くよくよする人の特徴&過ぎたことをくよくよ悩む性格から脱却する方法
多くの人が何とも思わないことでも、いつまでも思い悩んで頭から離れないこともあります。 何をしていても失敗したことが頭に浮かび、他のことが手につかなかったり、切り替えることが難しいこともあるかも。 些細なことでくよくよする人は、どうやって前に進めばいいのかわからなくなってしまうこともあるんだとか。 今回は、くよくよする人の特徴や、そんな性格から脱却するための方法についてまとめていきます。 毎日を明るく過ごすためにも、前向きに過ごすポイントを抑えていきましょう。
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「くよくよする」の意味とは?
くよくよするとは、自分の行いによって起こったあらゆることに対して、いつまでも思い悩んでしまうことを言います。
考えても仕方がないことだとはわかっていても、頭から離れずにほかのことが手につかなくなってしまう場合もあるんだとか。
類義語には「思い悩む」「悩みの種が尽きない」「苦悩する」「気にしすぎる」などがあげられます。
過剰にくよくよする性格は、本人にとっても辛いもので仕事やプライベートにも影響を及ぼすこともあるかも。
必要以上にネガティブ歯垢になっていると、周りもどうすればいいのかわからずに、距離を置かれてしまうこともあります。
くよくよする人の特徴
では、くよくよする人の特徴にはどんなものがあるでしょうか?
- ネガティブな考えが止まらない
- 失敗したことを何度も思い出す
- 成功した経験が少ない
- 物事に真面目に取り組む
- 人に迷惑をかけることを嫌う
- 人からどう思われているのかを気にしている
次に、くよくよする人の特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴①:ネガティブな考えが止まらない
くよくよする人は、基本的にはネガティブ思考の人が多いです。
どんな場合でも悪いことへの想像が止まらなくなっています。
誰かからの前向きなアドバイスも素直に受け取ることができず、自分には常に悪いことが起こると思っているのです。
本当は良いことや、褒められるべきこともたくさんあったはずなのに、マイナスな部分にしか目がいかなくなっているのでしょう。
「やっぱり自分はダメなんだ」と負の連鎖が止まらなくなっているのかも。
特徴②:失敗したことを何度も思い出す
一度しか起こっていない失敗経験を何度も思い出してしまう傾向があります。
何度思い出しても状況は変わらないのに、自分で自分を止めることができないんだとか。
何度も考えるうちに、頭の中に刷り込まれてしまって忘れることができなくなってしまうかも。
自分の失敗したことについて、誰かに愚痴を言うのが癖になっている人も話すたびに失敗した経験を思い出すことになります。
特徴③:成功した経験が少ない
自分が何かを成し遂げたり、成功した経験が少ない人もくよくよすることが多いです。
成功経験は自らの自信につながっていきます。
しかし、成功経験が少ないと自己評価も低くなってしまい、些細な失敗も許せなくなってしまうんだとか。
失敗したことを気にしすぎるあまり、また同じように失敗するのではないかと怖がるようになってしまいます。
くよくよすることが新しいことへのチャレンジを妨げ、新たな失敗の原因にもつながっています。
特徴④:物事に真面目に取り組む
几帳面でまじめな性格の人ほど、失敗したことに対してくよくよすることがあります。
いつでも完璧を追及しているからこそ、自らの失敗が許せないのかも。
今まではうまくやってきたことも、一度の失敗を忘れられずにうまくできなくなってしまうこともあるんだとか。
特徴⑤:人に迷惑をかけることを嫌う
誰かに迷惑をかけることを嫌う人は、自分の失敗で迷惑をかけてしまったことが許せません。
自分が誰かを手伝うことに対しては何とも思わないのに、いざ自分が助けてもらう立場になると、申し訳なくてたまらなくなるのです。
どれだけ周りが「大丈夫」と言っても、周りに申し訳なくなってくよくよするんだとか。
しかし、くよくよすることで周りに迷惑をかけてしまっていることを忘れがちです。
特徴⑥:人からどう思われているのかを気にしている
いつでも他人の目を気にして、どのように評価されているのかを気にかけています。
他人の評価を気にするあまり、自分を見る目がどのように変化してしまったのかと思うと気が気ではなくなってしまうのかも。
自分の行いが原因で誰かに嫌な思いをさせてしまったのではないかと感じたり、恥ずかしいと感じることもあるはず。
しかし、人に弱音を吐くことも情けないことだと思い、誰かに相談することもできないままくよくよすることになります。
くよくよすることが体に悪い理由
では、くよくよすることが体に悪い理由にはどんなものがあるでしょうか?
