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「神経質」とは?

神経質な人

広義で使われる意味としては「細かく気にし過ぎる」状態を言います。
普通では目に留まらないようなことにも気づくほど、神経が過敏です。

机の上にあるわずかな埃やゴミも片づけないと気が済みません。
少しでも乱れている部分があれば気になって仕方なくなります。

神経質じゃない人はそういったことは全くありません。
そのため、神経質じゃない人は「考え過ぎじゃない?」と頭をかしげます。

自分のことだけならまだしも、仕事や人間関係でも神経質になられると周囲はついていけません。
それが神経質な人が嫌がられる大きな原因のひとつです。

男女200人に調査!神経質だと自覚している人の割合

何かと気になってソワソワしてしまうなんてことはありませんか?
そんなあなたはもしかしたら「神経質」なのかも。

今回は男女200人に「自分は神経質な方か?」をアンケートしました。

Q.自分は神経質なほうだと思う?

グラフ_自分は神経質なほうだと思う?男性100人へのアンケート

グラフ_自分は神経質なほうだと思う?女性100人へのアンケート

なんと、神経質だと自覚している方は男女ともに6割以上となりました!
神経質の方は何かしら心当たりがあるはずなので、きっとエピソードもあるのでしょう。

ではどういう時に神経質を自覚したのか、調査してみました。

もっと恋愛アンケートをみたい方はこちら♡

共感の嵐!みんなに聞いた神経質あるある

神経質な人は3人に2人ということで、神経質な人と出会ったことがある方も多いはず。
自分もしくは友人に対して神経質だと感じたエピソードについて、男女200人にアンケートしました!

ご自分の体験とも見比べてみてください。

Q.神経質だと思ったエピソードを教えて

男性のコメント


恋人からラインの返事が1、2時間ないだけで不安になってしまうと神経質だと感じます。(35歳)

つい言葉の裏側を考えてしまい、相手が言ったなにげない一言にも自分に対する悪口の意図が含まれているのではと考えてしまう。(29歳)

居酒屋でテーブルが少しでも濡れると、すぐにおしぼりで拭いてしまう。(29歳)

ちょっとした音ですぐ目が覚めて眠れなくなります。相手のいびきや歯ぎしりなどでもいつもそうです。(28歳)

何気ない細かいゴミが気になります。場合によっては道路のたばこの吸い殻を拾って処分してしまいます。(38歳)

女性のコメント


他人を自分の家に泊めることができません。風呂場を使われたり、無遠慮にベッドに座られるとイライラしてしまいます。(21歳)

パンを食べた手で妹の赤ちゃんに触れないでと言われました。(25歳)

台拭きの汚れが気になり、使い捨てのワイプを使ってしまう。(35歳)

他人の服の乱れや匂いがとても気になる。清潔感がなかったり変な匂いがするとあからさまに距離を取ってしまう。(31歳)

電車に乗っていると人との距離感を意識してしまい、息苦しくなってしまった。逃げられない不安感が出てきた。(23歳)

神経質だと感じるのは主に「汚れが気になるとき」「人間関係で不安になるとき」だとわかりました!
お菓子や汚い物を触ったまま手を洗っていないときは、ついついその人の手を目で追ってしまう……なんて人も少なくないのでは?

また、視界にゴミがあると捨てたくなるという声も!
さらに、相手からの返信が少しでも遅いと「もしかして無視してる?」「嫌いなのかな」などと気にしてしまう人もいるみたいです。

これらのエピソードに少しでも心当たりがある方は、この記事を参考にして神経質を改善していけると良いですね。

神経質な人の特徴

神経質な特徴を持つ人

では、神経質な人の特徴とは何があるでしょうか?

