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55歳女性の仕事や恋愛事情とは?

仕事をする女性の手元

仕事

総務省統計局「年齢階級別就業率」

総務省統計局「年齢階級別就業率」によると、55歳女性の就業率は72%です。定年退職まであと5~10年、退職か勤続か迷う女性も多くいます。

55歳の年齢からすると、転職の最後のチャンスかな、と思いますよね。でも、待ってください。

もうすでに次の雇用が決まっている人以外は、転職を考えないのをおすすめします。派遣やパートの契約が終了した55歳女性は、なかなか雇用先が見つからないのが現状です。

今までのキャリアを生かして次の展開を図るにしても、今の職場で再評価してもらったほうが現実的です。どうしても転職しなければならない事情のある人以外は、今の仕事を頑張りましょう。

起業したりフリーで始めると資金もかかり、軌道に乗るまで何年もかかります。軌道に乗らない可能性もあります。

恋愛

総務省統計局「平成27年国勢調査」

総務省統計局「平成27年国勢調査」によると、55歳女性の独身率は7.8%です。死別・離婚率は13.9%です。

死別・離婚して子供がいる女性も、子供はすでに成人していますので、独身女性と変わらず恋愛を楽しんでいます。

55歳女性は仕事もしているので自分のペースで生活が出来て、恋愛パートナーに依存せず、つかず離れずの関係を保っている人が多いですね。中には不倫をしている人もいますが、そこは55歳、不倫相手に結婚を迫ることもなく、泥沼化しないよう注意しています。

もちろん例外もいます。また、恋愛にはもう興味がない、という55歳女性もいます。

55歳女性にも性欲はある?

ベッドの上のカップルの脚

食欲がある人と食欲があまりない人がいるように、55歳女性にも性欲がある人とない人がいます。いつまでも性欲がある人は、元気な人が多いですね。

更年期を過ぎると妊娠の心配もなくなり、育児や家庭の心配からも解放されて、55歳にしてセックスに向き合えるようになったという女性もいます。しがらみから解放されて、自分の欲望に素直になれるのは素晴らしいことです。

55歳だからこそ、ここに到達できたのです。素直なセックスライフを楽しみましょう。

55歳になって女性が思うこと

仲間と楽しそうにしている

「五十にして天命を知る」(孔子「論語」)とは、50歳になって与えられた使命に気づくことです。
55歳の女性が気づいたこと、思ったこととは、どういうことでしょうか。

  1. 寛容になった
  2. ジャッジをやめた
  3. 自分を認められた
  4. 幸せの青い鳥は、庭にいた
  5. 求めすぎると良くない
  6. 無理に婚活しない

思うこと①: 寛容になった

55歳になると「いろいろと許せるようになった」という人が多いですね。若者が馬鹿騒ぎをしていても、子供が大声を出していても「そういう時期なんだな」と思うだけ。

泣き叫ぶ子供のママに「大丈夫?何かお手伝いできることがありますか」と声をかける人もいます。これは、自分にそんな時代があったからこそ理解できることです。

自分が経験してきた中で取得した気づきや思いほど強いデータはありません。どんなに偉い人が書いた本を読んでも、立派な論文を読んでも得られない、貴重な自分自身の気づきです。

思うこと②: ジャッジをやめた

若い頃は「あの人のファッションはどうかと思う」「あの子の行動は、親の育て方が悪い」など、他人のどうでもいいことにネガティブなジャッジ(審判)をしていた人が多いものです。他人をジャッジすることにより、自分は正しいと肯定したいのです。

他人を非難することによって自分を守っても仕方ない、と気づくのが、55歳女性。どうしてあんなにもジャッジしていたのか、自分を守りたかったのかわかりません。

自分の人生に興味が集中していると、他人のことはどうでもよくなります。若い頃は、今よりもずっとヒマだったのかもしれません。

思うこと③: 自分を認められた

自己肯定感がなくて辛い思いをしてきた人は多くいます。今のままの自分では駄目だと思い込んでいるので「自分を変えたい」「性格を変えたい」と願います。

ところが55歳になると「このままの自分でいい」と思えるようになります。このままの自分でさらに仕事を頑張ろう、とか、このままの自分でできる恋愛をしよう、というふうに、無理に自分を変えなくても大丈夫だと気づきます。

