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「V系(ヴィジュアル系)メイク」とは?

V系メイク」もしくは「ヴィジュアル系メイク」とは、もともと「ヴィジュアル系バンド」と呼ばれるジャンルのバンドのメンバーがしているメイクのことを指していました。
しかし最近では、バンドのメンバーに限らず、V系バンドのファンなどもそのメイクを真似するようになり、だんだんと一般化していきました。

個性的で独特な世界観のあるV系メイクは、女性のみならず男性の間でも親しまれているメイクです。
またバンドファンでなくとも、ゴシック系やパンク・ロック系ファッションを好む人たちの多くが、ファッションに似合うメイクとしてV系メイクを取り入れています。

「V系メイクの種類」

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一口にV系メイクといっても、その種類は様々で、それぞれにメイクの仕方も異なれば、雰囲気もずいぶん変わってきます。
ここでは代表的なV系メイクの種類を5つ紹介します。

  1. ナチュラル系メイク
  2. 女形メイク
  3. 男形メイク
  4. オシャレ系メイク
  5. コテコテV系メイク

では、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

種類①:ナチュラル系メイク

V系メイク初心者さんでも挑戦しやすく、普段にも取り入れやすいのがナチュラル系メイク
V系メイクではあるのですが、名前からもわかるようにナチュラル(自然)に近い状態にするメイクです。

アイラインやシャドウをがっつり濃くいれるV系メイクの中でも、色使いもナチュラルなので一般受けしやすいとも言われています。
またV系メイクの必須アイテムとされるカラコンを付けなくても、ナチュラル系メイクなら違和感なく楽しむことができます。

種類②:女形メイク

男性ばっかりのV系バンドのなかに、一見すると女性にしか見えないようなファッションとメイクをしたメンバーがいることがよくあります。
そのメンバーがしている、女性のように見えるV系メイクが女形メイクです。

もともと男性が女性のように見せるためにするのが女形メイクですが、それを女性がすることでより女性らしく可愛く見せることができます。
キュートな女形メイクは特に、ゴシック系のファッションをするときなどに、特におススメです。

種類③:男形メイク

V系メイクの中でも特に人気が高いのが男形メイクでしょう。
女性らしくみせる女形メイクと違い、男形メイクはよりクールにかっこよくみせるためのメイクです。

最近人気のV系バンドやアーティストの多くがこの男形メイクをしています。
また男形メイクは、パンク・ロック系のファッションの中でも、特にメンズライクなものを好む女性の間でも好まれているメイクです。

種類④:オシャレ系メイク

その名の通り、オシャレに、そして顔立ちがハッキリするように仕上げるメイクがオシャレ系メイクです。
他のV系メイクと比べて控えめではありますが、ナチュラル系メイクと異なり、ノーズシャドウなどで陰影をはっきりつけ顔立ちを目立たせます。

オシャレ系メイクでは、V系メイクの定番ともされるダブルラインを使い彫りを深く見せます。
ダブルラインのやり方については、V系メイクのやり方【アイメイク編】で紹介します。

種類⑤:コテコテV系メイク

V系メイクと聞いて、真っ先にこれを思い浮かべる人は多いかもしれません。
コテコテV系メイクでは、アイシャドウにアイライン、つけまつ毛など、とにかくすべてを濃くしていきます。

白や赤など、発色がいい濃いめのカラコンを入れ、どこか人間離れした顔に仕上げるのも特徴のひとつです。
また、ベースを白塗りにしたり、わざと血色を悪く見せるようにする場合もあります。

V系メイクのやり方【準備編】

V系メイクのメイク道具

では、まずV系メイクに必要な道具を紹介します。
基本的には、普通のメイクと変わらないのですが、V系メイクならではの注意点もあるので、そこに気を付けながらメイク道具を用意しましょう。

準備①:カバー力の強いファンデーション

V系メイクにおいてメイク落ちは、最大の敵とも言えます。
そのメイク落ちを防ぐためにも、ファンデーションは落ちにくくカバー力の強いものを用意しましょう。

普段は標準色を使っている人は、あえて自分の肌よりも明るめのものを選ぶと、色白できれいな肌に見せることができます。
またより肌をマットに仕上げたり、眉毛を消したりするためにもコンシーラーの用意もしておくといいでしょう。