  1. 責任感が強い
  2. 綺麗好き
  3. 真面目
  4. 完璧主義
  5. 繊細
  6. 細かすぎ
  7. 気にしすぎ
  8. 計画的
  9. 自意識過剰
  10. 几帳面
  11. こだわる
  12. 丁寧

続いて、神経質な人の特徴について詳しく見ていきます。

特徴①:責任感が強い

神経質な人は責任感が強く、途中でものごとを放り出すことがありません。
仕事をしっかりと遂行する意思があり、職場ではその姿勢は評価の対象となります。

ただし、この面が強すぎると他の人に仕事を任せられなくなってしまいます。
また、同じような責任感を持つことをつい強要します。

そのため、神経質な人は「責任感を持つことは評価するが度が過ぎる」と言われることもあります。

特徴②:綺麗好き

埃や片づけたところが少しでも汚くなることを、神経質な人にとっては許しがたいことです。
いつも整理整頓を心がけ、掃除を怠らない姿勢を持っています。

そのため、神経質な人は整理整頓できないことや汚れをそのままにしていることを不快に感じます。
周囲の汚い状態を知れば、気になってしまい見ないフリができません。

神経質だと言われる人の周辺はいつも綺麗で、必要なものをなくすこともありません。
それが余計に相手の汚さに過敏になってしまうのです。

特徴③:真面目

責任感が強いことと併せて、神経質な人は非常に真面目です。
ものごとを適当にせず、いつも真剣に考えて妥協することはありません。

また道徳的で卑怯な手を使って何かすることもありません。
悪いことと良いことの区別をつけ、良いことをするように心がけます。

ルールを守り、良識的であろうとする姿勢が「真面目」だと評価される所以でもあります。

特徴④:完璧主義

ミスや失敗が無いように神経質な人はものごとを遂行しようとします。
仕事というのは八割できればいいように思いますが、神経質な人は十割できないとだめだと感じます。

たくさんできていることがあっても、そこに一つミスがあるだけで落ち込みます。
神経質な人は「ここがだめだから、これもだめだ」というように考えてしまうのです。

99%上手く行っていても、残りの1%が失敗していれば神経質な人には失敗になってしまうのです。

特徴⑤:繊細

神経が常に敏感のため、神経質な人はどんな刺激も大きな刺激になってしまいます。
感情がこまやかで、芸術関連の仕事につく際は重宝される特徴でもあります。

繊細でいると傷つきやすく、影響されやすい面も持っています。
そのため、相手の感情に振り回されやすく、すぐに疲労を感じてしまいます。

特徴⑥:細かすぎ

神経質な人に対して多くの人が感じるのが「細かすぎ」という特徴です。
一から十の部分まで全てこなしたいと神経質な人は考えています。

実際、そんなふうに端から端まですべてを達成しなければいけないことはほとんどありません。
一人でできることに限度がありますし、細かすぎると作業に時間もかかってしまいます。

「ある程度できればOK」ではなく「細かいところもできないとダメ」が神経質な人の考えです。

特徴⑦:気にし過ぎ

細かすぎの次に神経質な人に言われる特徴は「気にし過ぎ」というものです。
普通の人なら気づかない部分にも、神経質な人はしっかりと気づいてしまいます。

見逃しがちな部分に気づきやすい一方、気にしなくていいことも気にしてしまう傾向があります。
そのため気疲れしやすく、悩みごとも他の人よりも多くなってしまいます。

「気にし過ぎ」と言われてもなかなか気にすることがやめられません。
逆に気にしてしまうことに対して、もっと気にしてしまうようになります。

特徴⑧:計画的

細かい部分までしっかりと見ることができ、仕事も真面目に神経質な人は行えます。
完璧に達成するためには、しっかりと計画を立てて行う方が効率的です。

そのため、神経質な人は何かをする際にはしっかりと計画を立ててくれます。
無計画に行うことがないので失敗が少なく、確実な遂行に大きく関わる部分です。

特徴⑨:自意識過剰

神経が過敏になっていると、自分自身が他人からどう思われているかも気になってしまいます。
好印象を与えなければいけないという考えが、他人の目を気にするきっかけになります。

自分の行動だけでなく、髪型や服装などにも神経質な人は非常に気を遣います。
自意識に縛られてしまうことが、神経質な人を生きづらくする要因でもあります。

特徴⑩:几帳面

ものごとをしっかりと細かいところまできっちりと行う様子を言います。
ルールを破ることもなく、約束もしっかりと守ります。

神経質な人が持っている細かい部分が、こういった几帳面な部分を目立たせます。
大雑把にすることもないので、仕事に対して信頼をおける特徴の一つです。

特徴⑪:こだわる

強いこだわりを持っているのも神経質な人が持つ特徴の一つです。
そもそも、こだわりがなければものごとを細かく遂行することはないでしょう。

そのこだわりを妥協することはできないので、よく言えば努力家と言える特徴になります。
その分、悪くいうと意固地になりやすい特徴でもあります。

特徴⑫:丁寧

よく気づき、細かくみることができるので作業は非常に丁寧です。
ミスのチェックや丁寧さが要求される仕事では高い能力を発揮できるでしょう。

ただし、こだわりや細かさが度を過ぎることもあり、丁寧すぎてウンザリすることもあります。
神経質な人の持つ丁寧さは細かすぎるため、悪い面と良い面が両極端になってしまうのです。

【診断】あなたの神経質度をチェック!

