
イヤリングで耳が痛い…!種類別の正しい付け方&痛くなりづらい対処法
種類も豊富で気軽におしゃれが楽しめるイヤリング。 何らかの事情でピアスが付けられない、穴を開けるのが怖いという方に人気です。 しかし、イヤリングを使っている方は、長時間つけていると耳が痛い、イヤリングが落ちてしまうと悩んでいる事が多いようです。 一体なぜイヤリングで耳が痛くなってしまうのでしょうか。 原因と対処法を知って、イヤリングを使ったおしゃれを存分に楽しみましょう。
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イヤリングで耳が痛いと感じる原因
せっかく気に入ったデザインのイヤリングなのに、半日を過ぎる頃には付けた箇所がジンジンと痛んできて夜まで付けていられない。
そんな経験のある女性も多いのではないでしょうか。
どうしてイヤリングを長時間つけていると耳が痛いと感じてしまうのでしょうか。
答えは簡単で、イヤリングで耳たぶを挟むことによって血流を阻害したり神経を刺激してしまうから。
しかし、だからといってイヤリングを緩めすぎるとイヤリングは耳から落ちてしまいます。
耳が痛いと感じない、かつイヤリングが落ちてくることもない。
そんな最適な付け心地のイヤリングを見つけることが、イヤリングを楽しむためのポイントとなるのです。
種類別!イヤリングの正しい付け方
イヤリングが痛い、と悩む前に確認してほしいのがイヤリングの付け方。
実は間違った付け方をしてるせいで耳が痛いのかもしれません。
まずは正しい付け方を知っておきましょう。
ネジ式イヤリング
ネジでサイズが調節できる、よく見かけるタイプのイヤリングです。
- ネジを回してサイズを合わせる
- 耳を挟む
- 耳にフィットするようネジを調節する
- 落ちないかどうかを引っ張って確認する
慣れてくると、はじめのサイズ合わせの時点で自分にフィットするサイズに調整できるようになりますよ。
フープタイプ
フープタイプはリング状になっていて、正面からはまるでピアスのように見えるイヤリングです。
- 他の指で本体を押さえながら、人差し指でバネ部分を開く
- バネ側が耳たぶの後ろになるように挟む
- ゆっくりとバネから指を離し耳にフィットさせる。
こちらはバネでしっかりと固定するので落ちにくいと評判です。
クリップ式イヤリング
クリップ式イヤリングは位置を決めて挟むだけなので、手軽に楽しむことができます。
- クリップの部分を倒して開ける
- 耳に当てて付ける位置を確認する
- クリップを閉じ、人差し指と親指で軽く抑える
挟む部分の面積が大きいので、クリップ式イヤリングもかなり安定感があります。
ノンホールイヤリング
イヤリング部分が細かったり透明だったりと目立ちにくいノンホールイヤリング。
一見するとピアスのように見えるので、最近は人気となっています。
- 耳たぶを下に引っ張って薄くする
- 薄くなってイヤリングが通りやすくなった部分から挟み込む
- 位置や角度を調整する
- 軽く抑えて固定する
- 落ちないかどうか確認する
ノンホールイヤリングは挟み込む部分が少ないので、確認の時に強く引っ張ると外れてしまいます。
軽く引っ張る程度に抑えましょう。
イヤリングで耳が痛いときの対処法
正しい付け方でイヤリングを装着してもやっぱり耳が痛い。
そんな時に試してもらいたい対処法を紹介します。
- 耳たぶの付け根につける
- 両面テープをつける
- アイプチをつける
- バネを調整する
- ネジを調整する
- シリコンカバーをつける
- 金具を交換する
対処法①:耳たぶの付け根につける
イヤリングで耳が痛いと感じるときにはまず、付ける位置を見直してみましょう。
一般的に耳たぶは、外側よりも内側のほうが痛みを感じにくくなっています。
なので、イヤリングの位置をいつもより少し付け根寄りにしてみるといいでしょう。
痛みを感じにくい位置は人によって若干違うので、少しづつ調整して自分なりのベストポジションをみつけてみてくださいね。
対処法②:両面テープをつける
