コミュ症とは?特徴と原因からみる8つの治し方
人との関り方がわからなかったり、人に対して壁を作ってしまう人はコミュ症と言われています。 コミュ症の人はそのようになってしまった何らかの原因があり、それを見つけ出して改善に取り組む必要があるのです。 そこで今回は、そんなコミュ症の人の悩みにお応えするために、特徴や原因、治し方についてご紹介したいと思います。
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「コミュ症」とは?
コミュ症とは、人との関りが苦手な人のことです。
いじめや暴力を振るわれた、家庭環境など、外からのことが原因で心に傷を負ってしまい、人が苦手になることがあります。
また、性格的におとなしかったり、極度のあがり症などで、人に接することが億劫になる人もいるのです。
全く人と接触をしないということは、社会生活をするうえで困ることも多くなってきます。
自分と合わない人と接することは、誰でもストレスになるものです。
そんなことを避けるため、あえて自分でコミュ症だと言い訳する人もいるのです。
コミュ症は、病気ではありません。
けれど、こじらせてしまうと、精神的な疾患に繋がる危険もあるのです。
コミュ症の特徴
それでは、コミュ症にはどのような特徴があるのでしょう。
- 口下手
- 人にどう思われているか気になる
- 外で食べるのが苦手
- 空気が読めない
- 自己中心的
- 内向的
- キレやすい
- 緊張するときょどる
- たくさんの人がいると怖くなる
- 家に帰りたくなる
- 見つめられるのが苦手
- 虚勢をはる
- 好き嫌いか激しい
- ネットの友達が多い
- アカウントをたくさん持っている
- SNSの投稿が頻繁
続いて、コミュ症の特徴についてそれぞれを詳しくみていきます。
特徴①:口下手
コミュ症の人は話をするのが得意ではありません。
会話のキャッチボールが下手で人にどのように、言葉を、返して良いのわかりません。
そのため、人を楽しませるような会話力がないため、すぐに会話終了、となってしまうのです。
また、沈黙を回避しようと頑張って話題を見つけようとすると、アセアセして余計におかしな態度をとることも。
特徴②:人にどう思われているか気になる
コミュ症の人は、自分の言ったことで人がどのように思うのか気になって仕方がありません。
「言ったことがおかしくないかな」「間違ったことを言ってないかな」などと、自分の言葉に自信がないのです。
そのため、会話に説得力がなく、ぼんやりした内容になる人も多いのです。
特徴③:外で食べるのが苦手
ひとりでいることが好きな、コミュ症ですがひとりでカフェや飲食店に入るのを嫌います。
例えば、ひとりで居心地の良いカフェに入ってコーヒーを飲むことは、ちょっとしたリラックスになります。
けれど、このタイプの人は人前で何かを食べるのはストレスになるのです。
自分の食べ方や、注文の仕方がおかしくないか、お店の人への対応は間違っていないかなど、誰も気にしていないのに見られているような気がするからです。
また、お洒落なお店に入ると気負ってしまい、ゆっくりするどころか疲れ果ててしまいます。
そのため、お腹が減っても、喉が渇いても、家まで我慢するのです。
特徴④:空気が読めない
コミュ症の人は、場の雰囲気にそぐわないことを言ってしまうことがあります。
例えば、誰かがショックなことがあり、周りが気を使ってしんみりとしていることに気がつきません。
「なんかお腹すいた」「昨日のテレビおかしかったよね」などと、場違いなことを言うことも。
コミュ症は、人が今どんな状況にいるのかということがわかりません。
そのため、人との温度差のある発言をすることもあるのです。
特徴⑤:自己中心的
人と会話をすることは、自分だけが話しをしていては成立しません。
でも、コミュ症の人は、自分のペースで会話をするのです。
そのため、会話というよりも講演のようになってしまうのです。
また、相手が会話を差し込む間をあたえません。
相手が話しをしはじめると、被せてしまい自分側に持っていきます。
さらに、このタイプは、勝手に自分の話しだけして、話しを終わらせてしまいます。
特徴⑥:内向的
性格的に大人しく、人見知りなことも、コミュ症の人には多くみられます。
人前に出るのが苦手なため、いつも誰かの後ろにいます。
自分の意見があっても、他の人に合わせてしまいがちです。
何故なら、自分の意見に自信がないからです。
「間違えたら嫌だ」「否定されたくない」など、人の顔色を見るため、言いたいことを言わないまんま我慢することになるのです。
コミュ症の人は、どんどん色んなことを溜め込んでしまい、ストレスを抱える人も少なくありません。
特徴⑦:キレやすい
コミュ症は、自分の思ったことが伝わらないとイライラします。
