「器が大きい」とは?男女に共通する10個の特徴&器が大きい男の魅力
「器が大きい」とは人の性格を表す言葉です。 本当はどのような意味か分からないという方に、性格の特徴や器が大きい人の魅力について詳しく解説します。 器が大きい人になりたい方のために、なる方法についても紹介しますので参考にしてみましょう。
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「器が大きい」の意味とは?
器が大きいということは、男女を問わず人として心が広く、寛大であることを言います。
些細なことを気にせずに大きく構えている人や、小さいことで泣いたり怒ったりせずに穏やかに振る舞う人の性質を指すことが多いです。
器が大きいとは、何事にも動じずに平常通りに対応するタイプの性格でもあります。
他の人から尊敬され、周囲に多くの人が集まってきます。
大物とも表されることがある器が大きい人は、「懐が深い」とか「スケールの大きい人」とも言われます。
いずれにしろ人情味があって優しく、小さなことにとらわれない性格というイメージを持たれるでしょう。
器が大きい男女に共通する特徴
器が大きいと言われる人に共通するのはどのような所でしょうか。
10例を挙げます。
- 嫌みを言われても受け流す
- 足を引っ張られても動じない
- 悪口を言われても公平に接する
- 年下や後輩に意見されると丁寧に聞く
- 忠告に耳を傾ける
- ある程度相手の好きなように振る舞わせる
- けちけちしない
- 謝罪すべきところはしっかりと謝る
- 弱い立場の人をかばう
- 過去に裏切られても許す
詳しく説明しますので、参考にしてください。
特徴①:嫌みを言われても受け流す
器が大きい人は、面と向かって嫌みを言われても気にする素振りを見せません。
本当は心の中でむかついているのかもしれませんが、左に右に受け流しています。
器の大きい人は、当事者が自分のことをうらやんで言っているのを分かっているのです。
反論しても、余計嫌みを言ってくるので、相手にするのも面倒で馬鹿にしきっていて素知らぬふりをしています。
周囲の人に八つ当たりすることもありません。
特徴②:足を引っ張られても動じない
器の大きい人は、足を引っ張られるような行動をされても動じずに事後処理をします。
全てをし終わった後に、相手に対して冷静に意見を述べたり、事務的に注意をすることはあります。
しかし、相手に怒りをぶつけたり、問い詰めたりして追い詰めることはありません。
無意識のうちに相手の価値が下がることを感じ取っている所が感じられるでしょう。
器が大きい人は、自分や困っている人のために寛大な心で動きます。
耐えているのではなく、とても冷静に行動をします。
特徴③:悪口を言われても公平に接する
器が大きい人は、陰で悪口を言われたり、表だって嫌みを言われたりしても、友好な関係のある人と同じように穏やかに接する人が多いです。
自分に自信があることはもちろんです。
目標があるために、小さなことに構っていられない場合もあります。
特に仕事などが関わっているのであれば、自分が張り合うとコミュニケーションが取れなくなって進みづらいこともあるでしょう。
器が大きい人は、態度が大人であるとか立派であると褒められて評価を上げられます。
逆に悪口を言っている人は、小物扱いされて評価が非常に悪くなるでしょう。
特徴④:年下や後輩の話を丁寧に聞く
器が大きい人がよくしている行動に、人の話を聞くと言うことがあります。
自分より年下の人や後輩に話しかけられたり、意見を求められたりするといいかげんにあしらう人もいます。
器が大きい人は分け隔てなく話を聞きますので、年下の人からの話もしっかりと向き合って耳に入れます。
適当に聞くという態度を取らないので、安心して話ができますし、意見も入れやすいでしょう。
器が大きい人は、立場が下に当たる人からも尊敬されます。
特徴⑤:忠告や苦情に耳を傾ける