重みのあるイヤリングを付けていると、だんだんとずり落ちてきて外れてしまうことはありませんか。
付けたときはちょうどいい位置にあるのに、ずれたことで耳が痛いと感じてしまう。
そんなときにはイヤリングのズレを防ぐために両面テープで固定してしまいましょう。
やり方は簡単で、イヤリングの耳を挟む部分に両面テープを貼り付けるだけ。
これだけでイヤリングのズレはかなり改善されますよ。
肌荒れなどを防ぐために、肌用の両面テープを使用することをおすすめします。
対処法③:アイプチをつける
イヤリングのズレを防ぐもう一つの方法としてアイプチがあります。
こちらも両面テープと同じように、イヤリングの耳を挟む部分に塗布してから装着するだけ。
アイプチなら狭い範囲に限定して塗ることができるので、ノンホールタイプなど耳に当たる面が小さいイヤリングでも目立たずに固定することができます。
対処法④:バネを調整する
パチンと挟むだけのクリップ式イヤリングは、バネの力が強いと耳に圧がかかって痛いと感じてしまいます。
そんなときはバネの強さを調整しましょう。
バネの調整をする時に必要になるのが、イヤリングの金具を挟めるような細いペンチです。
このペンチを差し込んでバネの角度をいじったり、幅を広げたりして力加減を調節します。
ただし、このやり方は金具を直接曲げているのでやりすぎると折れてしまったりすることも。
壊したくない大切なイヤリングなら、サイズ調整をお店に頼んでみたほうがいいでしょう。
対処法⑤:ネジを調整する
ネジ式イヤリングの場合はネジを再度調整し直してみましょう。
挟む幅を調整できるネジ式は、自分の耳に合った幅に調整することで痛いと感じることが少なくなります。
痛くない、かつ、ずり落ちない。
そんな最適なネジ位置を探してみてください。
対処法⑥:シリコンカバーをつける
イヤリングの硬い金属で挟まれるから圧迫されて耳が痛いと感じる。
それなら、耳に当たる部分を肌に優しく柔らかい素材で覆ってしまえばいいのです。
痛いイヤリングのための便利グッズとして、留め具部分に装着するシリコンカバーが販売されています。
シリコンカバーは留め具の形に合わせた様々な種類が販売されていて、使い方も被せるだけ、差し込むだけなどとても簡単。
価格もお手頃なので手軽に試してみることができますよ。
対処法⑦:金具を交換する
いろいろ対処してみても耳が痛い、ずり落ちてくるといった場合は、金具があなたの耳に合っていないのかもしれません。
そんな時は金具のサイズを変更するか、他のタイプに交換してしまいましょう。
金具の交換は、イヤリングの修理や交換を行っている店か、ブランド物なら販売店に問い合わせてみるのをおすすめします。
アクセサリー制作の経験がある方は、自分で金具を交換するとパーツ代だけですむので安くすみますよ。
種類別!イヤリングで耳が痛いときの対処法
次はイヤリングで耳が痛い時の対処法を種類別にまとめてみました。
あなたが現在お持ちのイヤリングの悩み解決に役立ててください。
ネジ・ネジバネ式イヤリング
ネジ・ネジバネ式のイヤリングは、他のタイプと違って自分の耳に合った幅に調整することができます。
まずはベストな位置を探すことに集中してみてください。
バネを調整しても耳が痛い場合は、シリコンカバーを装着するのがおすすめです。
実はネジ式のイヤリングは耳に当たる部分が小さいので、力が一点にかかってしまいやすいのです。
なので、シリコンカバーをつけて力を和らげるといいでしょう。
クリップ式イヤリング
クリップ式イヤリングは基本的には力加減の調節ができないので痛くなりやすいです。
だからといっていきなり金具を曲げるのは不安もあるので、耳が痛い時はまず、シリコンカバーで覆うことから始めましょう。
シリコンカバーをつけても痛みが改善されない場合は、ペンチを使って金具の調整にチャレンジするか、調整を専門店に頼みましょう。
自分で行う場合は一気に曲げると折れてしまう原因になるので、1〜2mmずつゆっくりと調整します。
ノンホールピアス
ノンホールピアスはイヤリングの中でも痛くなりにくいと言われています。
しかし、耳たぶが厚めの人はノンホールピアスでも痛いと感じてしまいます。
