
キザなセリフを口にする男性の心理と上手なリアクションの取り方
みなさんは彼氏やほかの男性から、“キザなセリフ”を言われた経験はありますか? 何度か耳にしたことがあるという女性も多いのではないでしょうか。 キザなセリフの独特な世界観や雰囲気に耐えられず、笑いそうになるという女性もたくさんいるはずです。 この記事では、キザなセリフを口にする男性心理や言われたときの上手なリアクションの取り方をご紹介していきます。
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「キザなセリフ」とは
キザなセリフとは、『聞いている人までもが恥ずかしくなるようなセリフ』『かっこつけたセリフ』を意味しています。
似たような言葉には、“くさいセリフ・言葉・文句”や“すかしたセリフ・言葉”があります。
基本的に男性が口にする機会が多く、女性を落とすテクニックとして使っているケースも少なくないでしょう。
おもしろくて、思わず笑えるものから恋愛向けのセリフまでさまざまなジャンルの言葉が存在しています。
キザなセリフを口にする男性心理
では、キザなセリフを口にする男性心理をみていきましょう。
キザなセリフを口にする男性には、以下の心理が考えられるでしょう。
- 注目を集めたい
- 流れを作りたい
- 喜ぶと思っている
- 酔いしれている
- 主人公に憧れがある
- どうしても落としたい
- マニュアルを試している
続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。
男性心理①:注目を集めたい
キザなセリフを言う男性には、“目立ちたい”と言う心理が潜んでいます。
目立ち方にこだわりはなく、悪目立ちだとしてもあまり気になりません。
キザなセリフで女性の注目を集め、心に潜む欲求を満たそうとしているのです。
寂しがりやな一面もあり、誰かの記憶の中に残りたいと考えています。
注目欲求を満たすために、キザなセリフを口にしているのでしょう。
男性心理②:流れを作りたい
キザなセリフによって、ロマンティックな雰囲気を作り出そうとする男性もいます。
デートでいいムードになった女性を前に、キザなセリフで流れを確立させようとするのです。
お付き合いを申し込むにしても、ホテルや自宅へと誘うにしても、流れが大切になってきます。
いい流れさえできていれば、女性側も断りにくく、「うん」と頷くしかありません。
その流れを掴むためにも、キザなセリフを口にするのです。
男性心理③:喜ぶと思っている
女性はキザなセリフに喜ぶ生き物だと思っている男性も少なからずいます。
ロマンティックな世界に憧れるという先入観が強く、本気で女性が落ちると思っているのです。
漫画の中にありがちな女性のキュンとする姿が、イメージとして頭に浮かんでいるでしょう。
そのため、キザなセリフに喜ぶと思っている男性は、笑いそうになっている女性やポカンとした女性の様子に戸惑ってしまいます。
このタイプの男性とうまく関係を築きたいのであれば、嘘でも喜んだふりをしてあげてくださいね。
男性心理④:酔いしれている
キザなセリフを口にするのは、自分自身に酔いしれているからです。
「こんなセリフをサラッと言う俺、かっこいいでしょ?」と言わんばかりにドヤ顔をするでしょう。
女性を落とす一つのテクニックとして考えており、落とせないなんてありえないと思っています。
キザなセリフになびかない女性に対しては、魅力に気づかない人だと下に見ることもあります。
ただ、自分だけの世界に酔っている分、キザなセリフを堂々と口にするので、聞いている側が照れないのがいいところでしょう。
男性心理⑤:主人公に憧れがある
漫画やドラマに興味のある男性は、主人公になりきってキザなセリフを言う場合もあります。
感情移入しやすい人に多く、かっこいいと思うキャラクターだったり、憧れを抱いていたりすると役に入り込みたくなるのです。
もともと目立ちたがりな気質を持っていて、主人公のように中心人物になりたがります。
舞台や催し物をするときでも、主人公もしくは存在感を放つ役柄を演じようとする場合が多いです。
ストーリーの中でしか味わえない世界観に憧れを抱いている女性にはぴったりの男性かもしれませんね。
男性心理⑥:どうしても落としたい
好きな女性をなにがなんでも手に入れたいときの勝負セリフとして、キザなことを言う男性も少なくありません。
「かっこいいところを見せたい」と思えば思うほど、ビシッと決めなければいけない気持ちが強くなります。
特に年上の女性を相手にすると、子供っぽく見られないように背伸びしたくなるものです。
綺麗な夜景の見える場所へと連れて行き、ここぞとばかりにキザなセリフで落としにかかるでしょう。
気になっている男性であれば、頑張る姿を応援する気持ちで見守ってあげて下さいね。
男性心理⑦:マニュアルを試している
恋愛経験がなく、女性に慣れていない男性が、恋のマニュアルを完全に信じきっているケースもあります。
経験がないあまり、マニュアルに書いてあることが全て正しいと思うのです。
キザなセリフに喜ぶと書かれてあれば、そういうものだと信じて疑いません。
『攻略』や『落とすテクニック』と書かれている本には弱く、アプローチ方法として頭にインプットしているのです。
明らかにマニュアル通りだなと思ったときは、その状況を楽しんでみるのも一つの手かもしれませんね。
女性はキザなセリフに憧れる?
