自分を見つめ直す20の方法!見つめ直す意義や気をつけること
「私…このままでいいのかな…」とふと思ったことがあるかもしれません。 「自分を見つめ直したい」「でもどうやって?」 自分を大切にしようという優しい気持ちが芽生えたあなた、先のことを考えられるようになったあなたに、 【自分を見つめ直す20の方法】をお伝えします。
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自分を見つめ直す時間は大切!
自分を見つめ直すことはとても大切です。
自分の気持ちや考えを整理し、向き合うことで、客観的な視点を持ち現実的な対策を打てるようになるからです。
そのようにして自分を見つめ直すことで、自分の価値観に気づき、それに沿った人生を歩むことができます。
今回は、具体的に自分の価値観を知ることで、自分を見つめ直す方法をお伝えします。
自分を見つめ直す意味
「自分を見つめ直す」ということは以下の3つの意味があります。
意味①:自分のことを認められるようになる。
たとえ信頼できる身近な人に「あなたってすごいね」と100回言われても、その言葉を受け入れられなかったら、言われなかったも同然。
他人の言葉を受け入れられるようになるためには、自分のことを認める、というのがとても大事です。
意味②:自分の価値観を知ることができる。
今まで「◯◯したのにうまくいかなかった…なんで?」という経験、ありませんか?
その選択は、果たして自分の価値観に基づくものでしょうか。
「お母さんに反対されそうだから」「友達にこっちのがいいと言われたから」。
それはあなたの本当の価値観ではありません。
あなたの価値観とはなんでしょうか。
このタイミングで、自分を見つめ直してみましょう。
意味③:自分の価値観に沿った人生を歩むことができる。
自分を認め、価値観に気づいたら、自分の人生を歩むことができます。
「自分の人生を歩む」とは、「自分の感情や行動、全てにおいて責任を取ること」。
自分を見つめ直すことで、自分の価値観に沿った人生を歩んでいきましょう。
自分を見つめ直す方法
自分を見つめ直すために、準備を含めた10個の方法をお伝えします。
これは主に今までの自分の価値観を確認するために行います。
- まずはしっかり休みましょう。
- 一番くつろげる格好など、素の自分と向き合える環境を作りましょう。
- 10分でいいので、誰にも邪魔されない「自分だけの時間」を作りましょう。
- 今まで頑張ってきたことを書き出しましょう。
- 今まで頑張ってきたこと1つひとつにねぎらいの言葉をかけましょう。
- 自分を褒めましょう。
- 報われた場合、なぜそう感じたかポイントを書きましょう。
- 報われなかった場合、なぜそう感じたかポイントを書きましょう。
- ⑦と⑧を見返してみて、共通点を探してみましょう。
- やり始めて「やっぱりやりたくない」と感じたら、素直にやめましょう。
これを順番に説明していきたいと思います。
方法①:まずはしっかり休みましょう。
睡眠時間が足りていないと、十分に考えることができず、正しい思考や判断ができません。
自分のことを見つめ直す前に、まずは体と脳をしっかり休ませましょう。
方法②:一番くつろげる格好など、素の自分と向き合える環境を作りましょう。
「自分を見つめ直す」ということは、仕事でもタスクでもありません。
自分が一番くつろげる格好、場所、環境で行いましょう。
お気に入りの部屋着で、おいしい飲み物を入れて、大好きなアーティストの音楽をかけて…。
自分を見つめ直し、これからやってくる未来をわくわく考えられる状況を作りましょう。
方法③:10分でいいので、誰にも邪魔されない「自分だけの時間」を作りましょう。
「自分を見つめ直す」には、ある程度まとまった時間が必要。
とはいえ、いきなり2時間もかける必要はありません。
ますば10分でいいのでやってみましょう。
長めの時間を作ろうとすると「そんな時間はないから」と、先延ばしにしてしまい、なかなか前に進めません。
この「自分のために時間を作る」という行動は「自分を大切にする」ということにもつながり、自己肯定力があがります。
それの積み重ねにより、「自分を見つめ直す」ことが、日常生活の中で習慣化できるようになります。
方法④:素直な気持ちで紙に書き出す。
「自分を見つめ直す」って難しいことではありません。
自分が日頃何を考え、感じているのかを知るところからスタートします。
「疲れた」「仕事が嫌だ」など、なんでも構いません。
浮かんできた素直な思いをたくさん書き出してみてください。
最初は「こんな気持ちを書くなんて…!」と、書くことすら抵抗があるかもしれません。
でも、今はそれでいいです。
素直に「こんなネガティブな思いは書けない」と書いておきましょう。
今自分は何を感じているのか、気づくことが「自分を見つめ直す」ための最初の一歩です。
方法⑤:今まで頑張ってきたこと1つひとつにねぎらいの言葉をかけましょう。
自分の価値観を知るためには、まず自分を受け入れる必要があります。
④で自分の今の気持ちを確認したら、今度は過去の自分に会いにいきましょう。
今までの自分を振り返って、頑張ったことを書き出してみましょう。
「小学生の頃ピアノのコンクールで一位をとった」「高校の時に文化祭の出し物でみんなを感動させた」
「大したこと」じゃなくてもいいんです。
「昨日は早めに寝た」「おやつをがまんした」自分の中で頑張ったことを、なんでも書いてください。