55歳になって自分を変えるのは無理だ、と気づいたということもありますが、自分で自分を認められたことは大きいですね。今後の生き方が、格段にラクになるのが55歳女性です。

思うこと④: 幸せの青い鳥は、庭にいた

ここにない幸せを求め続けて、喪失感にさいなまれていた人もいるでしょう。「ここにない幸せ」は、探しても見つかりません。(ないのですから)

配偶者の給料が少ないことを嘆いたり、自分の子供が思い描いた進路を歩まないことに悩んだりした日々。自分の幸せはどこにあるのか、人生をリセットしたいと願った人もいるでしょう。

55歳を過ぎると体力も落ちて、配偶者の思いがけない手助けにハッとする瞬間があります。子供も成人して、気遣ってくれる優しさに胸を熱くすることがあります。

そうです。幸せの青い鳥は、自分の庭にいたのです。ようやく気づくのが55歳の年齢、幸せに感謝して生きて行きましょうね。

思うこと⑤: 求めすぎると良くない

配偶者にゴミ出しをして欲しい、子供も自分が食べ終わった食器くらい洗って欲しい、また職場の人ももっと自分から動いて欲しい、など当然のように思った時期がありました。

他人に(家族も含めて)求めすぎると、してもらえないことで自分が辛くなってしまいます。なぜかいつもイライラしていたのは、それが原因でしたね。

55歳くらいになると「察して欲しい」は通じないとわかります。して欲しいことは言葉にして頼み、断られたらそれはそれで仕方ないと受け取ることが出来るようになるのが、55歳女性です。

