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男性の一人称「僕」と「俺」女性はどっちが好き? 

一人称が僕のハート

男性の一人称の代表格といえば「僕」と「俺」です。
女性は一体どちらのほうが好きなんでしょうか?

どちらも一定数の支持者がいますが、どちらかと言えば、「俺」派が優勢のよう。
「僕」派と「俺」派。

それぞれの意見をピックアップしてみましょう。

「僕」派

女性の意見としては「育ちが良さそうな顔立ちも良い男性が『僕』を使っていると、好印象」「『僕』という人は穏やかな人が多いような気がする」などが挙げられています。
確かに「僕」という響きには、柔かで上品なイメージがありますね。

いわゆる「お坊ちゃん」的な育ちの良い男性が使っているように思います。
ただし「僕」派でもNGな場合もあるよう。

例えば「ちょっとヲタクっぽい男性が『僕』と言っているのを聞くと、やっぱりな~と思う」「いまいちイケてない男性が『僕』を使うと、幼さが際立つ」など。

「僕」を使うなら、男性自身が素敵で魅力的でないとダメという条件があるようです。

「俺」派

女性の多くが「俺」派に属します。
その理由は、やはり「俺」という響きにたくましさを感じるからでしょう。

女性の意見として「草食系が多い昨今…『俺』という男性をみると無条件でトキメク」「『俺』と自分のことを呼ぶ男性なら、私のことを引っ張って行ってくれそう」など。
男性に対して「肉食系であってほしい」「リードしてほしい」と願っている女性が多いということですね。

ただ「俺」ももちろんNGな場合も…。
例えば、会社でも「俺」で通す男性。

「俺」を使うのはオフィシャルな場面ではあまり好ましくないため、きちんと使い分けられる人がいいですね。

一人称が「僕」の男性心理 

一人称が僕の男性が立っている

では、一人称が「僕」の男性心理をみていきましょう。

  1. 小さいころから変えていないだけ
  2. 偉そうにできない
  3. 「俺」は恥ずかしい
  4. 相手に柔らかい印象を与えたい
  5. 自分のことを小さく見せたい
  6. 相手に心を許している
  7. 無害キャラを演じたい

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

心理①:小さいころから変えていないだけ

心理という心理を読めないのがこのタイプ。
小さいころから「僕」で通してきたので、大人になってもそのまま一人称は「僕」という男性です。

何と言うか…一人称についてきっと深く考えたことは一度もないというパターンなので、そこに心理を読むことは難しいでしょう。
ただ共通しているのが、あまり物事を深く考えるタイプではないということ。

腹の底が見えやすいタイプとも言えます。

心理②:偉そうにできない

一人称が「僕」の男性は、もともとの性格が優しく、人に対して偉そうな態度をとれない人が多いようです。
誰に対しても平等でありたいという思いが強く、それは年下や目下の人に対してでも同じ。

人に嫌われたくないという思いも強く、争いごとも嫌いです。
笑顔を絶やさず、周囲をほんわかとさせてくれる雰囲気を持ちます。

そのため、年上・年下問わず、男女も問わず、いろんな人に好かれることが多いでしょう。

心理③:「俺」は恥ずかしい

男性なら今までの成長過程で、一人称を「僕」のままでいくのか「俺」に変えるかで迷う年代があったはず。
社会人になっても「僕」のままということは、「俺」に抵抗感があったと考えても良いでしょう。

つまり、自分のことを「俺」と呼ぶのが恥ずかしかったということです。
「俺」というと男らしくカッコいいイメージがあります。

「僕はそんなイメージじゃないな…」「自分のことを俺なんて呼ぶの、恥ずかしいな」と思った結果、「僕」のままになったということですね。

心理④:相手に柔らかい印象を与えたい

例えば、普段は一人称は「俺」という人でも、オフィシャルな場面でだけ「僕」を使うという男性もいます。
そういう男性の場合は、「相手に柔らかい印象を与えたい」「偉そうな奴と思われたくない」という心理が働いています。

