【恋愛名言集】あなたの欲しい言葉が絶対みつかる恋愛名言・格言
恋愛の名言を出会いやパートナーシップ、結婚などのカテゴリーに分け「いま自分の欲しい名言」を見つけやすくまとめています。 また、「それどう解釈して自分の恋愛に活かしたらいいか?」まで解説しました。 みなさんが恋愛の名言で新たな一歩を踏み出したり、自分の小さな幸せに気づけると幸いです。
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初めまして、恋愛コラムニストの川口美樹です。
突然ですがあなたが恋愛の名言を調べてたくなる時って、どんな時ですか?
私がフォロワーさんにアンケートを取ったところ、次のような結果になりました。
中でも多かったのは、
・辛い経験から立ち直りたい
・新しい考え方を手に入れたい
という意見でした。もしかしたらあなたも同じ目的かもしれませんね。
そこでこの記事では、名言のジャンルをカテゴリーごとにまとめて、あなたが欲しい言葉が見つかるように整理してみました。
偉大な功績を残してきた人たちからのアドバイスを存分に吸収して行って下さいね。
新しい出会いを引き寄せる名言たち
恋愛を人生の中心にしてはいけない
異性に心を奪われることは、大きな喜びであり、必要不可欠なことです。
しかし、それが人生の中心事になってはいけません。
もしそうなったら、人は道を見失ってしまうでしょう。
-アルバート・アインシュタイン(ドイツの理論物理学者、ノーベル物理学賞受賞 / 1879~1955)
恋は盲目とはよく言ったもので、恋することで人生は確かに豊かになりますが、恋が人生の中心になると今度は不幸になります。
恋愛をしていないことは悪いことではありません。恋愛はあくまで人生を彩るオプションの一つ。
出会いの結果、恋愛をすることはあっても、恋愛をするためだけに出会いを求めない方がいいかもしれないですね。
悪い出会いは良い出会いに気づくまでの道のり
女は、人生で一度や二度は、ワルい男を愛してしまうの。
でもだからこそ、イイ男に出会ったとき、感謝する気持ちになれるのよ。
-マージョリー・キナン・ローリングス(アメリカの作家、ピューリッツァー賞受賞 / 1896~1953)
過去の悪い出会いによって、こらから起こる出会いもろくなことがない、と思ってしまうことがあると思います。
そんなときは『過去の悪い出会いは、未来の良い出会いを「良い出会いだ」と認識するために必要なものだった』と考えてみてはどうでしょうか。
そして実際に良い出会いがあった時には、それに感謝し続けることを忘れてはいけません。
期待はしない方が幸せ
期待なしに恋するものだけが恋の味を知る。
-フリードリヒ・フォン・シラー(ドイツの詩人、歴史学者。ゲーテと並ぶドイツ古典主義の代表 / 1759~1805)
こちらはいろんな解釈のできる言葉ですが、「期待」から始まる恋は往往にしてあまりうまくいきません。
「きっと彼なら」「今度こそ大丈夫」「幸せになれるかも」…新しい恋が最初からそういった期待を上回ることはほとんどありません。
新しく出会いを探す時には、期待値は低ければ低いほど良いのです。その分、小さな喜びを見出すことができるのですから。
人をみつけるのではなく、関係性を築く
私たちは完璧な愛を創る代わりに、
完璧な恋人を探そうとして時を無駄にしている。
-トム・ロビンズ(米国の小説家 / 1936~)
婚活などをしているとついつい「条件」で相手を判断しがちです。
自分にとって「完璧な人」を探そうとすると、恋愛の醍醐味(だいごみ)である「愛を創造して行くこと」を忘れてしまいます。
完璧な仕事を見つけるのではなく、完璧な仕事を創り上げていくのがキャリアであるように、完璧な恋人を見つけるのではなく、完璧な恋人を創り上げていくのが恋愛なのかもしれません。
新しい自分を発見できる出会いこそ良い出会い
自分が自分自身に出会う、彼女が彼女自身に出会う、
お互いが相手の中に自分自身を発見する。
それが運命的な出会いというものだ。
-岡本太郎(日本の芸術家、太陽の塔などを手掛ける / 1911~1996)
「出会い」というものに関して、これほどまでに本質をついた言葉を私は知りません。