普通の人は、相手がよかれと思ってする忠告を聞き入れないことが多いです。
反発したり、けんか腰になったりして、それ以降の仲が悪くなる場合があるでしょう。
器の大きい人は、忠告のように相手からいさめられる言葉や、耳の痛い苦情をもしっかりと聞く度量があります。
心の中では面白くないかもしれませんが、表に出さずしっかりと対応するでしょう。
器の大きい人は、相手にわざわざ言いにくいことを言ってくれたと、お礼を述べることもあります。
最後まで聞いて、言われたことを元に反省して次の行動に生かし、周囲から感心されることもあるでしょう。
特徴⑥:ある程度相手の好きなように振る舞わせる
身近な人や一緒に仕事をしている人には、ある程度本人が思うとおりに行動させます。
器が大きい人は、一緒のグループで仕事をしている場合、それぞれの進め方を尊重し、許される限り自由にさせます。
自分なりのやり方を押しつけることはありません。
自己責任が生じますが、ある程度自分の裁量ででできる所から、器の大きい人からの信頼があると考えてやりがいがあると感じる人もいるでしょう。
しっかりと打ち合わせをする、話を聞くなどして、良いと思った所はある程度任せ、悪いと思った所は納得のいくように説明をして修正できるように心がけています。
器が大きい人は、相手の立場を尊重して、意見をすり合わせられるようにできる所があるでしょう。
特徴⑦:けちけちしない
自分以外のお金を使いたくないと、お付き合いなどでお金を出し渋る人もいますが、器が大きい人は、しみったれた所がありません。
無駄遣いをする訳ではありません。
お金を出すべき所はしっかりと出します。
おおらかで、ゆったりとした余裕を感じさせるでしょう。
特徴⑧:謝罪すべきところはしっかりと謝る
器が大きい人は自分の誤りをしっかりと認め、相手に心からの謝罪ができる性格です。
プライドが高い人や器が小さい人は、絶対に自分の非を認めたくないので、あれこれと言い訳や理屈を並べて謝罪をしません。
謝ったら負けになると考えているのでしょう。
器が大きい人は相手に誠心誠意謝るので、相手も気分を悪くすることなく、良好な関係が築けます。
特徴⑨:弱い立場の人をかばう
器が大きい人は、部下や後輩、友人でも押しが弱いような人など、弱い立場に置かれている人をかばう傾向が見られます。
ミスや誤解された時に、しっかりとフォローしてそのまま参加しやすいように取り計らえる人です。
小さなことをぐちぐちとお小言を繰り返すこともありません。
1回だけ注意や忠告をして、信頼回復がしやすいように、気づかないようにお膳立てしてくれることもあるでしょう。
特徴⑩:過去に裏切られても許す
器が大きい人は、過去に裏切られたり、苦しい思いをさせられた相手を寛大に許せる人です。
自分の仲間内に積極的に入れられなくても、困らない程度の付き合いはできるようにします。
器が大きい人のことをお人好しだと思う人もいるでしょうし、相手のことを考えて行動してあげるのは素晴らしいと褒める人もいるでしょう。
器が大きい男性の魅力
器が大きい男性にはどのような魅力があるでしょうか。
次に3例紹介します。
- 細かい所を突くことはしない
- 相手を尊重する
- 相手の良い所を見つける
魅力を項目ごとに詳しく説明します。
魅力①:細かい所を突くことはしない
器が大きい男性は非常におおらかな気持ちで接してきます。
言い間違いや、メールなどで誤字脱字があったなど、集中力が続かずにやってしまうミスがあります。
器が大きい男性が上司や同僚だった場合、細かい間違いをあげつらうことなく、軽く注意をするのみです。
ただし、業務などに差し障りのある間違いなら、しっかりと注意を受けるので気をつけましょう。
魅力②:相手を尊重する
器が大きい人は、どのような立場であっても相手を尊重できます。
相手のプライドを傷つけないように最大限の注意を払えます。
あまり怒られたり、文句を言われたりすることはないでしょうが、他の人に聞かれて恥をかかないように、聞いていない所で注意してくれます。
