【プロ監修】素足でパンプスを履くならニオイ対策を!脱げにくい靴下も紹介
女性らしい足元の必需品といえば華やかなパンプスですが、素足でパンプスを履くと、蒸れやニオイが気になりますよね。 パンプスを履く時、ストッキングやタイツを履くのが定番ですが、コーディネートのために素足でパンプスを履きたい人もいるでしょう。 そこで今回は靴のプロであるシューズデザイナー監修のもと、素足×パンプスについて徹底解説! 素足でパンプスを履く時に気を付けたいニオイ対策やパンプスにおすすめの靴下を紹介します。
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パンプス×素足はアリ!?
出典: レディースファッション通販 Re:EDIT‐リエディ
パンプスを履く場合、通常はストッキングを履きますが、ストッキングの質感がカジュアルな服装とはあまり合わないので、服装によっては素足でパンプスを履く方がコーディネートとして様になることがあります。
つまり、コーディネート的にはパンプス×素足はアリです。
ですが足の健康のことを考えると、素足でパンプスを履く場合に気を付けなければならない点が出てきます。
また、オフィシャルな場所でのパンプス×素足はだらしない印象を与えてしまうかもしれませんので、避けた方が良いでしょう。
Q. ショップ店員からすると素足にパンプスはアリ?
A.ありです!
パンプスを素足で履くデメリット
Q. 素足にパンプスを履く時の注意点は?
A.靴擦れやニオイに注意!
また、ストッキング着用時と比べて中敷きが皮脂等で汚れやすいということと、ニオイ対策も考えなければなりません。
では、パンプスを素足で履くことのデメリットをみていきましょう。
デメリット①:足もパンプスも臭くなる
素足でパンプスを履く場合の一番のデメリットは、足が蒸れてとても臭くなることです。
みなさんは、足の裏が一日にかく汗の量を知っていますか?
答えは、なんとコップ一杯分くらいだそうです。
そんな量の汗をかけば蒸れるのは当然ですよね。
パンプスは長い時間履くことが多いので、長い時間をかけて足が大量の汗で蒸らされている状態になり、そこから雑菌が発生して嫌なニオイにつながります。
雑菌や嫌なニオイは、足だけではなく、パンプスにも染みつくので、パンプスを洗っても臭いが取れなくなることもあります。
デメリット②:水虫になる
パンプス×素足は嫌なニオイけではなく、足の病気を招くこともあります。
先ほどもお話ししたように、素足でパンプスを履くと大量の汗で蒸れることになりますが、それが「水虫」につながることがあります。
水虫の原因である「白癬菌」は高温多湿の環境が大好きなので、汗で蒸れ蒸れ状態のパンプスの中では増殖する傾向があります。
知らない間にどこかで白癬菌が足についてしまい、その後に素足でパンプスを履いていれば、水虫の菌を自分で育てることになってしまうわけです。
デメリット③:靴擦れになりやすい
素足でパンプスを履くと、ストッキングやタイツを着用している場合と比べて、靴擦れが非常に起こりやすいです。
靴擦れの原因は皮膚と靴の摩擦ですが、素足の場合、かかと部分と靴との摩擦が起こりやすいので、それが靴擦れにつながります。
「少しくらいの靴擦れなら平気」と思っていても、靴擦れはどんどんひどくなる傾向があるので、歩けないくらい痛みが大きくなり、「二度とそのパンプスを履きたくない」なんてことにもなるので要注意です。