方法⑥:自分を褒めましょう。
もう思いつかないな、と思ったら、今度は一つひとつにねぎらいの言葉をかけてみましょう。
「練習つらかったけど、よく頑張ったね」「遊ぶ時間がなかったけど、みんなに喜んでもらえたね」などなど。
今の自分は過去の自分の努力の積み重ね。
頑張ってきた過去の自分に「私、ありがとう」とお礼の気持ちも忘れずに添えましょう。
方法⑦:⑤で書き出したことが報われたと感じた場合、なぜそう感じたかポイントを書きましょう。
具体的にどんな部分で報われたと思ったのか書いていきます。
「練習がつらかったけど、一位で名前を呼ばれた瞬間、努力してよかったと思った」
「早めに寝たので、頭がすっきりして一日を快適にすごせた」など。
この「報われた!」と思った部分があなたの満足ポイントです。
その時の状況を思い出せる限り詳しく書き出しましょう。
方法⑧:報われなかった場合、なぜそう感じたかポイントを書きましょう。
報われてないな、と思ったら、どんな部分で報われなかったのか書いていきます。
「ダイエットのためにおやつをがまんしたけど結果的に夜食を食べた」など。
⑦と同じようにその時の状況を思い出せる限り書きましょう。
あなたの不満足はどういった状況や行動で起こるのか、ヒントになります。
方法⑨:⑦と⑧を見返してみて、共通点を探してみましょう。
⑦と⑧の共通点はなんでしょうか?
「結果がついてくること」「お母さんが認めてくれること」かもしれません。
もし可能であれば、周りの信頼できる人に話したりして、見つけてもらうのもよいでしょう。
その共通点が現段階でのあなたの価値観、判断基準となることです。
そして、失敗や不満足につながるパターンも発見できるはず。
「人の話聞かずに決めて問題を複雑にしてるな」「体の不調を無視して、よく風邪ひいているな」など。
自分の振り返りなのですが、他人の行動だと思ってなるべく客観的に分析していきましょう。
方法⑩:やり始めて「やっぱりやりたくない」と感じたら、素直にやめましょう。
「自分を見つめ直す」ということは、決して華やかなものではなく、自分のいたらなさを見つめ、弱さを受け入れていくプロセスです。
「なんだかやりたくないな」と途中で感じたら、今はまだ受け入れる準備が出来ておらず、タイミングではないのかもしれません。
今は「やってみよう」と少しでも行動に移せた自分を褒めて、気晴らしになるようなことをして過ごしましょう。
自分を見つめ直すときの質問
前述の10の方法を使って、これまでの自分の価値観を知ったあなた。
「自分を見つめ直す」ために、ここからは今現在の価値観について、質問に答えながら確認していきましょう。
質問①:今一番つらいことは何ですか。
たくさんつらいこと、不満に思ってることがあるかと思いますが、いろいろ書き出してみて、その中で一番をぜひ決めてください。
例えば「まとまった休みが取れない」「同居している親の小言がうるさい」等々、いろいろ書き連ねてみてください。
それの逆の状況が現段階でのあなたの一番の願望であり、最初に目指す未来です。
前述の例であれば、「長期休暇を取りたい」「一人暮らしを始めたい」といったところでしょうか。
質問②:なぜ、それに対してつらさを感じるのですか。
「周りの理解が得られない」「女だからできない」など、なんでも書いてください。
つらさをとにかく吐き出し切るイメージで。
感情は生理現象です。
貯めておけば貯めておくほど体に悪影響を及ぼします。
「自分を見つめ直す」覚悟を決めたあなたなら大丈夫。
これを機に心をすっきりさせましょう。
質問③:どのように環境が変化したらそのつらさがなくなるでしょうか。
「気軽に休みが取れるようになったら」「勝手に家を出たら」。
現実的かどうかはおいておいて、自分の理想を具体的に書くことが大切です。
質問④:どのように周りの人間が変化したらそのつらさがなくなるでしょうか。
「あの上司が会社をやめたら」「お父さんが許してくれたら」。
③と同じように、実現可能かは考えずに理想を書いていきます。
質問⑤:どのように自分が行動したら、そのつらさがなくなるでしょうか。
ここからはその理想に近づくために具体的な策を練っていきます。
「上司に有給申請を出しに行く」「お父さんを説得して一人暮らしを始める」。
「これができたら苦労しないよ!」と思うかもしれませんが、これは自分自身の本当の欲求や価値観に気づくための訓練です。
今はできないことでも、客観的に見て一番の願望を叶えるための具体的な行動を書き出していきましょう。
質問⑥:その行動に移せない理由は何でしょうか。
では、⑤で書き出した行動が今なぜできないかを分析していきます。
「私の上司は有給を出したら嫌な顔をするから」「お父さんは私の意見に絶対に反対するから」など。
質問⑦:⑥の理由になっている基準は誰のものでしょうか。
例えば「私の上司は有休を出したら嫌な顔をするから」。これは「有休を出されると(処理やその後の采配が)面倒臭い」(かもしれない)という上司の気持ちを想像した(あるいは過去にそのような経験を実際にした)結果のあなたの判断です。
問題なのはどこでしょうか。
「有休を出されると面倒臭い」というのは上司の都合であるため、あなたの価値観とはなんの関係もなさそうです。
上司の気持ちを想像して、「有休を出さない」と判断したのはあなたです。
ここがポイントで、⑧に続きます。
質問⑧:⑥⑦を踏まえた自分の「価値観」とは?
