Search

マレーシアとはどんな国?

マレーシアの景観

地理

マレーシアは東南アジアに位置し、マレー半島とボルネオ島の一部からなる国です。
面積約33平方キロメートルとなり、日本列島から九州と四国を除いたほどの面積となります。

タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ブルネイと隣接し、クアラルンプールを首都する国です。
日本との時差は1時間で、日本からは飛行機で6~7時間の距離です。

気候

気候はビーチリゾートと熱帯雨林からなる国で、つまり常夏の島です。
1年中32~33℃、日本の夏が1年中とイメージしていただくのがわかりやすいと思います。

日本のように四季はありませんが、雨季と乾季があります。
マレーシア半島の東海岸とボルネオ島は雨季が11月~3月で、マレーシア半島の西海岸は雨季が5~9月ごろです。

雨季は一日中雨が降っていることはほとんどありませんが、スコールと呼ばれる非常に激しい雨が一日に何度か降ります。
雨季は風も強く海が荒れることが多いので、雨季にビーチで遊ぶことはおすすめしません。

人口

マレーシアの人口は約3,000万人で日本の人口の約16%となります。
日本の首都圏の人口よりやや少ないくらいになります。

この中に、後程詳しくご紹介しますが、マレー系、中華系、インド系、その他と様々な民族が共生している多民族国家になります。

言語

マレーシアは多民族国家なので、その民族ごとに言語は異なります。
たとえばマレー系はマレー語、中華系は中国語、インド系はタミー語という具合です。

公用語はマレー語なのですが、英語が第2言語と言われるほど英語が話せる人が多いです。
そして特徴的なのが、看板です。

街中を歩いていると様々な言語で表示された看板を目にすることができます。

食文化

食文化も多民族国家だけあって様々がグルメが楽しめます
マレーシアの代表的なグルメは東南アジア風炒飯であるナシゴレ、東南アジア風やきそばのミーゴレンとピーナッツソースを使った焼き串であるサテなどあります。

インド文化もはいっているので、カレーのお供のロティチャナイというカレーにつけて食べるパン生地でできたナンのような食べ物も非常に有名です。
価格は非常にやすく100円~300円程で外食を楽しむことができます。

ただし、マレーシアの料理は一般的に辛い物が多いです。

宗教

マレーシアの主宗教はイスラム教になります。
しかし、多民族国家ならでは、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教、儒教・道教、シーク教を信仰する国民も多くいます。

宗教には非常に寛容な国で、イスラム教の祝祭日だけではなく、仏教やキリスト教の祝祭日も全国的に祭日に指定されています。

マレーシア人の民族ごとの国民性

マレーシアの国旗

マレーシアは色々な民族が共生して暮らす多民族国家になります。
そこで、次にマレーシア人の各民族ごとの国民性についてご紹介していきます。

マレー系

国民全体の67%を占めるのがマレー系(通称マレー人)です。
国民性は、南国人らしく明るく社交的、困っている人は放っておけない親切な気質です。

また、細かいことは気にしないおおらかな性格の人が多いので、一見よさそうですが時間もルーズなので仕事などの付き合いはイライラさせられることも多いです。
思ったことははっきり口にし、喜怒哀楽もはっきりしているので何を考えているかはわかりやすいです。

中華系

国民全体の25%を占めるのが中華系です。
彼らは、長年マレーシアに根を下ろしているので文化や風習にもすっかり溶け込んで、中国本土の中国人と一線を画してマレーシアンチャイニーズと自分たちのことを呼ぶようです。

国民性も、最近取りざたされるいわゆる中国人の横暴さはなく礼儀正しくマナーも守りまじめで仕事熱心な人が多いようです。
マレーシアで働き者を言えば中華系が筆頭と言われるほどです。

インド系

インド系は国民全体の7%を占めます。
中華系のマレーシアンチャイニーズとは異なりマレーシアには染まらずあくまで自分たちの文化・風習を貫いているというのがインド系です。