運命的な出会いは、お互いがお互いの存在によって、新しい自分を発見できる出会いだと私も思います。
逆に自分を見失ってしまうような出会いは、良い出会いとは呼べないでしょう。
恋人やパートナーとの関係性を深める名言たち
嫉妬をする人はわけがあるから疑うんじゃないんです。
疑い深いから疑うんです。
-ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家、『ハムレット』などで有名 / 1564~1616)
浮気される人の特徴として、わけもなく浮気を疑う、という傾向があります。
その不安や疑念が相手に伝わり、相手は「信頼されていないんだな」と感じてしまい、最終的に浮気に走ります。
男運が悪いのではなくて、その人の「浮気されるかもしれない」という思考がそのまま現実になっているだけなんですよね。
恋は苦しいもの
恋をすることは苦しむことだ。
苦しみたくないなら、恋をしてはいけない。
でもそうすると、恋をしていないことでまた苦しむことになる。
-ウディ・アレン(アメリカの映画監督、アカデミー賞史上最多ノミネート / 1935~)
ウディ・アレンらしい皮肉の効いた名言ですね。
苦しみのない人生が存在しないように、苦しみのない恋愛もないんですよね。恋をすること・人を愛することと苦しみはセットなんです。
でもその苦しみがある分、喜びもまた大きいんですけどね。
毎回が初恋
恋は全て初恋です。
相手が違うからです。
-中谷彰宏(日本の作家、俳優 / 1959~)
「恋愛経験が豊富なこと」は世の中では「すごいこと」とされがちですが、恋が全て初恋であるなら、どんなに恋愛経験があっても意味がありません。
いえ、むしろ、過去の経験がほとんど通用しないと思って目の前の人と対峙した方が、恋はうまくいきやすいのではないでしょうか。
それぐらい今の相手はこれまでの相手と違う相手なのです。一旦、自分の常識というメガネを外してみる必要があるのではないでしょうか。
愛は量より質
多くの女性を愛した人間よりも、
たった一人の女性だけを愛した人間のほうが、
はるかに深く女というものを知っている。
-トルストイ(ロシアの小説家、思想家 / 1828~1910)
こちらも恋愛における「数」よりも、一人の人間といかに向き合えるかという「質」の大事さを説く名言です。
なんでも「始めるのは簡単」で「続けるのが難しい」もの。
いかにして続けられるか?にその人の人間性が出るし、続けることでしか二人の関係性は深まっていかないんですよね。
会話こそ夫婦の鎹
夫婦生活は長い会話である。
-フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者、古典文献学者 / 1844~1900)
夫婦に限らずパートナーシップは会話なくしては成り立ちません。
価値観の違いを言い訳にした瞬間、パートナーシップは終わってしまうものです。
一緒になるまでの会話よりも、一緒になってからの会話の方が何倍も重要。その重要性がわかっている人が「長い関係を続けられる人」なのかもしれないですね。
結婚に迷った時に読み返したい名言たち
結婚を急がない
たくさん旅をして見聞をひろめなさい。
結婚は急いじゃだめよ。そう、みんなに言っているのよ。
-マムズ・マブリー(アメリカの女性コメディアン / 1894~1975)
婚活は、婚期だけにするものではありません。
人生の全てが婚活であり、義理や筋を通すこと、礼儀を尽くし誠実に生きることが、最愛のパートナーに出会うことにつながります。
人生という長い旅路の中で、道中をともに歩む仲間を見つける。それが結婚をする、ということなのではないでしょうか。
良い結婚をするには焦りすぎないこと
悪い夫を手に入れる女性は、たいがい結婚を急ぎ過ぎた人です。
よい夫を得られるなら、いくら結婚が遅れても、遅すぎることはありません。
-ダニエル・デフォー(イギリスの作家、『ロビンソン・クルーソー』の著者 / 1660~1731)
結婚に焦るとろくなことがありません。
「周囲から取り残されたくないから」「親がうるさいから」などの外部の要因に急かされて、自分の本心が見えなくはなっていないでしょうか。