デメリット④:かかとの角質の原因になる
かかとを触るとなんだか分厚くてザラザラしている。
そんなザラザラかかとの悩みを抱える女性は多いですが、パンプス×素足はザラザラかかとの原因にもなります。
ザラザラかかとは足裏に角質が溜まることで起こるのですが、足裏の角質は外部からの刺激を受けることにより溜まります。
素足でパンプスを履いていると、何かを履いている時と比べて足の裏の皮膚が刺激を受けるので、その分角質が溜まりやすくなってしまうのです。
素足でパンプスを履くことで、素足の見栄えが悪くなるのは悲しいですよね。
パンプスを素足で履く時のニオイ対策
素足でパンプスを履く時に、一番悩ましいのはやはりツンとした嫌なニオイですよね。
そこでここでは「パンプスを素足で履く時のニオイ対策」を紹介します。
Q. 足のニオイ対策におすすめのアイテムは?
A.ひのきチップをガ-ゼ等の布で包んだサシェ
ひのきチップは木材屋さんなどで安く売ってもらえるので手作りするのも◎
今すぐその場で匂いをなんとかしたい場合には、消臭スプレ-や除菌シ-トを使いましょう。
\毎日履き続けないことも大事!/
なるべく毎日履き替えて靴を乾燥させる時間を取ってくださいね。
ニオイ対策①:足の清潔をまもる
パンプスを素足で履く時のニオイ対策で一番気を付けたいのは、足を清潔に保つことです。
足のニオイの元となる雑菌は、汗をかくことで発生します。
そのため、パンプスを履く前に必ず足専用の制汗剤をつけるようにしましょう。
足をサラサラに保ち、蒸れを防ぐ効果があるものがおすすめです。
ただ、制汗剤をつけても汗やニオイを完全にブロックできるわけではありません。
最も汗をかきやすい足指部分の蒸れを防ぐ、つま先だけのフットカバーがあるので、制汗剤をつけた後に着用すれば、よりニオイ対策に効果的です。
ニオイ対策②:パンプスの中を乾燥させる
足だけではなく、パンプスを清潔に保つこともニオイ対策には必須です。
一日中履いたパンプスの中は汗により湿気が多い状態になっており、そのままにしておくと雑菌が増えてしまい、ニオイが発生するようになります。
そのため、パンプスの中を乾燥させることが大切です。
帰宅したらまず、除菌シートなどでパンプスの中を綺麗に拭き取り、表面の汚れを除きます。
その後、パンプスの中に靴用の乾燥材を入れて保管してください。
パンプスのニオイ対策に乾燥材は必須アイテムです。
靴用の乾燥材がベストですが、お菓子に入っているシリカゲルを何個か集めて活用することもできます。
パンプスにおすすめの靴下
パンプスを素足で履くのはコーディネート的にはOKですが、ニオイのことなどを考えると、やっぱり靴下を履いた方が足にはベターです。
ということは要は、靴下を履いても素足に見えれば良いわけですよね。
ここでは「素足に見えるパンプスにおすすめの靴下」を紹介します。
プロおすすめ!パンプスにおすすめの靴下
靴下のオカモト 「ココピタ」シリ-ズ
\脱げにくい&深さも選べる!/
編集部おすすめ①:Lalu フットカバー レディース (浅履きタイプ)
パンプスを素足っぽく見せるためにフットカバーを着用する人が多いですよね。
ですが「脱げやすい」「パンプスから見てしまう」など、フットカバーに不満を持っている人もいるはずです。
そんな不満を解決してくれるのが、Laluのフットカバー浅履きタイプです。
このフットカバーの特徴は、なんといっても脱げにくいところです。
超極浅の作りなので、フットカバーがパンプスから見える心配もありません。
超脱げにくいパンプス用のフットカバーをお探しなら、Laluのフットカバー浅履きタイプがおすすめです。
編集部おすすめ②: ASYPRO フットカバー レース 【5色、5足セット】
どうしてもフットカバーを見せたくない人には超極浅のものがベストですが、超極浅タイプで脱げにくいフットカバーは履き口がキツめの作りになっています。
パンプスから少し見えるくらいの浅さのフットカバーの方が、履き心地は良いです。
そこでおすすめなのが、レースタイプのフットカバーです。
レースタイプのフットカバーなら、パンプスからはみ出ても可愛いです。
ASYPROフットカバーレースは、レースデザインが可愛いだけではなく、吸汗速乾の作りで、消臭加工もされているので、ニオイ対策もバッチリです。
脱げにくさも評判で、5足で1,080円とお値段的にも最高です。
編集部おすすめ③: レディース フットカバー コットン 【5足セット】
足のニオイを防ぐためには、靴下の素材も大切なポイントとなります。
綿や絹などの天然素材は吸湿性に優れているので、蒸れの心配がありません。
こちらは綿80%の天然素材にこだわったフットカバーです。
綿自体が吸湿性が良いのですが、このフットカバーは抗菌防臭加工もされているので、ニオイ対策に万全のフットカバーです。
綿素材ならではの厚みのある作りで、肌ざわりも履き心地もとても良い、ストレスフリーのフットカバーです。
