パステルカラーとは？色の種類や似合う人の特徴＆コーデへの組み合わせ例

「パステルカラー」とは？

パステルカラーってどんな色？

パステルカラーとは、中間色のことをいいます。
赤色や緑色、黄色などのはっきりした原色ではなく、さくら色やレモン色などの白色が混ざった淡い色のことです。

少し白っぽい、優しいかつ淡い色がパステルカラーと覚えておくと良いでしょう。
パステルカラーは濁りのない淡い色なので、今流行りのくすみカラーよりも色味がはっきりしたカラーと言えます。

アイスパステルとの違い

2019年流行りの「アイスパステルカラー」をご存知でしょうか？
ジャンルとしてはパステルカラーの仲間なのですが、普通のパステルカラーに比べて「ひんやりと涼しげな淡い色」のことをアイスパステルと言います。

シャーベットカラーとも言われていて、昨年の冬から人気を集めているカラーです。
パステルカラーよりも白っぽさが強く、ほんのり色が感じられる色です。

パステルカラーには何色がある？

それでは、パステルカラーには何色があるのでしょうか？
ここではパステルカラーの種類について大きく分けて７色を紹介していきます。

1. パステルブルー
2. パステルピンク
3. パステルイエロー
4. パステルグリーン
5. パステルレッド
6. パステルパープル
7. パステルオレンジ

パステルカラーの種類①：パステルブルー

パステルブルーは原色の青に白を混ぜたカラーです。
一見すると水色っぽい色になります。

淡くて明るい水色をイメージすると良いでしょう。
パステルブルーと相性の良い色は以下の通りです。

• ホワイト
• きなり色
• アイボリー
• ライトグレー
• レモンイエロー
• 藤色

パステルカラーの種類②：パステルピンク

パステルピンクはピンクに白を混ぜたさくら色のようなカラーです。
さくら色、もも色っぽい色をイメージすると良いでしょう。

淡く白っぽいピンクがパステルピンクです。
パステルピンクと相性の良い色は以下の通りです。

• ホワイト
• アイボリー
• ライトグレー
• オーキッド
• パステルグリーン
• 紅梅色

パステルカラーの種類③：パステルイエロー

パステルイエローは原色の黄色に白を混ぜたカラーです。
レモン色っぽい色になります。

淡くて明るい黄色をイメージすると良いでしょう。
パステルイエローと相性の良い色は以下の通りです。

• クリーム
• ライム
• アイボリー
• ベージュ
• 空色
• 群青色

パステルカラーの種類④：パステルグリーン

パステルグリーンは原色の緑に白を混ぜたカラーです。
ミント色っぽい色をイメージすると良いでしょう。

パステルグリーンと相性の良い色は以下の通りです。

• ホワイト
• きなり色
• アイボリー
• ライトグレー
• さくら色
• パステルオレンジ

パステルカラーの種類⑤：パステルレッド

パステルレッドは原色の赤に白を混ぜたカラーです。
ピンクではなくて、淡く白っぽい赤をイメージすると良いでしょう。

パステルレッドと相性の良い色は以下の通りです。

• ホワイト
• きなり色
• ベージュ
• アプリコット
• カーキ
• ライトグレー

パステルカラーの種類⑥：パステルパープル

パステルパープルは紫色に白を混ぜたカラーです。
優しい藤色っぽい色になります。

淡くて白っぽい紫色をイメージすると良いでしょう。
パステルパープルと相性の良い色は以下の通りです。

• ホワイト
• ライトグレー
• さくら色
• 若草色
• 紅梅色
• なでしこ色

パステルカラーの種類⑦：パステルオレンジ

パステルオレンジははっきりしたオレンジ色（橙色）に白を混ぜたカラーです。
淡く白っぽい優しいオレンジ色をイメージすると良いでしょう。

パステルオレンジと相性の良い色は以下の通りです。

• クリーム
• ベージュ
• ライトブルー
• なでしこ色
• パステルグリーン
• パステルレッド

パステルカラーが似合う人・似合わない人の特徴

似合う人の特徴

人にはそれぞれパーソナルカラーというものがあります。
イエローベース、ブルーベースという２パターンではなく、スプリングタイプ、サマータイプ、オータムタイプ、ウィンタータイプの４パターンに分けることができます。

