
お調子者の意味とは?お調子者な人の特徴・心理12個&上手な接し方
皆さんの周りのお友達や仲間の中にも一人くらいは「お調子者」だ、と感じるキャラクターの人はいませんか? 時にその場を和ませてくれるのがお調子者な人ですが、そんなお調子者の特徴や心理から、お調子者との上手な接し方など詳しくまとめましたので是非参考にしてみてください。
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「お調子者」の意味とは?
お調子者とは、言葉にお身を表すと「いい加減で調子のいい人」や「軽はずみな行動をとる者」「おっちょこちょい」などの意味を指します。
英語では「clown」と表現されることもあり、ピエロのようにふざけて行動したり笑いを取ったりする人のことを指すのです。
またお調子者と同じような意味合いとして使われるのが「調子のよい人」「軽薄な人」「チャラい」などの言葉もあります。
お調子者な人の特徴や心理
場を和ませてくれたり、人を笑わせる力を持っているのがお調子者ですが、では実際のところお調子者はどういった心理や特徴があるのでしょうか。
- 真面目な雰囲気が苦手
- 調子に乗りやすいが悩むことも多い
- 口が軽い
- 後々不安になる
- 嫌なことがあっても隠す
- ノリに任せて行動しがち
- 人により態度が変わる
- 言葉に責任が持てない
- 前向きでいることがアイデンティティ
- 実は傷つきやすい
- 人に助けてもらうのが上手
- 素直な言葉を伝えられる
①:真面目な雰囲気が苦手
まず「真面目な雰囲気が苦手」です。
やはりお調子者ですから、真面目が苦手です。
会議やディスカッションなど、真面目にならなきゃいけないシーンほど、苦手意識を感じてしまって逃げ出したくなるのです。
自分には真面目な雰囲気が似合わないといった心理が働いてしまいますし、その場の雰囲気が暗くなっていくのが絶えられないのです。
②:調子に乗りやすいが悩むことも多い
お調子者の人は「調子に乗りやすいが悩みも多い」という特徴を持っています。
何よりも辛いのが、自分がお調子者な態度を取ったことで誰かを傷つけたのではないか?と悩んでしまうことです。
自分は笑わせたいがゆえに行動していても、もしかしてやり過ぎだったのではないか、と悩むのです。
また、お調子者タイプの人は「真剣に聞いてもらえない」という悩みもあるようで、意外と悩みが尽きないのです。
③:口が軽い
お調子者さんは秘密などを守るのが苦手で「口が軽い」という傾向にあります。
ついつい自分の話したいと言う感情の方が勝るのです。
自分の楽しさや、その場の楽しい雰囲気を優先してしまうので、口止めされたいたことをうっかり話してしまうことがあります。
噂話を広めてしまうことも多いのですが、だからと言って本人には全く悪気がありません。
むしろ広めていることの自覚がないのです。
④:後々不安になる
上記でも「悩みが多い」と述べましたが、お調子者さんは「後々不安になる」ことが多いのです。
これは自分の発言や行動を振り返ってしまう心理によるもので、楽しい思い出を思い出すうちに自分の行動を振り返ります。
実はお調子者な人は、心のどこかで心配性な一面を持っているのですが、それを決して表には出さないので気づく人は少ないです。
あの時私は楽しかったが、もしかしたら楽しかったのは自分だけなのではないかと不安な気持ちに陥るのです。
⑤:嫌なことがあっても隠す
楽しいことを心理的に優先してしまう傾向にあります。
それは自分の気持ちにも同じことです。
よって「嫌なことがあっても隠す」という行動に出てしまうのです。
誰かにいじられて嫌な気持ちになってもです。
自分の感情ではなく、その場の楽しい雰囲気が重要となってしまっているので、なかなか自分から「やめて」と言えないこともあります。
他人が楽しいと感じてくれること、と優先してしまいがちですので誰かが楽しいと思ってくれているなら、自分のこの嫌な気持ちは隠しておくべきと思うのです。
⑥:ノリに任せて行動しがち
お調子者の大きな特徴となるのが「ノリに任せて行動しがち」でしょう。
後先を考えないのです。
なるようになるだろうという考えの方が大きくなっているので、その後何かトラブルになるだろうなど、慎重に考えられません。
楽しいことが優先されていますから、周りが見えていなかったり自分にとって不利益になってしまってもそのことを考えられないのです。
