人生失敗したと思うこと＆失敗ばかりの人生を立て直す方法

人生失敗したと思うこと

では、人生失敗したと思うことをみていきましょう。

1. 時間を大切にしてこなかった
2. 就職先の企業を間違えてしまった
3. 学生時代に進路を間違えてしまった
4. 周りの人のアドバイスを聞かなかった
5. 学生時代に勉強をしてこなかった
6. 結婚する相手を間違えてしまった
7. お金を計画的に使ってこなかった
8. 周りの人の目を気にしすぎてしまった

続いて、人生失敗したと思うことを、それぞれ詳しくみていきます。

失敗したと思うこと① 時間を大切にしてこなかった

1つ目に思うこととして、学生時代の友達と過ごす時間や家族と過ごす時間など、今まで時間を大切にしてこなかったということが挙げられます。
例えば、学生時代はバイトや勉強ばかりで友達とあまり遊んでこなかったり、恋愛をしてこなかったりすると、友達と過ごす時間がいかに貴重であったか社会人になって初めて気付くパターンも少なくありません。

学生時代の人間関係は大人になっても続いていくことが多いですし、大人になれば仕事で忙しくて新しく友人関係を築いていくのも難しいものです。
そのため、大人になってから「学生時代に友達と遊んでおくべきだった」、「たくさん友達を作っておくべきだった」と後悔してしまうのです。

失敗したと思うこと② 就職先の企業を間違えてしまった

2つ目に思うこととして、就職先の企業を間違えてしまったというものもあります。
就職先の企業の選択は、進学や結婚などと並んで大きな決断のひとつでもあるため、就職先の企業を間違えてしまうと、将来がどうなるのか大きく変わってくることになります。

そのため、本来であれば就職活動中に自分のやりたい仕事ができる企業なのか、収入や福利厚生などの待遇面はしっかりとしているのかと、自分に合った企業なのかしっかりと考えた上で就職先の企業を選ばなくてはなりません。
しかし、学生時代に自分のやりたい仕事が決まっていなかったり、就職活動を早く終わらせようと企業選びに焦ってしまうと、就職先の企業を間違えてしまう可能性が高いです。

そうなると、いざその企業に就職して仕事を始めた時に、「もっと慎重に就職活動をすれば良かった」と後悔してしまうことになるのです。

失敗したと思うこと③ 学生時代に進路を間違えてしまった

3つ目に思うこととして、学生時代に進路を間違えてしまったというものがあります。
学生時代の進路選びも、就職先の企業選びと同じようにこれからの人生を大きく左右するターニングポイントとなります。

これについても、学生時代にきちんと計画を立ててこなかったことが原因となって、どの進路を選べば良いのか分からなくなってしまいます。
そして、とりあえず大学を受験して合格した大学に進学してしまったとなると、後でやりたい勉強や将来の夢が見つかった時に「もっと勉強してもっと良い大学に入っておけば良かった」と思ってしまうことが多いのです。

ただ、まだ若いうちであればいくらでも進路を修正することはできるので、そこまで落ち込む必要はないと言えるでしょう。

失敗したと思うこと④ 周りの人のアドバイスを聞かなかった

4つ目に思うこととして、周りの人のアドバイスを素直に聞いてこなかったというものもあります。
周りの人の意見に流されて自分の意思を持たなかったり、顔色をうかがいすぎるのも良いとは言えません。

しかし、だからといって「自分の考えが全て正しい」と頑固になって、周りの人からのアドバイスを無視してしまうとこの先後悔する可能性が高くなると言えます。
両親や先生など自分よりも人生経験が豊富な人や、実際に経験したことがある人からのアドバイスというのは、全て聞く必要はなくても、参考として今後に活かしていくことができるものです。

特に、反抗期に突入すると、周りの人が良かれと思ってしたアドバイスも突っぱねてしまう人が多いですが、年齢を重ねて落ち着いてくると、あの時に言われたアドバイスが自分にもようやく理解できるようになってきます。
そして、「あの時に素直にアドバイスを聞いておけば良かった」と後悔してしまうことも少なくないのです。