くどくどとしつこく言って、相手をめげさせないようにできる人でしょう。
魅力③:相手の良い所を見つける
器が大きい人の特徴は、相手の長所を見つけられる人です。
男女に関係なく、良い所をさりげなく褒めます。
通常は短所が目について文句や陰口を言いたくなる所ですが、器が大きい人は、あえて良い所を見るようにして、お世辞ではなく本当に良いと思ったことを日常的に大勢の人の前で話してくれます。
女性だけでなく、男性にも好かれる気質をしているでしょう。
器が大きい男性が絶対にしない言動
器が大きい男性がしない言動について項目を挙げます。
逆にこのような言動をすると、器が小さいということです。
- 反省せずに責める
- 愚痴を言う
- 目上の人にはお世辞
- やっかみを言う
- 陰でけなす
器が大きい男性がしない言動について、それぞれ詳しく説明します。
言動①:反省せずに責める
何かトラブルが起こった時に、人となりが出ます。
器が大きい人は、トラブルが発生した時により良く対処出来る方法を考えて策を講じます。
全てが終わった後に原因を突き止めて、再発防止策を考えるでしょう。
反して、器が小さい人は、トラブルの原因となった人を責め立てて責任を取らせようとしかりつけます。
自分が相手に任せきりにしたことは反省せずに、ことの収拾にもあたらないので、状況が進まない恐れがあります。
人に厳しく自分に甘いので周りの人は付いてこないでしょう。
言動②:愚痴を言う
器が大きい人は、上手くいかないことがあっても愚痴を言ってうさを晴らすことはありません。
愚痴を言う暇があったら、他の方法を考えた方が上手くいくからです。
器が小さい男性の言う愚痴は悪口に繋がることもあり、どこで誰が聞いているか分かりません。
また、愚痴を言っても埒があかないので、考えがそこで止まってしまいます。
良いアイディアも出てこないでしょう。
言動③:目上の人にはお世辞
器が大きい人は、立場が下の人にも同じように平等に対応します。
話もしっかりと聞くでしょう。
器が小さい男性の場合は、目上の人にはお世辞を言ったり、こびへつらったりして、気分を悪くしないように丁寧に接します。
しかし、部下や後輩などの立場が下の人には、話や意見を最後まで聞かずに自分の考えを強制したり、威圧的な態度を取ったりします。
何か反論しようものなら、生意気だと言って怒鳴りつけることもあるでしょう。
良い人が離れていき、周囲には自分と同じごますりの人が多く集まることになるでしょう。
言動④:やっかみを言う
器が大きい人は、他の人が上手くいくと手放しで喜んだり、褒めたりして相手をたたえます。
しかし、そうでない男の人は目の前でやっかみを言って相手の気分を悪くさせて喜ぶような所があるでしょう。
嫉妬を表に出すのは、非常にみっともないです。
男性同士よりも、自分よりも仕事のできる女性に対してよりひどく攻撃することもあります。
言動⑤:陰でけなす
やっかみを直接言うよりも、さらにひどく陰険で心が狭い人もいます。
表ではいやみったらしく褒めても、陰でけなすような口を利く男の人です。
実力でなくて、気に入られているとか、ルックスが良いからとか理由を挙げ連ねて、くだを巻いているのは全くもってみっともないことです。
本人や仲の良い関係者が見ていないと思っても、どこで誰が見ているかわかりません。
一緒に行動をしている人の中にも、表では褒めていたのにと幻滅する方もいるでしょう。
器が大きい男性へのアプローチの仕方
女性としては器が大きい人に魅力を感じるでしょう。
そのような男性にアプローチするには、媚びるような態度をしないで、誠実に接することです。
器が大きい男性は、相手にお世辞を言うような人を嫌います。
真面目で優しく、誰ともフラットに対応できる女性を好む傾向があります。
感じの良さと笑顔を絶やさないように接しましょう。
穏やかな雰囲気で、自然体を心がけるようにするのが得策です。