年齢を重ねるのは、悪いことばかりではありません。

思うこと⑥: 無理に婚活しない

独身の55歳女性たちの気づきナンバーワンは「無理に婚活しなくて良いと気づいた」ことです。婚活に頑張った結果、55歳で得た気づきです。

経済的不安から婚活して結婚した結果、相手に多額の借金があった人。老後に一人では寂しいからと結婚したら、即介護生活になってしまった人などを見てきました。

パートナーに自分の人生の鍵を握らせるのは違うのだ、と気づくのです。結婚してもしなくても、自分の人生の鍵は自分が握るのです。

この気づきのうえでゆるりと婚活をするのが、55歳のやり方です。余裕のある55歳女性に、多くの男性が好意を寄せることでしょう。

55歳女性のこれからの生き方

ドーベルマンと握手をする女性

タレントの黒柳徹子さんの有名な言葉があります。それは「何事も始めようと思い立った時に遅すぎることは無いの」という名言です。

黒柳徹子さんは、大人になってピアノを習い始めたそうですね。とても説得力があります。

自分の好きなこと、したいことを即行動に移しましょう。まだ55歳、元気に歩いてどこにでも行けます。

将来の資金が不安だったら、保険の無料相談に行ってみましょう。プランが合わなかったら断ればいいのです。

婚活するなら55歳が最後のチャンスかも、と思うのなら、結婚相談所に登録しましょう。好みの相手に出会えるまで、何度もお見合いをしてみればいいのです。

55歳女性は自分が気になることをノートに書き出して、片っ端から実行してみましょう。

55歳でも若々しい女性でいるために

オシャレをしている女性アップ

若々しく見える55歳女性もいれば、年齢よりも老けて見えるひともいます。
いつまでも若々しい女性でいるには、どうしたらいいのでしょうか。

  1. ヘアメイク
  2. ファッション
  3. きちんとした下着
  4. 美味しい食事と筋トレ
  5. 行動力
  6. 孤独を恐れない

①: ヘアメイク

美容師さんと相談して、55歳の自分に似合うヘアスタイルを見つけましょう。白髪ケアにも力を入れたいですね。

近年グレイヘア(白髪)を染めずに行こう、という人たちも一部にいますが、55歳女性にはまだ早いのではないでしょうか。白髪というだけで、年齢よりも上に見られます。

若い頃に比べて髪にツヤもなくなるので、パサついて見えるパーマやレイヤーは避けましょう。明るすぎるヘアカラーも55歳よりも老けて見えます。

メイクは顔色と唇のカバー、眉は必須です。55歳の年齢に流されず、でも逆らい過ぎず「普段(素)よりもワンランク上」を目標にしましょう。

②: ファッション

55歳って、何を着ればいいの?と悩む女性も少なくありません。着心地が良くて、若々しく見えるスタイルを目指しましょう。

若く見えることに拘って流行を意識しすぎると「イタい人」になってしまいます。流行とはいえ年相応のアイテムを選ばないと、却って老けて見えるので注意が必要です。

55歳女性は、あまりに全身ぴったりフィットしたシルエットは避けましょう。逆に全身ルーズだと、だらしなく見えてしまいます。

姿見の前で、全身のバランスをチェックしてください。アイテム選びは、明るくきれいなカラーがおすすめです。

定番アイテムでも、明るく女性らしいカラーをチョイスするだけで、55歳女性も華やかな印象になります。

③: きちんとした下着

きちんとした下着を身に着けていますか。見えないからって、ゴムが伸びてしまっていたり、レースがほつれたものをそのまま着ていませんか。

55歳女性におすすめなのは、窮屈過ぎない補正下着です。身に着けて苦しくない、見た目も可愛らしい下着で気分をアゲましょう。

勝負下着のように、男性目線を気にしなくていいのです。ぜひ55歳の自分のために、自分の好きな下着を選んでください。

シンプルなデザインが好きな人はシンプルなものを、華やかなデザインが好きな人はレースや色にこだわって、お気に入りの下着を探します。自分の下着の買い物は、自分を大切にしているようで嬉しい時間です。

④: 美味しい食事と筋トレ

体は食事で出来ていますから、口に入れるものは重要です。体に良いもの、栄養のあるものを基準にしていると窮屈になるので、55歳になったら「美味しい食事」を目標にします。

55歳の自分が食べたいもの、食べて心地よいものを食べるのです。気になっていたレストランのランチでも、自作のお弁当でも、食べたいものを選んでください。

もうひとつ、筋トレを始めましょう。ジムに通うのが難しい人は、ウォーキングをしたり自宅でスクワットやストレッチをします。

55歳を過ぎると、急速に筋力が落ちていきます。体型維持のためだけではなく、今後健康に過ごすためのトレーニングが必要な時期なのです。

⑤: 行動力

人生は行動力で決まります。55歳の年齢に関係なく、思ったことをすぐに行動する人が、実りのある人生を過ごせます。

たとえば何かを始めたいと思ったとき「でも、今から始めると大変だな」「でもお金がかかるし」と躊躇することがあるでしょう。この「でも」がクセモノです。

「でも」と言い訳をして行動しない癖を、55歳になったらやめましょう。女優の市毛良枝さんは、40歳を過ぎて登山を始めて、今や日本トレッキング協会の理事になっています。

先述の黒柳徹子さんがピアノを始めた話も、同様です。「したい」と思ったら、とりあえずしてみることです。

自分の好きなことをしている55歳女性は、キラキラ輝いています。輝いている人は周囲の人も幸せな気持ちにして、幸せの循環が起こります。

⑥: 孤独を恐れない

55歳女性の多くが、孤独に対して不安を抱えています。独身女性もそうですが、既婚女性も老後の不安要因として、金銭的要因と孤独を挙げています。

パートナーがいつまでも元気でいられるわけもないし、子供も独立してしまった、と考えているのでしょうか。「年末年始くらいは家族全員で過ごしたいのに」と、家族の事情で一堂に会することが出来ないことを嘆いている55歳女性も少なくありません。

年末年始を一人で過ごしても、大丈夫です。クリぼっちも年末ぼっちも、誕生日ぼっちも、自分で好きなものをそろえてお祝いして楽しみましょう。

誰かに何かしてもらいたい、と依存している限り、誰といても満たされません。55歳女性、今後は孤独を恐れず、自分を楽しませるために生き生きと輝いてください。

55歳女性がいつまでも若々しく幸せになるために!行動力と自立を身につけて、毎日を笑って過ごそう

仲間と笑顔を共有

毎日笑って過ごしていると、家族も職場の人たちも楽しい気持ちになります。若い人も55歳も、美人か不美人かなど、関係ありません。

笑っている人と一緒にいたいと、みんな願っているのです。だから、何はともあれ55歳女性は、今日笑いましょう、明日も笑いましょう。

いろんな経験をしてきた55歳の今だから、笑い飛ばせることも多いですね。無理せず、媚びず、許して、笑えばいいのです。

自分の気持ちに素直になって、したいことは即行動。幸せな55歳ライフを楽しんでくださいね。

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ライター
noel編集部

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