失敗したと思うこと⑤ 学生時代に勉強をしてこなかった

5つ目に思うこととして、学生時代に勉強をしてこなかったというものもあります。
学生時代に一生懸命勉強していれば、それだけ進路の選択の幅も広まりますし、仕事や就職先の企業の選択にも幅が広がります。

しかし、学生時代は遊んでばかりでろくに勉強もしてこなかったとなると、入れる大学にも限りがありますし、それによって仕事や就職先の企業の選択の幅が狭まってしまいます。
そのため、就職活動中になかなか就職先の企業が決まらなかったり、やりたい仕事が就職したい企業が見つかったりした時に、「あの時もっと勉強しておけばこんなに苦労することはなった」と思ってしまうことが多いのです。

学生は勉強するのが本分ですので勉強のために時間を割くことができますが、社会人になると仕事で時間を奪われてしまうので、勉強のために時間を割くというのはなかなか難しいものです。
そのため、今から一生懸命になって勉強を始めたいと思っても勉強している暇がないのです。

失敗したと思うこと⑥ 結婚する相手を間違えてしまった

結婚する相手を間違えてしまったという理由で、後悔してしまう人も少なくありません。
結婚も進学や就職と同じように、その後の人生を大きく変えるイベントのひとつです。

単純に結婚相手が間違っていたという場合もありますし、結婚相手が良くても相手の家族や親族と上手くいかなかったということで、結婚する相手を間違えてしまったと感じることがあります。
特に、結婚を焦ってしまったり、先のことをよく考えずに結婚に踏み切ってしまうと、いざ結婚生活を送ってみて色々と苦労してしまうことが多いので、その時になって「もっと慎重に結婚を考えれば良かった」と思ってしまうことが多いのです。

また、結婚の場合は自分だけの問題ではないので、人生をやり直したいと思ってもそう簡単に離婚するというわけにもいかないのです。

失敗したと思うこと⑦ お金を計画的に使ってこなかった

7つ目に思うこととして、お金を計画的に使ってこなかったということが挙げられるでしょう。
お金の大切さをしっかりと理解し、毎月一定のお金を貯金に回して、無駄なことは一切お金使わず、使うべきところではしっかりとお金を使うというように、計画的にお金を使うことによって、本当にお金が必要となった時にお金を使うことができます。

しかし、お酒やギャンブル、娯楽などにお金を使いこみ、貯金を全くしてこなかったような人は、将来、結婚して子供ができたり、病気やリストラによって仕事ができなくなったといった場面に直面すると、金銭的に大変な苦労を強いられることになるでしょう。
そして、その時になって「きちんと貯金しておけば良かった」、「無駄遣いしなければ良かった」と思ってしまうことが多いのです。

失敗したと思うこと⑧ 周りの人の目を気にしすぎてしまった

周りの人の目を気にしすぎてしまったという理由で、人生失敗したと感じている人も少なくありません。
自分が周りの人にどう見られているのか、周りの人に嫌われたくなくて意見を合わせてばかりだったとなると、将来の夢を諦めて別の仕事をせざるを得なくなったりと自分の思い通りの人生を歩むことができなくなってしまうでしょう。

自分のやりたいことや意見を押し殺してまで、周りの人に合わせて毎日を過ごしていれば、やりたくないことをやる毎日の連続でストレスもたまる一方ですし、「自分の人生はこんなはずじゃなかった」、「あの時ああしていれば良かった」と後悔してしまう可能性が高いのです。

人生を失敗しやすい人の特徴

では、人生を失敗しやすい人にはどのような特徴があるのでしょう。

1. 自分以外の誰かのせいにする
2. 過去の栄光にすがり続ける
3. 先のことを考えずに行動する
4. 先のことを考えすぎてしまう

続いて、それぞれの特徴を詳しくみていきます。

特徴① 自分以外の誰かのせいにする

人生を失敗しやすい人の特徴として、自分にとって不都合なことは常に自分以外の誰かのせいにするという特徴があります。
仕事でミスをしたとしても、自分の非を認めることなく、「上司の指示の仕方が悪かったから」というように、すぐに周りの人のせいにしてしまいます。