表情や手ぶりが大きいのが特徴です。
ケンカしているように見えることも多々あるというほどジェスチャーが大きいです。
一般的に愛想がいい人が多いようです。

その他

日本人や欧米人を含むその他も全体の1%ほど在住しています。
そのほとんどは企業から派遣されてきている学校の先生や医者などの専門職の人になります。

ですので、好待遇を受けていることもあり、現地の庶民の生活になじむというよりは、少しアッパークラス的な自分たち独自のライフスタイルを楽しんでいる人が多いです。

マレーシア人男性の性格の特徴

マレーシア人男性

マレーシア人は一般的に明るく社交的というのはご紹介しましたが、もう少し詳しくマレーシア人の男性の性格についてご紹介します。

  1. 明るい
  2. 紳士的
  3. 素直
  4. 太っ腹
  5. 家事を手伝ってくれる
  6. 無計画
  7. マイペース

特徴①:明るい

マレーシア人男性の性格の特徴の1つ目は「明るい」です。
いつでもニコニコしていて開放的でとてもフレンドリーです。

いつでもどこでもすぐに友達になれるので、例えばご飯を食べていて隣の席に座った人とや、電車やバスで隣の席に座った人とでも話が盛り上がることができます。
壁を作らず非常に友好的です。

特徴②:紳士的

マレーシア人男性の性格の特徴の2つ目は「紳士的」です。
マレーシア男性は欧米人さながらレディーファーストの作法が身についているので、女性が荷物を持っていたら持ってくれる、ドアがあれば先に立ってドアを開けてくれる、レストランでは椅子を引いてくれるなどということはあたりまえです。

特徴③:素直

マレーシア人男性の性格の特徴の3つ目は「素直」です。
マレーシア人は喜怒哀楽を表にだすので、これは喜んでいるんだな、これは嫌いなんだなというのが非常にわかりやすいです。

言動も非常にはっきりしていて、「これは欲しい」「これは欲しくない」とはっきり言います。
日常生活でははっきりしていてよいのですが、仕事でも同じ感じで好き嫌いをいうので日本人としては一緒に仕事はやりづらいかもしれません。

特徴④:太っ腹

マレーシア人男性の性格の特徴の4つ目は「太っ腹」です。
マレーシア人は細かいことを気にしない性格なので、割り勘という考え方は基本的にありません

おごるのも好きですし、おごられることに躊躇もないです。
お金を気にするより楽しい食事を楽しみたいという考え方なんですね。

ここは相手が出してくれるので、次は自分が出すぐらいの柔軟な考え方で臨みましょう。

特徴⑤:家事を手伝ってくれる

マレーシア人男性の性格の特徴の5つ目は「家事を手伝ってくれる」です。
マレーシアも日本同様共働きが多いので家事は基本的に分担というのが主流です。

日本も最近はイクメンなど育児にも積極的に参加してくれる男性が増えてきましたが、マレーシアは以前からそれが当たり前で家事だけでなく育児にも積極的に参加してくれます

特徴⑥:無計画

マレーシア人男性の性格の特徴の6つ目は「無計画」です。
マレーシア人男性は良くも悪くも思い付きで行動します。

事前に行き先を決めて出発時間を決めて、という日本人的な段取りはありません。
今行きたいとおもったら今出発する、といった具合です。

南国気質さながら、将来のために貯金という発想は基本的にありません。
おおらかなのはいいですが、万事行き当たりばったりに物事を決めていきます

特徴⑦:マイペース

マレーシア人男性の性格の特徴の7つ目は「マイペース」です。
マレーシアも南国特有の南国タイムがながれているので、時間に遅れることは当たり前です。

また、自分のペースを乱されることを好まないので、遅れているから急ごうという発想は基本的にありません
こまったことにこれは仕事でも同じなので、「急ぎの案件」といっても急いではくれません。

マレーシア人女性の性格の特徴

マレーシア人女性

マレーシア人男性の性格の特徴についてはご紹介した通りです。
続いて、マレーシア人女性の性格についておご紹介します。

  1. 明るい
  2. ほがらか
  3. 友好的
  4. 男性に対してはシャイ
  5. 食べることが好き
  6. お付き合いする場合は相手の職業をみる
  7. 束縛する

特徴①:明るい

マレーシア人女性の性格の特徴の1つ目は、男性同様「明るい」です。
男女ともにマレーシア人の性格の特徴は「明るい」ということでした。

いつも明るくたのしそうでストレスもない感じにみえて一緒にいてとても楽しいというのがマレーシア人の良いところの一つです。

特徴②:ほがらか

マレーシア人女性の性格の特徴2つ目は、こちらもマレーシア人男性の同様「ほがらか」です。
いつもニコニコしていてほがらかでやさしくおっとりした雰囲気の女性が多いです。

