チャミスルの飲み方!アレンジした割り方&相性のいい食べ物
韓国のお酒と言えばマッコリというイメージを持つ人が多いかもしれません。 ですが実は焼酎も非常に人気があるんです。 その中でも韓国を代表する焼酎と呼ばれているのが「チャミスル」。 緑色の小瓶が特徴的で、ドラマなどで見かけたことがある人もいるかもしれませんね。 今回はチャミスルの飲み方とアレンジ方法、相性のいい食べ物について紹介します。
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「チャミスル」とは?
チャミスルとは、韓国の焼酎です。
韓国では焼酎のことを「ソジュ」と呼びますが、その中でも最もメジャーなのがチャミスル。
純粋なアルコールを水で希釈して作った「希釈式焼酎」の一種であり、澄んでいて甘い味わいが特徴です。
ちなみに日本の焼酎はほとんどが蒸留式焼酎であるため、原料の味が強く残っていますが、チャミスルなどの希釈式焼酎は原料の味はほとんど残りません。
アルコール度数はだいたい20%ほどとかなり強いお酒ですが、甘みがあってさらりとしているので飲みやすいです。
そのため思ったよりも飲み過ぎてしまうという人が多いので気をつけなければなりませんね。
また、チャミスルフレッシュという種類は度数17%程度、フルーツなどを加えたものは度数13%程度なので、アルコールに弱いという人はこちらがおすすめかもしれません。
チャミスルの飲み方
日本では焼酎というと水割りやロック、お湯割り、ジュースや炭酸で割るといった飲み方が一般的ですが、チャミスルはロックもしくはストレートという飲み方が一般的です。
チャミスルは甘みが強いので、よく冷やして飲めばストレートでも案外いけちゃうんですね。
本場韓国では、キンキンに冷やしたショットグラスに注いでストレートで飲む、という飲み方をする人が多いですよ。
老若男女問わずこうした飲み方をするというのも特徴です。
チャミスルをアレンジした飲み方
ストレートもしくはロックという飲み方が多いチャミスルですが、アレンジして飲むという飲み方もあります。
代表的な飲み方のアレンジを5つ紹介します。
飲み方①:レモン割り
レモン果汁で割るという飲み方は、チャミスルの甘みとレモン果汁の酸味があいまって甘めのレモンチューハイのような感じになります。
瓶に入っているレモン果汁を垂らしてもいいのですが、やはりおすすめなのは生のレモンを絞って入れること。
国産の無農薬レモンなら、皮ごとチャミスルに入れて果肉をつぶしながら飲むのもおすすめです。
チャミスルはよく冷やしてくださいね。
飲み方②:炭酸割り
炭酸で割るという飲み方はさわやかで一気に飲みやすくなるので夏におすすめの飲み方です。
度数が低くなるのでアルコールに弱いという人にもおすすめですね。
チャミスルも炭酸水もよく冷やしておくのがおすすめです。
フルーツチャミスルだとチューハイのように甘みがあって女性でも飲みやすいですよ。
飲み方③:きゅうりを入れる
お酒にきゅうり?!と驚くかもしれませんが、実はこの飲み方、韓国ではメジャーなアレンジです。
オイソジュといって、千切りにしたきゅうりを入れる飲み方です。
意外に思うかもしれませんが、きゅうりのさわやかな食感と香りが思いのほかあいます。
特に焼き肉などのこってりしたものとの相性は抜群です。
飲み方④:ジュースで割る
元々甘みのあるチャミスルですが、ジュースで割るとさらに甘みが出てさらに飲みやすくなってしまいます。
甘いものが好きな人におすすめの飲み方だといえるでしょう。
甘いものが苦手な人はグレープフルーツやオレンジジュースなどの柑橘系で割ると酸味があって飲みやすくなります。
甘いものが好きな人はリンゴ、桃、ブドウなどお好みのフルーツジュースで割ってみるとおいしいですよ。
コーラやジンジャーエールなどもおすすめです。
チャミスルは癖が少ないので割とどんなジュースでも合います。
飲み方⑤:ビールで割る
ちょっと危険な飲み方がビール割りです。
爆弾酒というあだ名からもその危険さが分かるのではないでしょうか。
ビールで割るとビールののど越しでぐびぐび飲めてしまうので酔いが進みます。
飲み過ぎ注意な飲み方です。
チャミスルの味の種類
チャミスルには様々なフレーバーがあります。
次々に新しいフレーバーが追加されるのですが、代表的なフレーバーを4つ紹介します。
- チャミスル クラシック
- チャミスル フレッシュ
- チャミスル グレープフルーツ(チャモンエイスル)
- チャミスル マスカット(チョンポドエイスル)
続いてそれぞれについて詳しく見ていきます。
