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「でき婚」とは?

でき婚した女性

「でき婚」とは「できちゃった婚」の略で、「入籍前に妊娠すること」を言います。
つまり「妊娠をきっかけにして結婚する」という意味ですので、結婚式を挙げる前でも入籍後に妊娠した場合はでき婚には該当しません。

また「できちゃった」では悪い印象を受けやすいため、「おめでた婚」「授かり婚」「婚前妊娠結婚」といった呼び方をすることもあります。

男女200人にアンケート!でき婚の割合

できちゃった婚というとマイナスイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実際にでき婚した人はどのくらいいるのでしょうか?
今回はでき婚した割合を既婚の男女200人を対象に調査しました。

Q.あなたはでき婚?

グラフ_あなたはでき婚?男性100人へのアンケート

グラフ_あなたはでき婚?女性100人へのアンケート

男性は16%、女性は13%の人ができ婚であると回答しました。
周りにでき婚の夫婦がいない人はドラマや漫画の世界だと思ってしまいそうなことですが、10人に1人以上と考えると身近に感じますよね。

続いて、でき婚を経験した男性たちのでき婚についての本音を見ていきましょう!

もっと恋愛アンケートをみたい方はこちら♡

男性100人に聞いた!でき婚した時の本音

できちゃった婚、つまりでき婚は世間ではマイナスな言葉として捉えられることが多いですが、経験者の男性はどのように考えているのでしょうか?
でき婚した男性100人に、でき婚したときの本音をアンケート調査しました。

さっそく男性の本音を覗いてみましょう!

Q.でき婚した時の本音を教えて

\男性のコメント/
子供が好きなので素直に嬉しい。ただ相手の親には申し訳ないと思う。 (34歳)

いきなり父親になることには抵抗があったが、彼女となら良い家庭を築けそうだったので、嬉しくもあった。 (35歳)

できればデキ婚はさけて、順番を守りたかった。 (29歳)

まだ結婚したくないけど、しょうがない。 (33歳)

でき婚は「しかたなく責任を持って結婚」のイメージが強く、義務的に感じる。 (31歳)

子供ができたことが嬉しく思える男性は、でき婚に対しても肯定的な人が多くいました。
それでも、相手の親に申し訳ないと感じていたり、順番を踏んでいないことを負い目に思ってしまうようです。

対して「まだ結婚したくないが仕方なく」という意見の人も多く、そのような結婚だと後悔が残ってしまいそうですね。
では、さらに男性の本音を紐解いていきます。

でき婚に対する男性の本音

でき婚する男性

では、でき婚することになった男性はどのような気持ちなのでしょうか?
以下の本音5つをご紹介します。

  1. これで結婚ができる
  2. 素直に嬉しい
  3. 仕事をもっと頑張ろう
  4. 責任を取るしかない
  5. 報告しずらい

本音①:これで結婚ができる

特にアラフォーの男性は、同年代の仲間が既に家族持ちである場合が多いため「俺だけまだ独身」という焦りがあります。
だから早く結婚したいのですが、今の彼女に断られたら年齢的に後がないため、プロポーズに慎重になっていたのでしょう。

そんなときに妊娠が判明し、「これで間違いなく結婚ができる」と一安心するのです。

本音②:素直に嬉しい

もともと子供好きで、彼女を本当に愛している男性は、でき婚でも「素直に嬉しい」と思っているようです。
若い頃から「子供が早くほしい」と願っていたため、一般的な順番とは逆でもそれほど気にならないのかも。

また男性にだけ結婚願望があって彼女は「まだ独身でいたい」というカップルの場合、彼は彼女と結婚できるならどのような形でも幸せなのでしょう。

本音③:仕事をもっと頑張ろう

でき婚するということは、自由な独り身から一気に妻と子供を両方支える立場になるということです。
男性は、守るべきものができると自分の存在価値を実感できるため、自分に自信が持てるように。

「仕事をもっと頑張ってしっかり稼いでいこう」と決意を新たにするため、人としての成長に繋がります。

本音④:責任を取るしかない

でき婚する男性からは、「責任を取って結婚するしかない」という本音も聞こえてきます。
本当はまだ結婚するつもりはなかったのですが、「ここで逃げるのは男らしくないしかっこ悪い」と思ったのでしょう。

