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粘着質な人の特徴・心理

粘着質に怒る彼氏

では、粘着質な人の特徴・心理をみていきましょう。
粘着質な人には、以下の特徴・心理が考えられるでしょう。

  1. 過去のことを何度も蒸し返す
  2. 嫉妬深い
  3. 空気が読めない
  4. 昔の恋愛に執着する
  5. 束縛が激しい
  6. 人の失敗を忘れない
  7. 他人の行動が気になる
  8. 人の過去を知りたがる
  9. 連絡が頻繁
  10. 根暗

続いて、それぞれの特徴・心理について詳しくみていきます。

特徴・心理①:過去のことを何度も蒸し返す

現在のこともそうですが、終わったことにも執着します。
例えば、喧嘩した時のことをいつまでも言ったり、嘘をつかれた、裏切られた、騙されたといったような、自分に不利益があったことに対しては特に執着が強いのです。

いつまでも許すことはなく、人に話すたびに怒りが増大していたりします。
そして、他人からすると忘れたい出来事なのに、ことあるごとにそれに触れてきて、人の気分を害します。
要するに、粘着質な人は未来を見ずに過去ばかりを振り返っているのです。

特徴・心理②:嫉妬深い

人に対しての嫉妬が深く、それは恋人に対してだけではなく、全ての人に対して嫉妬心を燃やします。

友達ならば自分より優位に立っている人に対して嫉妬して、勝手にイライラしています。
友達が彼氏から高価なプレゼントを貰ったり、仕事で褒められたりするのを見ると、羨ましさから嫉妬するのです。

その嫉妬は彼氏、彼女に対してはもっと深くなります。
彼氏が自分以外の人と話しているだけで怒ったり、執着が強くて束縛も激しくなります。
その粘着質な性格が彼氏や彼女にとっては別れの原因になることも多いのです。

特徴・心理③:空気が読めない

周りの空気を読むのが苦手です。粘着質な性格ゆえに周りから距離を置かれていても気付きません。

だから、ランチを誘った時にやんわりと断られたりします。
でも、粘着質な人は断られても、自分が原因だということに気付いていません。

そのため、また、同じ人をランチに誘うのです。
誘われた人からするとさらに粘着質な人と思われます。

また、ネチネチと人の悪口を言ったりするので嫌われることが多いのですが、それも自覚がありません。
だから、粘着質な性格がいつまでも治らないのでしょう。

特徴・心理④:昔の恋愛に執着する

過去の恋愛に対しての執着が強く、いつまでも元彼や元カノのことを引きずります。
それも元パートナーの良いところを思い出すのではなく、悪いところばかりを蒸し返すのです。

終わった恋愛なのにいつまでも愚痴や不満を言います。
しかし、新しいパートナーが出来ると、今度はそのパートナーに執着するので、その期間だけ過去は忘れます。
でも、また別れることがあると、過去の恋愛のことを粘着質にネチネチと愚痴るのです。

特徴・心理⑤:束縛が激しい

嫉妬心が強いということは、束縛が激しいという意味でもあります。
それは、友人に対してもそうで、別の友人と遊んでいたりすると激しく嫉妬します。

パートナーに対してはその嫉妬心から束縛しようとするのです。
一日のスケジュールを聞きたがったり、連絡を頻繁にしてきます。

電話に出ないと激しく怒ったりして手がつけられなくなることもあります。
それらの度を超えるとストーカーとなる可能性があるのです。

特徴・心理⑥:人の失敗を忘れない

他人の失敗をいつまでも覚えています。
人は誰でも色々な失敗をしています。

それらを記憶力が良いので覚えているのです。
仕事でミスしたこと、人に騙されたことなど、その人は忘れたいことなのに、粘着質な人は覚えています。

そして、事あるごとにその話を引っ張りだしてきて蒸し返すのです。
でも、自分の失敗を指摘されたら反撃したりするので困りものです。

特徴・心理⑦:他人の行動が気になる

他人の事が気になって仕方ありません。
特に、友人やパートナーのことは全て知っておきたいのです。

それ以外の人のことも良く観察していて、気になることがあれば心にメモします。
そして、その人の話題が出ると「そういえばこうだった」というように悪口として発言します。

仕事場では誰がサボっていた、誰が上司に注意されていたと必要以上に把握しています。
それは、いつも他の人をチェックしているということです。
だから、粘着質な人と言われてしまうのでしょう。