準備②:ウォータープルーフのアイライナー

目元の印象を強くするV系メイクでは、黒のアイライナーは必須アイテムです。
選ぶ際は、黒色がしっかりと出て、なおかつ落ちにくいウォータープルーフのものにしましょう。

描きやすさも重視すれば、目元や頬にペイントするアートメイクに使うことができます。
汗っかきの人や涙などでアイメイクが落ちやすいという人は、ペンシルタイプのもので先にラインを引き、その後からリキッドライナーを使うと落ちにくくなります。

準備③:発色のいいアイシャドウ

発色のいいアイシャドウも、V系メイクには欠かせないアイテムのひとつです。
黒色のアイシャドウはV系メイクの基本となるカラーなので、ひとつは持っておくといいでしょう。

その他にも、濃いめの紫や青、赤などもよく使われる色なので、ファッションや好みに合わせて用意してください。
V系メイクの場合は、ラメ系よりもマットで原色系のものを買うことをおススメします。

準備④:つけまつ毛

ナチュラル系メイクの場合を除き、V系メイクでは基本的に、まつげをしっかり作ります
普段のメイクではより自然なものを選ぶ人も多いかもしれませんが、V系メイクをするなら毛束感が強くボリュームのあるつけまつ毛を選びましょう。

より本格的なV系メイクに仕上げたいなら、下まつ毛にもつけまつ毛を付けるといいでしょう。
下まつ毛用のつけまつ毛も販売されていますが、中には上まぶた用のものを使用する人もいます。

準備⑤:カラコン

V系メイクで特徴的な、カラコンも発色のいいものを選びましょう。
ブラウンなどのナチュラルなものもいいですが、青や緑、赤などの奇抜な色にできるのもV系メイクならではなので是非挑戦してみて。

最近では、白色のカラコンや、猫目のようになるものなど、ユニークなものも安価で販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。
ただし発色のいいカラコンは度数も限られていたり、ドライアイさんにはあまり向かないものが多いので、無理に着用する必要はもちろんありません。

準備⑥:ウィッグ

V系メイクがしてみたい、と考えている人の中には、人とは違う個性的な髪型や髪色に憧れている人も多いでしょう。
しかし仕事などの都合で派手な髪色にすることができない人もまた多いはずです。

そんな人におススメなのがウィッグです。
ウィッグさえあれば、手軽に髪形や髪色を変えられ、複数持っていれば気分次第でどんな髪型にもできてしまいます。

ただし見た目が安っぽく不自然なウィッグだと、コスプレ感が強く出てしまいます。
最近では3000円~5000円ほどで、比較的質もよく自然なウィッグも販売されているので、ウィッグ買う際は質にもこだわりましょう

V系メイクのやり方【ベース編】

V系メイクのベースメイク

準備ができたら、さっそくV系メイクに挑戦しましょう!
まずは基本となるベースメイクのやり方から説明します。

ベースメイクをしっかり丁寧にやることで、アイメイクなどのノリも変わっていきます。
カラコンをする場合はベースメイクの前に装着、ウィッグをかぶる場合もウィッグネットまではつけておきましょう。

①:化粧下地で肌を整える

普段のメイクもそうですが、ファンデーションを塗る前に化粧下地で肌を整えてあげることが大切です。
化粧下地には化粧ノリと化粧モチをよくしてくれるので、ここで肌の凹凸を無くしてあげましょう。

下地を厚く塗りすぎると化粧が崩れやすくなるので、薄くムラなく塗ります。
下地の中には、赤みを抑えてくれる物、油が浮くのを抑え肌をマットにしてくれるものなど様々あるので、自分の肌質に合わせて選びましょう。

②:リキッドファンデーションを塗る

化粧下地で肌を整えたら、ファンデーションを塗っていきます。
もちろんファンデーションも自分の肌に合ったものでいいのですが、おススメはカバー力の強いリキッドファンデーションです。

リキッドファンデーションと必要ならコンシーラーも使い、肌を均一にマットな状態にしていきます。
ファンデーションの色は、普段よりやや白めのものにすると、V系メイクが引き立つでしょう。