- 脳の疲れの原因になる
- ストレスを抱えやすくなる
- 質のいい睡眠がとれない
次に、くよくよすることが体に悪い理由を詳しく見ていきましょう。
理由①:脳の疲れの原因になる
くよくよすると悲しみや怒りなどのネガティブな感情を常に抱えてしまいます。
ネガティブな感情を抱えていると興奮状態に陥ってしまい、アドレナリンが脳内で大量に分泌されてしまいます。
アドレナリンが分泌されると脳はどんどん疲れてしまい、人より早く老化してしまうんだとか。
また、脳の疲れが原因で頭痛が起こったり、物事を正確に判断できなくなってしまうこともあるみたい。
長年くよくよすることが習慣となり、脳を老化させてしまうと人よりも早くボケが始まってしまうこともあるかもしれません。
理由②:ストレスを抱えやすくなる
他の人がなんとも思わないことでも、いつまでも長く引きずるような性格の人はさらに悪いことに目がつくようになります。
すると、小さなことが原因で様々なストレスを作ることにもつながってしまうんだとか。
常にストレスを抱えている状態が続くと、胃痛を引き起こしたり免疫力を低下させてしまうことにもなります。
自律神経を乱して、体のあちこちに影響が及んでくるでしょう。
理由③:質のいい睡眠がとれない
いつまでもくよくよする状態が続くと、交感神経が活発になります。
交感神経が活発になると心も体も緊張状態が続き、リラックスすることができなくなります。
本来眠りにつく前は、副交感神経が優位になり、快適な睡眠へに導いてくれます。
しかし、ベッドの中でも日中の出来事を何度も繰り返し思い出したり、くよくよすると興奮状態が続いてしまうんだとか。
なかなか眠りにつけなかったり、眠っても深い眠りを確保できずに体に影響を及ぼしてしまいます。
くよくよする性格から脱却する方法
では、くよくよする性格から脱却する方法にはどんなものがあるでしょうか?
- 会社を出たら仕事のことは考えない
- 目標は低めに設定する
- 失敗を成功のための経験ととらえる
- 具体的なこれからの行動を決める
- 失敗した原因を髪に書き出す
- 自分の良いところも書き出そう
- 自分が機嫌がよくなる方法を確保しておく 8 . 没頭できる趣味を見つける
- 完璧を目指さない
- 辛いときは逃げてもいい
次に、くよくよする性格から脱却する方法を詳しく見ていきましょう。
方法①:会社を出たら仕事のことは考えない
多くの人がくよくよする原因は仕事にあります。
仕事でミスをしてしまったり、思うように成果が出せないと、家に帰ってからもそのことについて延々と考え込んでしまうこともあるかも。
しかし、どれだけ考え込んでも結果が変わらないこともたくさんあります。
そんな時は、会社を出たら一切仕事のことは考えないようにルールを決めましょう。
頭の中で切り替えをすることで、頭をうまく休めることができます。
習慣づければ自然とくよくよする性格を脱却できるはず。
方法②:目標は低めに設定する
あまりにも理想が高いと、なかなかそれを実現できずくよくよする原因になります。
高い理想を持つことは成長にもつながりますが、頑張り過ぎると疲れてしまいます。
そんな時は、理想を実現するまでに自分でも達成できそうな低い目標をいくつか用意しておきましょう。
自分が目標を達成するたびに成功経験を積むことができるでしょう。
何度も続けるうちにネガティブ思考から脱却し、ポジティブな考え方ができるようになるはず。
方法③:失敗を成功のための経験ととらえる
誰でも失敗を重ねて成長していくものです。
今はどうしても許すことができない自分の失敗も、これからの成功につながっていると考えてみましょう。
考え方を変えるだけで、恥ずかしいと思っていた失敗経験も自らの糧になるものだとプラスにとらえていくことができるはず。
失敗をただの失敗で終わらせずに、前向きに考えていきましょう。
方法④:具体的なこれからの行動を決める
いつまでも起こってしまったことを考えていては、解決することはありません。
