プロに聞いた!黒髪に合うインナーカラー|人気色&ショート・ボブ・ロングのアレンジ
「インナーカラー」は髪を耳にかけたときや、ヘアアレンジしたときにちらっと見えるのがとってもおしゃれなカラースタイルです。 とくに黒髪にインナーカラーを入れると色味が際立って軽さもプラスされます。 黒髪×インナーカラーの「ショート・ボブ・ロングのアレンジ方法」や「色持ちの方法」をご紹介します。 さらにインナーカラーを得意とするスタイリストに、おすすめのカラーや色持ちアイテムをお聞きしました!
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黒髪に合うインナーカラー
では、黒髪に合うインナーカラーとはどんな色があるのでしょうか?
- アッシュグレー
- ブラウン
- ゴールド
- 赤
- ピンク
- ブルー
- 緑
- ベージュ
- パープル
- ミックスカラー
早速、黒髪に合うインナーカラーを詳しく見ていきましょう。
①:アッシュグレー
黒髪と相性抜群のグレーは、インナーカラーにもピッタリです。
さらにアッシュグレーなら色落ちしても、発色がきれいなままなので、手入れも簡単です。
派手過ぎずに、大人な印象を演出してくれるので、インナーカラーに取り入れても、クールな印象で、子どもっぽくなりません。
②:ブラウン
インナーカラーは取り入れてみたいけど、派手になるのは避けたい、という方におすすめなのが、ブラウンカラーです。
黒髪なら、インナーカラーにブラウンを取り入れることで、軽さが生まれます。
ナチュラルな仕上がりなので、仕事中でも問題なくなじみやすく、どんな洋服にも合わせやすいのが特徴です。
さりげないおしゃれを楽しみたい方にピッタリです。
③:ゴールド
黒髪からちらっと見えるゴールドは、華やかさがあり、顔周りのインナーカラーに使用すれば、一気に華やかさがプラスされます。
定番カラーでもありますが、黄色味を抑えたゴールドなら子供っぽくならずに、大人っぽい印象に仕上げていくこともできます。
黒髪だからこそ、ゴールドとの相性は抜群で、コントラストもはっきりして、インナーカラーをさらに活かしていくことができるため、アレンジも楽しくなります。
④:赤
一見、派手に感じるかもしれませんが、インナーカラーとして取り入れると、さりげなく、ちょうどいいアクセントに仕上がります。
はっきりした赤なら、さらに華やかに、落ち着いたダークな赤なら大人っぽい雰囲気に仕上げていくこともできます。
ちらっと見えたときの赤色に、思わずドキッとしてしまう方も多いです。
個性派の方は前髪のインナーカラーに使用してみるのもありです。
⑤:ピンク
赤よりも柔らかい印象で、よりガーリーな仕上がりになります。
一度は挑戦してみたいと思う、ピンクカラーですが、なかなか全体に使用するのは勇気が出ない、という方は是非インナーカラーでトライしてみるのもおすすめです。
黒髪の重さを解消し、近づきやすい雰囲気になります。
ピンクでも、ブラウン系のピンクを選べば、派手になり過ぎず、なじみやすいのもポイントです。
⑥: ブルー
全体のヘアカラーの場合にブルーはなかなか使用しない色ですが、インナーカラーなら、気軽に挑戦していくことが可能です。
特に黒髪なら、思っている以上にブルーはなじみやすく、派手にならないのでおすすめです。
ブルーを取り入れることで、黒髪でも華やかさが生まれ、さらに落ち着いた感じや清楚な雰囲気もプラスされます。
他とは違ったカラーにしたいけど、派手になるのは嫌、という方は是非ブルーに挑戦してみましょう。
⑦:緑
個性派なインナーカラーを探している方は緑がおすすめです。
黒髪なら派手になり過ぎないものの、はっきりとした色味を楽しんでいくことが可能です。
深い緑なら、黒髪となじみやすく、明るい緑ならはっきりした色味で、インナーカラーを目立たせていくことができます。
いろいろな緑を組み合わせながら、グラデーションを作って、インナーカラーをしてみるのもかわいいですよ。
⑧:ベージュ
明るく、華やかな印象で、ガーリーな雰囲気を出していくことができるインナーカラーです。
しかし、色味は抑えめなので、派手になり過ぎず、落ち着いた雰囲気を作ることもできます。
はっきりとしたインナーカラーを作りたいけど、色味は出したくない方や、女性らしい優しい雰囲気を出したい方にはおすすめです。