⑦:人により態度が変わる
実はお調子者な人は、意外と一緒にいる相手によって態度を変える傾向にあります。
これは、相手によって自分がお調子者でいるべきかどうかを見定めているのです。
空気が全く読めない人ではありませんから、調子に乗っていいんかどうかなど、相手やその場の雰囲気をしっかりと見ているのです。
仲間内でお調子者の態度を取っているからといって、すべての人に対してそういった行動に出るというわけではありません。
これは心理的にも相手のことをしっかりと観察して行動しよう、という気持ちが働いているからなのです。
⑧:言葉に責任が持てない
「言葉に責任が持てない」というのも、お調子者の大きな特徴です。
その場のノリで行動するので自分の発言を忘れます。
後になって「そんなこと言ったっけ?」となることが多く、その場で放った言葉ですのであまり自分の中では重要視していないのです。
楽しいことを話したり人と関わるようなことはとても得意なのですが、過去にあった出来事だったり自分が言った発言を覚えていません。
⑨:前向きでいることがアイデンティティ
お調子者というのは、ネガティブなことが何よりも嫌いです。
よって「前向きでいること」が一番なのです。
最早それは本人にとって「アイデンティティ」にさえなっているので、自分自身が暗くなるようなことが許せません。
無意識のうちに暗い行動をとらないようにしてしまっているので、自分が傷ついていたり悩んでいても周りに気づいてもらえないでしょう。
⑩:実は傷つきやすい
前向きでいることを重要視してしまうのがお調子者ですが、「実は傷つきやすい」という特徴を持っています。
上記でも述べましたように、不安に思ったり悩むことが多いので相手からのちょっとした発言を気にしがちなのです。
あの一言はどういった意味で言ったんだろう、自分は嫌われているのではないだろうか、と心の中ではネガティブになっている場合もよくあります。
⑪:人に助けてもらうのが上手
基本的にお調子者の人は世渡り上手な傾向にあります。
よって「人に助けてもらうのが上手」です。
お調子者は人から好かれることも多く、交友関係も広いのでいざというときに周りの人間が助けてくれるのです。
甘やかしてくれる存在や助けてくれる人に恵まれているので、万が一トラブルに見舞われても意外と切り抜けられることが多いです。
⑫:素直な言葉を伝えられる
これはお調子者の長所とも言えるのですが「素直な言葉を伝えられる」という特徴があります。
自分が思っていることや、相手の良いところなどを素直に伝えてあげることが出来るのです。
良いこと・楽しいことをしっかりと見極める能力があるのでその人の望む言葉や、素直な気持ちを伝えられます。
察してほしいという感情よりも、自分の言葉で伝えたいという心理の方が強く働くのです。
自分の言葉で話したり伝えられるのは良いことですよね。
お調子者な人の恋愛傾向
お調子者な人の特徴をもとに、お調子者はどう言った恋愛の傾向があるのかをまとめました。
是非参考にしてみてください。
- 甘え上手
- 女性は特にワンナイトに流されやすい
- できもしない約束をしがち
傾向①:甘え上手
まず初めに挙げられる恋愛的傾向は「甘え上手」です。
お調子者な人は他人に頼ることが上手なのです。
よって、異性に対しても甘えることが上手です。
おごってもらったりデートに連れてってもらったりと比較的簡単にこなします。
傾向②:女性は特にワンナイトに流されやすい
女性の場合、流されやすい性格によって「その日だけの身体の関係であるワンナイト」に陥ってしまう確率が高いです。
「何とかなるだろう」という考え方が抜けませんから、その日にあったばかりの人でも一緒にホテルへ行ってしまうこともあるのです。
傾向③:できもしない約束をしがち
お調子者な人の心理や特徴として、自分の発言に責任が持てないとありましたよね。
恋愛においては「デキもしない約束をしがち」な傾向があるのです。
その場のノリで約束をします。
〇〇に連れていく・〇日に〇〇をしよう、など軽はずみに発言してしまうのですが、本人はそれを忘れてしまうことも多いのです。
できもしない約束をされるのは、特に女性は嫌いますから、喧嘩になったり別れ話に発展することも珍しくありません。
「お調子者な人」って褒め言葉?
