2人暮らしの平均生活費とは?年代別・収入別の費用と節約テクニック
2人暮らしを始めるには、とてもワクワクするものです。 しかし、家賃や食費、光熱費など生活費に、お金がかかってくるという現実にぶつかってしまいますよね。 この記事では、男女200人を対象に「2人暮らしの生活費とは」「2人暮らしの生活費の分担」などをアンケート! 生活費はどのくらいかかるのか費用別でみていき、同時に生活費の節約術も見ていきましょう。
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2人暮らしを始めるにあたっての初期費用
彼氏といよいよ同棲をすることになった時に、生活費のことが気になります。
2人暮らしをする際の生活費は、どのくらいの費用がかかるかを考えていきましょう。
部屋をかりるときにかかる費用
2人暮らしをする際には、部屋を借りる準備から始まります。
部屋を借りるには、不動産会社に頼んで一緒に部屋を探していきます。
その時に発生するのが、不動産会社に成功報酬としての仲介手数料です。
仲介手数料は不動産会社によって変わりますが、だいたい家賃の半分か1ヶ月分がかかることを頭に入れておかなくてはなりません。
部屋は2人暮らしですと、都心ですと10万円前後で1DKの間取りで借りられるところもあります。
家具・家電の購入にかかる費用
2人暮らしをする際に、新しく生活費として家具などを購入しなくてはなりません。
とりあえず最初に必要となる家具と家電は、ベッドと冷蔵庫、洗濯機や炊飯器などでしょう。
家具はベッドが3万円、冷蔵庫は安いもので4万円前後、洗濯機はリサイクル品でも1万5千円はします。
炊飯器はこだわりがなければ1万円前後で購入できますので、家具や家電をひとまず集めるのには12万円前後かかってくるでしょう。
電子レンジなどは、もう少し余裕ができてからでも遅くはありません。
2人暮らしの家賃の目安
2人暮らしの生活費で、家賃は大きな割合を占めます。
2人暮らしの家賃はどのくらいになるかと言いますと、東京では10万円前後、地方では8万円前後が目安です。
とはいえ、間取りや駅近などで値段も変わってきますが、ラブラブなカップルの場合は、キッチンとリビング、寝室があれば十分に過ごせます。
2人暮らしには1LDKが理想ですので、それに合わせて借りようとすると10万円は超えてくるのが一般的。
年代別!2人暮らしの平均生活費
2人暮らしの生活費を、年代別に分けてみました。
10代
10代で2人暮らしの生活費の平均は12万円前後となり、家賃が高いと生活を圧迫してしまいます。
10代での2人暮らしの生活費を出すにははまだ稼ぎも少なく、家賃も高すぎるところには住めません。
家賃は1ルームですと、5万円ほどで借りられるところもあります。
10代の2人暮らしでは食費を抑える必要があり、1ヶ月に3万円程度にします。
食費を抑えるために、パスタやファーストフード中心になりがちですので、栄養面で気をつけなくてはなりません。
光熱費は水道代・電気・ガス合わせて1万円前後が多いようです。
交際費やスマホ代など含め3万円の出費が平均となっています。
20代
20代で2人暮らしをするには、生活費の平均は20万円前後です。
家賃も少し高めとなり、ワンルームから1Kや2Kに住むようになり8万円前後で部屋を見つけられます。
20代は社会人となり少しは、稼ぎが出るようになった頃ですので、収入が増えた分出費もかさんできます。
食費は自炊をするようになり、外食も含め5万円前後が平均です。
30代
30代で2人暮らしをするには、生活費は25万円以上が平均となり、結婚して子供を出産する人も増えますので、その分高くなります。
食費は外食を抑えて自炊がほとんどになりますが、野菜などの栄養面を気にして食材費が高くなるようです。
男女200人に聞いた!2人暮らしの生活費とは
ここでは実際に、男女200人にアンケートを実施し2人暮らしの生活費を調査しました!
では、さっそく結果を見ていきましょう!
