「こんなはずじゃなかったのに…」と思うとき&立ち直る6つの方法
「こんなはずじゃなかった」後悔したり、落ち込んだりして辛くなることはありませんか。 誰でもネガティブな気持ちになって、気分が下がり気味になることもあります。 「こんなはずじゃなかった」と思うタイミングや立ち直るための方法を紹介します。
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「こんなはずじゃなかった」と思ったことはある?
自分が思い描いていたことから大きく期待が外れることになったとき、「こんなはずじゃなかった」という思いが湧いてくることがあるでしょう。
がっかりしたとき、理想と現実とのギャップが大きく、予想外のことが起こったときに、こんなはずじゃなかったのにと考えがちでしょう。
誰しもがっかりしてしまうことがあると思われますし、こんなはずじゃなかったという思いにとらわれて落ち込むこともあるかもしれません。
「こんなはずじゃなかった」という思いは、壁にぶつかっている状態とも言えるでしょう。
こんなはずじゃなかったのにと思うとき
過去の予想と比べてどうにもならない感じがして、「こんなはずじゃなかった」と痛感するときについて例を挙げます。
- 会社の人間関係が辛い
- よく考えて選んだはずなのに思っていたのと違う
- 仕事が面白くない
- 自分と比べて身近な人が幸せそうに見える
- 将来が不安
- お付き合いしている人と上手く行かない
- 友達が先に結婚した
- 頼れる人がいない
- 人の心を傷つけてしまった
- 人の言いなりで決断をして後悔している
痛感する時の心情について、それぞれを詳しく説明します。
思うとき①:会社の人間関係が辛い
せっかく希望の会社に就職したのに、社内の人間関係がきつくて仕方がない場合があります。
仕事自体に興味はあっても、お局様や先輩、男性の上司などにきつく当たられることもありますし、派閥の関係で気を取られて消耗したりすることもあるでしょう。
ひどい場合は、いじめにあって辛い思いをしている方もいるかもしれません。
一生懸命頑張ろうと考えていても、仕事に集中できずに「希望の仕事をするはずだったのに、こんなはずじゃなかった」という気持ちで一杯になるでしょう。
思うとき②:よく考えて選んだはずなのに思っていたのと違う
どちらかに決めなくてはいけない場合に、考えに考えを重ねて選択したのにも関わらず、思い描いていたことと違って期待外れに思え、「こんなはずじゃなかった」ということもあるかもしれません。
進学先や就職先、お付き合いや結婚のタイミングなど、生きている限り選択しなくてはいけないことがたくさんあります。
あれもこれもと欲張ることはできず、あれかこれかの選択をするのに間違えてしまったのではと後ろ向きの気持ちになることもあるでしょう。
前向きになれずに、くよくよして「こんなはずじゃなかった。あの時に他の道を選択していれば」と後悔する気持ちになる場合があります。
思うとき③:仕事が面白くない
卒業をしてから1年~2年くらい経つと、仕事が面白くないと感じることがあります。
せっかく望みに近い会社に就職して、入社から少し経ったうちは、目の前のことをこなすのに精一杯で、あまり意識しなかった思いが出てくるようになるかもしれません。
ばりばりと仕事をしているはずだったのに、まだ半人前で「やっぱりこの仕事が向いていなかったのでは」と感じる人もいます。
同じことの繰り返しでつまらなく感じて「こんなはずじゃなかったのに」と考え、面白くないと思ってしまうこともあるでしょう。
せっかく仕事をしても、先輩や上司に聞き入れられなかったり、横取りして手柄にされてしまったりしてやりがいを感じないという方もいます。
思うとき④:自分と比べて身近な人が幸せそうに見える
友人や親族、家族など、身近な人が自分よりも幸せな様子を見ると、「こんなはずじゃなかった」という思いに駆られることがあります。
特に、自分と同じくらいの年頃の人や、ライバル視していた人が楽しそうにしていると、悔しい気持ちで一杯になる場合があります。
相手に良いことがあれば、一緒になって喜んであげられるといいでしょう。
しかし、「こんなはずじゃなかった」とうらやんでしまう自分に対し、「なんて嫌な人間だろう」と余計に落ち込んでしまうこともあります。