女性はロマンティックな雰囲気が好きで、おとぎ話やアニメの世界観に引き込まれてしまうことが多いです。
現実ではありえないようなセリフを聞いては、妄想の中で“キュン”としていたりもします。
ただ、それはあくまでも妄想の中の話である上に、イケメン+かっこいい声で囁かれているからキュンとするのです。
そのため、現実世界でキザなセリフを聞いたところで、同じ反応ではないことの方が多くなります。
キザなセリフに憧れる気持ちはあるものの、実際に言われてしまうと、聞いている側が恥ずかしくなってしまい、反応に困るというのが女性の本音といえるでしょう。
キザなセリフを言われた時のリアクション例
では、キザなセリフを言われた時のリアクション例をみていきましょう。
キザなセリフを言われた時のリアクション例には、以下のものがあります。
- ビックリする
- 喜んだふりをする
- ノリに合わせていく
- あえて笑ってみる
続いて、キザなセリフを言われた時のリアクション例を、それぞれ詳しくみていきます。
リアクション例①:ビックリする
キザなセリフをいざ言われたとき、通常の反応は「ビックリ」が大きいはずです。
普段との差が激しいほど「こんなこと言う人だったっけ?」と、ギャップに戸惑ってしまうでしょう。
ビックリしたそのままの反応を見せるのも一つのリアクションです。
「わっ!」や「突然ビックリしたよ〜」と驚く様子を伝えてみてはいかがでしょうか。
ただ、「えっ?なに?」と引き気味のリアクションにならないように注意しておきましょう。
リアクション例②:喜んだふりをする
キザなセリフを言うのは、女性を喜ばせようとする男性の優しい心遣いでもあります。
心の底から喜んでいなくても、「喜んだふり」をすると男性自身も喜ぶことができます。
照れるような表情、嬉しい様子を演出できるといいですね。
ポイントとしては、少し間をおいて話したり、うつむきながら少し黙り込んだりして、キザなセリフを噛みしめる雰囲気を作ります。
たとえ嘘のリアクションでも、喜んでいる女性の姿は可愛いもので、男心を掴むきっかけになるかもしれません。
リアクション例③:ノリに合わせていく
キザなセリフに対して本気のリアクションではなく、ノリに合わせて返すと変な空気にはなりません。
どう反応すればいいのかわからない女性は、同じテンションで似たような言葉を返すといいでしょう。
例えば、「君が頭から離れないよ」と言われた場合は、「私もあなたが離れないの」とユーモアで返します。
言うときはきちんと相手の目を見て、照れずに言う方が二人の世界観が生まれます。
このときキザなセリフを言いながら笑ってしまうと、馬鹿にされたと勘違いさせてしまう可能性もあるため注意しましょう。
リアクション例④:あえて笑ってみる
キザなセリフに笑い出しそうになったときは、無理に我慢しなくてもかまいません。
「ププッ」と笑って見ると、耐え切れなかった空気がガラリと変わるでしょう。
ただし、なかには本気でキザなセリフを口にする男性もいるため、からかうような嫌味な笑い方はタブーです。
気になっている人であれば尚更で、ケラケラとツボに入ると、男性を嫌な気分にさせてしまいます。
笑うときはできるだけ控えめに、大人しく微笑むイメージを意識しましょう。
キザなセリフ一覧
では、キザなセリフ一覧を紹介します。
キザなセリフ①:「突如として現れた」
漫画でしか耳にする機会がなさそうな恥ずかしさがあるキザなセリフで、「君は僕の前に突如として現れたエンジェルだよ」です。
面と向かってエンジェルなんて言われると、恥ずかしくなってしまうでしょう。
「エンジェルだもん」とノリにのって返してみると、その場が凍り付かずにふんわりした空間を保てるはずですよ。
キザなセリフ②:「君と出会うために」
小説の一文として出てきそうなキザなセリフで、「君と出会うために生まれて来たんだ」です。
プロポーズや記念日などの特別な日に聞くと、案外「そうかもしれないね」という気持ちになるかもしれません。
相手の顔色を見て本気で口にしていると感じるときは、「私もだよ」と賛同しておくといいでしょう。
キザなセリフ③:「君にはかなわないよ」