Q.2人暮らしの生活費を教えて
男女どちらも「25〜30万」と回答しました。
住む場所や外食の頻度など工夫をすれば、この金額があれば十分生活できるのでしょう。
では、具体的に収入別で2人暮らしにかかる生活費について見ていきましょう。
収入別!2人暮らしにかかる生活費
2人暮らしをするときは、生活費をお互い出し合うことから始めます。
どのくらいの金額かによって、生活基準も変わってきます。
20万円
お互いがまだそれほど収入が得られずに、10万円ずつ出すということであれば、家賃は6万円前後で抑えておきます。
光熱費は1万5千円くらいとなり、スマホ代で7,000円前後見ておきます。
あとは食費や交際費などをやりくり。
急な出費のために貯金も必要で、できれば5万円程度貯めておきたところです。
そうすると、食費と交際費が残り7万円でやりくりする計算となります。
25万円
2人暮らしで合わせて25万円の生活費用があれば、1DKの部屋に住めます。
家賃が8万円前後とし、光熱費・スマホ代合わせて2万5千円とします。
貯金も2人の将来のために少し多めに8万円貯めるようにし、残りの7万円に食費と交際費を当てている人が多いです。
30万円
2人暮らしで30万円の生活費が出せれば、部屋も10万円前後のところに住めます。
10万円の部屋ですと、都心でなければ2DKのものもあり、少し広々とした生活ができます。
貯金も将来のことを考えて、少し多めの10万円。
光熱費とスマホ代は、それほど変わらずに抑えられて1万5千円とします。
食費と交際費を合わせて9万円前後で使えますので、少しゆとりのある暮らしが可能となります。
男女200人に調査!2人暮らしの生活費の分担
ここでは、2人暮らしの生活費の分担についてアンケートを取りました。
みなさんは生活費はどう分担しているのでしょうか?
Q.2人暮らしの生活費の分担を教えて
男性のコメント
携帯、家賃以外の費用は折半です。(34歳)
家賃は男性「光熱費など含む」食費は女性後は自分のものは自分で払う(25歳)
生活費は折半で、スマホなどは個別に支払い。(30歳)
生活費も家賃も折半です。結婚するまでは家事も分担制です。(27歳)
家賃はこちらで光熱費はあちら負担です。食費は折半します。(26歳)
女性のコメント
彼が家賃や光熱費等8割、私が食費や雑費などで2割負担しています。(31歳)
男性が6割、女性が4割位の割合。(27歳)
基本的には全て彼が支払います。スマホ代は別々です。(35歳)
基本的に折半。食費など変動する経費は最初に多めにお互い出して共有のお財布にIN 、あまったら貯金。(29歳)
家賃や光熱費等の固定費は彼。食費や服代等毎月変動する費用は私が払っています。(24歳)
生活費は完全に折半というカップルもいれば、男性がほとんど出してくれているというカップルまでさまざまでした。
お互いの収入によって生活費の出し方も変わるのかもしれませんね。
また、元々どちらかが一人暮らしをしていたところに住み込むと言った場合、家賃は持ち主が払っていることが多いのかもしれません。
余裕がある方が助け合っていける関係が良いですね。
では、2人暮らしの生活費の分担方法について見ていきましょう!
2人暮らしの生活費の分担方法
生活費をどのように分担するのか、いくつかまとめてみました。
- 全てシェア
- スマホ代は各自
- 家賃を出す人と光熱費食費を分ける
- 交際費は別
方法①:全てシェア
家賃はシェアをしている人が多いです。
家賃が生活費を占める割合が高く、毎月固定された金額ですので、給料が入ったら2人で家賃を出し合います。
そして、食費や光熱費などを今月使う分だけ2人の財布に入れておき、そこから使用していく人が多いです。
2人暮らしの生活費の分担はこの方法が一番多く、不満が出ることなく仲良く暮らせます。
方法②:スマホ代は各自
それぞれ契約している会社も違い、値段も別々ですので、スマホ代は各自で支払っていることが多いです。
最近は格安SIMなども流行っていますので、月にそれほどスマホ代はかからなくなりました。
しかし、部屋にインターネットを引いている場合は、ネット代はお互いがシェアする形が多いです。
その他にも、年金や健康保険などの支払いが直接くる人は、当然自分で支払っています。
方法③:家賃を出す人と光熱費食費を分ける
家賃の値段にもよりますが、簡単に生活費を分けるには家賃とそれ以外の生活費を分ける方法です。
カップルの場合は女性が食事を作ることが多く、食材費と光熱費は女性に任せて、家賃は男性に払ってもらうという形も。
しかし、たまに食費や光熱費の方が、高くなってしまうときもあります。