思うとき⑤:将来が不安
漠然と将来に対して不安に感じるときに、「こんなはずじゃなかった」という思いが湧いてくることもあります。
例えば、金銭的に不安定になったとき、一時的に出費がかさんだ場合にふと、「安定して暮らしているはずだと思ったのに」とよぎることもあります。
また、このまま現在のように過ごしていて大丈夫だろうかと考えたときに「こんなはずじゃなかった」と感じることもあります。
具体的に何か困ったことがなくても、焦りから不安に感じてしまうと思われます。
思うとき⑥:お付き合いしている人と上手く行かない
社会人として働き始めると、状況や価値観の違いが浮き彫りになって、お付き合いしている人と上手く行かなくなることもあるでしょう。
「お付き合いし始めた頃は、こんなはずじゃなかった」とか、このような人だとは思わなかったと感じてしまうこともあります。
ずっと一緒にいることを意識し始めた時に感じることもあります。
他の人と付き合った方が良いのかと揺らぎ始めることもあるでしょう。
思うとき⑦:友達が先に結婚した
学生時代の友人や会社の同僚が自分よりも先に結婚するというときに「こんなはずじゃなかった」と思うこともあるでしょう。
あまり良い感じではありませんが、自分よりも地味な女性の友人が結婚を決めたときに素直に喜べないという場合に感じてしまうことが多いです。
自分の方が先だと思っていたのに、先を越されてしまったという妙な優越感から来ることもあります。
特に、友人が幸せそうで素敵な婚約者がいた場合に、素直に喜べずにショックを受けることもあります。
自分の性格の悪さに気づいて、自己嫌悪になる女性もいるでしょう。
思うとき⑧:頼れる人がいない
落ち込んでいるときに、自分には誰も頼れる人がいないと感じてこんなはずじゃなかったという感情が芽生えることがあります。
友達はいても表面上の関係で、あまり本音を出して話せないことから孤独を感じることもあるでしょう。
誰にも話せずにいて、信頼の置ける人が身近にいないことにさらに落ち込んでしまうこともあります。
思うとき⑨:人の心を傷つけてしまった
何気なく言ったこと、行ったことで、他人の心を傷つけてしまった場合にもこんなはずじゃなかったと考えることがあります。
自分で気づかずに、周囲からの指摘で分かったときには、思いやりのないことをしたはずはないのにと感じて後悔することもあるでしょう。
特に、善意でやったことが相手を傷つけた場合には、無力感にさいなまれたり、申し訳なさで一杯になったりすることもあります。
責任感が強く、面倒見の良いタイプに見られます。
思うとき⑩:人の言いなりで決断をして後悔している
何かを選択するときに、自分の意思で決めずに人の言いなりで決断してしまったことを後悔している場合があります。
自分で考えるのが面倒で、人任せにする人や人の意見に流されるタイプに「こんなはずじゃなかった」と後悔するタイプが多いでしょう。
今の状況を恨みたいときに人のせいにするのは間違いです。
自分で決めるべきだったと分かっていて後悔するタイプと、自分が悪くなく、正確に状況を見られない他人が悪いと人のせいにするタイプがいます。
こんなはずじゃなかったのにと思った時の対処法
期待と違ってがっかりした場合に、気持ちを解消する方法を考えてみます。
- 現状の見方を変えてみる
- キャリアアップのために勉強
- 自分が今何をできるか見極める
- 人間関係を整理する
- 本当にやりたいことを真剣に考える
- 他のことを選んだらどんな人生になったかと考えてみる
対処する方法を項目ごとに詳しく説明します。
対処法①:現状の見方を変えてみる
もし、「こんなはずじゃなかった」と思うのであれば、現状を変えるチャンスでもあります。
今置かれている状況を考えて、見方や視点を変えてみるといいでしょう。
職場の人間関係や、お付き合いしている人のことでつらいのであれば、相手の目線に立って考えてみることです。
相手をよく観察して、何に対してストレスを溜めているのか、自分に何を求めているのかと考えてみることです。
相手にも原因があるかもしれませんし、自分の側にも至らない所があるのかもしれません。
自分に原因があるところは直すようにすれば、相手の態度も改まったようになり問題が解消することもあります。