まだ結婚に正面から向き合えない自分に対して、「前を向くしかない」と言い聞かせているのかもしれません。

本音⑤:報告しずらい

でき婚する男性は、少なからず「周囲に報告しずらい」と思うこともあるようです。
大学生や20代前半という若さなら、批判よりも応援のムードが強くなるかもしれませんが、20代後半以上となると世間の冷たい視線を浴びることも。

そのため、「みんなに何て言われるんだろう」という不安が生まれるのです。

でき婚した人が避妊しなかった理由

でき婚したカップル

では、でき婚した人はなぜ避妊しなかったのでしょうか?
以下の理由3つをご紹介します。

  1. 結婚のきっかけを探していた
  2. 中だししなければOK
  3. 多分大丈夫

理由①:結婚のきっかけを探していた

でき婚した人のうち、30代カップルが避妊しなかったのには、「お互いが結婚のきっかけを探していた」という理由が挙げられます。
結婚前提で付き合っていた、あるいはいずれ結婚するつもりだったのでしょう。

どちらにも「子供ができたら結婚する意志」がありましたし、特に30代の女性は年齢のことを考えると「早く妊娠したい」と望むものなのです。

理由②:中だししなければOK

でき婚カップルの中には「中だししなければOK」と思い込んでいる人もいますので、「射精のときだけゴム装着」「外だし」をしていたようです。
確かに、「我慢汁」と呼ばれる「ガウパー腺液」には精子が全く含まれていません。

でもピストン運動をしている最中に、ごく微量の精子が我慢汁の中に漏れ出てしまう場合が。
他には、こちらもごく微量ですが前回射精した際の精子がペニスに残っていることもあります。

このケースでは、どちらも「中だしはしてないから妊娠するはずがない」と信じているのです。

理由③:多分大丈夫

中だしの気持ち良さを一度でも味わったことのある人は、そのときの快感が忘れられなくなることもあるでしょう。
そのため、「安全日だから」「ゴムを切らしていたから」「過去に何度かあったけど大丈夫だったから」といった理由でエッチを楽しむのです。

そこにはお互いに、「多分大丈夫」という根拠のない自信があります。

でき婚で入籍が早い場合と遅い場合のメリット・デメリット

入籍を済ませたでき婚カップル

入籍が早い場合

メリットは「書類の手続きや、出産に関する給付の申請がスムーズにできること」です。
一緒に住むために引っ越しをするなら転出届・転入届を出すことになりますが、このとき入籍をしていると身分証明書の準備をまとめてできるので楽。

また結婚をして彼の扶養に入るなら、扶養家族として出産育児一時金の申請に手間がかかりません。
扶養手続きには約1ヶ月かかることもあるため、早く入籍しておくと出産に余裕を持って保険証を手にすることができます。

デメリットは「妊婦さんの負担が大きいこと」です。
つわりなどで体調や気分が不安定になりやすい妊娠初期に入籍手続きを進める場合、女性に負担が伴います。

入籍が遅い場合

メリットは「妊婦さんの負担が少ないこと」です。
体調が安定しやすい妊娠後期なら、事務手続きに負担を感じることはあまりないでしょう。

デメリットは「金銭的に損する可能性があること」です。
彼の扶養に入る場合、入籍が遅くなった分だけ扶養手続きも先送りになるため、その間「健康・年金保険料」の支払いを求められることもあるかもしれません。

そして万が一、入籍が出産までに間に合わない場合は「出生届や子どもに関する手続き」が非常に大変で、相当な労力と時間が必要になります。

でき婚で入籍…ベストタイミングは?