特徴・心理⑧:人の過去を知りたがる

少し仲良くなったりするとその人の過去のことを聞きたがります。
どのような彼氏、彼女と付き合っていたのか、過去にどのような恋愛をしていたのか、振られたことはあるのかなどです。

また、家族の事やプライベートなことも聞きたがります。
そして、それらの話しをしてしまうと粘着質なのでいつまでも覚えていて、知らない間に話していない人にも内容が漏れている時があります。

特徴・心理⑨:連絡が頻繁

粘着質なのでとにかく連絡がマメです。
電話やラインの回数が多く時にはしつこいと感じこともあるでしょう。

友人でも多いと感じるのに、これがパートナーとなるとさらに頻繁になります。
電話にでるとどこにいるのか、何をしているのかを聞くのです。

そのため、パートナーが面倒になってしまって、連絡を無視していると、余計に電話やラインを粘着質にしてきてうんざりするようなことも起こります。

そういった行為がしつこい、ストーカーと言われてしまうのです。
でも、本人は連絡して何が悪いのかと考えています。
まして、迷惑をかけているとは思っていません。

特徴・心理⑩: 根暗

性格的には根が暗いです。
いつも他人に対して嫉妬心を抱いていたり、他人の事を陰でチェックしていたりするからです。

また、パートナーに対しても過去のことをネチネチと責めたり、束縛が酷かったりと性格的に暗いからでしょう。

心の中は愚痴や不満、嫉妬が渦巻いていて、それが原因で表情も暗くなってしまいます。
だから、粘着質な人は暗い人というイメージがあるのでしょう。

粘着質な人への対処法

では、粘着質な人への対処法をみていきましょう。
粘着質な人への対処法には、以下の対処法があります。

  1. 距離を置く
  2. 返信を毎回返さない
  3. 大切なことは話さない
  4. 誘いは断る
  5. 相手にしない

続いて、粘着質な人への対処法を、それぞれ詳しくみていきます。

対処法①:距離を置く

相手との距離感を開けることです。
粘着質な人は人との距離感が近く、プライベートまでズケズケと入り込んできます。

そうすると、相手に依存心が強くなり束縛に繋がります。
そうならないためには適度な距離感を置くことが大切です。

誘いには頻繁にのらない、連絡してきても適切な回数しか返信しないなどです。
そうすると初めのうちは粘着質に連絡してきたり、誘ってきたりするでしょう。

しかし、うまくそれらをかわしながら徐々に距離を開けましょう。
すると粘着質な人も諦めてくれます。

対処法②:返信を毎回返さない

距離を置くのと同じで連絡してきても毎回返信しないことです。
返信してしまうと粘着質な人はそれで良いと勘違いしてしまいます。

二回に一回、三回に一回とどんどん返信の数を減らしていくのが良いでしょう。
電話がかかってきた時には留守電話にする、車運転中のモードにしておくなどします。

いきなり着信拒否をしてしまうと不自然ですし、同じ職場ならやりにくくなるので注意しましょう。

対処法③:大切なことは話さない

過去の事や恋愛話を聞きたがりますが、適度にあしらうようにしましょう。
うまく対応できない時には「覚えてない」「忘れた」などと言えば良いでしょう。

特に、自分の過去の過ちや恋愛の失敗談などは控えます。
粘着質な人は自分が優位にたつような話題が大好きです。

そういう話題は他の人にも話して面白がる傾向があります。
とにかく、秘密の話、触れてほしくない話は最初からしないことです。

対処法④:誘いは断る

粘着質な人は束縛が激しいので一緒に行動したがります。
ご飯に行ったり買い物に誘ってくることも多いでしょう。

しかし、その誘いに毎回のっているとさらに束縛が強くなります。
それは、嫉妬心が強いので誘いを断ると誰かに取られる、自分から離れていくと思い込んで、余計に執着するからです。

誘いを断っても初めのころは本当に用事があるのかと考えますが、毎回断っているとさすがに誘っても来ないと自覚するでしょう。

対処法⑤:相手にしない

連絡を頻度を少なくしたり、誘いを断ったりするのが面倒だと言う方は、思い切って相手にしないことです。

学校や職場で粘着質な人は少し話すと分かるはずです。
そう判断したらそれ以降、たとえ友人としても付き合わないようにしましょう。

粘着質な人はある程度相手をしてくれる人にしか興味がありません。
だから、初めから相手しなければ誘ってくることもないでしょう。

粘着質な性格を直す方法

粘着質につきまとう彼女

では、粘着質な性格を直す方法をみていきましょう。
粘着質な性格を直す方法には、以下のものがあります。

  1. 過去は流す
  2. 相手を許す
  3. 相手の立場に立つ
  4. 人との距離をあける
  5. アドバイスを貰う
  6. 好かれている人を参考にする