③:パウダーファンデーションで抑える

最後にパウダーファンデーションで抑えたらベースメイクは終わりです。
リキッドファンデーションだけだとベタベタと重たい印象になってしまいます。

またパウダーファンデーションで抑えることで、ベースメイクが崩れにくく、綺麗な肌に仕上げることができます
ファンデーションの重ね塗りが苦手、という場合は、ベビーパウダーなどの粉をはたくだけでも違うでしょう。

V系メイクのやり方【眉毛編】

V系メイクの女の人

眉毛でひとの印象というのはずいぶん変わってきます。
V系メイクにおいても、眉毛の描き方ひとつで随分印象は変わってきます。

では次に、V系メイクでの眉毛の作り方を説明します。

①:コンシーラーで眉毛を消す

V系バンドのメンバーなどは、眉毛を全部そり落としている場合が多くあります。
常にV系メイクをするのならいいのですが、そうでない場合はなかなか眉毛を全部そるわけにはいきませんし、勇気もいりますよね。

そこで、V系メイク特有の細眉を作るために、もともとの眉はコンシーラーで消しましょう
普通のコンシーラーを使ってもいいのですが、自眉が濃い人などは眉毛用のコンシーラーを使うと消しやすいでしょう。

②:アイブロウペンシルでベースを作る

V系メイクに限らず、どんなメイクでも、いきなり眉毛全体を描こうとするのではなく、ベースとなる形を作ってあげることが、綺麗な眉毛を描くポイントです。
V系メイクの場合には、まずアイブロウペンシルで上向きに一本芯を取り、その周りに眉毛の流れ沿って塗っていきます。

この時に大事なのは、長く描きすぎないことと、太くしないことです。
V系メイクの眉毛は、細く短いのが特徴なので、ベースの時点でその形を作ってしまいましょう。

また眉毛と目の間隔を狭くとることで、よりメンズライクなV系メイクに仕上げることができます。
逆に、眉毛と目を離して書くと女らしい印象になるので、女形メイクの場合は話して描くといいでしょう。

③:パウダータイプのアイブロウで整える

ベースができたら、パウダータイプのアイブロウで整えます
この時も、太く濃くしすぎないように注意してください。

パウダータイプのもので抑えることで、より自然にきれいに仕上げることができます。

V系メイクのやり方【アイメイク編】

V系メイクのアイシャドウパレット

V系メイクでもっとも大事だと言えるのがアイメイクです。
一般的なメイクとの差が一番出るのもこのアイメイクでしょう。

もちろんアイメイクは、自分の好きな色を使っても構いませんが、V系メイクの基本となるカラーの黒色でやり方を見ていきましょう

①:アイシャドウを塗る

まずは、黒のアイシャドウでアイホール全体を塗ります
目を開いたときにも色が見えるように、思っているよりも広めに塗るのがポイントです。

アイシャドウは下まぶた側にも塗っていきます。
塗り方は、チップを使い下まぶたの淵にラインを描くように塗っていきます。

下まぶたシャドウは、全体に塗って囲み目にする方法と、黒目の下あたりから目尻にかけて塗る方法とあるので、好きな方を選んでください。

②:アイライナーでダブルラインを引く

次にV系メイクの特徴ともいわれる「ダブルライン」を引いていきます。
「ダブルライン」とは、上まぶたの淵と二重の線の部分にアイラインを引き、目元を強調させるメイクです。

まずは普通に上まぶたの淵ギリギリにラインを引き、そのあと二重の線のところにラインを引きます
一重の人はまぶたの上、二重がくる部分に引くようにしてください。

下まぶたは、シャドウを塗ったのと同じ範囲に引きましょう。
下のラインは、上と繋げず横にシュッと伸ばせば男らしい切れ長の目に、繋げてタレ目風にすれば可愛らしい目にすることができます。

ここでのポイントは、実際の目尻よりも長めに引くことです。
ダブルライン以外にも、シャドウを塗った部分全体をアイライナーで塗りつぶす方法もあります。

③:目頭に切開ラインを引く

次に「切開ライン」を引きます。
「切開ライン」とは、目頭を切開し目を大きく見せる手術をしたかのようなメイクのことです。

まずは、もともとの目の淵を延長させるように、目頭のラインを軽く伸ばすように上のラインを引きます。
そしてそのラインの先端と下まぶたの淵を繋げるように下のラインを引けば切開ラインの完成です。