入籍予定のでき婚カップル

でき婚の場合、入籍するのは「妊娠中期・6ヶ月頃まで」がおすすめです。
人生の二大イベント「妊娠と結婚」を同時進行で行うのは想像以上に大変なことですので、お腹の赤ちゃんと自分の身体をまず一番に考えなければいけません。

「妊娠初期・1~4ヶ月頃」は赤ちゃんの状態も、また妊婦さんの体調や気持ちも不安定。
「妊娠後期・8~10ヶ月頃」はお腹が大きいので動きずらく、むくみや胃のむかむか感に悩まされることが多い時期。

そう考えると、妊娠中期に入籍した方が赤ちゃんや妊婦さんへの負担を最小限に抑えることができるでしょう。
ただし人の体調には個人差がありますので、安定期に入ったなら妊婦さんの体や心の状態を優先するのがベストです。

でき婚から挙式までの準備

挙式をするでき婚カップル

準備①:両親に挨拶・両家の顔合わせ

でき婚で出産前に挙式をすると決めたら、短期間で体に負担かからないように準備を進める流れになりますので、すぐにお互いの両親に挨拶をしましょう。
できればその場で両家顔合わせのスケジュールを組み、できるだけ早い日にちで食事会を。

「結納はどうするのか」「結婚式の時期はいつにするのか」など、両家揃って相談したいことを決めておくと顔合わせも短時間で済みます。
結婚式の日程は、体調が安定しやすい妊娠5〜7ヵ月の間と考えておくといいでしょう。

準備②:式場探し

両家から結婚の承諾が得られたら、早速式場探し
日程は安定期に合わせ、妊婦さんの自宅から近い場所を選ぶと負担が抑えられるのでおすすめです。

前もって自宅でネットや電話を使った下調べをしておくと、「どこをチェックしたらいいのか」「こういう雰囲気が理想」「ここがよくわからないから詳しく聞きたい」など、式場スタッフと効率よく具体的な話ができますよ。

準備③:式場予約と打ち合わせ・招待状送付

式場を予約したら打ち合わせが始まります。
最も悩むのが「ゲスト決め」とも言われていますので、招待状をスムーズに送るためにも「挙式をする」と決めた時点から招待客を検討しておくのが理想的。

そして最大の楽しみであるドレス選び
マタニティドレスにするのか、大きいサイズの通常のドレスにするのか、好みの一着を見つけましょう。

他には引出物・装花・会場コーディネイト・演出・進行といった細かい準備に入りますので、体調が悪いときは無理せず彼に頼って。
式当日は体調を崩すこともありますので、あまり詰め込まないでゆったりと楽しめる雰囲気にするとよさそうです。

準備④:結婚指輪を購入

体調が良いときを見計らって結婚指輪の下見を何度かしておき、購入しましょう。
万が一サイズが合わないときは直してもらう期間が必要に。

一生身につけるものですので、挙式に余裕を持って手元に届くなら思いっきりこだわりたいですね。

準備⑤:新居の準備

挙式の準備と平行して進めていきたいのが新居の準備です。
ただし、物件探し・引っ越し・赤ちゃんを迎える環境作りといった作業は母体の大きな負担に。

男性主導で行えるように、普段からコミュニケーションをしっかりとっておくと安心です。

準備⑥:最終打ち合わせ

いよいよ挙式本番に向けた最終打ち合わせです。
ドレスは選んだときよりもお腹は大きくなっていますので、お腹を締め付けないように直前のサイズ調整が大切。

当日は緊張や慣れない衣装などに疲れを感じやすくなりますので、お腹が張ったりといった体調の変化も予想されます。
式前日はゆっくり休み、挙式の間も体調が気になるときはすぐに彼やスタッフに伝え、万全体勢でサポートしてもらいましょう。

彼・お腹の赤ちゃんと三人で挙げる、一生忘れられない結婚式になるはずです。

でき婚が決まった子供に対する親の気持ち

子供ができ婚することになった両親

では、でき婚が決まった子供に対して親はどのように思っているのでしょうか?
以下の親の気持ち3つをご紹介します。

  1. 許せない
  2. 経済的な不安
  3. 応援したい

親の気持ち①:許せない

親世代は「結婚をしてから妊娠する」という順序が当たり前でしたので、「妊娠をしてから結婚する」という概念がありません。
だから「自分の子供ができ婚するだなんて」という衝撃やショックから、「許せない」「考えられない」と思ってしまうのです。

でき婚に対する親のイメージは「計画性がない」「だらしがない」といったところでしょう。
そのため「世間体が悪い」「恥ずかしい」という気持ちにもなり、順番を守れなかった子供を持つ親として「親戚やご近所からどう思われるんだろう」と不安になります。

