イラッとする人の特徴&対処法5つ!イラッとしてしまう心理要因とは
相手の気持ちを考えたり話していて楽しい人はコミュニケーション力も高く、交友関係も広い人が多いでしょう。 そういう心遣いがまったくできない人とは、接していてもイラッとしてしまいます。 しかし大人の世界ではそういう人ともうまく接していかなければいけないこともあります。 それでは、イラッとする人の対処法や、逆に自分が他人をイラッとさせる人になっていないかなどを解説していきます。
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イラッとする人の特徴

特定の人だけでなく、多くの人がイラッとするような人にはその行動や発言に特徴があります。
イラッとする人の特徴には以下のものがあります。
- 自分の話ばかりして他人の話は聞かない
- 自慢や言い訳、他人を見下した態度
- 空気を読まない
- 思ったことをすぐ口にする
- 否定的なことや反対のことばかり言う
以上5つのイラッとする人の特徴について、詳しくみていきましょう。
特徴①:自分の話ばかりして他人の話は聞かない
イラッとする人は、自分のことばかり話して、それでいて他の人が話していることはろくに聞いていなかったり、興味なさそうにします。
悩み事を聞いたり相談に乗ったりしても、自分の悩みを愚痴ったり吐き出して気が済んで、こちらが気を使ってアドバイスしたことは聞いていません。
自分が目立ちたい、自分が中心にいたいという自己中心的な面がある人なので、その人に振り回されることがイラッとするのです。
特徴②:自慢や言い訳、他人を見下した態度
イラッとする人は、たいしたことないプチ自慢を自信満々に言ってきたり、明らかに真実ではなさそうな話を盛って話したりします。
自分に非があってもそれを認めず、「それは〇〇だったからだよ」と言い訳ばかりして責任から逃れようとします。
それなのに他人の意見は受け入れなかったり、他人を見下した態度をとることもあります。
プライドが高く、相手より優位に立とうという態度をあからさまに見せるので、他人をイラッとさせるのです。
特徴③:空気を読まない
多人数で遊びに行くとき、どこに行くかみんなの意見がまとまりつつあるときに「でも私行ったことあるから違うところがいい」と言ったり、真面目にしなければいけない場面でおちゃらけたりする空気が読めない人に対してはイラッとすることが多いでしょう。
そういう人は自分が空気を読めていないことに気付かないので、同じような場面があるとそのたびに空気が読めない行動や発言をしてしまいます。
それが何回も続くようだと温厚な人でもイラッとするようになり、関わる人も減ってきますが、空気が読めないのでそういう状況にも気づきません。
特徴④:思ったことをすぐ口にする
大人の付き合いになると、相手や周りの状況を考えて発言するものですが、イラッとする人は思ったことをそのまますぐ口にします。
言った本人は何の悪気もなく、不快に感じられたりイラッとされても気にしません。
素直で裏表がない人ではあるのですが、一目惚れして買った服を「何それ、似合わないね」と言ったり、やっと終わった仕事を「それそんなに時間かかる仕事かなぁ?」と言ったりして、相手をイラッとさせるのです。
特徴⑤:否定的なことや反対のことばかり言う
人と会話する時、「でもさぁ」というように相手の発言を否定してから話し始めるのは、イラッとする人によくある話し方の特徴です。
話していても否定されたり、反対の意見ばかり言ってくる人には決していい印象は持たないでしょう。
そういう話し方をする人は、他人を見下しているような態度をするので、余計にイラッとするのです。
人にイラッとする心理

なぜ他人に対してイラッとしてしまうのかと言うと、「その人が自分の中のルールから逸脱しているから」です。
自分が当たり前と思っていること、つまり自分の中の常識が相手にとっては常識ではなく、非常識な行動や発言をされることが違和感や不快感になり、イラッとしてしまいます。
例えば待ち合わせに遅れてくることはありえないと思う人にとって、平気で遅刻をする人にはイラッとします。
それは「遅刻はよくない」という自分の中のルール・常識を破られているからなのです。
そのルールが厳しい人やそのルールの範囲が他人とズレている人ほど、他人に対してイラッとしやすい人であると言えます。
職場でイラッとすること

職場の人は仕事上だけの付き合いで思ったことを言える関係にない人が多いでしょう。
そういう環境だからこそイラッとすることが多いと言えますが、職場でイラッとする状況について、詳しくみていきましょう。
エピソード①:人によって態度を変える
職場は立場が違うさまざまな人がいます。
相手の立場によって態度を変える人は、その様子を見ている側でも、自分がその人と関わることになっても、イラッすることがたくさんあるでしょう。
上司には媚びて後輩に仕事を押し付ける先輩や、カッコいい男性社員にはお茶を入れたり仕事を手伝ったりする女もいます。
エピソード②:マイペース過ぎる
仕事は締め切りが決まっていたり、繁忙期で忙しい時があったり、時間に制限があるものです。
一人の作業の遅れがたくさんの人に迷惑をかけることになるにも関わらず、仕事に対してマイペース過ぎる人にはイラッとするでしょう。
急かしても急ごうとしなかったり、逆に「そんなに焦らなくても大丈夫ですよ」とでも言われようものなら、イライラも倍増してしまいます。
エピソード③:自分の仕事しかしない
営業など同僚がライバルとなるような仕事でも、会社の利益や繁栄ために協力したり、仕事を手伝うのは当たり前のことです。
しかし中には自分の仕事だけこなして、他のことや自分の利益にならないようなことには一切手を貸さない人がいます。
そういう人に限って、自分が大変な時は手伝ってもらおうとしたり、みんなで達成した仕事を自分の手柄のように上司に報告したりするのでイラッとします。
イラッとする人への対処法

