アセンダント(ASC)を調べる方法とは？12星座別アセンダントの外見・性格の特徴を紹介

アセンダントとは？

アセンダントとは占星術において、星から読み取る「あなたの性格や外見」を知るための方法です。

「O型・牡羊座・女性」といえば「姉御肌」や「リーダータイプ」「世話焼きさん」「頑固」などというようなキーワードが思い浮かぶ人もいることでしょう。
アセンダントの概念はこういったものです。

人々の性格は星から見る属性のほか、家庭環境や人間環境などでも大きく変わるので、アセンダントがすべてとは言い切ることはできません。
ただし、基本の外見や性格などはアセンダントによるものだと思っていただいて構わないでしょう。

これを念頭に置いてこれからの記事を読み進めていただきたいと思います。

アセンダントを調べる方法

アセンダントを調べる方法は、ホロスコープを作ることから始まります。

ただし、ホロスコープを作成したからといっても「アセンダントはわからない」のが素人です。

生まれ月に当てはまる星座ではなく、その生年月日と生まれた時間にある星回りからアセンダントを割り出します。

占星術師の解釈も相まって占いが生まれるので、それで全く構わないのです。
なので、アセンダントを知るための概念だけをお知らせしますね。

また、次の章では星座別のアセンダントの特性について簡単にお伝えします。

アセンダントの概念

「O型・牡羊座・女性」といっても、3月生まれの人と4月生まれの人はどこか違いますよね。
朝生まれと、深夜に生まれた人もどこか違います。

時間によって星が動くことは小学校の理科の時間でも習ったことでしょう。
場所によっても、同じ時間に見える星空は異なります。

アセンダント星座を厳密に調べたい場合、「誕生日・出生時間・出生地（都道府県まで）」などの手がかりが必要になります。
母子手帳を見ると時間や出生地などがわかりますが、「朝4時ころ」など大体でも構いません。

ホロスコープを作るには技術が必要なので、コンピューターが自動計算してくれるホロスコープ作成サイトを利用しましょう。
「誕生日・出生時間・出生地」などを入力すれば、あなたの生まれた日のホロスコープが完成します。

アセンダント（ASC）は何座か教えてくれるサイトもありますよ。

余談ですが、SNSなどで有料占いを行っている「星詠みさん」などもホロスコープ作成サイトを用いて既存のアセンダントキーワードから占いを行っているようです。

【牡羊座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

牡羊座アセンダントのたたずまいは「美しい」「端正」というキーワードが出ています。
女性なら「目元がかわいい」男性なら「整っている」などと言われることもあります。

どこから見ても「ヒーロー」「ヒロイン」系の人が多いのも牡羊座アセンダントの特徴でもあります。
その反面、オーラや華やかさはほぼありません。

だから、「王子や姫」というように高飛車な人はおらず、なにかのために水面下で動くというような存在も多い傾向にあります。

その二面性から「リーダー的存在」「頼れる人」というような外見での見られ方をします。

性格

牡羊座アセンダントは「黙っておけない」「弱気を助け、強気をくじく」というように、姉御肌系の人が多い傾向にあります。

みんなをまとめる中心的存在にありますが、何事にもスピード勝負に依存してしまい、熟考せず空回りになってしまうこともあります。
ただし、ピンチをチャンスに変える勝負心は強く、問題解決へ導くことも多い存在です。

また、度胸は誰よりもある！という牡羊座アセンダントなので、ここぞというときに啖呵を切ったり、先陣を切って何かを始めるということも得意です。

女性の場合

ただ、かわいい、フェミニン。
そんなイメージがついて回る牡羊座アセンダント女性ですが、学級委員タイプでみんなをぐいぐい引っ張っていく立場にいます。

見切り発車も多いけれど、我に返った時に「私なんてことしちゃったんだろう」「これ、大丈夫、ねぇ！大丈夫？」というようにおびえる傾向にある難点があります。
それでも、切り替えが早く問題解決力にたけています。