切開ラインは、横に伸ばすように引けば切れ長で綺麗系に、下に伸ばすように引けば可愛い系に仕上げることができます。

④:アイラインをぼかし、つけまつ毛を付ける

アイラインを引き終えたら、シャドウを使いアイラインをぼかして馴染ませます
ラインの上からシャドウを塗ることで、ラインを落ちにくくすることもできます。

最後に、つけまつ毛を付けたら完成です。
つけまつ毛は濃いめのものを、下まつ毛にもつけると本格的なV系メイクにすることができます。

思った濃さのものが見つからなければ、2種類のつけまつ毛を貼り合わせて使うという方法もあります。
つけまつ毛を付けたらビューラーとマスカラで自分のまつ毛となじませ、つけまノリなどでアイメイクが薄くなった部分などないかチェックし調整しましょう。

V系メイクのやり方【その他】

V系メイクの女性の口元

V系メイクの基本的なやり方は以上ですが、より本格的なV系メイクに仕上げるための他のアイテムとメイクのポイントを紹介します。

①:ハイライト

ハイライトとシェーディング、ノーズシャドウを使い顔に陰影を作ることで、より顔の彫りが深く見せることができます。
まずは顔の高くなっている部分に塗るハイライトです。

ハイライトを塗る部分として、一番押さえておきたいのはおでこと鼻筋です。
ハイライトを塗る場合は、おでこと鼻筋のTゾーンには必ず塗りましょう。

その他は、頬骨の上、眉の下の骨が出っ張っているところ、唇の上、あごです。
Tゾーン以外は、自分の輪郭に応じて高く見せたいところに塗るようにしましょう。

ハイライトには肌馴染みしやすいピンク系などもありますが、V系メイクにはより立体感の出しやすい白色を使うことをおススメします。

②:シェーディング

ハイライトとは逆に、顔に影を作るのがシェーディングです。
シェーディングは基本的に、輪郭をなぞるように塗っていきます。

髪の生え際、頬から顎にかけてのラインを重点的に塗っていきます。
頬骨にハイライトを入れた場合は、そのハイライトの下にもシェーディングを入れるとより立体的になります。

面長さんはシェーディングは控えめに、エラはりさんは一番はっているエラの外側にん売るなど、自分の輪郭に応じて影に見せたいところに塗っていきましょう。

③:ノーズシャドウ

Tゾーンのハイライトとあわせて行いたいのがノーズシャドウです。
ノーズシャドウを塗るのは、眉毛の付け根から鼻筋にかけてと小鼻の部分です。

眉毛の付け根の部分は、目頭の上のくぼみから眉毛にかけて塗り、そのまま鼻筋に伸ばすようにしましょう。
ノーズシャドウを濃くいれすぎるのは普通のメイクではNGと言われていますが、より立体感を出したいV系メイクでは、少し濃いめに入れても大丈夫です。

ノーズシャドウにはアイブロウとセットになったものや、シェーディングの中にノーズシャドウとして使える色が含まれているものもあります。
ハイライト、シェーディング、ノーズシャドウは、アイメイクの前に行います。

パウダータイプ、スティックタイプ、リキッドタイプなど種類によってベースメイクのどの段階で使うかが異なるので、説明書などで確認すようにしましょう。

④:チーク

血色をよく見せることのできるチークですが、V系メイクの場合はあえてチークを使わないこともあります。
男形メイクにしたり、血色を悪く見せたい場合には、塗らない方が雰囲気が出るでしょう。

気になる場合は、肌馴染みのいいオレンジ系のチークを控えめに入れましょう。
女形メイクなどで可愛い系にしたい場合は、ピンクをふんわりのせるようにしてください。

⑤:リップ

リップもチーク同様にあえて塗らず、唇の色をコンシーラーで消してしまうこともあります。
リップを塗る場合は、濃いめの赤やピンクなどがおススメです。

リップを選ぶときにも、発色の良さを重視して。
コテコテV系メイクでは、紫や青などダークトーンのリップを使う場合もあります。

V系メイクに似合う髪型

V系メイクでV系ファッションの女性

せっかくV系メイクをしたのなら髪型にもこだわりたいですよね。
そこで、V系メイクに似合う髪型についても紹介します。

自前の髪でできない場合は、これを参考にウィッグを探してみてください。

  1. ウルフヘア
  2. アシメ
  3. ツーブロック

他にも、可愛らしい姫カットやツインテール、セットのしやすいショートカットなどもありますが、今回はこの3つについて詳しく見てみましょう。

髪型①:ウルフヘア

襟足だけを長く伸ばし狼のしっぽのようにした「ウルフヘア」はV系スタイルの定番の髪形と言えるでしょう。
顔まわりを短く切るウルフヘアなら、顔を小さく見せることもできます。

