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誰にも相談できない理由

夕日を眺める誰にも相談できない女性

では、誰にも相談できない理由をみていきましょう。

  1. 悩みがバレるのが嫌
  2. 自分の本音や弱みを人にさらすのが苦手
  3. 相手の負担になってしまうかもしれないから
  4. 相談できる人がいない

続いて、それぞれの理由について、詳しくみていきます。

理由①:悩みがバレるのが嫌

人に悩みを相談できないのは、「自分の悩みが周囲の人に知れ渡ってしまうかもしれない」という心配が心につっかえてしまうことが原因のひとつ。
過去に「誰にも言わない」ということを前提に悩みを打ち明けたのに、気が付いた時には相談した人以外にも知れ渡ってしまっていたという経験はありませんか?

人に悩みを打ち明けるのが苦手な人の多くは、過去にこのような経験をしてヒドイ目にあったことがトラウマとなってしまっているのです。
一度このような経験をしてしまうと、また同じ目にあうかもしれないという恐怖心から、誰にも相談できないという状況に陥ってしまいやすくなります。

理由②:自分の本音や弱みを人にさらすのが苦手

自分の弱みを他人にさらけ出すことが苦手だという人も、自分一人で悩みを抱え込んでしまうという状況に陥りがち。
また、本音や自分の弱みをさらけ出す事が苦手な人は、人から頼られたり、プライドが高いことが多いです。

理由③:相手の負担になってしまうかもしれないから

悩みを相談すると迷惑になるかもしれない、もしくは負担を与えてしまうかもしれないと考えてしまう人も、一人で考え込んでしまいがちに。
相手のことを考えて、気を遣い過ぎてしまうと悩みを打ち明けることができなくなってしまいます。

本人にとって深刻な悩みであるほど、悩みを相談したときに重い空気が漂ってしまいますよね。
そのような空気感を作ってしまうくらいなら、相談しない方がマシと考えてしまうので、結果的に誰にも相談できないままになってしまうのです。

理由④:相談できる人がいない

一人で悩みを抱え込んでしまう人は、そもそも相談相手となる人がいないというケースもあります。
学生のときに輪の中に入りたくても入れず、孤立した生活を送っていた場合など、悩みを相談したくても悩みを聞いてくれる相手がいません。

両親や兄弟など身内になるほど、「心配掛けたくない」という思いから悩みを相談できないという人も少なくないのです。

誰にも相談できない…と悩みを抱え込んでしまう人5パターン

イライラする誰にも相談できない女性

では、誰にも相談できない…と悩みを抱え込んでしまう人の危険サインを5パターン紹介します。

サイン①:私生活に支障がでる

悩みを相談する相手がおらず、悩みを一人で抱え込んでしまう状態が続いてしまうと、仕事やそれ以外の時間などに支障をきたしてしまう場合があります。
悩みを解決できないと、そのことで頭がいっぱいになってしまって、他のことが考えられなくなってしまうのです。

悩みで頭がいっぱいになってしまうと、仕事が手につかなくなってしまったり、プライベートでも楽しいことが考えられなくなってしまいます。
私生活に支障をきたしてしまうほど、誰にも相談できないような悩みをいつまでも一人で抱え込んでしまうのは危険信号です。

サイン②:相談の仕方が分からなくなる

悩みを誰にも相談できないでいると、どのようにして悩みを相談したらいいのかわからなくなってしまいます。
誰に相談すればいいのかや、悩みを切り出すタイミングなど、悩みの相談の仕方がわからなくなってしまうのです。

相談に乗ってもらおうとしても、いざ相談相手を目の前にすると、緊張から悩みを打ち明けられなくなってしまったり…。
このような状況が続いてしまっているという方は、この先も誰にも相談できないまま結局一人で悩みを抱え続けなればならなくなってしまいます。

サイン③:「嫌われてしまうかもしれない」と思い込んでいる

悩みを誰にも相談できないのは、悩みを打ち明けたことで「嫌われてしまうかもしれない」と思い込んでいませんか?
悩みを解決させることよりも先に、人から嫌われることを気にし過ぎてしまっては、誰にも相談できず終いになってしまいやすいです。