その反面、超絶な負けず嫌い。
油を注がれればそれだけ燃えるタイプで、同じ牡羊座アセンダント男性と比べてもアグレッシブさは上回っています。

そして「何としても生き残る」という本能が備わっているため、恋愛に関しても貪欲です。

男性の場合

存在感をアピールしますが、オーラはいまいちなので「都合がよいときに頼られる」傾向にあります。

ただルックスは並み以上なので、ちょっといいことをすると「ここにこんなイケメンがいた」と再認識されることもあるようです。
常に注目されている生徒会長というよりも、運動会の時だけ目立つ応援団長タイプといったほうがよいでしょうか。

身軽・スポーティーというような身体的特徴もあるため、花形プレイヤーではありませんが、バスケットボールなどでいえば、インターセプトが上手なディフェンスというような立場で活躍します。

【牡牛座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

牡牛座アセンダントには男女ともに「ラグジュアリー」というキーワードがあります。
ゴージャスといったほうが近いかもしれません。

体形は体育会系のがっちり系か、セクシーキュートなグラマラスボディーの持ち主が多いのも牡牛座アセンダントの特徴です。
女性でもがっちり系の人がいれば、男性でも女性的な線を持つ人も見られます。

芸術肌の人も多いため、ファッションは流行を追ったハイセンスの人もいれば、この人にしかできない着こなしをする人も見られます。
いずれにしても牡牛座アセンダントは「似合う」「華がある」と一目置かれる存在になりやすいです。

性格

牡牛座アセンダントには、「絶倫・肉食系」という隠れキーワードもあり、虫も殺さないようなたたずまいの人が究極な絶倫男だったり、ベッドを好む女性だったりというような二面性も見られます。

感覚的に生きる人も見られるため、「今日と昨日の相手が違う！」とうわさされることも多いのですが、これは所有欲・独占欲の強さの表れです。
石橋を叩いて慎重に事に及びますが、やはり五感に素直に生きているため「感じること・気持ちいいこと」はやめられません。

マイペースながらも、結構イケイケキャラだったりするのです。

女性の場合

ヴィーナスの支配下にあるのが牡牛座ですので、穏やかで豊かさを象徴する人として位置することもあります。
ただ、ヴィーナスですので、驚くほど女性的な行動に出ることも多いのが特徴です。

ただ、牡牛座アセンダント女性は「決定してから行動に移すまで」に時間を要することも多々見受けられます。
好きな人に告白することに対し、しり込みするというような体です。

けれど、牡牛座アセンダント女性は、やると決めたら忍耐強くすべてが終わるまで頑張ろうとする特徴があります。
もちろん、まっすぐに体当たりをしますが、所有欲も強いため、我を見失ったときにのみ、正攻法から離れた感覚的衝動で略奪を試みることもありうるかもしれません。

でも、基本はいい子なんです。

男性の場合

牡牛座アセンダント男性は無意識の中の意識が全くない人です。
いわゆる「素」そのもの。

お育ちがよい傾向にあるため、基本的に「お坊ちゃま」のような居住まいがあります。

マイペースで、「俺は俺」であることが普通で、他人からどう見られているかは、まったく気にしません。

だからこそ、牡牛座アセンダント男性が普通に過ごしていても「品行方正」「どこか不思議」という評価が下されることがあります。
実は、この他人からの評価に不満を持つことがあります。

だからこそ、協調性に欠ける部分も見られます。
牡牛座アセンダント男性は、融通が利かない・自己所有欲を全開にして略奪するというような驚きの行動に出てしまうこともあります。

【双子座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

スリムで身長が高いという印象が強いのが双子座アセンダントの特徴です。
また、きゃしゃで小顔と言うことなしの外見の人が多くみられます。

いわゆるモデル体型の人が多く、一見利発そうというようなイメージがつきやすいのが特徴です。
また反応が早く、視線は常に話の対象をとらえるため、「私の話を聞いてくれる人」と認識されやすい特徴があります。

「モデル体型」「美しい」「知的な」というキーワード上の外見があるため、「近寄りがたい・触れられない存在」とみられがちですが、本当はそんなことはなくとても身近でフレンドリーな存在です。

性格

双子座アセンダントは、「すぐやる・すぐ動く」というようなフットワークの軽さが特徴です。
好奇心が旺盛で、自分が気になったことはその疑問が解決されるまでどんどん深堀りしていきます。

話題の中心というよりも、そのフットワークの軽さで隅のほうからどんどん情報を吸収していくという傾向も。
その結果ちょっと「ガセネタ」をつかまされてしまうことも多々あるようです。