パステルカラーがとても似合うのは、スプリングタイプとサマータイプに当てはまる人です。
これは肌や髪の色や雰囲気などを、総合的に見て診断することができます。

スプリングタイプ・サマータイプの特徴

• スプリングタイプ：イエローベースでくすみのない明るい肌、可愛らしく活発なイメージを与え、若々しい雰囲気を持っている。
  髪は明るいカラーが似合い、唇はオレンジがかったピンク色の場合が多い。

• サマータイプ：ブルーベースで透明感のあるきめ細やかな肌、優しく上品イメージを与え、落ち着きのあるエレガントな雰囲気を持っている。
  暗髪が似合い、唇は青みがかったローズピンクの場合が多い。

似合わない人の特徴

パステルカラーが似合わない人には主に以下の特徴があります。

• 肌が色黒、肌との相性が悪い
• 大人っぽい雰囲気の持ち主
• オータムタイプ・ウィンタータイプである

肌が色黒の人は原色やはっきりしたカラーが似合うと言われており、パステルカラーとの相性はあまりよくないそうです。
また、肌の色と身に着けているパステルカラーとの相性が悪いために「似合わない」と感じることもあるようです。

パステルカラーは基本的に「可愛らしい」イメージの方に似合うカラーです。
そのため、大人っぽい雰囲気の方が着ることで「思っていたのと違う……」と感じてしまうことがあるようです。

パステルカラーが似合う人の中で、スプリングタイプとサマータイプが似合うとお伝えしましたが、反対にオータムタイプとウィンタータイプはパステルカラーと相性がよくありません。

パステルカラーを使ったコーデ集

それでは、パステルカラーをファッションに取り入れるにはどのようなコーディネートをすればよいのでしょうか？
以下に15パターンの最旬コーディネートを紹介していきます。

パステルカラーコーデ①：パステルカラー×ホワイトボトムス

パステルカラーと相性の良いホワイトを合わせたコーディネートです。
真っ白ではなく、きなり色やクリーム色も相性が良いです。

ボトムスはパンツやスカートに関わらずロング丈が2019年のトレンドです。

パステルカラーコーデ②：パステルカラー×コーデュロイジャケット

春先の肌寒い日に活躍するジャケットですが、昨年冬からコーデュロイ素材が流行中です！
そんなコーデュロイ素材のジャケットもパステルカラーになれば一気に春らしい印象になります。

パステルブルーと合わせるのは、ベージュのバッグとホワイト系のワンピースです。
ソックスもうすい若草色で全体的に優しい印象に仕上がっています。

パステルカラーコーデ③：パステルカラー×マウンテンパーカー

2019年春先のアウターとして注目を集めているマウンテンパーカーですが、ベージュのアウターはパステルカラーとの相性が良いのでおすすめです。
こちらのコーディネートはミントカラーのスカートとベージュ、ホワイトを合わせたシンプルなコーディネートです。

コーディネートで使う色は３色までにすると、全体的にまとまりやすくなると言われています。
カラーに迷った際は、「3色まで」ということを意識すると良いでしょう。

パステルカラーコーデ④：スプリングコート×パステルカラー

ロング丈のスプリングコートと、パステルから―のスカートが印象的なコーディネートです。
よく見るとスニーカーもおしゃれなパステル柄になっています。

大きめドット柄のスカートも、パステルグリーンであれば上品な印象に仕上がります。

パステルカラーコーデ⑤：差し色×パステルカラー

差し色としてパステルイエローのカーディガンを肩掛けしているコーディネートです。
パステルイエローを加えることで一気におしゃれ上級者のコーディネートになっていることがわかります。

パステルイエローは明るいブルーと相性が良いので、迷った際は明るい色のデニムと合わせると失敗しません。

パステルカラーコーデ⑥：大人のパステルコーディネート

ホワイトコーディネートにくすんだパステルブルーを合わせたコーディネートは、大人の女性でも挑戦しやすいコーディネートです。
「明るすぎるパステルカラーが似合わない・・・・・・」という人も、くすんだパステルカラーを選ぶと意外と似合うこともあります。