器が大きい男性との上手な付き合い方
職場や友人など身近な場に、器が大きい人がいる場合には、人の悪口や陰口を利かないようにすると上手く付き合えます。
器が大きい男性は、何でも受け止めてくれる大物なので、聖人君子のように見えて付き合いづらいと思うこともあるかもしれません。
しかし、おとなしいように見えても芯はしっかりしている大物の男性です。
困っていることがあれば手を差し伸べることも嫌がらないことがあります。
上手に付き合うなら、相手の信頼を損ねる行動をしないのが1番でしょう。
器が大きい人になる方法
自分が器が大きい人になりたいと考える場合、どのようにすればいいのでしょうか。
- 程度の低い陰口は無視する
- 反論はしっかりと聞く
- お付き合いしている人を束縛しない
- 感情的にならない
- 良い所を褒める
項目ごとに詳しく説明します。
方法①:程度の低い陰口は無視する
器が大きい人は、悪口や陰口を意に介さない態度を取っています。
相手が勝手に不満を持ち、ねたんでいるなら、そのようなことを言われても素知らぬふりをしましょう。
聞こえるように言われ気分が悪くても、相手にしない方が得策です。
器が大きい人になりたいなら、自分が同じレベルになってしまうので同じように悪口や陰口で返すのは止めましょう。
ただし、嫌な噂を流されたら否定して出所を確かめ、冷静に止めるように言うのは大切です。
方法②:反論はしっかりと聞く
相手が反論をしてきたり、意見したり直接自分に話しかけてくるようであれば、しっかりと聞く姿勢を持ちましょう。
陰口や悪口と違い、相手は正々堂々と振る舞っているからです。
立場が下の人であっても生意気に思わず、反論や意見を聞いて良い所があれば取り入れましょう。
無茶な意見を通そうとした時には、言うことを聞く必要はありません。
器が大きい人は、より良くするための意見や反論であれば大歓迎という姿勢が見えます。
そのような人になりたいのなら、真似をしてみましょう。
方法③:お付き合いしている人を束縛しない
彼氏や友人など親しくしている人を束縛しない方がいいでしょう。
器が大きい人は、あまり細かい所にとらわれることがありません。
誰しも全てを開け広げている訳ではないので、1つや2つ秘密にしたいことはあるはずです。
あまり細かいことは気にしないようにしましょう。
彼氏の浮気を心配したり、行動を把握しようとしたりしてスマートフォンの中身を見るのは言語道断です。
方法④:感情的にならない
器が大きい人は、何があっても悠然と構えているところがあります。
嫌なことや気分が悪いことがあっても、感情的に文句をいったり、人に八つ当たりをするのはよした方がいいでしょう。
自分の評価を下げる原因にもなりますし、人が離れる原因にもなります。
特に仕事関連で負の感情を出すようにすると、信用もなくします。
方法⑤:良い所を褒める
器が大きい人は、人のよい所を見るようにしているふしがあります。
周りの人の長所を見つけるようにし、些細なことでも褒めるようにするといいでしょう。
長所が行き過ぎた所が短所になります。
良くない所をあげつらうよりも、良い所を目にして褒める方がお互い幸せな気分になれます。
お世辞を無理に言う必要はありません。
心からの褒め言葉は何も考えなくても自然に出てくるものです。
相手が男性でも女性でも、性別に関係なく喜び、多くの人が集まるようになってきます。
器が大きい人の特徴と魅力について
器が大きいとは褒め言葉で、小さなことを気にせずにゆったりと余裕を持って構えている特徴があります。
細かいことにこだわりがなく、明るく朗らかな感じが魅力的で、多くの人に好かれます。
このような性格になるには、分け隔てなく対応すること、悪口や陰口などの程度の低いやり取りは気にせず、相手に巻き込まれないようにするといいでしょう。
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