編集部おすすめ④:[Liapom] フットカバーソックス ナイショで5本指 2足組
一番蒸れやすい足指の蒸れを防ぐためには、五本指のフットカバーがおすすめですが、見た目的に五本指のものに抵抗がある人もいるでしょう。
そんな五本指タイプが恥ずかしい人におすすめなのが、Liapomのフットカバーソックス ナイショで5本指です。
このフットカバーは五本指の部分をカバーで隠す作りになっているので、見た目には五本指だってことが分かりません。
もしパンプスが脱げてフットカバーが見えてしまっても、他の人には五本指を履いていることがバレない作りになっています。
かかと部分の内側に滑り止めがあるので、脱げにくいのも嬉しいです。
編集部おすすめ⑤:天然シルク パンスト用 つま先5本指フィンガーソックス◆3足セット◆[ベージュ]
ここからは足指の蒸れを防ぐ、つま先用の靴下を紹介します。
つま先用の靴下は五本指に分かれているので、ニオイの元となる指の蒸れを防いでくれます。
こちらのつま先靴下は天然シルクを95%使用しています。
シルクは水分をすばやく吸収してくれるので、蒸れ対策にシルクの靴下は大変おすすめです。
また、シルクには保温効果もあるので、こちらのつま先靴下をタイツの下に履いて冷え対策として使うのも良いですね。
編集部おすすめ⑥:5本指 セパレーターソックス 指穴開き 5足セット
こちらのつま先靴下は足指の先端が空いている作りになっているので、オープントゥのパンプスやサンダルの時に使いやすいです。
素材は抗菌防臭加工されている綿なので、蒸れとニオイ対策はバッチリです。
綿は肌触りが良く丈夫な素材なので、使い心地抜群です。
綿は冷え取りの靴下の重ね履きで使われる素材なので、こちらを重ね履き用に使うのもおすすめです。
5足セットになっているので、毎日使うことができるのが嬉しいですね。
編集部おすすめ⑦:つま先 5本半指 フットカバー ハーフインソール
こちらのつま先靴下は足裏部分にクッションがついているので、足が疲れにくい作りになっています。
パンプスはスニーカーなどに比べるとどうしても足が疲れやすいので、足裏クッションは嬉しいですよね。
また、こちらのつま先靴下は通気性と吸湿性に大変優れているので、蒸れの心配もありません。
こちらのつま先靴下も足指の先端が空いているので、汗が多い夏のサンダルの時にも大変おすすめです。
編集部おすすめ⑧:5デニール 超薄 オールスルー シームレス ストッキング
最後に、まるで素肌のように見えるストッキングを紹介していきます。
こちらのストッキングは、より素肌に見える薄さになっていて、パンティ部とレッグ部の切り替えの縫い目がないので、近くで見てもまるで素足のような見た目です。
足の傷や毛穴を目立たなくさせてくれるので、美しく完璧な素足を演出してくれます。
通常のストッキングよりも薄くて履いている感覚がないので、ストッキングの圧迫感が苦手な人におすすめです。
編集部おすすめ⑨: ASTIGU(アスティーグ) 【指】 5本指 ストッキング 〈3足組〉 ヌーディベージュ
ストッキングは靴下よりも生地が薄く吸湿性がないので、蒸れを防ぐためには五本指タイプのストッキングがおすすめです。
五本指タイプのストッキングでおすすめなのが、ASTIGUのアスティーグの「指」です。
指がしっかり開く作りで動きやすく、サラサラの状態を保てるので、蒸れがなく快適です。
色がベージュだけでも4色あるので、自分の肌色に合わせてより素足っぽい色を選ぶことができるのも嬉しいです。
編集部おすすめ⑩:5本指ストッキング (L-LL, サンダルベージュ)
こちらも五本指タイプのストッキングは、職人さんが指の部分をひとつずつ丁寧に縫い上げているので履き心地が抜群です。
また、生地にプラチナナノ加工が施されていて、ナノ粒子のプラチナが繊維の奥まで浸透しているので抗菌防臭効果が高いのが特徴的です。
抗菌防臭効果が高いので蒸れやニオイの心配もないうえ、五本指のストッキングは指が自由に動かせるので歩きやすいので、パンプスにピッタリです。
パンプス×素足を楽しむならこまめなケアが大切
今回は「素足でパンプスを履くこと」についてお話ししました。
パンプス×素足は見た目は可愛いですが、蒸れやニオイが起こりやすく足のトラブルを招いてしまうこともあります。
そのため、こまめなケアが大切になります。
ここで紹介したポイントを活用しながら、足とパンプスの両方を清潔にするように心がけ、パンプス×素足をきれいに楽しみましょう。
取り入れたくなる素敵が見つかる、大人女性のためのwebマガジン「noel(ノエル)」。
メイク・コスメ、美容、ライフスタイル、ヘアスタイル、ファッション、ネイル、恋愛のテーマで、編集部が独自調査、または各分野のスペシャリストが監修した記事を毎日更新しています。いまの気持ちに1番フィットする情報で、明日を今日よりすばらしい日に。
また、素足だと靴の中で足が前滑りしづらくなるため、かかとがパカパカしづらいという履き心地の上での利点もあります。