神経質度をチェックする人

では、以下の診断項目を使ってあなたの神経質度をチェックしてみましょう。

  1. ずれていると気になるか
  2. イチかゼロで決めたいか
  3. 返事を待つことが苦痛か
  4. 冗談を区別できるか
  5. 気になると忘れられないか
  6. 人に完璧を求めてしまうか
  7. すぐに傷ついてしまうか
  8. 自分は真面目だと思うか

項目に当てはまる部分が多いほど、神経質である可能性が高いです。
続いて、あなたの神経質度を診断する内容についてご説明していきます。

診断①:ずれていると気になるか

たとえば、書店で並んでいる本が一つでもずれていると直してしまうタイプですか?
置かれている物の位置がずれていると気になってしまう場合は、神経質になっています。

神経質ではない人は、「ずれているな」と思ってもそれ以降は気にすることはありません。
それどころか、ずれていることにすら気づかないこともあります。

診断②:イチかゼロで決めたいか

イチかゼロ、あるいは白黒はっきり決めたいと強く思う場合は神経質寄りと言えます。
世の中にはちょうどいい度合いというものがあり、一定に保つ方が上手くいきます。

しかし、神経質な人は細かいところが気になるため、決まっていないとイライラしてしまうのです。
極端に意見を決めなければ気が済まないと思う人ほど、神経質度が高くなります。

診断③:返事を待つことが苦痛か

メールやLINEなどのメッセージは返事が返ってくるまでに時間がかかることがあります。
その返事が来るまでにイライラしたり、返事を要求するような行動をとる場合は要注意の神経質さです。

たしかに、一週間返事が来なかったり、急ぎの案件の場合は気になるかもしれません。
しかし、神経質な人はそういう場合でなくても返事が来ないことに気を揉んでしまうのです。

診断④:冗談を区別できるか

神経質な人は真面目すぎるため、冗談と本気の区別がつきにくい部分があります。
冗談と本気が区別できないと感じる場合は、神経質である可能性があります。

神経質な人は冗談に対して冗談を返せず、真剣に考えて答えを出そうとします。
そのため冗談だと言われた際に真剣さを踏みにじられたように感じてしまいます。

診断⑤:気になると忘れられないか

色々なことを考えて、答えを出したいと思ってずっとそのことについて考えているという状態です。
解決するまで気になって仕方がなく、寝ることにも支障がでることもあります。

気になると忘れられず、考えてしまうことも神経質な人の傾向の一つです。
特に生活リズムに問題が発生するほど気にしてしまう場合は神経質度が高いです。

診断⑥:人に完璧を求めてしまうか

細かくものごとをみて、ミスなどに過敏に反応してしまう部分を神経質な人は持っています。
自分のミスだけでなく、他の人に対するミスにも許せず、つい完璧を求めてしまいます。

人に完璧を求めてしまう傾向が強い場合は、神経質度が高い可能性があります。
人は人、自分は自分としっかりと境界線を作るのが苦手でつい同じ状態を求めてしまうのです。

診断⑦:すぐに傷ついてしまうか

神経質な人は繊細な面を持っているので、感情的になりやすく傷つきやすい状態です。
誰かの言葉や自分に関係ないことでも傷ついてしまう場合は神経質度が高めです。

涙もろいとは違い、特に落ち込みやすく、ネガティブ思考になりやすい傾向を持ちます。
神経質な人がうつになりやすいと言われるのも、この傾向が強いためなのです。

診断⑧:自分は真面目だと思うか

自分のことを真面目だと思っている、あるいはよく言われる場合は神経質の可能性があります。
真面目にものごとを行うことに囚われていて、不真面目な行動を悪だと考えています。

