Tシャツの基本のたたみ方＆時短裏ワザ！即マネしたくなる収納術とは

Tシャツのたたみ方【半袖】

まずは半袖のTシャツの基本的なたたみ方を紹介します。

1. Tシャツを広げる
2. Tシャツのシワを手を使って伸ばす
3. 片側ずつ3分の1折る
4. 袖をきれいに折る
5. 縦に半分に折る
6. さらに半分または3分の1に折って完成

それでは半袖のTシャツのたたみ方を順を追って説明していきます。

①：Tシャツを広げる

まずはTシャツをたたむ場所に広げます。
上にする方は表側でも裏側でも構いません。

たたむ場所はテーブルなどの平らな場所を選ぶようにしましょう。
空中でたたむことも可能ですが、テーブルの方が簡単にできます。

慣れないうちはテーブルに置いた方がきれい仕上がります。
Tシャツが汚れないようにテーブルはきれいに拭いておきましょう。

②：Tシャツのシワを手を使って伸ばす

Tシャツにシワがついたままたたむと、シワが癖づいてしまい、次に着る時にシワシワのTシャツになっています。
Tシャツを広げた時に、端を少し引っ張ったり、手の平をアイロンのようにTシャツに滑らせてシワが無い状態を作ります。

このひと手間を加えるだけで仕上がりのきれいさが全然違います。
引っ張る時は、生地が伸びないように優しく引っ張るようにしてください。

③：片側ずつ3分の1折る

Tシャツの片側の袖と下の部分を持って、横方向に折ります。
Tシャツの横幅の3分の1の長さを折るようにしてください。

その時に折った側の袖をきれいに折ります。
そして、先ほど折った部分と重ねるようにして、反対側も同じように3分の1折ります。

この時のポイントは、シワができないようにすることと、下のラインがきれいに揃うようにすることです。

④：袖をきれいに折る

両側を折ったら袖を折ります。
外に出ている袖を内側にきれいに折り込んで、最初に折った袖ときれいに重なるようにしてください。

袖の途中で折れ曲がったりしていないか、確認しながら折るようにしましょう。
縦長になったTシャツの表と裏に手をアイロンのように滑らせてシワを取ります。

⑤：縦に半分に折る

Tシャツの裾の部分に少し余白を残したまま、縦に半分に折ります。
両手を添えるようにして丁寧に折ると、きれいに仕上がります。

ここまでくると、洋服屋さんのディスプレイでよく見るくらいの大きさになります。
縦に半分に折ったTシャツの表と裏に先ほどと同じように、手をアイロンのように滑らせてシワをとります。

⑥：さらに半分または3分の1に折って完成

縦に半分に折ったTシャツをさらに半分、または3分の1に縦に折って完成です。
どのように収納するかで半分に折るか、3分の1に折るかを選ぶようにしましょう。

3分の1に折るとTシャツが立ちやすくなるので、立たせて収納したい人は3分の1に折りましょう。
Tシャツのたたみ方で大切なのは、工程のひとつひとつでシワにならないように気を付けることと、気持ちを込めて丁寧にたたむことです。

気持ちを込めると仕上がりの美しさが格段に違います。
慣れるとアパレル店員さんのように、丁寧で素早くたたむことができますよ。

Tシャツのたたみ方【長袖】

次に、長袖Tシャツのたたみ方を紹介します。
たたむのが難しいイメージの長袖Tシャツですが、長袖Tシャツは意外に空中でたたむと上手くいきます。

1. Tシャツの表を自分側に向ける
2. 両手でTシャツの肩の部分を持つ
3. 手首を返すように一気にたたむ
4. きれいに形を整える
5. 袖を外側に折る
6. 真ん中で縦に半分に折る

それでは長袖のTシャツのたたみ方を順を追って説明していきます。

①：Tシャツの表を自分側に向ける

袖の処理が難しい長袖Tシャツは、空中でたたむと上手くいくので立ちながらたたんでいきましょう。
Tシャツの表側が自分の方にくるように向けて、Tシャツを持ちます。

表を自分側に向けてたたむと、仕上がりの時にTシャツの首周りの部分が表になるので、洋服屋さんのディスプレイのようになります。

②：両手でTシャツの肩の部分を持つ

Tシャツを持つ時、両手で肩の部分のあたりをそれぞれ持ちます。
親指と小指を内側に、他の3本の指が外側になるように持ちます。

この時は、Tシャツを自分の体から少し離しておきます。

③：手首を返すように一気にたたむ

両手の中指に意識を入れて、自分の体にTシャツを乗せるようにして、両手首を返すようにしてTシャツの両側を一気にたたみます。
手首を返しながら勢いをつけて一気に自分の体に乗せるようにすると、うまくたためます。

④：きれいに形を整える

この段階では少し形が乱れているので整えていきます。
下のラインをきれいに揃えて、両側の折った部分がそれぞれ3分の1になるように整えていきます。

ここからの作業は座った方がやりやすいです。

⑤：袖を外側に折る

長袖Tシャツのたたみ方で肝心である袖の部分を整えていきます。
それぞれの袖が上にくるように外側に折ります。

半袖Tシャツの時はそれぞれの袖が重なるように折りましたが、長袖Tシャツの袖は重ねずに間に布が入る形になります。
長袖Tシャツの場合は、両袖を外側に折った方がきれいにたたむことができます。