黒髪とグラデーションさせるように入れれば、さらにナチュラルに仕上がります。
⑨: パープル
大人っぽい雰囲気を残したまま、女性らしく、色っぽい仕上がりになります。
色味を出しても、パープル系なら、子どもっぽくなることを避け、落ち着いた雰囲気で、洗練されたカラーを楽しむことができます。
アッシュ系のパープルにすれば、さらに落ち着いた雰囲気になり、ピンク系やレッド系のパープルならかわいらしい雰囲気に変えていくこともできます。
淡い雰囲気が、よりおしゃれで洗練されたイメージをプラスしてくれます。
⑩:ミックスカラー
普通のインナーカラーじゃつまらない、という方にはミックスカラーがおすすめです。
インナーカラーに2色以上をブレンドし、自分好みのインナーカラーを作り上げましょう。
オリジナルのインナーカラーは、なじみの良いカラーをグラデーションのように並べても良いですし、コントラストの強い派手色を虹のようにいくつか選んでいくのもおすすめです。
Q. 黒髪に似合うインナーカラーの2019年トレンドは?
A. トレンドは「ベージュ」個性派は「ラベンダー」
黒髪×インナーカラー【ショート・ボブ編】
では、黒髪×インナーカラー【ショート・ボブ編】のアレンジにはどんなものがあるのでしょうか?
- 耳掛けアレンジ
- ゆるふわ巻き
- 外はねアレンジ
- ウェットヘア
- くるりんぱハーフアップ
次に、黒髪×インナーカラー【ショート・ボブ編】のアレンジを詳しく見ていきましょう。
①:耳掛けアレンジ
片方の髪をさっと耳にかけるだけでも、いつもよりもはっきりとインナーカラーが見えて、プライベートにはおすすめのアレンジです。
ワックスやピンを使って、髪が落ちてこないように固定してあげるのもおすすめです。
黒髪に対して、はっきりした色でも、落ち着いたカラーでも、耳にかけることで、一気に顔周りが華やかになり、いつもと違う雰囲気を楽しむことができます。
注意したいのは、全部の髪を耳にかけるのではなく、おくれ毛のようにインナーカラーが入った髪を残して、重なる黒髪を耳にかけていくことです。
②:ゆるふわ巻き
全体をコテで軽く巻いてニュアンスを出すだけでも、インナーカラーが目立ちます。
ショートは長さがないので、動きも出しやすく、軽く巻いてあげるだけでも、黒髪で隠れていたインナーカラーがちらっと見えて、かわいい仕上がりになります。
仕上げにウェット感のあるワックスをつけて、さらに動きと光沢を出してあげれば、今風に仕上がります。
③:外はねアレンジ
毛先をコテで外側にカールさせ、外はねさせたアレンジです。
内側に入れたインナーカラーがはっきりと見え、黒髪の隙間からキレイなコントラストが生まれます。
外はねスタイルは今シーズンもトレンドのヘアアレンジなので、ぜひインナーカラーを入れているのであれば合わせてチャレンジしてみたいスタイリングです。
④:ウェットヘア
ドライヤーやアイロンを使って、髪の毛の流れを整え、ウェット感のある全体になじませて毛束を作っていきます。
毛束を作っていくことで、インナーカラーが黒髪の隙間からはっきりと見え、華やかで、色っぽい仕上がりになります。
ウェットヘアを作るときは、ワックス以外にもオイルを使って作ることもできます。
ポイントは様子を見ながらワックスやオイルの量を足していくことと、毛先を中心にワックスをつけて、トップや顔周りにはつけすぎないようにすることです。
あまりべたべたし過ぎてしまうと、不潔な印象になるので注意しましょう。
⑤: くるりんぱハーフアップ
髪の毛が崩れないように、最初に全体にワックスをなじませたら、ハーフアップにしていきます。
ちょうどインナーカラーと黒髪が、混ざりあうくらいのところを目安にしていきましょう。
一つに結んだら、くるりんぱして完成です。
くるりんぱするだけで、インナーカラーと黒髪が混ざり合い、ショートでもかわいらしく、インナーカラーを目立たせていくことができます。
Q. ショートヘアでもインナーカラーはできる?
A. インナーにハイライトで入れるのが◎
インナー全部でも良いですが、少し奇抜な印象になります。
黒髪×インナーカラー【ミディアム編】
では、黒髪×インナーカラー【ミディアム編】のアレンジにはどんなものがあるのでしょうか?
