、話の前置きとして使うこともあるでしょう。
一見、理屈っぽく見えがちですが、蓋を開けてみるとそれほど内容に中身がないということもあります。
口癖③:「ちなみに」
「ちなみに」を口癖のようによく使う人も、物事を論理的に考える傾向があります。
数値や物質的な証拠などを元に物事を冷静に判断し、情に流されることは少ないと言えるでしょう。
また、この言葉が口癖になっている人は、人と感性が違っていることも多く、好奇心旺盛であることが多いです。
事を大きくしたくない性格の人の口癖
口癖①:「まあ」
「まあ」という言葉をよく使う人は、人からどのように思われるか気にするタイプの人が使いがちです。
はっきりと物を言う事が苦手で、言葉を濁したり、曖昧な言い方をすることで、事を大きくして面倒くさい事態になることを避けたいといった心理が働いてます。
捉え方によっては、「さほど興味がないのかな?」と捉えられてしまうことも少なくありません。
口癖②:「たしかに」
事を大きくすることを避けたいという人も、「たしかに」という口癖を使うことが多いでしょう。
「たしかに」は、相手の意見を聞き入れて、納得していることを示しているような印象を与えます。
また、自分の意見を譲れない場合に、こちらの言葉を使うことによって、会話を適当に終わらせることもできるので、白黒はっきりさせたくないときに用いられることも。
子供っぽい性格の人の口癖
口癖①:「あのね」
「あのね、聞いてくれる?」というように、「あのね」という言葉を普段から使う人に対しては、幼稚な印象を与えやすいです。
「あのね」は、幼い子供が話を聞いてほしくて、大人に話しかける際に使われることが多いもの。
また、こちらの言葉を使用する人は、とても素直で無邪気なタイプであることが多いです。
裏表がなく、万人ウケしやすいタイプでもあるとも言えるでしょう。
口癖②:「本当に」
こちらの言葉を普段からよく使うという人も、子供っぽい印象を与えやすいです。
また、かまってちゃんタイプが多く、注目されたいという心理も働いています。
おおざっぱな性格の人の口癖
コミュニケーションを取る中で、「なるほど」が口癖となっている人は、細かいことに捉われない性格をしています。
おおざっぱな性格をしているため、人の話を適当に聞き流していたりすることもあるでしょう。
また、裏表がなく、周囲の人から好感を持たれやすいです。
しかし、「なるほど」ばかりを口にしてしまうと、本当に聞いているのか疑われてしまいますので、ほどほどに使うようにしましょう。
自己肯定感が低い人の口癖
口癖①:「一応」
「一応」という言葉を口にすることが多い人は、「なんか」という口癖と同様に、自分の意見に自信を持てない場合が多いです。
自分の意見に「一応」という言葉を付け加える人は、他人からの評価を気にするタイプが多く、人からどう思われているのか常に気にしています。
口癖②:「えー」
人前でスピーチをする時などに「えー」を連呼してしまう人は、プライドの高さを垣間見ることができます。
また、「えー」というワードを用いることで、次に話す内容を考えていることも。
あるいは、自信のなさをごまかしているとも考えられます。
口癖③:「とりあえず」
「とりあえず」という言葉は、その場をしのぐために使用されることが多いです。
また、ビジネス面において「とりあえず」をよく口にする人は、人に責任を転嫁したりすることも…。
こちらの言葉を口にすると、自信がない印象を与えてしまうので、状況によって「とりあえず」は避けるようにした方がいいでしょう。
「なんか」という口癖は使い過ぎないようにしよう!
「なんか」は、使い方によって様々な印象を与えます。
否定的な意味を含む場合もあるため、こちらの言葉を使い過ぎてしまうと、相手によっては不快感を与えてしまうこともあるでしょう。
自分では「なんか」が口癖になっているという自覚がなかったとしても、日常会話において意外と使ってしまっているかもしれません。
この機会にあなたにはどのような口癖があるのか、ぜひ見直して見てくださいね!
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