夜景や綺麗な景色を見ているときにぴったりのキザなセリフで、「どんなに綺麗な景色も君にはかなわないよ」です。
ロマンティックな景観を前にこんなくさいセリフを言われてしまうと、面白いと笑ってしまうかもしれませんね。
そんなときは、無理に笑いを我慢せずに「ふふっ」と吹き出してしまうのも、雰囲気を変える方法として意外に使えますよ。
キザなセリフ④:「世界一の幸せ者だよ」
サラッと言われると思わずキュンとしてしまいそうなキザなセリフで、「君と同じ空間で同じ瞬間を過ごせる僕は世界一の幸せ者だよ」です。
不意打ちに聞くとキョトンとしてしまいそうな言葉ですが、あとで思い返したときは甘い思い出になるでしょう。
ラブラブな時期には「私も幸せ」と、キザなセリフで返してみるともっと仲が深まっていきますよ。
キザなセリフ⑤:「どんどん可愛くなっていく」
キザではありますが実際言われると嬉しいセリフで、「君は会うたびにどんどん可愛くなっていくね」です。
メイクや身の回りのケアを頑張ろうと思える一言で、素直に嬉しいと感じられるはずです。
さらに女磨きに力を入れて何倍も可愛くなり、彼からたくさんキザなセリフを引き出しましょう。
キザなセリフ⑥:「君を見ていると」
彼氏や旦那に言われると嬉しいキザなセリフで、「どんな疲れも君を見ていると癒されるよ、ありがとう」です。
感謝するフレーズが入っているところがポイントで、言われて悪い気がする人はいないのではないでしょうか。
ただ、いきなり男性からこんなキザなセリフを言われると、「なにかあった?」と疑いの目を持ってしまってもおかしくはありませんね。
キザなセリフ⑦:「ずっと君の味方だよ」
言われるタイミングによっては心に刺さるキザなセリフで、「いつでも頼っておいで、僕はずっと君の味方だよ」です。
仕事がうまくいっていなかったり、悩んでいるものごとがあったりするときに聞くと、心温まるセリフとなっています。
どんな男性であっても“味方”だと言われると心強く、頑張っていこう・自分の道を進んでいこうと思えるパワーがわいてくるでしょう。
キザなセリフ⑧:「僕は君が欲しい」
「本当に私でいいの?」と聞きたくなるくらい恥ずかしいキザなセリフで、「どんなに高価なプレゼントよりも、僕は君が欲しい」です。
ロマンティックな決めセリフとして言われたときには、その場を流れる何とも言えない空気感に耐えられなくなってしまうでしょう。
笑っちゃいそうだと思った場合は、「じゃあ私をあげる!」「私をプレゼント!」と冗談交じりに言ってみてもいいかもしれませんね。
キザなセリフ⑨:「なんて幸せな時間なんだ」
ロマンティックな世界観が生まれるキザなセリフで、「今宵、君と過ごす夜はなんて幸せな時間なんだ」です。
大人のにおいが漂うセリフでもあり、ワインでも飲みながらダンディーな男性が口にするシーンが頭に浮かぶ女性も多いのではないでしょうか。
妄想の世界の中で、赤ワインかな?それとも白ワインかな?と考えているときが一番楽しく幸せなひと時でもあるのです。
キザなセリフ⑩:「きっと見つけ出すから」
これぞキザなセリフの王道と言えるくさい言葉で、「君がどこにいてもきっと僕は見つけ出すから」です。
漫画やアニメ・ドラマの名言としてもピックアップされていそうなセリフで、現実世界ではなかなか聞く機会はありません。
だからこそ、たくさんのイメージが膨らみ、人それぞれの妄想シチュエーションが膨らんでいくのです。
実際に言われたときは、「絶対見つけてね?」と男性の温度感に合わせてあげるといいでしょう。
キザなセリフを口にする男性の心理と上手なリアクションの取り方のまとめ
キザなセリフを言う男性には、主人公に憧れの強い目立ちたがりな性格が多いです。
恥ずかしいセリフでも、サラッと言えてしまうような場合は、役として入り込んでいるか、自分の世界に酔っているかでしょう。
また、どうしても落としたい女性を相手にキザなセリフを言う場合もあるため、男性の頑張りが見えたときは、精いっぱい可愛いリアクションを取ってあげてくださいね。
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