実際、「僕」と「俺」とでは、圧倒的に「僕」のほうが品が良く、柔らかく感じます。
オフィシャルな場面では、自分をどう演出するのかも大事な要素です。

仕事がデキる人ほど、自分を相手にどう見せるのかを考えて行動しています。

心理⑤:自分のことを小さく見せたい

オフィシャルな場面でも、「俺」と「僕」とを使い分ける男性がいます。
例えば、部下や後輩、同僚もしくは女性に対しては「俺」で通しているのに、上司や取引先の人に対しては途端に一人称が「僕」に変わるパターンです。

こういう男性の場合は、目上の人に対して自分を小さく見せたいという心理が働いています。
目上の人に対して「俺」を使うのは、やはり結構勇気がいりますよね。

心理⑥:相手に心を許している

公の場面や大勢の友人の前では「俺」で通している男性も、彼女の前や家族の前では「僕」に戻る場合も。
この場合は、「僕」という一人称でいられる人に対して、心を許しているということが言えます。

例えば懇意になってきた普段は一人称「俺」の男性が、あなたの前でだけ一人称「僕」になったときは、チャンス!
あなたにかなり心を許しているというサインです。

心理⑦:無害キャラを演じたい

最後に一つ、一人称を「僕」という男性で注意しなければならない心理状態の人を紹介します。
それは「無害キャラを演じたい」と敢えて「僕」を使っている男性です。

こういう男性は、相手のことを騙そうとしています。
例えば、相手の女性に自分のことを「善い人だ」と思ってもらうために、敢えて「僕」という一人称を使っている場合。

一人称が「僕」になるだけで、悪党でも一気に優しく上品な印象を相手に与える効果がありますので、これは本当に注意が必要です。
くれぐれも偽の「僕」に騙されないようにしてくださいね。

一人称が「俺」の男性心理

一人称が僕じゃなく俺の男性

では、一人称が「俺」の男性心理をみていきましょう。

  1. 自分を男らしく見せたい
  2. しっかり自己主張したい
  3. 周囲に同調しているだけ
  4. 相手に媚びたくない
  5. プライドは高め
  6. 肉食系
  7. 頑固

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

心理①:自分を男らしく見せたい

一人称に「俺」を使う男性は間違いなく、自分を男らしく、強く見せたいと思っています。
それゆえに普段の行動や言動もどちらかといえば、堂々としたものになります。

もちろん、自分がその場を取り仕切りたいというリーダーになりたい願望も人一倍強いでしょう。
男らしさにはこだわりがあるので、なよっと見られないよう、密かに体を鍛えていたりもします。

心理②:しっかり自己主張したい

一人称に「俺」を使う場合、しっかり自己主張したいという心理も含まれています。
「僕は…」と話し始めるよりも、「俺は…」と話し始めたほうが、より強く主張しているように聞こえます。

男性が「俺は…」と話し始めると、周囲も「ちゃんと聞かなきゃ」と耳を傾けることが多いはずです。
つまり一人称が「俺」の男性は、自分の言いたいことがハッキリとしている、自分の意見を持っているとも言えます。

心理③:周囲に同調しているだけ

一人称に「俺」を使う男性で特に40代以上の方の場合は、周囲に同調して使っているだけということも。
最近の10~30代の年齢が若い男性は、「俺」離れが進んでおり、「僕」や「自分」「私」などにシフトしているという傾向があるそうです。

でも40代以上の男性が若いころはまだまだ一人称は「俺」全盛期でした。
そのため、40代以上の男性の中では「みんなが使っている一人称=俺」なので、周囲に合わせるために「俺」を使っているというわけです。

こういうタイプの人は、「俺」という一人称を使ってはいますが、必ずしも偉そうであったりリーダーシップがあるというわけではありません。
むしろ、自分よりも周囲の人に合わせて生活するのが板についており、平和主義だったりします。