結婚に焦ってしまうときは、「本当に私は結婚をしたいと思っているのか?」と立ち止まって考えることが大事です。
結婚とは互いが互いを必要とすること
立派な男性が求婚すれば、女性がそれを受諾しない理由はない、という考えにはまったく賛成できない。
-フローレンス・ナイチンゲール(イギリスの看護師、統計に基づく医療衛生改革で有名 / 1820~1910)
いまでこそ当たり前の感覚ですが、ナイチンゲールの生きた時代にこの言葉を言うことにどれだけの勇気が必要だったことでしょう。
結婚相手はどちらかが一方的に選ぶものではありません。双方がお互いを必要として初めて成り立つものです。
周囲がどれだけYESと言おうが、あなたがNOならその結婚はNOなのです。
友情が成立する相手こそ結婚相手に相応しい
その女性がもし男であったならきっと友達に選んだろう
と思われるような女でなければ妻に選んではいけない。
-ジョセフ・ジュベール(フランスのモラリスト、随筆家 / 1754~1824)
この人が異性だったら親友になっていたであろう、そんな人と結婚するとその結婚はうまくいく、といろんなところで言われています。
結婚相手を選ぶ時に重要なことは、一緒に問題を乗り越えられることができるかどうか、ということ。
親友のように、お互いのことをなんでも話せるような相手ではなければ、結婚生活はとてもハードなものになるでしょう。
愛こそ美しい
結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。
これまで見たものの中で最も美しかったものは、
腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。
-グレタ・ガルボ(スウェーデン出身のハリウッド女優 / 1905~1990)
「結婚しなくても幸せになれる時代」、結婚する意味なんてあるの?そう考える人もいるでしょう。
でも多くの人が「腕を組んで歩く老夫婦の姿」に美しさを感じ、感動してしまうのはなぜなのでしょうか。
結婚する意味があるとしたら、自分が「腕を組んで歩く老夫婦」になれた時に初めてわかるのかもしれません。
失恋から立ち直るエネルギーをくれる名言たち
辛い時こそ忙しく
われわれを恋愛から救うものは、理性よりもむしろ多忙である。
-芥川龍之介(日本の小説家 / 1892年~1927年)
恋愛以外に考えるべきこと、やるべきことがいっぱいあると、自然と失恋の痛みも和らいでいきます。
その忙しさが「過労」になってはいけませんが、人生の充実感に繋がる忙しさなら、次の恋は勝手に引き寄せられてきます。
辛い時期こそ、手と足を動かしましょう。スキップしながら辛い気持ちになるのは難しいものです。
引き際を美しく
愛の物語が幕を閉じたときは、そっと爪先立って抜け出すこと。
相手の男の重荷になるべきではない。
-ココ・シャネル(フランスの女性ファッションデザイナー / 1883~1971)
幕が下りたなら役者はすっと舞台から姿を消すべきです。
終わった物語にしがみつくのは野暮というもの。次の物語に向けて、また新しい役作りをしていく方が健全です。
立つ鳥跡を濁さず、終わり良ければすべて良し、「終わり方の清々しさ」はとても大事なことです。
失恋からこそ多くを学べる
恋を得たことのない人は不幸である。
それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である。
-瀬戸内寂聴(日本の女性小説家、天台宗の尼僧 / 1922~)
何かを失ったことがある、ということは後から振り返ってみれば、それ自体がとても貴重な経験であったことに気づきます。
失ったからこそ気づけたことがあるし、失ったからこそ見えてきた至らなさもあります。
同じように、失わなければ出会えなかったことが山ほどたくさんあるのです。
失恋にも意味はある
すべての出来事には意味があるわ。
生きていくこととは、その意味を理解すること。
-スザンヌ・サマーズ(米国の女優、作家 / 1946~)
出来事の意味は、自分で意味付けをしていくことが大切です。
そして自分で意味付けできるなら、できるだけ自分にとって都合のいい解釈をつけてしまいましょう。