これは、非を認めてしまうことによって、自分のプライドが傷ついてしまったり、ミスしたことについて周りの人から責められないようにしているのです。
しかし、このように自分の責任を他に擦り付けるような人生を歩んでいると、自分の意思で選択してきたことによる責任から逃げ続けることになり、決断した後になって「あの時ああれば良かった」と悔やむ人生を歩むことに繋がりやすいのです。

いくら周りの人からあーだこーだといろいろ言われたとしても、自分の意思で決めたことは自分で全て責任を取っていかなければならないのです。

特徴② 過去の栄光にすがり続ける

人生を失敗しやすい人は、過去の栄光にすがり続けている人が多いです。
こういった人は、「学生時代は成績が優秀だった」、「昔はモテていた」と言って過去にすがり続け、現実に向き合おうとせず、いつまでたっても努力しないような人が非常に多いです。

確かに、過去の栄光は一生変わることがないので、周りの人に自慢するのは気持ちの良いことかもしれません。
しかし、過去の栄光は今となれば何の役にも立ちませんし、それを言い訳にして何の努力もしなければ、成功体験を積み重ねていけずに人生に失敗してしまう可能性が高くなってしまうのは当然のことだと言えます。

特徴③ 先のことを考えずに行動する

先のことを考えずに行動するというのも、人生を失敗しやすい人の特徴のひとつです。
先のことを考えずに今が楽しければそれで良いと考えてしまい、その場のノリで毎日を過ごしていると、年をとってからその時になって後悔してしまう可能性が高いと言えます。

例えば、学生なのに勉強せずに遊んでばかりいたり、老後のために貯金をせずに娯楽にお金を使いすぎてしまうような人が挙げられるでしょう。
学生なのに遊んでばかりいれば、良い大学にも入れず、待遇の悪い企業にしか就職できなくて、「あの時ちゃんと勉強しておけば良かった」と後悔することでしょう。

また、貯金もせずにあるだけのお金を使っていれば、まとまったお金が必要となった時にお金が全くなくて苦労して、その時になって初めて計画的にお金を貯めておけば良かったと後悔してしまうことでしょう。
このように、きちんと先のことを考えて計画的に人生を歩んでいかなければ、将来、「あの時にああしておけば良かった」と後悔してしまう可能性が高いのです。

特徴④ 先のことを考えすぎてしまう

人生を失敗しやすい人には、先のことを考えすぎてしまうという特徴もあります。
先のことを考えずに行動するのも問題ですが、逆に先のことを考えすぎてしまうのも人生を失敗してしまう可能性が高いと言えます。

こういった人は、絶対に成功するという自信がないと、新しいことにチャレンジする勇気を持つことができません。
そのため、若い時にしかできなかったことを今になってからやりたいと思っても、年を取ってしまうと新たにチャレンジするのが難しくなってしまいます。

そして、「あの時思い切ってチャレンジしておけば良かった」と後悔してしまうことが多くなってしまいます。
やらないで後悔するよりもやって後悔した方が、後になって悔いが残りにくいともいわれているので、先のことを考えすぎてしまってチャレンジせずにいるよりも、計画的に物事を考えた上でやりたいことには何でもチャレンジする精神を持つことが大切だと言えます。

失敗ばかりの人生をやり直したい！

では、失敗ばかりの人生をやり直す方法をみていきましょう。

1. 人生をやり直す計画を立てる
2. しっかりと準備や調査を行った上で行動に起こす
3. 失敗で得たものと失ったものを書き出してみる
4. 今しかできないことをきちんと把握する
5. 周りの人からのアドバイスも大切にする

続いて、失敗ばかりの人生をやり直す方法を、それぞれ詳しくみていきます。

方法① 人生をやり直す計画を立てる

失敗ばかりの人生をやり直すためには、一度冷静になってこれからの人生をやり直す計画をきちんと立てる必要があります。
人生をやり直そうという気持ちがあっても、計画も何も立てずに再び突っ走ってしまっては、また後悔してしまう可能性も十分にあります。