良くも悪くも細かいことにこだわらないので、日本人女性のように付き合ったり結婚したりすると小言をいうということはあまりありません。
男性のだらしなさにも寛容なので男性にとってはうれしい限りですね。

特徴③:友好的

マレーシア人女性の性格の特徴の3つ目は、こちらも男性にも共通した特徴ですが「友好的」です。
壁を作らないのでいろんな人と友達になれます。

例えば、パーティーなどにお呼ばれする機会があればぜひ行ってみてください。
知らない人がいると仲間外れにされることはまずありません。

みんなが話しかけてくれることでしょう。

特徴④:男性に対してはシャイ

マレーシア人女性の性格の特徴の4つ目は、「男性に対してはシャイ」です。
マレーシア人女性は同じ女性や恋愛対象にならない男性に対しては友好的なのですが、これが恋愛対象の男性となると話は別です。

マレーシア人は宗教的に気軽にお付き合いができないという背景からか恋愛対象の男性に対しては非常にシャイです。

特徴⑤:食べることが好き

マレーシア人女性の性格の特徴の5つ目は、「食べることが好き」です。
マレーシアは共働きが多いことと外食が安いこともあり、食事を家でとるというよりは朝・昼・晩ご飯を外食ですませることのほうが多いようです。

そういう背景もあってか、ダイエットを気にするよりも、おいしいものを食べること家族や友人と食事を楽しむことを優先する傾向にあります。
マレーシア人と仲良くなりたければ一緒に食事をとるのが一番というほど食べることが大好きです。

特徴⑥:お付き合いする場合は相手の職業をみる

マレーシア人女性の特徴の6つ目は、「お付き合いする場合は相手の職業をみる」です。
マレーシア人女性は宗教がら気軽なお付き合いというのはあまりなく、お付き合い=結婚前提と考えているようです。

ですので、お付き合いする際には相手の職業を気にします。
日本で人気のマスコミ関係や医者、弁護士、芸能という派手な職業は人気がなく、大学の教授や研究者といういわゆる安定した固い職業が人気になります。

特徴⑦:束縛する

マレーシア人女性の性格の特徴の7つ目は、「束縛する」です。
マレーシア人女性は普段穏やかでゆったりした感じですが、一度お付き合いがはじまると束縛が強いようです。

一日に何度も電話やメールを要求されるのは当たり前、食事会に知らない女性がいるのはNG、道行く女性をみるだけでも注意されることもあります。
少し鬱陶しく感じるかもしれませんが、そんな時は束縛されているのではなく愛されていると考えましょう。

マレーシア人の顔の特徴

マレーシア男性の顔

女性の顔の特徴

マレーシア人女性の顔の特徴は民族によって異なりますが、目が大きくはっきりした顔立ちの女性が多いようです。
体型は全体的に小柄で手足が細長くスタイルの良い美人が多いようです。

色白が美人とされる国なので、美白に気を使っている女性が多いのも特徴的です。

男性の顔の特徴

マレーシア人男性の顔の特徴も、民族によって異なるようです。
マレー系のマレーシア人の顔の特徴は目が大きくはっきりした顔立ちというとことです。

また、顔以外では肌の色は浅黒くスタイルが良いのが特徴です。
中華系のマレーシア人の顔の特徴は、色が白くあっさりした顔立ち、スタイルは細身の人が多いです。

そして、インド系のマレーシア人の顔の特徴は、彫りが深くはっきりした顔立ちです。
いずれにしても、ハーフが多いせいかイケメンが多いです。

マレーシア人の恋愛傾向

マレーシア人の恋愛

続いて、気になるマレーシア人の恋愛傾向についてご紹介します。
日本人とは異なる部分もかなりあります。

マレーシア人男性の恋愛傾向

マレーシア人の恋愛傾向は民族によってだいぶ異なります。
イスラム教を信仰するマレー人はお付き合い=結婚と比較的非自由恋愛ですが、中華系は開放的な恋愛を楽しむ自由恋愛です。