けれど、自分が知りえた情報はひけらかすことがないので、双子座アセンダントを持つ人からガセネタが拡散されることはまずありません。
もちろん、つかまされたガセネタを打ち消すための情報収集は綿密に行いますので、信頼される存在として映ります。

女性の場合

「広く浅く」がモットーの双子座アセンダント女性。
奔放すぎるとまではいきませんが、フリーダムな存在として見られることもあります。

双子座アセンダント女性は新しいもの好きという特性から「新規OPEN店のオープニングイベント」などに必ずいる！といわれることもあるようです。
フットワークも軽いため、自分にとって有益な情報をキャッチしたら必ず出向きます。

仕事面では、コミュニケーション力を生かした外回りの営業職などが適しています。
恋愛面では、途端に奥手になってしまうという「双子座」ならではの二面性も。

「恋をしたいけれど、なんか怖い」というように、大事なところで情報に振り回されてしまうオチがついてしまうという一面も見られます。

男性の場合

中性的な顔立ちをしているため、どことなく近寄りがたいというイメージがありますが、一度話してみると、スマートな語り口に多くの人が「また話をしたい」と感じます。

また、双子座アセンダント女性とはちょっと異なり公平かつ客観的な視点を持っています。
何らかのジャッジメントを求められた時には、丁寧にかつ筋道を立てて話をしてくれるので誰もが納得をします。

交渉事に持ち込むことも上手なため、情報をしっかり引き出せるという一面も。
そのため、ジャーナリストなどの仕事に向いています。

【蟹座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

蟹座アセンダントの外見を見ると、清潔感があるぽっちゃりさんが多い傾向にあります。
どちらかといえば、「包容力がある・頼りにしたい」と思わせる体型です。

守ってくれそう・安心感が持てるというような外見の印象があります。
これは、男女ともにいえます。

ただ、少し顔色が悪いというような傾向もうかがえるため、その体型から「付き合って大丈夫かな？」と不安に陥ってしまうようなこともあるようです。

また、必要以上に握力が強いというのも、蟹座アセンダントの特徴です。
これは、カニの爪のイメージからもわかりやすいですね。

性格

初見の場所にはあまり行きたがらない、いわゆる「人見知り」の傾向にあります。
場の雰囲気に慣れてくると、本領を発揮しフレンドリーに打ち解けることができます。

外見上、若く見られることが多いのですが、老成した考えを披露することも多々あり、「年齢不詳の人」といわれることもあるようです。
実生活でも「自分の年齢がわからなくなる」こともあるようですね。

蟹座アセンダントの人は「受容の人」と称されるほど寛容的です。
静かに話を聞き入れて、それを受け入れるため「相談しやすい人」として頼りにされます。

女性の場合

慈悲深い・思慮深いといわれる蟹座アセンダント女性は、感受性も豊かであるため、「他人と一緒に泣ける人」です。

また直感的なインスピレーションを持ち合わせており、それに従って決断をするため、迷いがありません。
その決断は正解だったということも多く、そのセンスは誰からも一目置かれています。

また小柄でふくよかな、いわゆる「マシュマロ女子」が多く、フェミニンな服装が多いという特徴があります。
「慈悲深く寛容的」「家庭的で安心感がある」ということから、男性が身の回りに多く集まります。

周囲に集まる男性を性的に受け入れることはほぼありませんが、実は蟹座アセンダント女性は、性の世界に興味深々といった一面もあるようです。

男性の場合

蟹座アセンダント男性は、清潔感あるぽっちゃりさんで、服装もキレイ目のラインを好みます。そのため「この人だったら付き合ってもいいな」と思う女性が多いのが特徴です。

ただ「気に入ったものだけを囲い込む」傾向にあるため、いつも同じファッションといった印象も。
でも、厳密には同じ服を着ているのではなく、購入する洋服がいつも似通ったファッションというだけなので、パートナーが服装に気を付けてあげるべきでしょう。

何事においてもニュートラルなイメージがある蟹座アセンダント男性ですが、恋愛において彼女と二人きりになった時に、DVとはいかないまでもちょっと変わった性癖を見せやすい傾向も見え隠れします。

【獅子座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

とにかく明るく人当たりがよいという風貌を持っています。
視線は穏やかですが、目と目が合うとなぜか笑ってしまうような、奥ゆかしさも隠せないのが獅子座アセンダントの特徴です。