そのため上手に息抜きできなかったり、責任を抱え込み過ぎたりします。
真面目すぎる部分がたくさん当てはまると思う場合は、神経質度が高くなります。

神経質な人との接し方

神経質な人と接する人

では、神経質な人との接し方をご紹介します。

  1. 相手のペースに合わせる
  2. 相手を褒めて評価する
  3. 乱暴に否定しない
  4. すぐに怒らない
  5. 積極的に意見を聞く

続いて、経質な人との接し方について詳しくみていきます。

接し方①:相手のペースに合わせる

神経質な人は自分のペースを乱されることが苦手だと感じています。
ものごとがスムーズに進んでいれば特に気になる部分はありません。

しかし、ペースが乱れてしまうとそのことを強く気にしてしまいます。
一度気にしてしまうと神経質な人はずっと気にしてしまいます。

気にすることを増やさないように接することがポイントです。

接し方②:相手を褒めて評価する

神経質な人は真面目で、きちんとものごとを遂行しようと心がけます。
しかし、本当にこれでいいのかと悩んでしまう部分も持ち合わせています。

そこで相手のしてくれたことに対して褒め、しっかりと評価しましょう。
自分のしたことが認められていることが分かると、神経質な人は安心できます。

接し方③:乱暴に否定しない

神経質な人は色々考えすぎてしまう傾向があります。
だからといって「それは違う!」と乱暴に否定すると深く傷ついてしまいます。

間違っていたとしても即座に否定せず、まずは肯定しましょう。
相手の意見を聞きつつ、自分の意見を言うようにすれば傷つく言い方になりません。

接し方④:すぐに怒らない

神経質な人は怒られることが苦手で、怒鳴られると怯えてしまいます。
失敗した自分を責め、そのことばかりが気になって病んでしまうこともあります。

怒鳴ってトラウマを与えてしまわないように、激しく怒らないように注意しましょう。
「次からはこうしようね」と改善策を踏まえた上で優しく話すと怯えないでいられます。

接し方⑤:積極的に意見を聞く

間違っているからと言って「それは違うから」と相手を蔑ろにするようなことはNGです。
神経質な人は自分なりに考えを持っていて、一つ否定されただけでも全て否定されたように感じます。

神経質な人と上手に接するためには、意見をしっかりと聞いて受け容れる姿勢が大切です。
神経質な人に有効なのは肯定し、安心を与えて信頼を勝ち取ることなのです。

神経質な性格で損すること

神経質な性格で損した人

では、神経質な性格で損することはいったい何があるでしょうか?

  1. ストレスが多い
  2. すぐ不安になる
  3. 考え過ぎてしまう
  4. 融通が利かない
  5. 理想が高すぎる
  6. ネガティブ思考
  7. 上手く休めない

続いて、神経質な性格で損することについて詳しくみていきます。

損すること①:ストレスが多い

神経質な性格になると、毎日多くのストレスを抱えて生きていくことになります。
常に神経過敏な状態でいると、小さな刺激も大きな刺激として受けとってしまいます。

その度に気持ちが高ぶってしまうため、神経質であると休む暇がなくなります。
他の人と比べてストレスが多くなってしまう点は大きなデメリットになります。

損すること②:すぐ不安になる

細かいことにも気をつかいすぎてしまうので、すぐに不安になってしまいます。
「あれをしないといけない」というふうに考え、実行できないとそればかり考えてしまいます。

毎日不安を抱えて生きることになり、疲れがたまりやすくなります。
一つ不安を解消してもまた不安を抱えてしまい、負のループをなかなか止めることができないのです。

損すること③:考え過ぎてしまう

普通ならそこまで考えないような部分でも、神経質な性格だと考え過ぎてしまいます。
考え過ぎて結論にすぐに至ることができず、ずっと悩み続けてしまいます。

多くのことを考えてしまうことが、解決を遅くしてしまう原因です。
考えに囚われ、目の前のことに集中できなくなってしまいます。

損すること④:融通が利かない

真面目で自分にこだわりがあり、なかなか妥協できない部分があります。
それは簡単に言うと「融通が利かない」状態です。

柔軟に対応することができずに、失敗してしまうことも多々あります。
意固地になってしまうことも、融通が利かなくなる要因の一つです。

損すること⑤:理想が高すぎる

神経質になってしまうのは、常に高みを目指す向上心があるからです。
しかし、それが行き過ぎてしまい、高すぎる理想を持つようになります。

高すぎる理想はなかなか達成できず、「自分はできないやつだ」と責めてしまいます。
周囲にもついそれを求めてしまい、敬遠されてしまうこともあります。

損すること⑥:ネガティブ思考

神経質な人は色々なことを考えますが、その思考は基本的にネガティブな方向です。
悪いことが起きることに対して対策できるともいえますが、行き過ぎると不安が生まれます。