そもそも「お調子者」と言う言葉は、褒め言葉になるのでしょうか?
実際のところ相手との関係性が関わってきます。
楽しい話をしていたり、お酒の席などフランクな場面であれば「お調子者」と言われても不快に感じないでしょう。
また相手もそれに親しみを持っていて、お調子者と言っていることが殆どです。
しかしその場が楽しくない場合はどうでしょう。
相手が起こっていたり、仕事の上司から言われた言葉であったら、それは褒め言葉ではありません。
また陰口のように本人のいないところでお調子者と言われていまったらそれはもう「悪口」です。
お調子者な人のメリット・デメリット
ここまで見てきたお調子者の特徴などからもわかるように、お調子者にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
メリット
メリット①その場を盛り上げてくれる
お調子者のメリットとなるのが何よりも「その場を盛り上げてくれる」ことでしょう。
飲み会などに一人いたら確実に楽しめます。
みんなが楽しくなれることを考えてくれるのです。
一緒にいればこれまでの嫌なことだったりを忘れられるくらい、楽しめること間違いありません。
盛り上げ役となるのです。
メリット②初対面でも仲良くなれる
「初対面でも仲良くなれる」というのもお調子者のメリットです。
基本的に人見知りをしません。
その場のノリに任せてしまうがゆえに、楽しい空間であればあるほど他人と打ち解けるのが早いのです。
恋愛においても友達関係であってもすぐに人と親しくなれるので、初対面で緊張したり困った経験がありません。
メリット③交友関係が広い
上記でも触れましたように、初対面でも仲良くなれるということは、結果的に「交友関係が広い」のです。
誰とでも仲良くなれるので、クラス替えだったり環境の変化にも強く友達はたくさんいます。
交友関係が広いのは社会人になるととても重要な人脈にも繋がりますから、いざといった時に助けてもらえる機会が多くなります。
デメリット
デメリット①うっかり信頼を失いかねない
もちろんお調子者にもデメリットがあるのですが、多く挙げられるのが「うっかり信頼を失いかねない」ことです。
自分の発言に責任が持てない・口が軽いなどの行動によって、他人の信頼を失ってしまうこともよくあります。
口が軽いことは「誠実さがない」と捉えられてしまいがちです。
うっかり発言によって信頼を失うのです。
デメリット②相手の短所を見てみぬふりする
お調子者はは暗いことやネガティブなことが嫌いです。
それは自分以外の他人にも向けられるのです。
つまり「他人の短所を見てみぬふり」をしてしまう傾向にあります。
短所をなかったことにしてしまうのです。
時に友達や人との関りは選ばなくては、思わぬトラブルに繋がることだってあるのです。
しかしお調子者な人は短所を見ませんし、この人には良いところがあるし…と受け入れてしまうのです。
デメリット③大事な話をしてもらえない
お調子者な人のデメリットとして多いのが「大事な話をしてもらえない」ことです。
暗い雰囲気が苦手ですので、ついつい茶化してしまいがちですがそういった態度に周りは真剣な話をしてくれなくなります。
友達としての大事な話や相談事も、一切してもらえずことが大きくなるまで知らなかった、なんてことも多いのです。
お調子者な人との上手な接し方
もしも自分の仲間や、職場にお調子者がいた場合どういった「接し方」が重要となってくるのかをまとめました。
- ルールは明確にしておく
- 嫌なことははっきりと伝える
- 楽しいことは全力で
接し方①:ルールは明確にしておく
お調子者の人はその場のノリで動いてしまい狩りですので、しっかりと明確に見えるルールや決まりがあると良いでしょう。