その反面、目ヂカラが強い、ハイソサエティな雰囲気があるというような評価もあるほどです。
これは、化粧や服装などからそう受け取れる外見的な特徴も相まっているようですが、「派手」であることがアセンダントキーワードに含まれています。

獅子が持つ華やかさはそのままに、オーラに触れることができるのではないかと思うほどあふれている人も見られます。

見た目が派手ですが、軽さ（チャラさ）は少ないのが特徴です。
もちろん、服装も派手な傾向があります。

性格

獅子座アセンダントは、「孤高の獅子」といわれるほどなので誇り高い傾向にあります。
要するにプライドが高く、常に自分が一番でありたい、あり続けたいという気持ちが奥底深くに隠されています。

その割に自己表現が下手なので、それをひた隠しにして「道化キャラ」に徹する人もいるようです。
子供のように繊細な心を持っていることも手伝って、クールさを装っていても自分が「カチン」とくる言われ方をすることを嫌います。
途端に豹変し牙をむき出しにしますが、実際に爪を立てるまでの度胸は獅子座アセンダントにはなく、単なる威嚇で終わってしまうことが多いようです。

そんなハッタリも外見上の派手さから通用してしまうのが獅子座アセンダントの得するところですね。

女性の場合

獅子座アセンダント女性は自分プロデュースが上手です。
自分をきれいにかつ「高嶺の花キャラ」に魅せる方法を知っています。

舞台に立ち、演技する自分でい続けるため、時折疲れを見せてしまうこともあるようですね。

決して「取り付く島もない」人柄ではなく、誰とでも公平に付き合うことができます。
それでも「いやな女」という印象を与えやすく、誤解が生まれやすいこともあるようです。

でも、一人でいることはせず、必ず美形の男性か、「自分よりカースト下位」にある女性をお取り巻きに付けておきます。
ここが「誤解が生まれやすい」ゆえんでもあるようですが、獅子座アセンダント女性は、単独行動は好みません。

男性の場合

獅子座アセンダント男性は、「キャプテン」「エース」「トップ」などの花形な位置に立つことが多く、その期待に応えられるほどのスキルを持っています。
安定感があるほど、そつなくこなせる器用さがありますが、「この成功は、他人のアシストがあってのこと」という事実は蔑ろにしてしまう傾向にあります。

その反面、恋愛面において大きくて固いコンプレックスの塊を抱いています。
唯一獅子座アセンダント男性のプライドを粉々に打ち砕くのが、女性の全否定です。

獅子座アセンダント女性と比べても繊細な心を持つため、自分を受け入れてもらえないと人間的に壊れてしまうこともあるほどです。

【乙女座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

乙女座アセンダントは女性性全開の「乙女」で、正統派・優等生というような外見があります。
知的、きちんと感があるというイメージと、物静かな雰囲気が「お人形のように見える」という評価もあります。

「上品」「クール」「冷静」というキーワードから、どこか無機質な感じも外見から見て取れるため、とっつきにくいという印象も残されています。

体の線が細くきゃしゃで、全体的にバランスが取れた体つきをしています。
また髪の毛が細く柔らかいという特徴も乙女座アセンダントならではです。

性格

女性性全開の「乙女座」ですので自由奔放といったイメージがつきやすいのですが、内面はとてもまじめで、モラルや秩序を徹底的に重視します。
乙女座アセンダントは曲がったことが嫌いで、特に性に関する情報は特に嫌う傾向にあります。

男女問わず「私に近寄らないで！」というようなオーラを常に出し、本当に信頼できる相手にしか心を開きません。
これは、感受性の鋭さからきているゆえのことであり、どちらかといえばエンパス体質（共感体質）に近い傾向にあるため、余計な情報や感情を受け取りたくないという気持ちの表れです。

その割に、小さな子供やハンディを持った人に対しては、世話を焼く傾向にあります。

女性の場合

乙女座アセンダント女性は、感受性が豊かで他人の痛みを自分の痛みとして受け取りやすい傾向にあります。
経験から、他人のサポートや第三者の言葉を補うことにたけており、橋渡し役を買って出ることもあるようです。