辛いことを何度も思い出すだけで、くよくよする性格からは抜け出すことができないかも。
そんな時は、今の状況を改善するための具体的な行動を考えていきましょう。
後悔ばかりするよりも、何をすればより良くなるのかを前向きに考えることが大切。
自分のやるべきことが見つかれば、悩みも解消されるでしょう。
方法⑤:失敗した原因を髪に書き出す
頭の中で考え続けていると、考えも思うようにまとまりません。
結局同じことをいつまでも考えてしまいくよくよすることになるかも。
紙とペンを用意して、一度どうして失敗してしまったのかを目に見える形で書き出しましょう。
原因を明確にすることで、解決策が浮かぶかもしれません。
頭の中もすっきりして、負のスパイラルから逃れることができるはず。
方法⑥:自分の良いところも書き出そう
くよくよすると嫌な部分にしか目がいかなくなってしまいます。
しかし、同時に良い部分もきっとあるはずです。
落ち着いて自分の良かった部分も紙に書き出してみましょう。
目に見える形で書き出すことで、ダメな部分ばかりではないこともわかるはず。
良い部分を見つけたら、自分自身を褒めてあげましょう。
方法⑦:自分が機嫌がよくなる方法を確保しておく
思い悩みそうになったときは、自分自身でコントロールして気分を前向きにすることが大切。
いくつか自分のテンションが上がることを覚えておきましょう。
甘いものが好きな人は、普段は買わないようなリッチなスウィーツを用意するのもいいでしょう。
お気に入りの映画を見て楽しむのもおすすめです。
自分自身で気分を乗せる方法を覚えておけば、くよくよしそうになった時に頭をさっと切り替えることができるでしょう。
ポイントはその時の気分に合わせていくつか試すことができるように1つだけでなくいくつかリスト化しておくことです。
方法⑧:没頭できる趣味を見つける
どうしても何かが気になって仕方がないときは、それを忘れられるくらい夢中になれる趣味の時間を作りましょう。
集中して趣味に没頭することで、頭の中を空っぽにすることもできるはず。
体を動かすことでもいいですし、刺繍や編み物などの細かい作業もおすすめです。
自分が楽しく没頭できる趣味を見つけて、気になることから目を背けてみましょう。
方法⑨:完璧を目指さない
ついついすべてを完璧に仕上げようとすると、できなかったときのショックは計り知れません。
些細な失敗も許すことができなくなり、いつまでも引きずってしまうでしょう。
そんな完璧主義の人は、最初から完璧を目指さないようにすることがおすすめ。
100点満点を取り続けるのは非常に難しいことです。
誰でも失敗をすることはあり、続けることに意味があります。
90点台なら上出来と自分を褒めてあげましょう。
方法⑩:辛いときは逃げてもいい
何か問題が起こると、一刻も早く解決しなくてはいけないと考えがちです。
しかし、ストレスを抱えた状態で考え続けていると思うように考えもまとまりません。
さらに、無理を続けると体調を崩したり、鬱状態になることもあるんだとか。
いくら考えても改善策が見つからないときは、問題から目を背けてしまってもいいのです。
ストレスから逃げることは決して恥ずかしいことではありません。
しばらく時間をおいて、体や心が十分に回復してから再び問題に取り組んでみるのもいいでしょう。
くよくよする特徴を知って、ポジティブな毎日を目指そう
くよくよする人の特徴には、多くの共通点があります。
ネガティブな思考だったり、まじめな性格が原因で些細なことも考えすぎてしまうんだとか。
しかし、あまりにも考えすぎてしまうと心にも体にも大きな影響を与えてしまいます。
考えはうまくまとまらなくなり、鬱を引き起こしたり、脳の老化にもつながってしまうかも。
心も体も健康的な毎日を送るためにも、必要以上に思い悩むことはよくありません。
失敗を恥ずかしいことと考えるのではなく、これからの成長につながるものだと前向きにとらえることが大切です。
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