続いて、粘着質な性格を直す方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法①:1. 過去は流す

過去は二度と戻ってきませんし、ましてや過去は変えられません。
まずはそれを認識することです。

だから、過去にこだわっても、過去を後悔しても、過去を責めても、現在の状況は少しも変わらないのです。

それは相手も同じで、いつまでも過去を蒸し返されては気分の良いものではありません。
過去は過ぎ去ったこととして振り返らないようにしましょう。

もちろん、自分の過去の恋愛に対しても同じです
終わった恋は終わったものとして終止符
を打ちます。

そうでないと次の恋愛が難しくなります。
ストーカーになって後悔するよりも新しい恋にチャレンジしましょう。

方法②:2. 相手を許す

とにかく相手のことを許すということを心がけましょう。
人は過ちを犯すものです。

良く考えてみると、周りの人も過ちを犯していますが、自分も必ずいくつかの過ちを犯しているはずです。

それがわかれば相手の事も許せるでしょう。
誰かに対していつまでも怒りを持っていると自分も幸せになれません。

心の中が幸せになることで人は幸せになるのです。
だから、心の中で怒っていたり恨んでいてはいけないのです。

そして、自分の中で後悔していたり反省するようなことがあっても、粘着質から解放されて自分を許してあげましょう。

方法③:3. 相手の立場に立つ

一番分かりやすいのが相手がどう思うかを自分に当てはめて考えることです。
例えば、仕事で一度ミスしたことをいつまでもネチネチ責めていたとします。

それが自分だったらどうでしょう。
自分が仕事でミスしてしまって、反省もしているし、その場で上司に注意されて謝ったとします。

それなのに、いつまでもそれを他人に責められたら嫌でしょう。
自分がされて嫌な事は相手も嫌なのです。
そう考えれば粘着質な性格も少しは改善できるかもしれません。

方法④:4. 人との距離をあける

粘着質な人は人との距離感が近いことが多いのです。
あなたの距離感はどうですか。親しくなった友人にしつこくしていませんか。

忙しい相手に対して連絡をしたりしていないか考えてみましょう。
また、パートナーに対して粘着質な態度をしていないかも考えます。

束縛したり相手のブラベートな部分に入り込んで嫌な顔をされていないか確かめましょう。
もし、心当たりがあるならば、少し距離を置くのです。

方法⑤:5. アドバイスを貰う

自分ではどうしてよいかわからないけど、人には「しつこい」「粘着質」と言われた人は第三者にアドバイスを貰うと良いでしょう。

どのあたりが粘着質なのか、どうしてしつこいと言われるのかを聞いてみます。
その原因がわかればそこを直せばよいのです。

粘着質は自分でも気付かないうちにしていることがあります。
だから、冷静な目で判断してもらうと自覚ができます。

方法⑥:6. 好かれている人を参考にする

周りを見渡して人気のある人、好かれている人を探します。
どうしてその人が人に好かれるのかを良く考えてみましょう。

性格が明るい、愛想が良い、ポジティブなどその理由がいくつかあるはずです。
そういう長所を真似てみましょう。
きっと、自分と全く性格が違うことに気付きます。

粘着質な彼氏と上手に別れるには?

彼氏がしつこくて困っていると感じている人もいることでしょう。
このままいくとストーカーになりかねないと不安に思っているかもしれません。

そうなる前にうまく別れるようにしましょう。
しかし、急に別れを切り出しては怒りを買うかもしれません。

まずは、粘着質な性格が原因で冷めてきていると伝えましょう。
あなたのことが好きならば、直そうとするかもしれません。

しかし、別れようとすると余計に束縛が強くなる人もいます。
そんな時は、自分で解決せずに、彼氏の友人などを介して本人を説得してもらいましょう。

粘着質をうまく長所に生かそう

粘着質にとまどう女性

悪いイメージばかりの粘着質ですが、良い意味に捉えると記憶力が良く、何事に対しても粘り強いということです。

そこで、そういった性格を仕事や趣味に活かしましょう。
コツコツと何かを研究したり、時間のかかるものを作り上げたりすることで、その粘着質な性格を良い意味で発揮できるでしょう。
しかし、それを他人に向けると嫌われてしまうので、注意が必要です。

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ライター
noel編集部

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