イラッとする人が身近にいると、その人と関わるたびに不快な思いをしなければいけなくなります。
そういう人がいる場合、以下のように対処すればイラッとすることを減らすことができるでしょう。
- 期待しすぎない
- その人の見方を変えてみる
- 関わりすぎない、気にしない
- 自分が機嫌よくいるようにする
- 本人に伝える
以上5つのイラッとする人への対処法について、詳しくみていきましょう。
対処法①:期待しすぎない
イラッとするのはその相手に対して自分でも気づかない過度な期待をしてしまっているからです。
「言わなくてもしてくれるはず」「これくらいはできるはず」という期待を裏切られてしまい、「なんでやってくれないの?」「なんでこんなこともできないの?」とフラストレーションがたまってしまうのです。
そこで、相手への期待度をあらかじめ下げておけば、期待を裏切られることはありません。
そうすれば相手にイラッとすることもなくなるでしょう。
対処法②:その人の見方を変えてみる
ある特定の人にいつもイラッとしてしまうなら、その人の見方を変えてみましょう。
その行動や発言はその人なりの理由があり、決してあなたをイラッとさせようと思ってしているのではないことがほとんどです。
「〇〇さんがいつも電話に出ないのは、他のことに集中していると周りの音が聞こえなくなってしまう人なんだ」というように受け止め方を変えてみると、その人への見方も変わってきます。
すると「仕方ないか」「こういう人なんだ」と思えてイラッとするのを抑えることができるでしょう。
対処法③:関わりすぎない、気にしない
その人に関わることが多くてイラッとするならば、その人と関わる機会を減らすことでイラッとするのを減らすことができます。
同じことをしても今まではイラッとしていたものが、たまになら許容範囲かなと思えるようにもなります。
その人のことを気にするからイラッとしてしまうのであり、自分にとって興味のない人、どうでもいい人と思えばイラッとすることもなくなるので、気にしないようにしましょう。
対処法④:自分が機嫌よくいるようにする
同じことをしてもイラッとしない人もいるわけで、もしかしたら自分の心が狭いだけなのかもしれません。
または他のことでイライラしている時は少しのことでイラッとしてしまう心理状況にあるので、余計にイラッとくる沸点が低くなってしまっています。
なので、常におおらかな心でいられるように、機嫌よくいられるようにしてみましょう。
心に余裕があれば、「まぁいっか」「こんな時もあるか」と許せるようになります。
対処法⑤:本人に伝える
その人はイラッとさせていることに気付いていないことが多いので、本人にそのことを伝えることで、行動や発言を気にするようになったり改める場合もあります。
親しい仲ならはっきりと言った方がいいですし、仕事上の付き合いや近所の人などであればやんわりと伝えるなど、言い方はその人との親しさや関係で変えた方がいいでしょう。
気をつけて!人をイラッとさせる言葉

他人と話していて「なんで何も悪いこと言っていないのにこの人は機嫌が悪くなったんだろう?」と思ったことはありませんか?
それはあなたの話し方や会話の中にイラッとする言葉があったからかもしれません。
人をイラッとさせる言葉には以下のものがあります。
- 「ようするに」「つまり」相手の発言を勝手にまとめる言葉
- 「でもさぁ」「そうじゃなくて」会話を否定から入る言葉
- 「はぁ~い」「へぇ」「はいはい」適当そうに聞こえる相槌
以上3つの人をイラッとさせる言葉について、詳しくみていきましょう。
言葉①:「ようするに」「つまり」相手の発言を勝手にまとめる言葉
「つまりこういうことでしょ?」というように、相手の発言を勝手にまとめる言葉は相手をイラッとさせてしまうことがあります。
まとまりがない話をしている、あなたの話は要点がよくわからない、と言われているような気にさせてしまうニュアンスを含んでいる言葉です。
さらにイラッとさせるのは、まだ話している途中なのに食い気味にこの言葉を言ってしまうことです。
言葉②:「でもさぁ」「そうじゃなくて」会話を否定から入る言葉
「でも」という逆接の言葉は、せっかく話したことや自分の考えを否定されているような気持ちになり、不快でイラッとさせてしまいます。
相手の言うことが違うと思っても、まずは「そうだよね」「確かに」というような相手の意見を肯定や尊重した言葉をはさみます。
そのあとで改めて「でも私はこう思うよ」というような言い方にした方が、相手をイラッとさせることなく自分の意見も言うことができます。
言葉③:「はぁ~い」「へぇ」「はいはい」適当そうに聞こえる相槌
自分は興味のない話だったり上の空だったりする時、つい相槌が適当になってしまって「へぇ」「はいはい」と言ってしまうと相手をイラッとさせてしまいます。
せっかく話しているのに聞いていないし、適当にあしらわれている感じがしていい気はしません。
イラッとする人の特徴&対処法5つ!イラッとしてしまう心理要因のまとめ

イラッとしてしまうことが多いと心身ともに疲れてしまいますし、楽しいことも楽しいと思えなくなってしまい人生損をしてしまいます。
イラッとする人の特徴や対処法を知って自分の気持ちをうまくコントロールし、その人との付き合い方を変えていけば、イラッとすることも減っていくでしょう。
世の中にはいろいろな人がいます。
そのいろいろな人とそれぞれの付き合い方をすることで、わずらわしいと思っていた人間関係もスムーズにいくようになるでしょう。
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