失恋のせいでこうなった、ではなく、失恋のおかげでこうなれた、と思えるような解釈を。
信じることが大切
もう一度、愛を信じる勇気を持って。
そう、常にもう一度よ。
-マヤ・アンジェロウ(米国の詩人、作家、公民権運動家 / 1928~2014)
失恋をしたときは、しっかり傷ついて、しっかり落ち込んで、涙を流しましょう。
それが完了したなら、前を向きましょう。後ろを向いて、未来に背を向けてはいけません。
「それでも前を向く人」に、神様はチャンスをくれるものです。
愛とは何か?ということ教えてくれる名言たち
自分から始める
愛されることより愛することを。
理解されることよりは理解することを。
-マザー・テレサ(カトリック教会の修道女、ノーベル平和賞受賞 / 1910~1997)
愛されていないなぁと感じることがあれば、自分は愛しているだろうかと振り返ってみる。
理解されていないなぁと感じることがあれば、自分は理解しようとしているだろうかと振り返ってみる。
人間関係は鏡。相手がしてくれないことがあるなら、自分がしてないことがあるのかもしれません。
恋と愛の違い
恋とは自分本位なもの、
愛とは相手本位なもの。
-美輪明宏(日本の歌手、俳優、演出家 / 1935~)
美輪明宏さんも同じようなことをおっしゃっています。
恋は常に自分が中心ですが、愛はいつも相手が中心。自分のエゴを捨てて、いかに相手に無償の愛を届けることができるか?
本当の愛は、どうやらその先にあるようです。
自分から与えなければ得ることはできない
私はこれまでの人生でずっと「私は愛されない人間なんだ」と思ってきたの。
でも私の人生にはそれよりもっと悪いことがあったと、はじめて気がついたの。
私自身、心から人を愛そうとしなかったのよ。”
-マリリン・モンロー(アメリカの女優、世界的大スター / 1926~1962)
あれだけの名声を手に入れたマリリン・モンローですら、誰からも愛されることはなかったのでしょうか。
愛されることを求めると愛されないというのは、どうもこの世の真実のようで、愛を感じることができるのは、自分が人を愛した時だけのようです。
やはり欲しければ先に与えなくてはいけない、ということなのでしょう。
愛することが愛
事情が変われば己も変わるような愛、
相手が心を移せば己も心を移そうとする愛、
そんな愛は愛ではない。
-ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家、詩人 / 1564~1616)
愛って、一種のコミットメントなのではないかなと思うことがあります。
一度その人のことを「愛する」と決めたなら、どんなことがあっても愛することをやめない。
その覚悟がある人だけが人を愛することができ、そして結果的に「愛」という報酬を得る、そんな風に思うことがあります。
自分を愛する
誰も認めてくれなくったっていいの。
「わたしっていいなぁ!」って、ときどきにっこりして、自分を抱きしめるの。
そうすれば、恋は豊かよ。
そういう自分を、ある人のために、無条件に、惜しげもなく投げ出すのよ。
-岡本敏子(岡本太郎の養女、実質的な妻 / 1926~2005)
「わたしっていいなぁ!」って、ときどきにっこりして、自分を抱きしめる。なんて素敵な言葉でしょうか。
相手本位の愛を実行するためには、まずは自分が自分のことを愛さなくてはならない、ということを教えてくれる言葉です。
自分を愛で満たす→その愛で相手を満たす→相手からの愛でまた自分が満たされる、その循環の最初は常に「自分」なんですよね。
時代は違っても通じる恋愛の名言
色々な人の名言をまとめていて思うことは、時代は違えど恋愛の本質は変わらない、ということ。
欲しがる恋愛から、与える恋愛へ。それを自ら実行できる人が、豊かな恋愛を体感できる。
そんなことを改めて思わされました。
あなたの心に届いた名言はありましたか?
元俳優。1,000人以上の人生相談経験を元に、恋愛市場への本質的な情報発信を開始。恋愛・結婚・ジェンダー・夫婦・SEX・キャリアについての総合雑誌のような存在を目指し、講演も行う。妻が初の彼女。書籍『なぜあなたの恋愛は思い通りにならないのか?』