まずは、上司の気持ちを考えて配慮ができる自分を褒めましょう。
相手のことを考えられるあなたは素敵な女性です。
それができたら、もう1つ踏み込んで考えてみましょう。
「嫌な顔をするから」という表現から、「嫌な顔をされたくない」という願望がくみ取れます。
ということは、裏を返せば「良い顔をされたい=相手によく思われたい」という気持ちが少なからず自分の中にあるのではないでしょうか。
「よく思われたい」とは「自分のことを認めてもらいたい」という承認欲求のあらわれ。
「相手に否定されたくない」という恐怖は誰にでもあるかと思いますが、それを克服するために相手の顔色をうかがうのは、いつも正しいやりかたとは限りません。
以上を踏まえて、ここからわかる現時点でのあなたの価値観、選択の基準は、
- 相手の気持ちに寄り添うこと。
- 自分のことを認めてもらえるかどうか。
- 相手に否定されないこと。
ということがわかります。
質問⑨:自分が思い描く理想の未来はどんな未来でしょう?
⑧で明らかになった3つの価値観。
それをもう一度読んでみて、あなたは何を思いますか。
なんだか納得できない部分があっても大丈夫です。
「自分を見つめ直す」ことを始めたのは、今日だからです。
質問⑩:それを実現するために今できる具体的な方法は?
もし、納得できない、息苦しくなるような部分があったら、それは何故なのかもう少し踏み込んで見つめてみましょう。
もしかしたらそれはあなたの価値観ではなく、親や世間から刷り込まれた誰かの価値観かもしれません。
書き出しておいて、何かを決める際に判断基準として用いてみる、とそれが自分の価値観かどうかわかります。
素直に納得できるようならあなたの価値観、妥協をしたり、煮え切らなさを感じるようであれば、あなたの価値観ではない可能性が高いです。
自分を見つめ直すときに大切なこと
自分を見つめ直すときに大切なことは2つ。
見つめ直している最中に「これでいいかな…」と不安になったら、以下の2つのことを重視してみてください。
大切なこと①:出てきた考えや感情に対し「いい・悪い」をつけない。
自分の思いや考えを書き出していると「これってすごく自分勝手じゃないかな」「こんな自分はダメなんじゃないか」と不安になることがあります。
でも今はそれでオッケー。
そのまま素直に「これってすごく自分勝手な気がする」と、一緒に書いておいてください。
それが「自分を見つめ直す」ための大切な一歩です。
大切なこと②:見つめ直している時間は「誰かの目」を一旦無視する。
「大切なこと①」で感じた不安、それはきっと今まで関わった「誰かの価値観」がベースにあるのではないでしょうか。
「私が◯◯をするとお母さんに怒られる」「友達に反対される」。
それは、お母さんや友達の価値観です。
今は自分と向き合うとき。
この時間だけは「誰かの目」を一旦無視しましょう。
「自分」とは、年を重ねるごとに変化していくもの。
今回お伝えしたの20の方法を実践されて、今までの自分の価値観や現在の自分の状況を客観的に見つめ直し、自分の理想とのギャップにお気づきになったかと思います。
それは当たり前。
「自分」とは、年を重ねるごとに変化していくものだからです。
「なんだか最近モヤモヤするなぁ…」と思ったら、ぜひこの「自分を見つめ直す」方法を試してみてくださいね。
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