辛くて他の場に移ったり、お別れしたりすることになったとしても、相手の身になることで次のステップに生かすこともできるでしょう。
対処法②:キャリアアップのために勉強
仕事で壁にぶつかり「こんなはずじゃなかった」と感じているのであれば、キャリアアップして誰にも負けない知識を身に付ける方法もあります。
収入が増えるかもしれませんし、自分を馬鹿にする同僚を尻目に仕事で重んじられるかもしれません。
また、転職して身に付けた知識を生かせる所で成果を残すなど、可能性も大きく広がるでしょう。
対処法③:自分が今何をできるか見極める
「こんなはずじゃなかった」と感じるのであれば、自分が今何をできるのか、どのような能力があるかしっかりと見極めるようにしましょう。
自分と向き合うのは辛いことかもしれません。
しかし、年度末に行われる棚卸しのように現状の把握をすれば、今後どのようにすべきか計画が立てられるでしょう。
将来のこと、現在お付き合いしている人のことや人間関係のこと、現在できることを考えて、将来に備えてどう動くべきか考えるきっかけになります。
将来の状況によって、未来はどのように変わるか分かりません。
少なくとも現在のことは、自分で変えようとする努力は無駄にはなりません。
対処法④:人間関係を整理する
友人やお付き合いをしている人と「こんなはずじゃなかった」と思うようなトラブルがある場合は、人間関係を整理する方向で考えても良いと思われます。
実は学生の時と違って、社会人となると友人と会う機会は減っていきます。
交流が広いほど良いとか、友人が多くないと暗いと思われるというのは幻想です。
本音を話せる関係の人が1~2人いるだけでも十分でしょう。
SNSで繋がるだけの知り合いや、嫌なことを言ってきて憂さ晴らしされるだけの関係の人に振り回されないようにした方が良いでしょう。
対処法⑤:本当にやりたいことを真剣に考える
「こんなはずじゃなかった」ということは、現状に不満があるということを表しています。
「こんなはずじゃなかった」と思う場合は、転機を迎えているとも言えます。
では、どうすれば「こんなはずじゃなかった」となるか、自分が今やりたいこと、将来どうなりたいかということを真剣に考える時期に来ていると思われます。
自分の子供の頃や小中高校時代のことを思い出して、何をしたかったか、どのようになりたかったかを考えてみるといいでしょう。
できればその頃の本音を思い出して、新たな生きる目標を決めてみるのもおすすめです。
対処法⑥:他のことを選んだらどんな人生になったかを考えてみる
「こんなはずじゃなかった」と思う場合、過去に選択をした結果今があると思われます。
では、他のことを選んだらどのような人生になっていたか空想してみるといいでしょう。
「やっぱりあちらを選んでおけばよかった。こんなはずじゃなかった」と思っていても、良いと思って、今の状況になる方を選択したのではないでしょうか。
結局、今のようになることを選んでも、過去に他の道を選んだとしても良かったと思う点と、困難な点があるはずです。
過去は変えられないので、選択を誤ったことを後悔する必要はありません。
変えられるのは現在のみです。
今選択したことでも、将来的に「こんなはずじゃなかった」と思って試行錯誤しながら進むかもしれません。
その時でできることを、軌道修正しながら進んで行けば良いと気楽に考えるようにしましょう。
「こんなはずじゃなかった」という思いは転機のしるし
生きていると誰しも焦りや後悔の感情がわき上がってくると思われます。
「こんなはずじゃなかった」という思いは、過去に選択したことを悔やんだり、他の人に遅れをとって焦りの気持ちを感じたりする時にわき上がってくる感情です。
「こんなはずじゃなかった」と思うことは、現状に満足していないことを表します。
向上心を持っていることの裏返しでもあります。
変わろうとするチャンスを迎えていることになります。
今後の転機にも繋がりますので、自分を良く見つめて軌道修正をしたり、自分のやりたいことに素直になって取り組むと幸せな未来が見えてくるでしょう。
もし、将来的に「こんなはずじゃなかった」と考えたとしても、その都度、将来の希望を考えて修正できる柔軟性を持つといいでしょう。
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