心理④:相手に媚びたくない

自分で「俺」という一人称を積極的に選んで使っている男性の場合は、「相手に媚びたくない」という強い意志を持っていることも多いでしょう。
相手が上司であろうと取引先の重役であろうと「俺」を貫くなら、その強さは本物です。

状況に応じて一人称を使い分けるという男性なら、その目の前の相手に対して決して媚びないというスタンスで会話していると思っていいでしょう。
とにかく相手に対して媚びへつらうのはまっぴらだという心理が働いています。

心理⑤:プライドは高め

「俺」という一人称を使う男性のプライドは高めです。
自分を大きく見せて、自分は周囲の誰よりも偉いと思わせたいという心理が働いています。

こういうタイプの男性は、「俺」というより心の中では「俺様」と思っているかも。
「俺様の言うことは絶対だ」「図が高いぞ、愚民ども…!」ぐらいには心の中で毒づいていてもおかしくありません。

心理⑥:肉食系

一人称が「俺」という男性は多くの場合、肉食系です。
人生の選択肢は全て自分の中にあると思っているため、恋愛も自分から積極的にいきます。

狙った獲物を逃がさないよう、気になっている女性には自分からどんどん声を掛けます。
逆にいうと、眼中にない女性に対してはかなり冷たい態度をとることも。

ちなみに、こういうタイプの男性が選ぶ女性は、概して美しくおとなしくて肉食系の男性の言うことを素直に聞くタイプが多いでしょう。

心理⑦:頑固

「俺は…」と主張がはっきりしている男性は、自分をしっかりと持っている分、頑固です。
一度自分で決めたことは絶対だという信念があるため、他人からのアドバイスにはなかなか耳を貸せないことも…。

それゆえに窮地に陥ってしまうこともままあります。
それでも本人はあくまでゴーイングマイウェイ!

自分が決めたことだから失敗しても仕方ないという潔さを持っているのも特徴です。

一人称が「私」の男性の心理 

一人称が僕じゃないスーツの男性

では、一人称が「私」の男性心理をみていきましょう。

  1. 公の場という意識が働いている
  2. 相手と一定の距離を保ちたい
  3. 自分を主張しすぎないように意識している
  4. 慎重派
  5. 理性的

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

心理①:公の場という意識が働いている

男性が一人称に「私」を使うのは、仕事の場面が多いと思います。
「私」は、女性の多くが使う一人称で男性の一人称というイメージは薄いかもしれません。

が、「私」という一人称は、公の場で使うのに適していると言われており、社会人になると同時に「俺」や「僕」から「私」という一人称へ変更する男性も多数。
そのため「これは仕事だ」という意識が男性に働いていると、一人称が「私」にチェンジするというわけです。

心理②:相手と一定の距離を保ちたい

「私」という一人称は「俺」や「僕」よりパブリックなイメージがあります。
それゆえ、相手との一定の距離を保ちたいときに使うのもかなり有効。

「私」という一人称を使うだけで、相手との間に壁が生まれます。
例えば、まだ知り合って間もないという人との会話では「私」を一人称に使っておくと、相手との距離をはかりつつ会話を進めることができ、好都合ですよ。

心理③:自分を主張しすぎないように意識している

「私」という一人称を使うだけで、公のイメージが生まれ、相手との距離も保てます。
つまり、「俺」や「僕」より「私」は、自己主張も薄いということに。

男性は「私」という一人称を使うことによって、自分を主張しすぎないようにセーブしているということになります。

心理④:慎重派

「私」という一人称を普段でもメインに使っているという男性は、かなり慎重派かもしれません。
もちろん仕事ではある物事を遂行するのに、何度も確認を怠りませんし、私生活でも一歩を踏み出すのにかなり時間がかかるタイプと言えます。