- サイドツイスト編み
- ハーフアップお団子ヘア
- ツイストポニー
- ゆるく一つ結び
- 個性派ポニー
次に、黒髪×インナーカラー【ミディアム編】のアレンジを詳しく見ていきましょう。
①:サイドツイスト編み
全体的にコテで巻き、ワックスをなじませてから、顔周りのおくれ毛を残した状態で、緩くハーフアップにしていきます。
髪の毛を崩して、全体のバランスを整えたら、顔周りの髪の毛をねじりながらまとめ、後ろの毛束と一緒にゴムでまとめます。
インナーカラーがきれいに見え、黒髪とツイストすることでさらに華やかに仕上がります。
ポイントは、ツイストした毛束を崩して、立体感を作っていくことです。
②:ハーフアップお団子ヘア
全体を緩くコテで巻き、ワックスをなじませた後、ハーフアップにしていきます。
ハーフアップにした毛先を輪にしてお団子を作り、何か所か軽く引っ張って崩しながらボリュームを出し、バランスを整えます。
最後に、毛先をゴムに巻き付けていき、ピンで固定します。
前髪は流したままでもいいですし、最初に一緒にコテで巻き、お団子と一緒にアップにしてしまうのもかわいいです。
ルーズな感じで黒髪でも重たくならず、さらに、インナーカラーがはっきり見えて、雰囲気にマッチしたかわいいヘアアレンジです。
③:ツイストポニー
サイドの髪を残し、残りの髪の毛を一つにまとめます。
残りの髪の毛をねじっていきます。
ねじった毛束から、髪の毛を少しずつ引き出していき、バランスを見ながら整えていきましょう。
ねじった毛束は、後ろに回し、まとめたゴムを隠すように、ゴムに巻き付けてピンで固定します。
通常のポニーテールよりも、黒髪とインナーカラーのツイストのコントラストが華やかで、おしゃれな仕上がりです。
④:ゆるく一つ結び
インナーカラーが入っていれば一つに結ぶだけでも、とってもおしゃれに仕上がります。
耳やうなじにおくれ毛を残して、下の位置で緩く結ぶことで、インナーカラーを目立たせていくことができます。
黒髪に、インナーカラーを入れれば、より、コントラストがはっきりするため、アクセサリーをしているようなイヤリングカラーを楽しむことができますよ。
⑤: 個性派ポニー
少し変わったアレンジを楽しみたい方におすすめのヘアアレンジです。
まず、髪の毛の上3分の1ほどをとり、くるりんぱしていきます。
次に、くるりんぱした毛束と、残った髪の毛をまとめて一つにし、毛束を使ってゴムを隠します。
さらに束ねた毛先を、クリアなゴムで、いくつか結んでいきます。
全体のバランスを見ながら、毛束を引っ張り、崩してルーズさを出していけば完成です。
ちらっと見えるインナーカラーと、個性的なヘアスタイルがピッタリです。
黒髪×インナーカラー【ロング編】
では、黒髪×インナーカラー【ロング編】のアレンジにはどんなものがあるのでしょうか?