何が言いたいかわからなくなり、感情が高ぶり攻撃的な態度をとることも。
本当はドキドキしているのに、それをカモフラージュするために、物に当たったりする場合もあります。
「人に見られてる」「なんで見るんだよ」などと、暴言を吐くこともあるのです。
このようなタイプは、焦ると余計に暴力的な言動になってしまうのでしょう。
特徴⑧:緊張するときょどる
言いたいことが伝わらないと、キレる人もいますが、焦ってしまい挙動がおかしくなるのもコミュ症には、よくあることです。
例えば、緊張のあまり物を落としてしまったり、自身が転んでしまったりなど、おもいがけない行動をすることもあります。
「どうしよう」「ダメだ」などと、焦れば焦るほどテンパります。
頭の中が真っ白になり、自分でも制御不能になるのです。
特徴⑨:たくさんの人がいると怖くなる
人が怖い、たくさんの人がいると逃げ出したくなるのもコミュ症の人の特徴のひとつです。
何らかの原因で対人恐怖症になると、人がワサワサいるのを見るだけで、動悸がしたり、冷や汗をかいたりすることもあります。
また、人が集まっているのを見たとたん、逃げ出してしまうこともあるのです。
このタイプは、コミュ症がどんどん悪化して、人が怖いと感じてしまうことも。
そして、引きこもりになることもあるのです。
特徴⑩:家に帰りたくなる
コミュ症の人は、人と接する時間が長くなると、とても疲れるのです。
気を使ったり、緊張したりするため普通の人よりも数倍ヘトヘトになります。
そのため、人と関わっている間中、「家に帰りたい」「一刻も早く自分のベッドに潜り込みたい」などと思うことも、しばしば。
何故なら、コミュ症の人の最も安心する場所は、自分の家なのですから。
特徴⑪:見つめられるのが苦手
人と話しをするときは、相手の目を見て話すことはエチケットです。
けれど、コミュ症の人は人から見つめられるのが苦手なのです。
相手が目をじっと見てくると、落ち着かなくなります。
「変なことを言ってしまったのかも」「笑われた気がする」など、ネガティブなこと考えます。
そうして、そわそわ、きょろきょろするあまり話しがかみ合わなかったり、変な行動をして、不信がられるのです。
特徴⑫:虚勢をはる
一般的にコミュ症=暗い奴だ、というような印象があるため、ワザと明るく振る舞ったりするのがまさに、このタイプ。
例えば、イベントをやるときにリーダー的存在になったり、飲み会の盛り上げ役に徹するなど、本来の性質とは違うことをやろうとします。
けれど、もともとコミュ症なため、人との距離感がつかめず、空回りする場合が多くあります。
言ってはいけないことを言ったり、変なツッコミをしたりなど、テンションが上がりすぎ失敗してしまうのです。
特徴⑬:好き嫌いか激しい
コミュ症の人は、不特定多数の人とは仲良くなれません。
自分が大丈夫だと思った人には、心が許せるのです。
そのため、「あの人は嫌い」「あの子は疲れる」など、好き嫌いが激しいのが特徴です。
嫌いな人とは、話しかけられたり、誘われても理由をつけてお断りします。
でも、その一方で、自分が気に入った人に対しては、あからさまに好意をしめすことも。
また、好きな人には、奢ってあげたり、プレゼントするなど、ベタベタと距離を縮めてくることも多いのです。
特徴⑭:ネットの友達が多い
コミュ症の人は、ネットをするのが大好きです。
ネットの中では、自分らしくいられるからです。
顔が見えないネットの世界では、緊張したり、気負ったりしなくても良いのです。
そのため、ネット内ではたくさん友達がいることも特徴です。
ネットの中では、友達とキャッキャッと盛り上がります。
むしろ、現実と全く違う人物になって交流していることが多いのです。
特徴⑮:アカウントをたくさん持っている
コミュ症の人がネット好きなのは、よくわかりました。
さらに、コミュ症の人は、アカウントをいくつも持っています。
色んな人格になって、SNSで投稿することが多く、その時の気分によって使いわけているのです。
攻撃的になってディスル人格、ロマンティックな気分になりポエマーになることも。
また、辛いときや寂しいときは、メンヘラ的な投稿をして、人から心配してもらおうとします。
本当は、構って欲しいという願望があるのです。
特徴⑯:SNSの投稿が頻繁
コミュ症の人は、人に自分のことを話すのは苦手です。
けれど、ネットで自分をアピールするのは大好きです。
このタイプは、人前に出るのは緊張するけれど、本当は自分のことを知って欲しい、理解してほしいと思っています。
そのため、SNSでどんどん発信するのでしょう。
キレイな画像や、詩的な文章をアップし、ネット友達からたくさんのコメントやいいね!をもらうと、気分は急上昇するのです。
【診断】あなたはコミュ症?