これだけは守ってほしい、ここまでは踏み込んでほしくないといった線引きがあった方がお調子者の人は理解してくれます。
接し方②:嫌なことははっきりと伝える
お調子者の人は、思わぬところで信頼を失いかねないのですがそれは相手に必要以上に踏み込んでしまっていることに気づいていないからです。
よってわかってもらうためには、察してもらうのではなくきちんと嫌だという意思を言葉で伝えるのが重要です。
ルールを明確にするのと同時に、嫌だと感じる話題だったり困ってしまう行動を「言葉」にして伝えるのが大切です。
接し方③:楽しいことは全力で
お調子者の人と一緒にいて楽しいのは事実あるでしょうから、楽しいことは全力で楽しむようにしましょう。
お調子者の人も「本当に相手が楽しんでくれているか」不安になってしまう部分もあります。
もしもあなたが楽しいと感じているのであれば、しっかりとそれを伝えてあげたり表現するのも大切です。
お調子者な性格を改善する方法
周囲の人からお調子者だと言われてしまったり、自分の行動で誰かを傷つけてしまったと感じた時お調子者を改善させたいと思うこともあるでしょう。
以下では詳しく「お調子者を改善する方法」についてまとめましたので、是非参考にしてみてください。
- まず一息置いて考える
- 言ったことは行動に起こす
- 自分のキャパシティを知る
- 人の言葉を真剣に聞いてみる
方法①:まず一息置いて考える
お調子者を改善させるために大切なのは「一息置いて考える」ことです。
まずは言葉を放つ前に考えましょう。
一息置いて考える癖をつけることによって、軽はずみな行動や発言を抑える効果があるのです。
これは感情的になりやすい人にもおすすめの改善方法で、人間は数秒置くことでその時の感情をある程度抑えられるのです。
思ったことをすぐに行動したり発言したりしてしまう前に、まずは一呼吸おいてみてください。
自分が余計な人ころと言ってしまう、という状況に自分自身が気づくことが出来るでしょう。
方法②:言ったことは行動に起こす
二つ目に改善する方法として重要なのが「言ったことは行動に起こす」というものです。
発言に責任を持つ、ことを学ぶ必要があります。
一度言葉にしたのなら、行動に起こしてください。
言葉にした、相手と約束をした、という事実を始めのうちはしっかりと目の届く場所にメモしておくのも良いでしょう。
何よりも「言葉にしたなら行動する」という習慣を自分自身に与えることが重要ですので、繰り返し行いましょう。
方法③:自分のキャパシティを知る
自分はいったい何が出来て何が出来ないのか、いわゆる自分のキャパシティを知るのも大切です。
自分の出来ないことをしっかりと明確に出来れば、突拍子もないことを言ったり、出来ない約束をしたりしないでしょう。
方法④:人の言葉を真剣に聞いてみる
お調子者の人は、他人の話を真剣に聞いていない傾向にあります。
大切なのは「他人の言葉を聞く」ことです。
ノリで受け答えするのではなく、真剣になって相手はどういった気持ちでいるのかをたまにでいいので考えてみてください。
初めのうちはなかなか理解できないでしょうし、習慣もつかないでしょう。
大切なのは改善させるために行動することです。
お調子者は過激すぎると他人から信用されない危険性がある
お調子者な人は、何もデメリットばかりではありません。
交友関係が広かったり、楽しい人だったりとメリットもあります。
大切なのはお調子者が過激になってしまわないことです。
自分自身の行動がわからなくなってしまうことにより信頼感がなくなります。
他人からの信用を失ってしまわないためにも、しっかりと自分の良いところは見つめつつも、お調子者になり過ぎないことを考えて行きましょう。
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