常にその不安を抱え、また別の不安に気づいて背負いこんでしまうのです。
ネガティブ思考はリスクマネジメントに大きく貢献できますが、それで気を病んでしまうのです。

特に責任感が強いので自分が悪いと責めやすく、自己肯定感を低くすることにもなります。

損すること⑦:上手く休めない

神経質な人はなかなか過敏な神経を休ませることができず、常に大きな刺激を受けることになります。
さらに、色々考えすぎてしまうのでなかなか上手に休むことができません。

休みの日に上手にリフレッシュできず、結局疲労が残ったまま仕事をこなそうとします。
また神経の高ぶりをなかなか抑えられないので、夜も上手に眠れないという人も多いです。

男女200人からのアドバイス!神経質な性格を治す方法

神経質な性格を治さないでいると、感じなくてもいいはずのストレスに悩まされたり周りからも悪い印象を持たれてしまいます。
ここで、神経質を治すために男女200人にアドバイスをお聞きしました!

神経質に悩む方は必見です。

Q.神経質な性格を治す方法を教えて

男性のコメント


精神医学の本を図書館で借りてきて読んでみると良いです。自分から嫌なことを増やして損していると考えると改善意欲が湧きます。(29歳)

神経質な行動が、誰かのためになるのかを考えると、神経質さが緩和される。(29歳)

私の場合は時々、海でも山でもいいので自然の中にどっぷりつかると、ささいなことが気にならなくなります。(28歳)

あまり周りを気にしすぎると自分の意見が言えなくなるので気にする必要はないですよ。(26歳)

人は人、自分は自分、といったように区切りをつけるとストレスは少しずつなくなっていくと思います。(20歳)

女性のコメント


「生きてるだけで丸儲け」と思って生活するのがいいと思います。(39歳)

神経質なのは性格なので仕方ないと思います。誰かに頼れるところを頼ればいいと思います。(25歳)

ストレスを感じたら一旦立ち止まって、それは本当に駄目なことか?と考えながら深呼吸してみてください。(21歳)

自分のルールを周りの人に当たり前に押し付けないこと。周囲の人を大切にする。(37歳)

100%を自分に求めると返ってプレッシャーになり、過敏になってしまうため、自分の中の成功率を60%程度に下げる。(27歳)

「自分は自分、人は人と割り切る」「その行動が本当に必要か考え直す」「100%を求めない」ことが神経質を治すのに効果的です!
神経質な性格にも良いことがあるし、大雑把な性格にももちろん良いことがあります。

そのため、他人と比べるのではなく自分の良いところは褒めてあげて、「これはやりすぎかな」と感じることを徐々に治していけば良いのです。

100%の完璧を求めていると疲れてしまうので、あまり期待せずにいるとより楽になれます
よ。

神経質な性格を和らげる方法

神経質さを和らげたい人

では、神経質な性格を和らげる方法についてご紹介します。

  1. 考えることをやめる
  2. 理想のハードルを下げる
  3. 人は人、自分は自分と考える
  4. 抱え込み過ぎない
  5. ひとりの時間を作る
  6. いろいろな考えを聞く
  7. 優先順位をつける
  8. 今の時間を大切にする

続いて、神経質な性格を和らげる方法について詳しくみていきます。

方法①:考えることをやめる

神経質な性格を和らげるためにも、考えても答えが出ない場合は考えることを一度やめましょう。
考えていても答えが出ないのですから、それは考えていても仕方がないことなのです。

それでも考えてしまいそうなのであれば、紙などに考えていることを書いて吐きだしましょう。
考えてしまうのは頭の中でそのことがぐるぐると回って残り続けているからです。