それでは、あなたがコミュ症か診断する項目を8つ紹介します。
- 内弁慶
- 人の目を見て話せない
- 自分から声をかけるのをためらう
- 人ごみは好きではない
- 誰とも話さなくても良い
- ペットに囲まれているのが好き
- 買い物は通販
- ご飯を食べに行く友達がいない
- 人の気持ちがわからない
- 会話が途切れる
続いて、コミュ症か診断する項目について詳しくみていきましょう。
診断①:内弁慶
外にいるときは、とにかくソワソワと落ち着きません。
話しかけられても、ニッコリ笑って誤魔化し、気の利いた答えも返せません。
「大人しね」「シャイだね」などと言われることが多いのです。
けれど、家に帰ったら急に元気になります。
家族の前では、よく喋り、文句や悪口だってバンバン言う暴れん坊に大変身。
正真正銘の内弁慶。
こんなタイプの人はまさしく、コミュ症に決まりです。
診断②:人の目を見て話せない
会話をするときは、ちゃんと人の目を見て話すのがエチケットです。
けれど、コミュ症の人は、人の目を見ると緊張してしまいます。
「見ないで」「恥ずかしい」などの感情が出てしまい、あちこち目線を外してしまうのです。
人と目を合わすと、何か思われているのではないかと変に勘ぐることも。
じっと目を見ることで相手に、自分の心が見透かされているような気がするのです。
診断③:自分から声をかけるのをためらう
コミュ症の人は、知り合いが前に歩いていたとき、声をかけるのをためらうことがあります。
いつ声をかけたら良いのかわからないのです。
そのため、声をかけることができずに、相手が遠ざかってしまうこともしばしば。
また、声をかけたは良いけれど、小さすぎて聞こえず、スルーされることもあるのです。
診断④:人ごみは好きではない
コミュ症の人は、たくさん人がいるところに行くと疲れてしまいます。
例えば、女性なら好きなバーゲン会場やデパートなど、人がひしめき合うところは疲れてしまうのです。
また、出かけるときは電車よりも車で行く方が気持ち的に楽だと、思っています。
診断⑤:誰とも話さなくても平気
そもそも人と関わることが苦手なコミュ症は、自分の部屋や家にいると心からホッとするのです。
「家最高」「出来れば外に出たくない」などと、思ってしまいます。
「今日は一日中誰とも話さなかったな」と、寝るとき振り返りますが、全く気になりません。
また、そんな日が1週間に数日あるのです。
診断⑥:ペットに囲まれているのが好き
人付き合いが得意ではないコミュ症の人は、ペットに囲まれていると落ちつきます。
人とは話しをしないのに、ペットに話しかけることが多いのです。
また、ペットは、数匹または、数種類飼っています。
診断⑦:買い物は通販
外に出るのはあまり好きではないため、通販が大好きなのがコミュ症です。
ショップで買い物をすると、店員に自分のことを見られているような気がして、ドキドキしてしまうからです。
ネットなら誰にも気兼ねをすることがないため、落ちつくのです。
診断⑧:ご飯を食べに行く友達がいない
コミュ症の人は、心を開く友達がいません。
そのため、誰かとご飯を食べに行ったりする人がいないのです。
ひとりでお店に入りご飯を食べに行くことができません。
どうしても食べたい物があって誰かを誘おうと思っても、一緒に行ける人がいないことに気が付くのです。
診断⑨ : 人の気持ちがわからない
コミュ症であるため、人の気持ちがわからないことが多く、場違いな発言をすることがあります。
本人的にはOKだと思っているため、何が間違っているのかわからないのです。
そのため、言ったことで場の雰囲気が悪くなることもしばしば。
診断⑩ : 会話が途切れる
コミュ症の人の苦手なことは、人との会話です。
対面で話しをすると、上手く話しを回すことができず、フリーズしてしまうことも。
また、「話さなきゃ」と思えばよけいに、おかしなテンションになってシーンと場がシラケてしまうことがあります。
コミュ症になる原因
では、コミュ症の原因をみていきます。
- 過去に友達関係を拗らせた
- 家庭環境が悪かった
- 職場や学校でいじめにあった