根は驚くほどまじめなのですが、言動や態度など若干目線が高いのが難点。
理解力も早く語彙も豊富なので、たった一言で相手を壊してしまうこともあるほどです。

また、恋愛に関して自分の辞書からは完全シャットアウト。
恋愛や結婚はしても自らピリオドを打つ傾向にあります。

人によっては、性の話題を極端に嫌う傾向にもあります。

男性の場合

乙女座アセンダント男性は、実務的でまっすぐ。裏が全くありませんが、その裏のなさが逆に敵を作ることにもつながります。

シンプルで上質なものを好み、それにこだわるため「気難しい人」と受け取られることもあります。
それさえ除けば、私生活でも安定した毎日が望めます。

ただし、乙女座アセンダントは病気とも思えるほどの神経質な点が難点。
強いこだわりが乙女座アセンダント男性の体調を崩す引き金となることもあれば、家族を壊す引き金にもなってしまうため、パートナーや周囲の人の理解が必要になります。

一言でまとめると「面倒くさい男」なのです。

【天秤座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

天秤座アセンダントの特徴として、えくぼが魅力的な人が多い傾向にあります。
優しいまなざしで物事を丁寧にとらえます。

男性はスマートで虚弱そうなイメージ、女性は目立たないけれど胸やお尻のラインが美しい曲線を描く体型の人が多くみられます。
けれど、年齢を重ねると、ふくよかな・恰幅の良い体形に変化する傾向にあります。

美しさを磨くことに余念がなく、洗練されたファッションセンスを持ち合わせているため、天秤座アセンダントは「自分をきれいに見せる」ファッションが多いことも知られています。

性格

天秤座アセンダントは社交的な人が多く、「愛されるにはどうすべきか」を本能的に知っています。
愛され上手なうえに、敵を作らないため、「いい子」「いい人」という見られ方は12星座中一番です。

人間関係の構築もスムーズで、仕事や恋愛では相手を大事にする傾向もあります。
ただし、パートナーシップにはシビアで、「契約を結んだ以上」と前置きしたうえで相手に「夫としての務め」「妻としての務め」を押し付けようとします。

平和主義とはいえ、家庭という小さな集団で閉鎖的な場所になると、歪みが出てしまうこともあるようです。
男女問わずパートナー間のDVなどに追い込みやすい傾向があるので、気を付けたいところです。

女性の場合

天秤座アセンダント女性はフレンドリーで気さくに話せる人が多くみられます。
ものを教えることが上手で、教育の現場では自分の身を削って丁寧な指導を行う人もいるようです。

洗練された人が多く、審美眼も鋭いため、美しいものや人を見極め、「自分が気に入った人」だけを取り込んだグループを作ることが上手です。

自宅教室を開くサロネーゼになる女性も多くみられます。
ただしこれは結婚という契約をした以上、家庭に入らなければいけないという強い固定観念が働いているからかもしれません。

聞き上手なうえ、洞察力にも優れているので、占いやコーチング、心理カウンセラーというような対話をメインとした仕事に就くこともあるようです。

男性の場合

超客観的な物事のとらえ方ができる人です。
私情が入らないニュートラルな発言で、平和的解決を試みます。

営業というよりは、接客の仕事に向いており、美容師やコンサル業、果てやホストも大成しやすい傾向にあります。
人の話をきちんと聞き、その人に合わせた話題を投げてくれるため、「また会いたい」「またこの人と話したい」という気持ちにさせてくれます。

その反面、天秤座アセンダント男性は虚弱体質傾向にあります。
体調を崩すと、そこから抜け出せなくなるといったことも多いようです。

また外ではよい面を見せるからか、家庭などの狭い人間関係では闇を見せることも。
体調不良などで体の自由が利かない場合は、言葉で相手を傷つけるといった精神的DVなどに発展することもあります。

【蠍座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

オリエンタル（東洋）なイメージ、彫りが深い顔立ち、濃い顔立ちなどといわれることがあります。
日本人離れをした顔立ちなので、中には「ハーフかクォーター？」と聞かれる人もいるようです。

外国の文化にあるように、じっと相手を見据えることも多いのが特徴で、その目ヂカラには相手を惑わせる力があるといわれるほど。
どことなくミステリアスな外見も大きな特徴です。