このような思い込みが強くて、悩みを誰にも相談できない人は、自分に自信がなく、自己肯定感が低いことが考えられます。

サイン④:自己嫌悪に陥ってしまう

悩みを誰にも相談できない状態が続いてしまうと、人に相談することができないことを情けなくなって思ってしまう事もあるでしょう。
あるいは、いつまでたっても悩みを解決することができない自分に対して、イライラを覚えて自己嫌悪に陥ってしまったりと、負のスパイラルにハマってしまいます。

負のスパイラルにハマってしまう前に、一刻も早くこのような状況から抜け出す方法を考えなければなりません。

誰にも相談できない状況から抜け出す方法

誰にも相談できないときの解決法

では、誰にも相談できない状況から抜け出す方法をみていきましょう。

  1. 悩みの原因を明確にする
  2. ノートに書き出してまとめる
  3. 相談する人を信用する
  4. 「友人の話」と仮定して相談する
  5. 相談されることは「信頼されている証」ということに気付く
  6. 自分が相談される側の立場になってみる
  7. 電話相談する
  8. 部屋を整理整頓する
  9. 完璧を求めることをやめる
  10. 考え方や価値観を変える
  11. 口グセを変える
  12. 他人に期待することをやめる

続いて、それぞの方法について、詳しくみていきます。

方法①:悩みの原因を明確にする

悩みを誰にも相談できないという人は、まず最初に今ある悩みを明確にしていきましょう。
悩みがひとつではなく複数ある場合、あれもこれもと考えているうちに収拾がつかなくなってしまっていませんか?

誰にも相談できない悩みをいつまでも一人で考え過ぎてしまうと、根本的な悩みから逸れてしまい、余計なことまで考えてしまいがちに。
悩みから目を背けてしまうと、いつまで経っても解決することはできずに、どんどん気が重くなるだけです。

誰にも相談できないと悩む前に、きちんと今ある悩みを整理してみましょう。

方法②:ノートに書き出してまとめる

悩みの根本的な原因を明確にする際には、頭の中で整理するだけでなく、紙に悩みをひとつひとつ書き出してみましょう。
頭の中で整理をしようとしても、あれもこれもと考えてしまうと、最終的に整理がつかなくなってしまうもの。

文字にして書き出すことで悩みを明確にすることができ、頭の中を整理することができます。

方法③:相談する人を信用する

悩みを誰にも相談できないという人は、人を信頼できていないために、悩みを打ち明けることができません。
相談者にとって、深刻と捉えていればいるほど、心から信頼のおける相手でないと悩みを打ち明けることができないでしょう。

誰にも相談できないと悩む人の多くは、自分から壁を作ってしまうことが原因で、いつまでも悩みを一人で抱え込んでしまいます。
100%信用しきるというのは、ハードルが高く感じられるかもしれませんが、警戒心を解いて一度相手に心を許してみると、悩みをスッキリさせることができるでしょう。

方法④:「友人の話」と仮定して相談する

自分の悩みを誰にも相談できないという場合は、「実は友達が…」などと、友達や知人の話であるかのように仮定して、悩みを打ち明けてみるのもひとつの策です。
そうすることで、あなた自身の悩みとして相手に知られることはないですし、「あなたの友達の話」として、相談相手も相談に乗ってくれるでしょう。

方法⑤:相談されることは「信頼されている証」ということに気付く

「悩みを相談したら迷惑だと思われるかもしれない…」と、相手に気を遣って悩みを誰にも相談できないという人も中にはいるでしょう。
そのような場合には、「相談をされる=信頼されている」と考えるようにしてみてください。

悩み事を相談する側というのは、相手を信頼しているからこそ悩みを打ち明けられるもの。
相談する方も相手を信頼していないと、悩みを打ち明けることはできませんよね。

悩みを誰にも相談できないでいる人の多くは、迷惑や負担を掛けてしまうと考えてしまいがちですが、決してそうではないのです。
悩み相談されることで、迷惑に感じるどころか、「頼られている」と喜びを感じる人も多いもの。

誰にも相談できない悩みを打ち明けることで、より仲を深めるきっかけともなりますので、思い切って相談してみましょう。

方法⑥:自分が相談される側の立場になってみる

悩みを誰にも相談できないまま、いつも自分一人で解決しようとしてしまう人は、逆に自分が相談される側の立場になってみてください。
悩みを相談される側になってみたときに、嫌な感情は芽生えてくるでしょうか?