そのため、「何歳までには結婚していたい」、「何歳までにはこんな人間になっていたい」というように、きちんと計画を立てた上でその計画に沿って行動に起こしていくことで、失敗する可能性を最小限に抑えることができます。

方法② しっかりと準備や調査を行った上で行動に起こす

失敗ばかりの人生をやり直すためには、しっかりと準備や調査を行った上で行動に起こすことが重要となります。
失敗を恐れて何もチャレンジしないことは、後になってチャレンジをしなかったこと自体に「あの時ああしておけば良かった」と後悔してしまうこともあります。

しかし、だからといって先のことを何も考えずにチャレンジしてしまうのも考えものです。
そのため、新しいことにチャレンジする前にはしっかりと準備や調査を行うことで、そのあとに失敗してしまう可能性を最小限に抑えることができますし、この先に人生に失敗してしまったと後悔することもなくなるかもしれません。

方法③ 失敗で得たものと失ったものを書き出してみる

失敗ばかりの人生をやり直すためには、失敗で得たものと失ったものを書き出すことから始めてみましょう。
人生に失敗したと考えてしまうと、この先の人生に絶望して落ち込んでしまうかもしれませんが、そういった時こそ冷静になって、人生に失敗した出来事を客観的に見つめなおすことが重要となってくるのです。

人間は多少なりとも失敗する生き物であり、順風満帆に人生を歩んできたという人は世の中に一人もいないでしょう。
そして、何かに失敗することで人間は成長していくものであり、失敗することで失ってしまうものもありますが、同時に得られるものもたくさんあります。

そのため、まずは人生に失敗してしまったという事実をしっかりと向き合った上で、自分は何を失ったのか、そして何を得ることができたのかを考えるようにしましょう。
そして、それを今後の人生に活かしていくことで、新たなスタートへと繋げていくことができるかもしれません。

方法④ 今しかできないことをきちんと把握する

失敗ばかりの人生をやり直すためには、今しかできないことをきちんと把握することが大切です。
若ければ若いほど人生に失敗したと感じても、やり直しがききやすいものです。

例えば、就職先の企業が合わなかったり、自分のやりたい仕事が見つかって一からやり直そうという気持ちさえあれば、転職先の企業や仕事の選択肢の幅も広く、容易に転職することができます。
しかし、年を取ればとるほど、選択肢も徐々に狭まっていき、人生をやり直そうと思ってもすでに手遅れになってしまう可能性も高まるのです。

そのため、今しかできないことは何なのか一度考えてみるようにしましょう。
そして、今しかできないことを若いうちから優先的に取り組むことによって、年を取った時に「若いころに自分のやりたいことに挑戦しておけばよかった」と再び後悔することもなくなるでしょう。

方法⑤ 周りの人からのアドバイスも大切にする

失敗ばかりの人生をやり直すためには、周りの人からのアドバイスも大切にするようにしましょう。
周りの人からのアドバイスを無視して、「自分の考えが正しい」と思い込んで1人突っ走ってしまった結果、人生に失敗したと感じるケースも少なくありません。

そのため、「～した方が良いんじゃない？」と言われたら、それに必ずしも従う必要はありませんが、アドバイスを聞く耳はしっかりと持ち、参考程度にとどめておくことで、それが後になって自分の人生に活かされることもあるのです。

人生失敗したと思うこと＆失敗ばかりの人生を立て直す方法のまとめ

今までの人生の中で一度も失敗したことがないという人はほとんどいないでしょう。
人生に失敗したと思うことのひとつやふたつは誰しもが持っているものです。

しかし、「自分の人生は失敗続きだった」、「あの時ああしていれば良かった」と後悔するだけでは、この先も失敗が続いて後悔するだけの人生を歩むことに繋がります。
そうならないためにも、失敗ばかりの人生を立て直すためにはどうすれば良いのか真剣に考えて行動に移す必要があるのです。

そうすれば、自分の人生が終わりを迎えた時に、なんだかんだで自分の人生は失敗ではなかったと思うことができるでしょう。