男女ともに「脱いだらすごいんです！」というように、着やせするタイプ。
服を脱いだら、グラマラスでファビュラスなボディをご披露することも多いのが蠍座アセンダントの特徴です。

性格

どちらかといえば、内向的・内弁慶の傾向があります。
自ら口を開かないところが「ミステリアスな感じ」を醸し出すともいわれています。

寡黙さが魅力なのですが、そこに秘められた意思の強さは誰にも負けません。
強いこだわりを感じるほど初志貫徹です。

また「破壊と再生」を繰り返すことが多く、友達関係・ゲーム・恋人や夫婦関係でも気に入らないことがあればすぐその関係性をご破算にする傾向があります。
そして、どうしても必要な相手だった、運命的な相手であったと再認識できれば復縁をすることもあります。

実は、別れと復縁を繰り返すことが多いのが蠍座アセンダントの特徴です。

女性の場合

とにかく、計算高い。
自分の世界がきちんと出来上がっており、少しでも気に入らないことがあれば平気でリセットします。

また、他人をコントロールして自分の意のままの世界を作ろうとすることもあるほどです。内向的ながらも、自分のこととなると人間関係やモラルなどを飛び越えてしまうことも多くみられます。

アリバイ作りがうまい・手を下さずに相手をつぶすというダークな一面も垣間見られるので、できれば敵に回したくない存在かもしれません。

男性の場合

蠍座アセンダント男性の場合、紙一重のところにいることが多くみられます。

例えば、服装。
ファッション雑誌のコーディネイトのようなセンスを持っている人と、まったくの無頓着というような二極性があります

内向的であるため、自分の殻に閉じこもりやすい人も見られますが、完全に閉鎖的な態度をとる人は少ないようです。
でも、自ら社交的にコミュニケーションをとることはありません。

ただし、自分の意思を成就させたいと思うのは蠍座アセンダント女性と一緒です。
男性の場合は「人を使う」よりも、インターネットで匿名の書き込みを行うというような陰湿な手段を駆使することもあるようです。

また、いったん自分の手中に入ったものは、支配しなければ気が済まないという闇の部分も見られます。

【射手座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

素朴さが目立つ温和な顔立ちです。立ち居振る舞いが若々しく、高身長・馬のような長く細い足が印象的です。

骨格もしっかりしており「丈夫そう」「がっちりタイプ」の体型をしている人も。
実際、すばしこい動きをする人も多いのも射手座アセンダントの特徴です。

視線は常に何か遠くを見つめており、それがとても印象的なまなざしに見えます。
かといってぼんやりしている体ではありません。

射手座アセンダントの外見は「ワイルド」というキーワードもあるため、洋服を着ているにもかかわらずどこか野趣あふれる雰囲気が残ります。

男性は若いうちに薄毛になる傾向にあるようです。

性格

射手座アセンダントは、嘘をつけない性格の持ち主です。
また、陽気で冒険心が旺盛です。

子供のころは自転車でどこまでもいけると信じていたことや、哲学的な考えを持ち続け、周りを困らせた経験があるかもしれません。
「子供のころの気持ちをそのまま持ち続けた大人」といったほうがふさわしいかもしれませんね。

「射手座」ですので、放たれた弓矢のように力強くまっすぐどこまでも突き進む傾向も。
そのベクトルは時折、間違った方向へ力量とともに進むことがありますが、それもご愛敬なのかもしれません。

女性の場合

射手座アセンダント女性は、「ポジティブ」「アクティブ」といったキーワードを持っています。
理想を追い求め、探求心を持って突き進むため、研究の道に進むこともあります。
自分が興味を持ったことであれば、寝食を忘れてしまうほどの強い行動力を発揮します。

興味の対象が恋愛であれば、文字通り体当たりで異性にぶつかっていくことが多くみられます。
猪突猛進とはこのことですが、それが失敗に終わった時のリバウンドは皆さんも想像できることでしょう。

哲学的な意識を持ち、常にまっすぐなため、カルト系の宗教などに入信しやすい傾向もあります。
そして熱心に布教や勧誘をする信者となるので、周りからは疎まれてしまうこともあります。