そんなときはイヤリングの幅を広げましょう。
チラシの束や本など厚みのあるものをノンホールピアスで挟んで時間をおくことで、イヤリングの幅が広がります。
広げすぎたな、と思ったときには手で抑えて幅を調節しましょう。
樹脂製のノンホールピアスなら、樹脂部分にドライヤーを当てて熱をくわえることで変形させやすくなります。
また、ノンホールピアスは痛くなりにくい分ホールド力は少なめです。
落ちるのが心配な方はアイプチを使って固定するといいですよ。
マグネット式イヤリング
磁石で耳たぶを挟んで固定するマグネット式イヤリング。
見た目は完全にピアスなので人気のあるアイテムです。
マグネット式イヤリングは耳の厚さや磁石の強さなどによって挟む力にばらつきがでてきます。
しかし、痛いと思っても磁石の強さをこちらで調整することはできません。
痛いと思う前に、数時間ごとに装着位置をずらすのが一番手軽な対処法です。
また、厚みのある両面テープをシリコン代わりに貼り付けるのもいいでしょう。
イヤーカフ
イヤーカフは軟骨に引っ掛けて使用するアクセサリーです。
しかし、耳の厚みとイヤーカフの幅が合っていないと痛いと感じてしまいがち。
装着の前には幅をきちんと調整するようにしましょう。
イヤーフック
耳に引っ掛けて使用するイヤーフックは痛くなりにくいと人気のアイテムです。
しかし、サイズが合っていなかったり、パーツが重かったりすると耳に負担がかかって痛いと感じてしまいます。
自分で調整できるような柔らかい素材のものなら、自分の耳のカーブに合わせてフックのカーブを調整するといいですね。
パイプ式イヤリング
パイプ式イヤリングはバネでしっかりと固定するのでズレ落ちにくいですが、見えない位置にバネがあるので外から調整することは難しいです。
パイプ式イヤリングが痛いと感じる場合には、シリコンカバーを付けて力をやわらげましょう。
イヤリングで耳が痛いのを防ぐおすすめアイテム
おすすめ①:イヤリング カバー

耳が痛い時にイヤリングに被せるシリコンカバーです。
自分のイヤリングのサイズがいまいちわからない、いろんな金具のイヤリングを持っている、そんなあなたにおすすめなのがこの商品。
シリコンカバー5種類の詰め合わせになっているので、多くの種類のイヤリングに対応することができますよ。
色も半透明なので目立ちにくくておすすめです。
おすすめ②:Loobani 両面テープ

透明で目立ちにくい肌用の両面テープです。
肌だけではなく布にも使えるので、イヤリングのずり落ち防止だけでなく様々な用途に使用できますよ。
例えば肩紐がずれるのを防いだり、オフショルダーの服をちょうどいい位置で固定したり。
しかも水や汗にも強いので、スポーツのときにも安心ですね。
一本もっておくと便利なテープです。
おすすめ③:【リュミエラ】手芸用 ペンチ 3点セット

手先が器用なあなたにおすすめなのが手芸用のペンチセットです。
1セット持っておけば、クリップ式イヤリングのバネを調整したり、金具を自分で付け替えたりといった作業が自宅で行なえます。
こちらのペンチは女性の手に合わせた小ぶりなサイズ。
しかも色も可愛らしいパステルカラーなので作業も楽しくなりますよ。
ペンチがあればイヤリングだけでなくその他のアクセサリーの修理もできるようになるので、いざというときのために持っておきたい一式です。
痛みを解消してイヤリングでのおしゃれを楽しもう!
イヤリングが痛いときの対処法にはいろいろなものがありましたね。
自分で行う方法で一番おすすめなのは、留め具にシリコンカバーを被せる方法です。
他にもいろいろな方法がありますが、慣れていない人が自分でバネの調整などを行なうと、故障させてしまう場合も考えられます。
あなたが使っているのがとても大切なイヤリングなら、自分で手を加える前に販売店や修理店で耳が痛いことを相談してみるといいですよ。
自分にあった調整をして、痛くないイヤリングでおしゃれを存分に楽しみましょう。
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