一般的にウルフヘアと言うと、襟足にかけて細く長くなっているものをイメージしますが、トップに丸みを持たせ毛先にかけてレイヤーを入れたマッシュウルフと呼ばれるものもあります。
マッシュウルフであれば、V系メイクだけでなく、普通のメイクにもばっちり似合います。

髪型②:アシメ

おしゃれ上級者のイメージの強い「アシメヘア」もV系メイクによく似合います。
「アシメ×ぱっつん」や「アシメ×巻き髪」なら、ゴシック系の服装にも似合う、カッコ可愛い雰囲気になります。

またカッコよく決めたいなら「アシメ×ベリーショート」や「アシメ×かき上げ」などもおススメ。
カッコいいも可愛いも楽しめて、スタイリングもしやすいのがアシメの特徴です。

髪型③:ツーブロック

数年前から男性の間で流行し、今では女性でしている人も少なくない「ツーブロック」。
ちょっと個性的でハードなイメージの「ツーブロック」はV系メイクにぴったりです。

下の髪の毛を思い切って借り上げてしまうので、髪にボリュームありすぎて悩んでる人にもおススメです。
また上の髪の毛を長めに残しておけば、普段は髪をおろしてツーブロックは隠し、V系メイクをするときだけ出す、ということもできる意外と便利なおしゃれヘアです。

V系メイクにハマる人の特徴

V系メイクをする二人の女性

ではどうして人は「V(ヴィジュアル)系」と呼ばれる世界に惹かれるのでしょうか。
V系メイクにハマる人の特徴には次のようなものがあります。

  1. 独自の世界観の持ち主
  2. V系バンド・アーティストが好き
  3. 耽美主義的な思想を持っている

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

特徴①:独自の世界観の持ち主

V系メイクにハマる人の大きな特徴として、独自の世界観の持ち主である、ということがあげられます。
「V(ヴィジュアル)系」というのは、現実から離れた特別な世界観であり、そこに身を投じるということは、その人自身も自分なりの世界観をきちんと持っているということです。

そしてその世界観を表現する手段の一つがV系メイクなのです。
大人になって仕事のストレスから解放され、自分の世界を表現する方法としてV系メイクにハマるという人も多くいます。

特徴②:V系バンド・アーティストが好き

またそういった特別な世界観を音楽という形で表現しているV系バンドやV系アーティストが好き、という特徴もあります。
実際にV系バンドにハマり、彼らのファッションやメイクを真似していくうちに、V系メイクにハマったという人は少なくありません。

V系メイク初心者さんで、好きなV系バンドやV系アーティストがいるという場合は、その人のメイクをまずは真似てみるというのもいいでしょう。

特徴③:耽美主義的な思想を持っている

耽美主義的な思想を持って、ということもV系メイクにハマる人の特徴のひとつです。「耽美主義」というのは「美」に最高の価値を置き、それを追求する思想**のことを指します。

ヴィジュアル系というだけあって、V系メイクはやはり美しさを求めたメイクです。
「美しいものが絶対!」とはいかないまでも、やはり美しさい価値を見出しているからこそV系メイクにハマると言えるでしょう。

V系メイクであなただけの世界観を表現してみて

V系メイクで花束を持つ女性

V系メイクは、あなた自身が持つ、あなただけの世界観を表現できるひとつの方法です。
一見特殊なように見えるV系メイクですが、一度コツを掴んでしまえば誰でも簡単に楽しむことができます

V系メイクに興味があるという人や、一度でいいからやってみたいという人は、ぜひ挑戦してみてください。
もしかすると、新しい自分に出会うことができるかもしれませんよ。

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ライター
noel編集部

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