男性の場合

フレンドリーに付き合える人が多いのが、射手座アセンダント男性の特徴です。
「普遍性」というキーワードがぴったりなほど昔も今も変わらない人が多くみられます。

ポジティブな考え方を持ち、常に前向きに行動するため頼りにされる傾向にあります。
ただ、服装には「着心地が良ければそれでOK」としているため、ダサいといわれることも。

このことから「いい人だけど、恋愛の対象にはならない」といわれることが多いようです。

それもそのはず。
一人で過ごすためのプライベート時間を大事にするため、仲間内の集まりにはあまり顔を出したがらないということもあるようですね。

【山羊座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

細い線で文字通り「華奢」な体型を持っています。
細い髪の毛でふわふわとした印象です。

か弱い感じもありますが、存在感というか華やかさは十分です。
また、華奢な体つきゆえに、触ると壊れそうなイメージもありますが、骨格はしっかりしているため、案外「がっちり型」という人も見られます。

山羊座アセンダントには「伝統」というキーワードがあり、正統派でクラシカルな服装を好みます。
どことなく、妖艶なイメージもあり、じっと見据えた視線はミステリアスな魅力さえ感じられます。

アンティーク・ビスクドールのような雰囲気というとお分かりいただけるでしょうか。

性格

山羊座アセンダントは、「厳格」「伝統」というキーワードがあり、四角四面というイメージが持たれがちです。
責任感が強く、それを実現するために行動する力を持っています。

その反面、人一倍野心にあふれ、組織の中にいる場合は、支配者や権力者になろうと試みる人もいます。
もちろん、正攻法で挑戦し、努力を怠りません。

存在感があり、その立ち居振る舞いには華やかさが潜んでいます。
「親の教え」「先生の教え」「家訓や校訓」などを非常に重んじるところがあるので、「近寄りがたい存在」などとみられることもあるようです。

女性の場合

山羊座アセンダント女性は、バリバリのリアリストです。
年配からは礼儀正しく、規律を守るといったところが高く評価されます。

同世代からは「夢がない」「お堅い」「お局さま」などと言われることもありますが、仕事ぶりは確かなので誰からも信頼されています。
多方面において失敗も少なく、そつなくこなせる力量を持ち合わせています。

内面からあふれ出る華やかさを薄めるため、服装は保守的です。
常に身ぎれいにしており、華美な服装は好みません。

シンプリストを名乗ったり、必要最低限のものしか持たず、何もない生活が好きというところも山羊座アセンダント女性の大きな特徴といえるでしょう。

男性の場合

クールで落ちついた雰囲気の人が多いのが、山羊座アセンダント男性の特徴です。
「THE・真面目」と定冠詞がついてしまうほど「真面目を絵にかいたような人」です。

几帳面すぎる点があだになってしまうこともあります。
仕事面では、数字を扱う銀行員や会計士、税理士といった仕事に向いています。

内心では、いつかこの世界を抜け出そうと常日頃から思っている野心家が多い傾向にあります。
山羊座アセンダント男性もリアリストですので、少しでも仕事の足を引っ張る相手や、自分の仕事自体を邪魔する相手は非情なまでに切り落とすこともあります。
支配的なパワハラなどに移行する傾向も見え隠れするので、気を付けるべきでしょう。

【水瓶座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

何かを引き付けるようなまなざしが印象的な、水瓶座アセンダント。
いわゆる天才肌で、理知的な容貌が魅力的です。

きりりとした顔立ちで、人間としての理想がすべて網羅された形ともいわれるほどです。
すべてにおいて整っており、美男美女など、均整がとれたパーフェクトさを兼ね備えています。

外見とは裏腹に「ぼーっと歩いているときがある」「どこで何を考えているのかわからない」というようにどこか宇宙的な印象を持ち合わせていることも。
実際、何も考えていないことが多いのですが、潜在意識の中で宇宙との通信を行っているのかもしれません。

性格

「つかみどころがない」といわれる、水瓶座アセンダント。
自分自身の意見をしっかり持ち、それを力説することは多いのですが、考え方がとても飛躍しているというか次元を超えたものになってしまうため、相手からはなかなか理解を得られにくいという困難があります。

その、独特な発想力はなかなかのもので、その感覚は相手をうならせるほど。
けれど、的を射た論旨ではあるけれど、着地点がなかなか見つからなくなってしまうような飛躍ぶりに回りが困ってしまうこともあるようです。