- くるりんぱ+ハーフアップ
- ラーメンマンヘア
- 毛先をコテで巻く
- 編みこみスタイル
- ゆる三つ編みヘア
次に、黒髪×インナーカラー【ロング編】のアレンジを詳しく見ていきましょう。
①:くるりんぱ+ハーフアップ
ハーフアップにしたい部分を分けてとり、さらに分けてとった部分を斜めに2つブロッキングします。
下の部分は左に寄せてくるりんぱして、上に重なる部分は右に寄せてくるりんぱします。
最後に髪の毛を引き出しながら、ボリュームを出し、バランスを整えれば完成です。
とっても簡単ですが、ただのハーフアップアレンジよりも華やかさがあり、黒髪とインナーカラーのコントラストがきれいに見えるアレンジです。
②:ラーメンマンヘア
ただトップの位置で三つ編みをするだけの簡単なアレンジです。
しかしただの三つ編みでも、インナーカラーがあることで、一気におしゃれ度がアップします。
三つ編みをすることで、黒髪にとインナーカラーがきれいに混じり、華やかさが出るアレンジです。
トップで三つ編みをすることで、より元気で、かわいらしい印象が出ます。
③:毛先をコテで巻く
毛先を太めの小手を使ってカールさせ、動きを出すだけのアレンジです。
ロングの場合、毛先を巻くだけでも十分華やかですが、さらにインナーカラーがチラ見えすることで、おしゃれ感がアップし、軽さも加わります。
背中にきれいな色味が広がれば、黒髪ロングでも全く重さが気になりません。
④:編みこみスタイル
サイドから少しずつ毛束をとっていき、編み込みをしていくアレンジ方法です。
編み込みの中に黒髪とインナーカラーのコントラストが生まれ、通常の編み込みスタイルよりも、さらに華やかに、おしゃれに仕上げることができます。
仕上げに毛束を崩しながらボリュームを出し、バランスを整えていくことで、インナーカラーをよりきれいに見せていくこともできます。
ヘアピンやゴム、マジェステなどを合わせて、さらに洋服に合わせてアレンジを加えていくことも可能です。
⑤: ゆる三つ編みヘア
全体をコテで緩く巻き、ワックスをなじませた後に、三つ編みにしていきます。
毛先を長く残した状態で、ゴムで止めたら、全体的に毛束を崩していきましょう。
コツは、バランスを見ながら少しずつ、毛束を引っ張っていくことと、顔周りや、おくれ毛を残して、ルーズ感を作っていくことです。
黒髪とインナーカラーが背中できれいに広がって、さらにそのコントラストと、ルーズな雰囲気がおしゃれさを引き立てていきます。
インナーカラーの色持ちをよくするには?
インナーカラーを入れた日は、シャンプーをするのは控えましょう。
カラー剤が定着するまでには、24時間かかるので、当日はカラー剤が流れてしまわないためにも、できるだけカラーを入れた部分を濡らさないことが大切です。
また日々、シャンプーをした後はきちんとドライヤーを使って乾かして、ダメージを防いでいくことも、インナーカラーの色持ちをよくするためには効果的です。
そしてカラーに合わせた、カラー専用のシャンプーも販売されていますが、全体ではなく、部分的にカラーを入れているインナーカラーの場合は、カラー専用のトリートメントを使ってケアしていくことがおすすめです。
日々の丁寧なケアを続けていくことで、インナーカラーをよりきれいに長持ちさせていくことは可能です。
Q. インナーカラーの色持ちをよくする方法は?
A. ムラシャン&カラーバターでセルフケア!
\スタイリスト・井上雄太さんおすすめの「色持ちシャンプー」/
シュワルツコフ/グッバイイエロー
ブリーチ&カラー後の黄ばみをおさえて、美しい髪色が長持ちするシャンプーです。
\スタイリスト・井上雄太さんおすすめの「カラーバター」/
エンシェールズカラーバター
自宅で手軽にセルフカラーが楽しめる、トリートメントタイプのカラーバターです。
Q. インナーカラーだけにカラーシャンプーをしたいときはどうすればいい?
A. ダッカールでインナーと分けると◎
ただ黒髪でしたら全体をシャンプーしても問題はないと思います。
黒髪×インナーカラーで個性派美人
多くの方が取り入れているインナーカラーは、黒髪ににもピッタリのヘアカラーです。
全体には使用することがためらわれてしまうカラーでも、インナーカラーならチャレンジしやすく、取り入れやすいのも魅力の一つです。
またアレンジ次第で、魅せ方も変えていくことができるので、飽きずに毎日楽しくヘアスタイルを楽しむこともできます。
是非、黒髪に飽きてしまった方は、インナーカラーを入れて、新しいスタイルに挑戦してみましょう。
出典:Beauty navi
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