種類①:チャミスル クラシック
最もオーソドックスなチャミスルである「チャミスル クラシック」。
発売当初はアルコール度数23%ほどでしたが、近年はだんだんと度数が落ちており、20.1%になっています。
なんだか中途半端な数字に感じますが、この数値が焼酎が最もおいしい度数なんだそうです。
すっきりとしつつもコクのある甘みが楽しめます。
種類②:チャミスル フレッシュ
アルコール度数が16.9%とぐっと低くなったことで飲みやすくなり、さらに人気になったのがチャミスル フレッシュです。
若者を中心に大ブレークし、今ではこちらの方がメジャーなほどです。
チャミスルフレッシュは度数が低いためよりストレートやロックという飲み方もしやすくなりました。
後味がよりすっきりし、軽い味わいなのが特徴です。
種類③:チャミスル グレープフルーツ(チャモンエイスル)
甘みと苦みのあるピンクグレープフルーツを配合したのがチャモンエイスルです。
いわゆるフルーツ焼酎の一種で、アルコール度数も13%とかなり低めです。
女性に人気で、炭酸割りなどの飲み方にするとすいすい飲めてしまいます。
種類④:チャミスル マスカット(チョンポドエイスル)
より甘みを感じたいのならマスカット味のチョンポドエイスルがおすすめです。
グレープフルーツのような苦みがないので、甘党の人に特におすすめです。
アルコール度数は同じく13%なのでお酒に弱い人でも飲みやすくなっています。
チャミスルに合う食べ物
チャミスルは癖の少ない焼酎なので比較的いろいろな食べ物に合いますが、より相性のいい食べ物もあります。
特にチャミスルに合う食べ物を5つ紹介します。
- サムギョプサル
- キムチ
- チヂミ
- ヘムルタン(韓国風海鮮鍋)
- ヤンニョムチキン
続いてそれぞれの食べ物について詳しく見ていきます。
食べ物①:サムギョプサル
サムギョプサルは分厚い豚の3枚肉を焼いたもの。
豚肉と焼酎は元々相性が良いのですが、ジューシーな厚切り豚肉とチャミスルはまさに相性抜群です。
脂身の油っぽさをチャミスルがすっきりと流してくれて、料理もお酒もどんどん進んでしまうでしょう。
ちょっとくどいかなと思ったらサンチュの葉などで豚肉を包んで食べるとさっぱりしていくらでも食べられますよ。
熱い焼き肉を食べるときに飲むのならば、ロックなどにしてしっかり冷やすという飲み方もおすすめです。
豚肉でパンチが効いているので、ストレートという飲み方もおすすめ。
食べ物②:キムチ
キムチの辛みとコクもチャミスルのすっきりした甘みと好相性です。
韓国はキムチと一言で言っても様々な種類のキムチがあるのですが、そのどれとも相性は抜群。
キムチは韓国料理屋に行くとたいてい大量についてくるので、値段を気にせずおつまみとして食べられるのも魅力。
自宅で食べるのならば、キムチを炒めたり鍋に入れたりとひと手間かけると飲み会にもばっちりのおつまみになります。
豚肉と炒めて豚キムチにするのもおすすめ。
食べ物③:チヂミ
野菜や肉、海鮮などを小麦粉や卵を混ぜた生地に入れて焼いたものです。
カリカリの生地とチャミスルは相性抜群。
材料もシンプルで日本でも手に入りやすいので、自宅でのおつまみに作ってみてもいいですね。
ニラだけというシンプルなものも多いですが、海鮮を入れると豪華になりますよ。
食べ物④:ヘムルタン(韓国風海鮮鍋)
海鮮とチャミスルは相性がよいので、海鮮を入れた辛みのある鍋も相性はばっちりです。
ヘムルタンは日本ではあまり見かけませんが、本場韓国では人気のある鍋です。
熱々の鍋と冷たいチャミスルという組み合わせはぴったりですし、鍋はアルコールを希釈してくれるという効果もあり一石二鳥の飲み方食べ方といえます。
食べ物⑤:ヤンニョムチキン
ヤンニョムチキンは コチュジャンベースの甘辛だれで揚げた鶏肉をあえた料理。
日本での知名度も高くなってきているので知っている人も多いかもしれませんね。
こってりとした甘みのある鶏肉とすっきりしたチャミスルはお互いがお互いを引き立て合うベストパートナーです。
のどが渇くのでチャミスルは炭酸割りにするのもおすすめです。
チャミスルのいろいろな飲み方を楽しんで
韓流ブームに伴い、様々な韓国料理やお酒が日本にいても手軽に手に入るようになりました。
チャミスルはマッコリに比べると認知度は低いですが、知る人ぞ知る韓国の人気焼酎。
一度現地で飲んでからやみつきという人も多いものです。
見かけたらぜひ試してみてくださいね。
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