身の回りにいる全てのものを大事にする博愛主義者も多い傾向にあります。

女性の場合

水瓶座アセンダント女性は、とても社交的でいろいろな集まりに積極的に参加します。
けれど、あまり他人とのかかわりに深入りしようとはしません。

自分からも心を開くべきだということは気づいていますが、必要以上にパーソナルスペースに踏み込まれると、壁を作ってしまう傾向があります。
自分にとってマイナスになる存在であることが分かれば、完全シャットアウトすることもあります。

なかなか閉鎖的な部分もありますが、自分を発信したがります。
それは、SNSであったり、服装であったりとそれぞれです。

自分発信は行いますが、それを客観視できるところがあります。

男性の場合

水瓶座アセンダント男性は、中性的な人が多い特徴があります。
確固たる自分を持ち、自分の考えを丁寧に伝えることが得意ですが、なかなかな相手に伝わらないことも。

そのような意見や考えは単純に自己中心的ではなく、友情からくるものなのでいつかは必ず伝わります。

その「確固たる自分」からくる自信は、服装にも反映されています。
中性的な自分をアピールするためにレディースサイズを着用したり、鎖などを体に巻き付けたりというような一見して奇抜な服装をすることも見られます。

【魚座】アセンダントの外見・性格の特徴

外見

見るからに「魚」のイメージです。顔色が青く、いつも眠そうな雰囲気を持っています。
普段から悲しそうな表情が多く、物憂げです。
歩き方などもどこか、魚が揺蕩うように泳ぐような感覚を受けます。

柔らかくデリケートな体を持っており、実際に皮膚疾患を持っているというような病気がちという人も少なくありません。

ここまでまとめると、「魚座アセンダントは、ちょっと変な人？」というような印象を与えてしまいかねませんが、その振る舞いの一つ一つがとても崇高で聖なるものを秘めているのが魚座アセンダントなのです。

性格

魚座アセンダントは、海底深くに棲む魚のように、感覚で物事を見据えることがあります。
慈悲深さを持つ一方、相手の言葉に耳を傾けすぎて最終的に流されてしまうことも多々あります。

慈愛に満ちており、自分自身が「与えるべき相手」と判断した場合は、無制限にすべてのものを与えます。
それは、お金や食事であったり、愛情であったり、カラダであったりと有形無形のこだわりを持ちません。

相手を信じやすく、自己犠牲の心を持ち合わせているので、時には騙されてしまうといった点は気を付けなければいけません。
自分が騙されていることに気づきすべてを知った後も、海のような深い心で、騙され続けることさえあります。

女性の場合

魚座アセンダント女性は、個性をしっかり出せる一面があります。
独特な観点と不思議なたたずまいが、人々に大きな魅力を与えます。

ただ、「昨日の発言と今日の発言は違う」というような変容性を持ち、これを「気まぐれ・気分屋」というべきでしょう。
それを魚座アセンダント女性は「成長・ステージアップ」などといい、開き直ることがあります。

普通なら友達を失ってしまうような言動ですが、なぜか目が離せないカリスマ性を持ち合わせているのは、魚座アセンダント女性ならではの大きな特性です。
ピンチの時でも、必ず誰かが助けてくれます。

お取り巻きがつく場合もあるため、有頂天になる部分もありますが、最終的には投資話や新興宗教などにはまりこんでしまい、騙されてしまうこともあります。

男性の場合

魚座アセンダント男性は落ち着き払った態度をとりますが、実は12星座の中で一番のロマンチストです。
幻想を抱くことで、自分を美化させることもまれにあります。

自分が一番、ではなく他人のために自己犠牲を払える人です。
与え続けることができ、人のために泣ける、繊細さも持っています。

恋愛面においても、相手をとても大事に包み込むように愛し続けます。
持ち前のロマンチストな部分も手伝って、目の前の大事なことに気づけなくなる場合もあるので、のめりこみすぎないようにしなければいけません。

アセンダントを知って人間観察を

生まれ月から見る12星座とは一風違った「アセンダント星座」。
ホロスコープから読み取れる「アセンダント星座」には、外見や性格の情報が詰め込まれていることがわかりました。

今回は、アセンダントキーワードから読み取れる「ウラ性格」も交えてお伝えしてまいりました。
あの人は、自分は、どのように当てはまりましたか？