周囲に堂々と報告することができないため、肩身の狭い思いをしているのです。

親の気持ち②:経済的な不安

親ができ婚を「許せない」と思うのは、経済的な不安も大きく影響しています。
親の中では夫婦としての生活を安定させ、子育てができる経済状況になってから妊娠をするのが本来の姿。

その準備が何一つ整っていないのに出産をしたら、「どうやって子育てをしていくのか」「生活は成り立つのか」といった経済的な不安だけではなく、「大切な息子・娘は幸せになれるのか」という心配が出て来ます。
孫ができる喜びよりも不安や心配の方が先立ってしまうからこそ、「許せない」のです。

親の気持ち③:応援したい

でき婚をする子供が心配で許せないと思うのは、やはり我が子を愛しているからです。
両手を上げて祝福はできないけど、命を授かったことは非常に喜ばしいこと。

二人が結婚をして頑張っていくというのなら、親として「精一杯応援したい」というのも正直な気持ちなのでしょう。

でき婚カップルが親に挨拶するときのポイント

でき婚する子供を応援する両親

では、でき婚カップルはどのように親へ挨拶をしたらいいのでしょうか?
以下のポイント3つをご紹介します。

  1. お互いの両親に承諾を得る
  2. 彼女の両親から
  3. まずは結婚の意思表示

ポイント①:お互いの両親に承諾を得る

でき婚カップルが親に挨拶をする場合は、直接自宅に伺う前に、それぞれが自分の両親に「結婚・妊娠の報告」をして承諾を得ておきましょう。
事前承諾もなく、ただ「紹介したい人がいる」「大事な話がある」だけでは両親に「きっと嬉しい報告だ!」と期待させるだけ。

妊娠の事実を受け入れる心の準備ができていませんので、もめる原因になって母体によくありません。
「相手は信頼できる人だよ」と伝えておくなど、少しでも両親に安心してもらうことが大切です。

ポイント②:彼女の両親から

挨拶をする順番は、最初に彼女の両親、次に彼氏の両親です。
息子を持つ親が一番心配なことは「彼女の親の気持ち」なので、「彼女の親から正式な承諾を得ている」と報告を受ければスムーズに話が進むでしょう。

どちらもある程度の心構えができているとは言え、「お相手はどんな人なんだろう」という不安が大きいはず。
両親に「安心してください」と言えるように、誠意を示す態度で臨みましょう。

ポイント③:まずは結婚の意思表示

誠意が伝わりやすい挨拶のポイントは、初めに「結婚の意思表示」をすることです。
特にショックの大きい彼女の両親への報告は慎重にいきたいところ。

実際は「妊娠したから結婚を決めた」だとしても、両親にそのまま伝えるのはNG!
あくまでも、「以前から二人で結婚しようと考えていた」というスタンスで結婚の意思を示しましょう。

その上で「妊娠している」という報告をすることで、両親も「そういうことだったんだ」と二人のでき婚を受け入れやすくなります。
厳しいことを言われるかもしれませんが、それも複雑な親心ですので「心配してくれてありがとう」と受け入れて。

「頼りないかもしれないけど大丈夫だよ」と前向きな姿勢を見せることが、両親の安心に繋がります。

でき婚したカップルの離婚率

でき婚後に離婚した女性

でき婚したカップルの離婚率は明らかにされていませんが、「でき婚率」と「離婚率」のデータから、「年齢が若いでき婚カップルほど離婚率が高い」と予想することができます。

厚生労働省・平成22年度「出生に関する統計」の概況、人口動態統計特殊報告によると、でき婚とは「結婚期間が妊娠期間より短い出生のこと」を言います。
つまり、結婚をしてから十月十日以内に出産するという意味ですね。

まずはでき婚率から見ていきましょう。
「結婚期間が妊娠期間より短い出生数及び嫡出第1子出生に占める割合」から、でき婚率は「平成7年 22.5%」「平成17年 26.6%」「平成21年 25.3%」となっています。

また「母の年齢階級別にみた結婚期間が妊娠期間より短い出生の嫡出第1子出生に占める割合」から、平成17年のでき婚率は母が「15~19歳 約80%」「20~24歳 約60%」「25~29歳 約20%」という結果です。