しかし、いずれも共通しているのは、マレーシア人男性は非常に積極的だというところです。
日本は、最近は特に草食化が進んでいるのでなかなか積極的な男性は少なくなりましたが、マレーシア人は昔の日本さながら肉食男子です。

まめに電話をかけたり花束をプレゼントすることも日常茶飯事です。
そして一途です。

マレーシア人男性が浮気することはあまりありません。
しかもレディーファーストで優しくエスコートしてくれます。

イケメンに積極的に迫られてやさしくエスコートしてもらって、しかも浮気をしないと来たら悪い気はしないですよね。

マレーシア人女性の恋愛傾向

マレーシア人女性の恋愛傾向も男性と同じく民族によって異なります。
特に、イスラム教のマレーシア人は女性は恋愛に関しては非常に慎重です。

マレーシア人女性は一般的に友好的でとてもフレンドリーなので恋愛経験は多そうですが、実は恋愛経験はあまりありません。
それというのもマレーシア人女性(特にイスラム教女性)はお付き合い=結婚と考えている女性が多いからです。

まず交際を申し込まれてすぐ付き合うことはしません。
その相手が将来の結婚相手としてふさわしいかきちんと見極めた上で恋愛がスタートします。

そして恋愛が始まると割と早い段階で家族とご対面となるようです。

マレーシア人の結婚観

マレーシア人の結婚

次は、マレーシア人の結婚観についてご紹介します。
日本とはかなり異なる部分が多いようです。

  1. 同じ民族同士の結婚
  2. 子だくさん
  3. 家族を大切にする

結婚観①:同じ民族同士の結婚

同じマレーシア人といっても民族が異なると文化も風習もそして一番は宗教がことなるので、マレーシア人は同じ民族で結婚することが多いようです。
特に、マレー人が信仰しているイスラム教はいろいろ戒律が厳しいので同じイスラム教徒でないと結婚が難しいというのもあるのでしょう。

例えば、イスラム教徒の戒律を一部ご紹介します。
豚肉を食してはいけない、女性は肌を露出してはいけない、1日5回のお祈りと毎週金曜日の礼拝がある、1年に1回ラマダンと呼ばれる断食機関が1カ月間あるなどです。

結婚観②:子だくさん

マレーシア人の中でも特にマレー人は結婚するまでセックスは禁じられています
そのため、比較的早く結婚して、結婚後すぐに子供を希望する人が多いです。

子供も1人だけという家は少なく、大体子供は2~3人、それ以上という家庭が大半です。
日本と同じく共働きですが、ベビーシッターを雇う、食事は外食が多いマレーシアでは女性一人が仕事に家事に育児にとすべてを抱えることはありません。

結婚観③:家族を大切にする

マレーシア人はお付き合いするとすぐに家族に紹介しあいます。
家族の同意があって初めてお付き合いが成立するといっても過言ではないくらい「家族」の絆が強いです。

結婚前からお互いの家族を行き来し、親族同士の集まりにも参加します。
結婚してからも、日本のように新しい家族を大事にするというのではなく、家族(親兄弟・親族)の集まりには絶対参加しますし家族(親兄弟・親族)の絆は相変わらず非常に強いです。

マレーシア人と付き合う方法

null

前述の通りマレーシア人は家族のつながりがかなり強いです。
つまり、マレーシア人と付き合う=彼らの親族・家族とも付き合う覚悟が必要です。

また、宗教や伝統・風習にも誇りをもっていて彼らの生活に根付いています。
日本人はどちらかというと宗教や伝統・風習に無頓着な傾向があるので、付き合いや結婚を考える際は彼らの宗教や伝統・風習を受け入れる覚悟が必要となります。

イスラム教の場合は結婚する際、改宗を求められます。

マレーシア人とのお付き合いは文化・風習が違うことを理解して上手にお付き合いを

null

マレーシア人は明るくフレンドリーで細かいことにこだわらないおおらかな人が多いのでマレーシア人とのおつきあいはとても楽しいです。
しかし、日本人とのおつきあいとはだいぶ異なります。

お国柄が違えば宗教や文化・風習も異なるということを理解した上でお付き合いすると上手に楽しくお付き合いすることができます。

Apple touch icon
ライター
noel編集部

取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。

ライターの記事一覧を見る