相談されることで、「頼られている」「悩みを一緒に解決してあげたい!」という気持ちが芽生えてくる人が多いはず。
相談することで相手に負担を与えてしまうというのは、あなたの独りよがりな思い込みなのです。

このように相談される側の立場になって考えてみたときに、誰にも相談できないという悩みと、本来の根本的な悩みを同時に解決することができるようになります。

方法⑦:電話相談する

友達や家族など、自分のことを知っている人に悩みを打ち明けることがどうしてもできないという場合は、悩みを解決してくれるプロに相談してみるのもおすすめです。
カウンセラーや相談センターなど、人の悩み相談を専門に扱っているプロであれば、相談に乗ってくれると同時に的確なアドバイスをしてくれます。

身内に相談するよりも自分のことを知らない赤の他人の方が、悩みを打ち明けやすいということも多いもの。
無料で電話相談に乗ってくれる場合もありますので、誰にも相談できない悩みを抱えているという方は、ぜひプロのアドバイザーの力を借りてみてくださいね。

方法⑧:部屋を整理整頓する

誰にも相談できない悩みを抱えていると、そのことばかりについて悩んでしまい、何もしたくなくなってしまいますよね。
心の状態が乱れているときほど、洋服を脱ぎっぱなしにしていたり、モノが散乱していたりと、部屋の状態も乱れがちに。

そんなときこそ、部屋を整理整頓してみましょう。
部屋を整理することで、不思議と頭の中も整理することができ、誰にも相談できないような悩みもいつしか解決へと導いてくれることがあります。

方法⑨:完璧を求めることをやめる

普段から相談役になることが多いという人は、悩みを一人で抱え込んでしまい、誰にも相談できないという状況に陥りやすいもの。
人から頼られることが多いと、「しっかりしなきゃ!」と常に気を張ってしまいがちに。

そうすることで、ネガティブなことや弱音を吐くことができず、結果的に誰にも相談できなくなってしまうのです。
このような場合には、完璧を求め過ぎずに自分自身に「ダメな自分でもいい」という許可を出してあげましょう。

完璧である事をやめることで、一気に肩の荷が下りて、今まで誰にも相談できなかった状況を打破することができるはずです。

方法⑩:考え方や価値観を変える

悩みを誰にも相談できないことで悩んでいる人は、根本的な悩みについて悩むだけでなく、それ以外のことも問題視してしまいがちに。
「人から嫌われるかもしれない」「負担を与えてしまうのでは?」と、あれこれ考えて負のスパイラルにハマってしまう人は、考え方や価値観そのものを変えるようにしましょう。

考え方や価値観は、これまでの生まれ育った環境で作られてきたものであり、そう簡単に変えることはできません。
しかし、意識して少しずつ変えていくことで、負のスパイラルにハマることがなくなります。

方法⑪:口グセを変える

悩みを誰にも相談できない人は、物事をマイナスに考えてしまうことにより、発言もマイナスになってしまいがちに。
あなたが発する言葉を最も多く耳にしているのは、あなた自身です。

考え方や価値観が変われば、自然と口グセも変わってきます。
ポジティブになる言葉を意識して使うことで、人に対しても自分自身に対してもプラスな言葉を投げかけることができるようになるのです。

方法⑫:他人に期待することをやめる

悩みを誰にも相談できないことで悩んでいる場合、他人に相談することで悩みがスッキリ解決するとは限らないということを覚えておきましょう。
友人や知人に相談しても、自分が納得するようなアドバイスが聞けるとは限りません。

また、いかなる悩みであったとしても、最終的に判断を下すのはあなた自身です。
誰にも相談できない悩みがあるのであれば、他人に期待するのをやめて、自分一人で解決するという覚悟を持つということも時には必要になってきます。

悩みを誰にも相談できない自分から脱却しよう!

誰にも相談できないことに悩む女性

誰しもが、誰にも相談できない悩みを1つや2つ持っているでしょう。
悩みを解決することなく誰にも相談できないままでいると、悩みを深刻化させてしまうことにもなりかねません。

悩みを相談できない理由は人それぞれですが、あなたにあった対処法を実践してみてください。
悩みを打ち明けることができれば、それだけで心をスッキリさせることもできますよ。

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ライター
noel編集部

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