- もともと内気な性格
- 思い込んみコミュ症
それでは、コミュ症の原因をそれぞれみていきましょう。
原因①:過去に友達関係を拗らせた
コミュ症は、何かきっかけがあってなる場合があります。
そのひとつが、友達関係を拗らせたことが原因となることが多いのです。
小さな事でつまづいてしまい、人が信じられなくなり、結果的にコミュ症にまでなる人もいます。
「友達だと思っていたのに裏切られた」「もう二度と友達なんか作らない」などと、人と関わることを避けるようになるのです。
原因②:家庭環境が悪かった
コミュ症の人は、子供の頃の家庭環境によってなる場合があります。
家庭は、子供が一番初めに関わるコミュニケーション場です。
家庭環境が悪かった場合、コミュ症になる可能性が高くなります。
例えば、両親がケンカばかりしていたり、暴力をふるってきたりした場合、人に対する考え方が歪んでしまいます。
「人は怖いもの」「優しい人などいない」など、人対する不信感が植え付けられるのです。
原因③:職場や学校でいじめにあった
大人になってからコミュ症になることもあります。
職場や学校で、いじめにあった場合です。
上司や同僚、友達に嫌がらせをされたり、言葉での暴力を与えられたときでしょう。
精神的に追い込まれ人間関係に疲れてしまうことで、コミュニケーションがとれなくなるのです。
「またあんな思いをするかもしれない」「あまり親しくなりたくない」などと、辛い過去が頭から離れません。
そのため、トラウマとなりコミュ症になってしまうのです。
原因④:もともと内気な性格
何か原因があったわけでもないのに、コミュ症な人がいます。
もともとの性格が内気で引っ込み思案な人は、人と関わるのをあまり好みません。
わざわざ、気をつかってコミュニケーションをとりたいとは思わないのです。
そのため、狭いコミュニティで生活することが多く、本人的にはそのことが苦にはなっていません。
決められている狭い世界で過ごすことが、心地が良いと思っているのです。
原因⑤:思い込んみコミュ症
「自分はもしかしたらコミュ症なのかもしれない」「人付き合いが苦手だからコミュ症なんだ」などと、勝手に思っていることがあります。
この場合、本当にコミュ症ではないこともあるのです。
たまたま苦手な人だから、話しがしにくい、その人の前にいくと緊張してパニックになる、など、特定の人にだけ起こる場合は、コミュ症とは言いません。
けれど、自分でそうだと思い込んでいるうちに、特定の人に対してコミュ症になることもあるのです。
また、人と会うことが億劫だったり、面倒になるとコミュ症だからと思い、人付き合いを避けるようになるのです。
コミュ症の治し方
では、コミュ症の治し方をみていきましょう。
- はじめに自分のコミュ力のなさを言っておく
- 失敗しても大丈夫だと思う
- 簡単な挨拶からスタートする
- 聞き上手になる
- 無理をしない
- コミュ症になった原因を理解しておく
- 上から目線にならない
- 笑顔になる
続いて、コミュ症の治し方を、それぞれ詳しくみていきます。
治し方①:はじめに自分のコミュ力のなさを言っておく
自分がコミュ症であることを認識しているのなら、あらかじめ相手に話しておくこともコミュ症を治す近道です。
「うまく話さなければ」「相手におかしいと思われるかも」などと、心配しすぎると余計に、あたふたしてしまいます。
そのために、相手に自分が話をするのがうまくないことを予め、伝えておくようにしましょう。
そのようにすることによって、構えることなく相手と接することができるのです。
治し方②:失敗しても大丈夫だと思う
コミュ症の人は、「〜してはダメ」「しなければならない」という、強い圧力をかけていることがあります。
例えば、「間違えてはダメ」「リラックスしなければならない」など、コミュ症を気にしすぎ、治そうと必死になります。
けれど、そのような行為こそがよけいにコミュ症を悪化させててしまうのです。
コミュ症を治したいなら、何も考えないことが一番です。
事前にあれこれと考えすぎると、それがプレッシャーとなるため、気を抜く練習をしておきます。