参考:出生動向の多面的分析・厚生労働省

次に離婚率を見ていきましょう。
厚生労働省・平成21年度「離婚に関する統計」の概況によると、「夫妻の同居をやめたときの59歳までの年齢別にみた有配偶離婚率の年次推移」から、平成17年は「19歳以下 約75%」「20~24歳 約50%」「25~29歳 約25%」となっています。

「参考:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/rikon10/01.html」
参考:離婚の年次推移・厚生労働省

これらの数字から、10代・20代前半のでき婚率も離婚率も、他の年代と比較して高いことがわかります。
つまり、10代・20代前半のでき婚したカップルの離婚率は、同年代の入籍後に妊娠したカップルよりも高いと言えそうです。

でき婚の離婚率は高い?離婚の理由と10・20・30代の離婚率離婚率が高いとされている「でき婚」とは? 意味 意味は、夫婦になる前にお腹に子供ができたカッ...

でき婚から離婚してしまう理由

でき婚した彼と離婚したい女性

では、でき婚から離婚してしまうのはどうしてなのでしょうか?
以下の理由3つをご紹介します。

  1. コミュニケーション不足
  2. 子育てをする覚悟がない
  3. 結婚相手として考えていなかった

理由①:コミュニケーション不足

妊娠を計画していなかった女性が「妊娠したかも…」と思う多くのきっかけは「つわり」ですので、妊娠が発覚した時点で体調も気持ちも不安定に。
結婚することは決めたけど、「正直自分の身体や仕事のことで精一杯」というのが本音です。

そして出産を通して母親になる自覚が強くなるため、子育てに一生懸命になりすぎて、新婚なのに夫と上手く関わることができません。
一方男性は、父親としての自覚が芽生える前に彼女から相手にされなくなってしまったので、現実から逃げることばかりを考えるように。

夫婦同士でコミュニケーションをとることが難しくなり、離婚を選ぶことがあります。

理由②:子育てをする覚悟がない

でき婚の場合、子育てをする覚悟が十分ないまま親になるというのが一般的です。
でも子育てというのは、中途半端な気持ちではできません。

子供が生まれた瞬間から、子供中心の生活が毎日続きます。
そのため、自分の自由に暮らしていた独身時代とのギャップについて行けず、離婚せざるを得なくなるのです。

理由③:結婚相手として考えていなかった

でき婚したカップルの中には、「結婚したのは子供ができたからであって、この相手と一緒になるつもりはなかった」という人もいます。
子供を育てる義務と責任があるから結婚したものの、愛情を感じていないパートナーと結婚生活を続けることに限界を感じたのかもしれません。

でき婚を後悔する瞬間

でき婚を後悔する女性

では、でき婚を後悔するのはどのようなときなのでしょうか?
以下の後悔する瞬間5つをご紹介します。

  1. 経済的に苦しい
  2. 好きなことができない
  3. 友達が楽しそう
  4. 相手の本性が見えた
  5. 妊娠の大変さをわかってくれない

後悔する瞬間①:経済的に苦しい

結婚・引っ越し・出産と大きな出費が続き、さらに子育てが始まると「これにこんなにお金かかるの?」という驚きが頻繁に起こります。
でき婚カップルは計画的に貯金をしていたわけではないので経済的に苦しくなり、お金が出ていく度に自分のしたことを後悔するのです。

後悔する瞬間②:好きなことができない

子供が生まれると、自分の自由な時間はほとんどなくなります。
特に女性のほとんどは一日中子供と一緒に過ごすことになるため、好きなことができません

「もっと仕事を続けたかった」「趣味に打ち込みたい」と思っても、「そんなの無理だよね」と自分自身がよくわかってる…。
だからでき婚したことを後悔してしまうのです。

後悔する瞬間③:友達が楽しそう

若い年齢のでき婚カップルが後悔する瞬間と言えば、「友達が楽しそう」に見えたときです。
自分は毎日家事や育児に追われ、自分自身を気にしたり手をかけたりする余裕もない状態。