それゆえ、恋愛も奥手…とまでは言いませんが、進行スピードはゆっくり。
相手の出方を見て対応を変えるなど、クレバーな部分もあります。

心理⑤:理性的

一人称が「私」という男性は、自分でも気づかぬうちに「公の場でも恥ずかしくない行動」を意識してしまっています。
そのため、行動や言動はかなり理性的

女性に対してもジェントルマンな行動が多々見られ、女性からは憧れや尊敬のまなざしで見られることも。

一人称が上記以外のパターンとその男性心理 

一人称が僕以外の男性と女性が会議

では、一人称が「僕」以外のパターンと男性心理をみていきましょう。

  1. わし
  2. おら・おいら
  3. 拙者
  4. ミー
  5. 自分の名前

続いて、それぞれの心理について詳しくみていきます。

パターン①:わし

一人称が「わし」という男性は、照れ屋さんな可能性があります。
また、一般的な一人称の「僕」や「俺」「自分」「私」と言えず、何だかちょっと外れた感じの「わし」を敢えて使うということは、自分のことをちょっとアウトローだと思っているのかもしれません。

常識の枠にはめられるとむずがゆく感じてしまう体質で、はすっぱな位置から物事を眺めているよ、と世間にアピールしたいという心理を持つ男性は「わし」という一人称を使いがちです。

パターン②:おら・おいら

一人称に「おら」や「おいら」を使う男性は、場を盛り上げるのがとても得意です。
分かりにくいかもしれませんが、周囲が楽しめているか常に本人なりに気を遣っています。

お笑い芸人のように冗談を放っていることも多いでしょう。
周囲からみれば単に「ふざけた野郎」ですが、実は誰よりも空気を読む能力を持ち、繊細な心を持っているとも言えます。

パターン③:拙者(せっしゃ)

一人称を「拙者(せっしゃ)」や「吾輩(わがはい)」「某(それがし)」「小生(しょうせい)」などの文語調、もしくは歴史的表現であらわす男性は、概してコミュ障の気があります。
もちろん、全員がそうというわけではありません。

ただ…やはり、普通はこういう一人称はなかなか使わないですよね。
そこを敢えて使う心理。

それは「自分は他者とは違う」の深い闇バージョンである「自分は他者とは上手く混じれない」という心情に至っている可能性があります。

パターン④:ミー

自分を「ミー」という男性。
昔、芸能人で「ミー」を一人称にしている人がいましたね。

アニメの世界で「ミー」を一人称にしているキャラというと、『おそ松くん』の「イヤミ」でしょうか。
イメージとしては、成金で自分のことを周囲より高みにおく性格をしていますが、現実世界で「ミー」を使う人にはなかなか出会えないと思います。

一人称「ミー」の男性がいたらぜひその心理を聞いてみたいものです。

パターン⑤:自分の名前

こちらもごく少数ですが、一人称を自分の名前で呼ぶ男性がいます。
完全に大人になりきれてないパターンですね。

心理的にいうと、幼さがまだまだ残っているために出てしまう一人称と言えます。
普通の男性がやったら引かれてもおかしくありません。

ただ、唯一許せる場合も…。
それはズバリ「20歳そこそこの童顔の可愛い系男子」です。

これなら女性の母性本能くすぐられまくりです。
普段は「俺」と頑張って言っているのに、ふとした拍子に「○○はねぇ…あっ(赤面)」みたいな油断を見せてくれたら、本当に悶絶してしまいます。

男性の一人称「僕」から心理を読み取る!

一人称が僕の男性と女性がキッチンで料理

今回は、男性の一人称「僕」に注目し、その他の一人称パターンでも心理分析してみました。
たかだか一人称ですが、意外と奥が深かったですね。

付き合おうかどうしようか迷っている男性がいたら、ぜひ彼の一人称に注目してみてくださいね。
一人称の違いによって、心理を読み取ってみましょう。

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ライター
noel編集部

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