その時は相談して、追加分をお互いにシェアする形でも良いでしょう。
方法④:交際費は別
交際費はそれぞれ違いますので、2人の財布からは使いません。
その他にも、外食に行くと金額も高くなるため、別々で支払うことも。
しかし、交際費は使える金額も限られていますので、2人暮らしをするのであれば、あまり必要がなくなるでしょう。
2人暮らしの生活費を節約する方法
2人暮らしをするときには、2人の将来のために貯金も必要です。
生活費を抑えるためには、どのような工夫が必要なのかを見ていきましょう。
- 外食は月に一度 2.食材が 安い時にまとめ買いをして冷凍保存
- 夜は間接照明で
- 冷暖房を控える
- 外でペットボトルや缶コーヒーなどを買わない
- 家計簿を必ずつける
方法①:外食は月に一度
外食といってもファーストフードではなく、ちゃんとしたレストランに行く場合は2人で1万円以上する時もあります。
多くの場合は外食をしないように、ということが書かれていますが、それはそれで悲しくなってしまうので最低でも月一回は行きましょう。
外食は月に一度贅沢できる日と決めて、お互いが好きなお店に行くのも。
外食をすることで2人の関係もよくなり、月一の贅沢が楽しみとなります。
デートをした帰りに素敵なレストランで、ゆっくりした時間を過ごすことは、お互いにとっても重要なことです。
普段食費を抑えているからこその贅沢ですので、その分喜びや食に対してのありがたみが。
方法②:食材が安い時にまとめ買いをして冷凍保存
食材はちょこちょこ買っていくと、気がついたらかなり食費がかかってしまったということになりかねません。
とにかく食材が安い時を狙い、まとめて購入して小分けにし、冷凍保存を。
冷凍であれば、1ヶ月持つものもあります。
事前に小分けしているため冷凍でも使いやすく、料理が楽しくなるでしょう。
しかし、冷凍したら味が落ちるものもあるため、そこらへんの知識を勉強しておく必要が。
慣れてくると小分けマスターとなり、食費がかなり抑えることができます。
そのほかにも、あえて多めに食事を作り、冷凍できるものは小分けにしておけば、ガス代の節約となりますし、手間も省けます。
方法③:夜は間接照明で
少しでも電気代を抑えるために、夜は間接照明にしてみてください。
雰囲気も出て、食事をしている時はレストランにいるかのような錯覚になります。
夜はリラックスするための場所と考え、あまり煌々と明かりを灯さないほうが。
自然と寝るまでの間リラックス効果が得られて、良質な睡眠を得られます。
方法④:冷暖房を控える
冷暖房は毎日使用していると、電気代がかかってきます。
冬は少し厚着をして生活したり、夏は扇風機で部屋の空気の流れを作るようにすれば、だいぶ抑えられます。
また、すぐに冷暖房をつける癖がある人は、冬や暑さに耐えられない体質となっていますので、少しずつ改善していきましょう。
方法⑤ : 外出した時に、何気に買ってしまう缶コーヒーや飲み物。
しかし、これを毎日続けていくと、一本150円として約4,500円となります。
これを2人で行えば月に9,000円ほどの出費となってしまい、意外と生活費を圧迫していきます。
家で作ったコーヒーを、マグボトルに入れて持ち運べば節約となります。
また、缶コーヒーの砂糖入りは健康にもよくないため、毎日はオススメしません。
方法⑥ : 家計簿を必ずつける
節約が出来ていない人の特徴として、何が支出と収入がきちんと把握できていないことです。
特に、買ったもののレシートはすぐに捨ててしまったり、食材の平均の値段を把握していないため、安い時に購入しなかったりします。
家計簿を細かくつける必要なありませんが、スマホのアプリを活用して楽しく家計簿をつけてみては。
それだけでも節約しなくては、という気持ちになり「贅沢をしたいけれど今月は使いすぎているからやめておこう」というようにコントロールできます。
2人暮らしは生活費を把握して賢く貯金していこう
生活費は家賃や食費を含め、かなりの費用がかかってしまいます。
しかし、2人暮らしを始めるとなれば、お互いに思いやりの気持ちを持ち、生活していかなくてはなりません。
そのためにも、日常生活の役割分担や、生活費はどうするかなどを細かく決めていく必要が。
将来2人で結婚して子供を作り幸せな家庭を築きあげたいのであれば、それなりの貯金も必要となってくるでしょう。
明るい未来のために、2人暮らしの生活費は、2人で決めていかなくてはならないのです。
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