それなのに周りの友達は、エステに行ったりファッションやメイクを楽しんだり。
仕事も恋も遊びも充実していて、キラキラと輝いています。

そして「私もでき婚しなければ…」と後悔が押し寄せるのです。

後悔する瞬間④:相手の本性が見えた

でき婚カップルの場合、お互いの良い面も悪い面もよくわからないまま夫婦になるパターンが多いので、出産してから相手の本性が見えて後悔するようです。
付き合っているときは優しかったのに、出産したら家事も子育ても手伝ってくれない。

そして「こんな人だったんだ」と、自分の選択を後悔します。

後悔する瞬間⑤:妊娠の大変さをわかってくれない

症状の程度は異なりますが、妊娠をした多くの女性はつわりを中心とした体調不良に悩まされます。
望んだ妊娠であれば喜びが大きいので、「つわりがあるのは子供が元気な証拠」と自分を奮い立たせることができます。

でも予期せぬ妊娠の場合は、喜ぶ間もなくつわりと戦うことに。
気分が沈みやすく、一日中寝込むほど具合が悪いのに大変さをわかってくれない彼に対して、「何ででき婚なんてしたんだろう」と後悔するのです。

でき婚を後悔しないための心得

結婚式を大事にするでき婚カップル

では、でき婚を後悔しないためにはどうしたらいいのでしょうか?
以下の心得5つをご紹介します。

  1. 結婚式は大事
  2. 彼を少しずつ認めよう
  3. 周囲の人に頼って
  4. でき婚のメリットを考える
  5. 「ありがとう」「ごめんね」を忘れない

心得①:結婚式は大事

でき婚の結婚式ではお腹の赤ちゃんも一緒に参加しますので、男性に「夫として・父親としての決意や自覚」を与えることができます。
またウエディングドレスは女性の憧れですので、挙式をしないままだと心のどこかでずっと不満を持ち続けることに。

妊娠中が難しい場合は出産後に挙げることも可能ですので、後回しにしないで早めに日程だけでも決めてしまいましょう。

心得②:彼を少しずつ認めよう

でき婚カップルは、お互いのことを十分に理解できていないというのは当然のことですが、それはでき婚ではない夫婦の間でも同じこと。
相手のことを一度に全て理解することは難しいので、少しずつでも「こういう人なんだ」と認めていくことが大切です。

時間をかけて、ゆっくりと夫婦の絆を深めたいですね。

心得③:周囲の人に頼って

子育て中のママはどうしても悩みを一人で抱え込んでしまい、結婚に対する後悔に繋がります。
そこで、子育てや夫婦生活の相談ができる相手を見つけましょう。

実の母親・友達・以外にも、地域の子育て支援センターに行けば同じ境遇のママや専門の相談員に話を聞いてもらうことができます。
でき婚でもそうではなくても悩みのないママはいませんので、困ったときは周囲の人に頼りましょう

心得④:でき婚のメリットを考える

でき婚のメリットを考えるようにすると、後悔することが少なくなります。
まず最大のメリットは、子供を授かるという奇跡を手に入れたことです。

不妊に悩む夫婦、あるいは結婚できずに苦労する女性も多い中、子宝に恵まれて子育てができるということは何にも代えがたい幸せなのです。
また若い年齢でのでき婚なら、周りが子育てで大変なときに「自分は自由な時間を楽しめる」という優越感に浸ることもできますよ。

心得⑤:「ありがとう」「ごめんね」を忘れない

でき婚カップルはこれから信頼関係を築いていくことになるので、「ありがとう」「ごめんね」を忘れてはいけません
予定していなかった夫婦生活や子育てに苦労しているのはお互い様。

だからこそ、些細なことでも感謝や謝罪の気持ちを言葉で伝えることが大切なのです。
日々の小さな積み重ねが、夫婦の大きな信頼関係になるでしょう。

でき婚!男性の本音と親の気持ちとは?後悔しないための心得のまとめ

でき婚して幸せに暮らす家族

でき婚に対して、男性は「嬉しい」「不安だけど責任を取るしかない」という真逆の意見に分かれるようです。
一方親からは、「許せないけど応援したい」という複雑な心境が伺えます。

後悔しないためにも挙式を行い、少しずつ互いを認め合うことで「でき婚してよかった」と幸せを感じる日が訪れるでしょう。

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ライター
noel編集部

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