⑥：真ん中で縦に半分に折る

縦長になった長袖Tシャツを真ん中で縦に半分に折ります。
コンパクトにしたい場合は、縦にもう半分折ります。

もう半分に折る時は、首周りの部分が内側にくるように折りましょう。
長袖Tシャツは袖の部分が多いので、両側を折るまでは空中でたたむ方が簡単にできます。

長袖Tシャツのたたみ方も、こまめにシワをとることが大切です。

一瞬でできるTシャツのたたみ方【裏ワザ】

時間がない時は、Tシャツをたたむのも一瞬で済ませたいですよね。
ここではその名の通り「一瞬でできるTシャツのたたみ方」を紹介します。

1. Tシャツを広げる
2. たたむ時のポイントになるA・B・Cを確認
3. BとCを重ねるように折る
4. Aの左手を引き抜く
5. 残った袖の部分をたたむ

それでは一瞬でできるTシャツのたたみ方を順を追って紹介します。

①：Tシャツを広げる

まずはTシャツをテーブルに広げましょう。
Tシャツの表を上にして、右側に首の部分、左側に裾がくるように横に広げます。

この時に、手の平をアイロンのようにTシャツに滑らせてシワを取るのも忘れずに。

②：たたむ時のポイントになるA・B・Cを確認

このたたみ方は、3つの場所が大切なポイントとなります。
Tシャツの丈の2分の1、幅の4分の1が交わる場所を「A」、Tシャツの丈の一番上(肩)で幅4分の1の場所を「B」、Tシャツの丈の一番下(裾)で幅4分の1の場所を「C」とします。

A・B・Cの3か所は、幅の4分の1のところで一直線上につながります。

③：BとCを重ねるように折る

まずAを左手で掴み、Bを右手で掴みます。
Aの左手はそのままで、右手でBを掴みながら左側に折るようにして、BとCの場所を合わせて右手で両方の布を掴みます。

この時、Aの左手は内側に隠れています。

④：Aの左手を引き抜く

Aの左手を左方向に引き抜きます。
左手を引き抜いた時に、右手と左手でピンと布を引っ張るようにします。

この時、片方の袖が下にきているはずです。

⑤：残った袖の部分をたたむ

ステップ4の時に下にきていた袖の部分以外は、すでにたたまれた状態になっています。
Tシャツを裏側にして、この残った袖の部分を折りたためば完成です。

このたたみ方で大切なのは、A・B・Cの3か所をちゃんと確認することと、この3か所を掴む時はしっかりと掴むことです。
場所さえ把握すれば簡単にできるようになりますよ。

Tシャツをできるだけコンパクトにするたたみ方

ここではTシャツをさらにコンパクトにするためのたたみ方を紹介します。
米軍でも行われている、コンパクトで素早くできるたたみ方を紹介します。

たたみ方①：Tシャツの裾を10㎝くらい外側に折り返す

Tシャツの表を下にしてテーブルに置き、Tシャツの裾を10㎝くらい外側に折り返しておきます。
途中で元に戻らないように、しっかりと折り返しておくようにしてください。

この時に折り返した長さが、最後の仕上がりのサイズになります。

たたみ方②：両側を3分の1に折って上からクルクル丸める

両方の袖を内側にきれいに折ってから、Tシャツの両側をそれぞれ内側に3分の1折ります。
縦長になったTシャツを上の部分から下までクルクルと丸めていきます。

隙間ができないようにきっちり巻きましょう。

たたみ方③：最初に折り返した部分の中に入れる

最初に折り返した裾の部分を元に戻すようにして、その中に筒状になったTシャツを入れ込んで完成です。
裾の部分にTシャツを入れ込むことで、かなりコンパクトに仕上がります。

触ってもTシャツが広がったりしないので、旅行の時の収納にもおすすめのたたみ方です。

マネしたくなるTシャツ収納術

ここでは、マネしたくなるようなTシャツの収納術を紹介します。
たたみ方だけではなく、収納も上手にすれば収納スペースにかなり余裕ができますよ。

1. フリーザーバッグで薄くコンパクトに
2. 専用の収納グッズを使う
3. リボンで可愛く収納

それではマネしたくなるTシャツ収納術をひとつずつ紹介していきます。

収納術①：フリーザーバッグで薄くコンパクトに

キッチンにある意外なものを使ってTシャツを上手く収納しましょう。
冷凍保存の時に使うチャック付きのフリーザーバッグは、Tシャツの収納にとても便利です。

フリーザーバッグに入れることで、Tシャツを薄い形で収納することができます。
写真のように薄い形で縦に置いて収納すると、見やすくて取り出しやすくなります。

収納術②：専用の収納グッズを使う

最近はTシャツ専用の収納グッズがあるので、そうゆうものを使うとスマートに収納することができます。
専用のアイテムを使うことで、収納スペースの中でTシャツが乱れることもありません。

何枚ものTシャツを重ねて収納する時に、1枚取り出すと他も全部崩れてしまうことがよくありますが、1枚ずつ個々に収納すればそんなストレスともおさらばです。

収納術③：リボンで可愛く収納

収納した時の見た目も可愛くしたいのなら、リボンを使うのがおすすめです。
先ほど紹介した米軍のコンパクトにするたたみ方で、Tシャツを筒状にたたんだら、リボンで飾りましょう。

タンスを開けるたびに、楽しい気持ちになること間違いなしです。
リボンの結び目を持つようにすると取り出しやすくなり、見た目だけではなく意外と実用的でもあります。

Tシャツのたたみ方を知って、Tシャツマスターになろう

今回は「Tシャツのたたみ方＆収納術」について紹介しました。
お手軽に着れるTシャツですが、たたみ方を間違えるとシワがくっきりと付いてしまい、次に着る時に残念な気持ちになってしまいます。

Tシャツの正しいたたみ方を知っておけば、シワひとつないTシャツをいつも気持ち良く着ることができます。
また、今回ご紹介したTシャツの収納術を実践すれば、Tシャツを着る時だけではなく、しまう時も楽しくなっちゃいます。

Tシャツのたたみ方＆収納術を上手に活用して、Tシャツマスターになりましょう。