「これは考えても仕方がないこと」と諦めることが、気持ちを楽にする一歩となります。

方法②:理想のハードルを下げる

常に高みを目指し、向上していく気持ちはそのまま持っていても構いません。
その代わり、理想のハードルを下げ、小さな目標から達成していくようにしましょう。

その理想を達成するためには、小さな達成を繰り返していくことで達成できます。
高すぎる理想は最初からこなすことはどんな人間でも難しいことです。

少しずつ達成するためにハードルを下げ、達成を重ねていくことで高みに向かう方法に変えましょう。

方法③:人は人、自分は自分と考える

人と自分との境界線が曖昧になってしまいがちなのが、神経質な人の状態です。
だからこそ、まずは意識的に「人は人、自分は自分」としっかり境界線を作るようにしましょう。

自分と他の人とは違うということを意識して、自分にバリアを張ったような状態を作ります。
そうすることで相手からの影響を受けづらくなり、刺激を抑えられるようになります。

「あの人はできたのに私は…」というように比べることもやめておくと気が楽になります。

方法④:抱え込み過ぎない

責任感が強いため、色々なことをしなければと考えて自分でつい抱え込んでしまいます。
あれもこれもと自分一人で全てをこなそうとして、パンクしてしまいがちです。

そうならないように、他の人にお願いしたりして、無闇に抱え込み過ぎないようにしてください。
自分ができる範囲は決まっており、それを越えてしまうからこそしんどくなってしまいます。

自分はどれくらいならできるかを把握しておくと、抱え込み過ぎずに済みます。

方法⑤:ひとりの時間を作る

神経が過敏で、色々なものから刺激を受けてばかりの状態だとまずは認識しましょう。
それに対して有効的なのが、ひとりでいられる静かな時間と空間にいることです。

刺激を与えるものから離れ、ひとりでのんびりできる時間を作るようにしましょう。
そうすると色々なことに気づくこともなく、クールダウンすることができます。

焦った時にはその場から離れ、トイレにいったり休憩室でのんびりすると落ち着くことができます。

方法⑥:いろいろな考えを聞く

色々なことをぐるぐると考えてしまうのは、自分だけで解決しようとしてしまうからです。
自分だけでは解決できないと思ったら、他の人に相談してみると解決策が見つけ出せることがあります。

自分では見えない視点を持っているので、納得がいく答えに辿りつきやすいのです。
さらに、カウンセリングなどを受け、自分の話をした上で考えを聞くと気持ちにも余裕が生まれます。

また、インターネットは信ぴょう性が低いこともありますので、書籍や雑誌の方をおすすめします。

方法⑦:優先順位をつける

色々なことをしなければいけない状況で、何から何までしようと考えてしまいがちです。
一気に色々なことをしなければならないと思ってしまうので、なかなか作業が進まなくなります。

同時並行してわからなくなったり、大事なことを忘れてしまうこともあります。
そこで、何をしなければいけないか一旦作業を止めて整理し、優先順位をつけましょう。

何が重要で緊急性が高いかどうかわかるだけでも、考えることが少なくなります。

方法⑧:今の時間を大切にする

神経質な人がたくさんのことを考え、自分の失敗を責めてしまうのは過去と未来にいるからです。
たとえば、自分の失敗したできごとを責めているときは過去にいるときです。

逆に、不安やこれからしなければいけないことを考えている時は未来にいます。
つまり、神経質な人は今という時間の流れの外にいるようなものです。

今を見ていれば、過去の失敗や未来への不安に目を向けずによくなります。
今自分は何をしたいか、一度立ち止まって考えてみることが必要です。

神経質さを少しずつ改善すれば、毎日がもっと生きやすくなる

神経質さを改善した人

神経質であるゆえに、毎日が息苦しく、不安を抱えて過ごす人が多いです。
どうして自分はこうなのだと責めて、余計に自分を傷つけてしまいます。

神経質な人には、向上心の高さや豊かな感受性を持ち合わせています。
デメリットばかりを見てしまいがちですが、実はちゃんとメリットも存在するのです。

今の時間を大切にできるように工夫すれば、毎日が少しずつ違う景色を見せてくれるようになります。
神経質さから離れた、毎日の楽しさを思い出すようになるでしょう。

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ライター
noel編集部

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