パステルカラーだからと言って、小物も可愛い雰囲気に合わせる必要はありません。
コーディネートのアクセントとして、少し辛口のエッジの利いた小物を合わせると、大人の春コーデの完成です。

パステルカラーコーデ⑦：イエローカーディガン×光沢スカート

パステルイエローは子どもっぽい印象になりがちですが、光沢のあるベージュのスカートやビジューのついたホワイトパンプスを合わせることで、一気にエレガントな雰囲気漂うコーディネートに仕上がります。
可愛すぎる雰囲気が苦手な人は、小物使いや合わせるアイテムの素材感を工夫すると、また違った印象のコーディネートになるのでおすすめです。

パステルカラーコーデ⑧：パステルカラー×ロング丈ワンピース

パステルカラーとワンピースの組み合わせは、王道のモテスタイルです！
この春はロング丈の花柄ワンピースが流行中なので、丈感を意識するとトレンドのコーディネートになります。

ワンピースと紹介しましたが、写真のお洋服はセットアップになっているので、上下別で着用が可能です。
コーディネートの幅も広がるアイテムです。

パステルカラーコーデ⑨：ユニクロでできるパステルコーディネート

今流行りのスポーツミックスコーディネートが、なんとユニクロの商品で叶います。
さっと羽織っているパーカーはＵＶカット効果のある優れものなので、初夏まで長く着用が可能です。

色もミントカラー×ホワイトでさわやかな印象を与えてくれます。

パステルカラーコーデ⑩：パステルパープル×スポーツミックス

パステルパープルのリラックスワンピースと、レオパード柄のホワイトスカートを合わせたコーディネートです。
バッグやシューズでスポーツミックスしていてトレンド感満載です。

おしゃれなのに過ごしやすく楽チンなコーディネートなので、若い女性からお子さんのいらっしゃるママまで幅広く楽しめそうです。

パステルカラーコーデ⑪：すくみピンク×パープルチュールスカート

全体的にピンクっぽい女性らしいコーディネートです。
くすみパステルピンクのトップスと合わせているのは、くすみパープルのチュールスカートです。

ピンクとパープルで女性らしさ全開のように感じてしまいそうですが、くすんだ色を合わせているのでそこまでいやらしくありません。

パステルカラーコーデ⑫：パステルピンク×デニム

パステルカラーと明るいデニムカラーは相性がとても良いのでおすすめです。
パステルピンクだけでなく、他のパステルカラーと合わせてもまとまりやすいです。

パステルカラーコーデ⑬：ミント×ホワイトコーデ

今季はティアードデザインも若い女性を中心に人気を集めています。
ティアードデザインとは、フリルのような可愛らしいデザインのことを言います。

ティアードデザインのミントカラーチュニックはおしりも隠れる丈感なので、幅広い年齢の方におすすめです。
ボトムスはストレートのものを選ぶとトレンド感がアップします！

パステルカラーコーデ⑭：パステルカラーが似合わないという方に！その１

パステルカラーが似合わないという方は、顔周りからパステルカラーを外すと解決することがあります。
パステルカラーが似合わない方の多くは、濃いめの色の方が似合うことがあるので、濃い色のジャケットを羽織るなどして調整するようにしましょう。

パステルカラーコーデ⑮：パステルカラーが似合わないという方に！その２

パステルピンクのスカートにグリーンのシャツを合わせた上級者コーディネートです。
ピンクとグリーンは元々相性の良いカラー同士なので、濃淡が変わっても合わせることができます。

ベージュのジャケットでパステルピンクとグリーンをうまくまとめています。
顔周りにはっきりした色を持ってくることで、オータムタイプ・ウィンタータイプでもパステルカラーのファッションを似合わせることができます！

パステルカラーで可愛らしい印象をゲットしましょう！

パステルカラーは可愛らしい印象を与えてくれるカラーです。
ファッションに取り入れることで、女性としての魅力アップにもつなげることができるでしょう。

パステルカラーが似合わないという人も、「パステルカラーを顔周りに置かない」「少しくすんだパステルカラーを選ぶ」「小物使いで取り入れる」など、工夫をすることで、パステルカラーを楽しむことができるようになります！
「自分はオータムタイプだから……」をがっかりせずに、パステルカラーを似合わせるテクニックを取り入れるようにすると良いでしょう。