「まあいいか」と思うことです。
また、失敗したときのリカバリー方法を準備しとおくのも良いかもしれません。
治し方③:簡単な挨拶からスタートする
コミュ症の人は、あまり高度なコミュニケーションをしようとは思わないことです。
みんなの中心になって話したり、惹きつけるような会話術を求めても無理な話しです。
それよりも、もっとシンプルなことから始める方が良いでしょう。
例えば、挨拶です。
朝出会ったときに「おはよう」ということ。
帰りに「おつかれさま」「さようなら」という一言をかけることです。
挨拶は、短いけれど十分なコミュニケーションです。
そして、自分から声をかけるには最適の言葉なのです。
はじめは、短い挨拶からのスタートになりますが、少しずつ言葉を増やしていくことがポイントです。
「今日は寒いね」「気をつけてね」など、これで会話の掴みとしては十分なのです。
治し方④:聞き上手になる
コミュ症の人で、どうしてもうまく会話ができないと悩む人は、相手の話を聞く聞き上手になることです。
話しをしているときに、しっかり聞いてあげると誠意が感じられます。
「この人口下手だけど真面目な人だな」「大人しいけど礼儀正しい」など、聞く姿勢が評価されることは多いのです。
そうすることで、好感度が上がるのです。
人から評価されたり、好感を持たれることは、自分が認められたということになり、自信に繋がる
のです。
治し方⑤:無理をしない
コミュ症が強い場合があります。
例えば、人前に出るだけで、バクバクと動悸がしたり、ひどい場合は過呼吸になる人もいるのです。
そのような人は、きちんと専門の機関で相談する必要があります。
自己流で試して、症状が悪くなる場合もあるからです。
そして、無理はしないことです。
いきなり知らない人がいるとこに顔を出したり、緊張感が強いられる場所への参加は避けた方がいいかもしれません。
例えば、まずは知り合いとのコンタクトから始める、体調に応じて少しずつクリアしていくことが大切です。
治し方⑥:コミュ症になった原因を理解しておく
コミュ症だと悩む前に、どうしてコミュ症になったのかを知ることも大切です。
人と接することが苦痛になった原因を知ることは、人との向き合う方法がわかる糸口になります。
例えば、過去のことがトラウマになって、人が信じられなくなった場合、傷が回復するのには時間がかかります。
それでも、自身でコミュ症から脱出したいと思っているなら、少しずつ前に進もうとしている証拠です。
自分自身を受け止めてあげることです。
治し方⑦:上から目線にならない
「なんであんな奴と話さないといけないの」「あの人の話しは面白くない」など、人を下に見ることは、コミュ力アップにはなりません。
人との関わりを磨くには、嫌な人でも上手く接することが必要です。
自分の居心地の良い相手ばかりではなく、色んなタイプの人と接することも、コミュ症を治す方法なのです。
治し方⑧:笑顔になる
コミュ症は、暗く陰気なイメージを持たれてしまいます。
人と接することが嫌なため、下を向いていたり、無愛想な表情が出てしまうからです。
けれど、そんな態度をしていると人が遠ざかるばかりです。
コミュ症を治したいなら、笑顔が似合う人になることです。
話しが下手でも、にっこり笑うと人は気持ちが解れるのです。
はじめは難しいかもしれないですが、少しずつ笑顔を忘れないよう心がけていると、相手から寄ってきてくれます。
眉間にシワを寄せているより、口角が上がっている人の方が、話しかけやすいからです。
コミュ症の原因を理解すれば克服まではあとちょっと!
社会生活をしていく上で、人との関りは必ず必要です。けれど、コミュ症だとそれが上手くいかず、こじらせたら孤立することになるのです。
コミュ症を理解し、自分がどうしてコミュ症になったのか原因を知ることで、対処することができるのです。
一足飛びではなく少しずつ人に慣れていったり、挨拶や笑顔ができるようになるなど、小さなことから始めることで、コミュ症は治すことができるのです。
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